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■Roselia 再びの登場に色めき立つも、これで終わったぁぁぁぁぁぁ!!!! とりあえずこーいうキャラは好きなんで多分この娘も好きなタイプに違いないと思った。 てか中の人ライヴ映像でドラム叩いてる様子がスゲー格好良かったな(笑) あと ファラオ(笑) この苦笑いがまた可愛い。 ひと目見て「あ、これ必殺技の口上を聞いてるんだ」と察せる名シーン(なのか この高さまで跳んで大回転するとか、フィジカルは凄まじいんだがなぁ(笑) 大回転しなきゃ普通に打ててたんじゃないのかな!!! 「くっ、なんて過酷なスポーツなの!?」じゃないよ!!(笑) ワダツミ、Roseliaが完全に愉快な集団だということを心で理解する。 だがこんだけ出番があってもライヴシーンはないのかぁぁぁぁぁぁい!! ……と突っ込んだらエンディングでRoselia花火を打ち上げてくれたんでギリギリセーフ。ライヴシーンじゃなかったけど!! さぁ2期観るぞ! っていきなりの眼鏡っ娘登場に沸き立つワダツミ。 だが俺は知っている。この手の作品は決まって「ステージでは眼鏡を外す」ことを。グリッターグリーンの委員長もそうだった。この娘もきっとそうなんだ。 |
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■Landreaall まだ5巻くらいしか出てないであろう頃に1巻だけ読んで「うむ。好きそうな人がいるのはわかる。……が、俺には合わん」と思って長いこと距離を置いていた作品。KindleUnlimitedで5巻まである~ってことで改めて向き直り……「やっぱ面白くないな?」と思っていたら、学園編に入ってからが面白いねこれ? なにせ五十四さんが可愛いじゃん? 24歳じゃん? そんなの可愛いじゃん? ってかこの世界の忍者は仕事の都合を優先して薬飲んで身長伸びるの抑止してるそうなんだけど、胸の成長を止める効果は無いのか、薬の効果など物ともしない発育力だったのか。 つまり五十四さんが可愛いんじゃああああああ!!! ロリ巨乳が嫌いなわけじゃないんだが、大人なんだけど小さい巨乳という概念の好みぶりには負ける。 だってほらこんなに可愛い!!! 太眉だし。 それはさておき、僕基本的に主人公のDX君があんま好きじゃなかったんですよ。 嫌いってほどでもないんだけど、「貴族に生まれたけど『貴族であること』に無頓着で無責任で自由奔放に周囲に迷惑かけまくりながら生きてるけど別に深刻に悪いとは思ってない。だけど主人公補正で天才だから戦闘力も半端なくて周囲から一目置かれるしイケメンだから許される部分も大きい」ってタイプなんで。 で、この画像のシーンでも、ベタなフリーダムキャラによくある「汝の為したいように為すがよい」って教唆を「責任のある立場の友人」に炸裂させて「あーこうやって事情もよく知らないのに無責任に『自由が一番』って思い込みだけで他人を唆して、結果的に上手くいっちゃう作品多いんだよなー。もうここらへんで限界かな?」って読むの辞めかけてたんですが。 思いっきり「唆した結果、主人公にとってはクソみたいな方向に話が転がり出した」もんだから「おいおいおいおい、楽しくなってきたじゃねーか!!」と色めき立つワダツミが居た。ごめんなさい。舐めてました。 でまぁ責任取るために責任放り出して助けに飛び出すわけなんですが、この時点でも「まぁこれで乗り込んで解決しちゃって結果オーライなんだろ?」とも思っていたわけなんですが。 ごめんなさい。舐めてました。 乗り込んでったけどチートに強い自分よりもさらにチートなお兄ちゃんにボコられて勝てない時点で「おお、スゲェ」とエンジョイしつつ、そこからの逆転が気合とか突然覚醒とかじゃなくて「自分の家の権威振りかざして止めさせる」で、今まで散々好き放題してた癖に困ったら家の権威持ち出すっつーことを「ちゃんと恥だと認識してる」のがまた「いいね。ちゃんとしている」と楽しくてな。 まだまだ全体の1/3も読んでないんでどうだかわからんが、この時点ではそこらの十把一絡げな「貴族なんだけど自由奔放無責任作品」とは違っていいなーと楽しめている次第。 あと主力が別のモンスター討伐で不在の中で士官学校的な学園が襲われて、訓練生だけで抗戦するシチュ大好きマンです。 でもこの作品は良くも悪くも「人が死なない作品」と高を括ってるんで、緊張感自体はどうしても薄くなってるのが惜しい(マジで先の展開知らずに言ってます)。 僅かな教官は最初に体張ってぶっ倒れてしまったのが惜しい。 教官がスゲー頼もしくて、未熟な戦力をフル活用して切り抜けるの好きなんだよなー。 でも訓練生だけでどうにかするシチュが嫌いなわけではなく、それはそれで好きー。 というわけでチョロインことイオンちゃんに全く触れずにここまで来てしまったが、彼女はあっさりとホストに騙されて好き放題されそうなチョロさが見てて心配過ぎる……!!! そのチョロいところが可愛いんだけどさ……!!! これが「死ぬこともある作品」って前提で読んでたら、絶望的な状況で必死の抗戦をする姿にハラドキしつつ応援できたんだが、「どうせ誰も死なない」って前提で読んじゃってるもんで、こういった苦悩も迫ってこないんだよにゃー。シチュ自体はかなりアツいはずなんだが、積み重ねの無さ……というかまぁ逆方向への積み重ねが強過ぎて緊張感を削いでるのが惜しい。キャラが死ぬの嫌いな人に取っちゃ「安心できる要素」って意味で欠点ってばかりじゃないんだけどねー。趣味の問題。 |
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■メイドインアビス #9 表紙が完全にポルノです。 一度ならず二度もナナチにこんなことする作者には人の心が無い。 |
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■マリエル・クララックの婚約 #1 ほほう。眼鏡カップル。しかも2巻以降の原作表紙を見る限り、1個以外は眼鏡を掛けている。よし。 が、開幕早々に「眼鏡かけてる姿自体が残念な容姿」扱いされてて「ああ、そーいうタイプの作品ね」と終わった。解散!! |
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■天泣のキルロガー #3 雨が降ると、殺人者の背後に被害者が見えてしまう能力者の主人公と、人間の肉しか食べられないヒロインのサイコホラー。 いやこれさー絶対このパターンって男が真犯人でしょうがぁぁぁぁぁ!!!! このカシオミニを賭けてもいい!!!! だからこれ絶対駄目だってぇぇぇぇぇ!!!!! 完全に裏切る前振りで助走つけてんじゃんょこれぇぇぇぇぇぇぇ!!!!! |
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■プレゼントありがとうございます!!! 絶対ボスキャラだよな、と思っていたCD。このままトレカのイラストに採用できる勢い。 そして服と家。史実系服飾のデザインってぶっちゃけ「フィクションに出てくると間抜けな貴族ルック扱いされる」のが釈然としてないんだよなぁ。これはまー連綿と積み重ねてきた「フィクションに出てくる貴族は間抜け」という大前提が植え付けてきた印象も強いよな。 そして家。このままTRPGに出していいですか? |
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■“真実は見えるか”キャンペーン 第6回 チャプター7 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)5 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)5 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)5 天杜八夏 侍5 ダスティ 巧者(ローグ)5 アルブレヒト「よし、追撃しよう」 八夏「そこの壁に道があるということですかな、面妖な」 アルブレヒト「わー。吸い込まれるー!」 DM「アルブレヒトは今、手を突っ込んだんだよね?」 アルブレヒト「えっ、うん」 DM「相変わらずの大胆不敵ぶり! ……だが大丈夫です(笑) そっからガッ! って掴まれて引きずり込まれる訳じゃないから(笑)」 全員笑い モニカ「道があるというのであれば、行きましょう! 早く行かねば、追いつくこともままならないでしょう」 レーグネン「ですね」 DM「レッサー・ヴィゴーの回復待ちするならHP10回復する毎に1分かかるよ(笑) あと死にかけたレーグネンの耐久力ダメージ、ボーナスの減少の影響はどう?」 アルブレヒト「レッサー・レストレーションをやって」 モニカ「いえ……もう覚えていないんですよ、インサイト・オヴ・グッド・フォーチュンに変えたんです(笑)」 神官戦士が「毎朝全ての神官呪文から好きなのを選んで準備出来る」のに対し、神寵者は「キャラ作成時やレベルアップ時に選んで固定」なんですね。モニカならレベル0からレベル3呪文までを「7/5/4/3」種類覚えられる。これだけだと神官戦士優位なんだけど、神寵者は汎用性の低さと引き換えに「自分が覚えている呪文なら、内訳を自由に使い放題」となっている。 つまり神官戦士がレベル1呪文を「ブレス、マジック・ウェポン、リムーヴ・フィアー」と準備していたら、それぞれ1回ずつしか使えないのね。ブレスを2回使いたいなら「ブレス、ブレス、リムーヴ・フィアー」って準備しておかないといけない。でもこれが神寵者なら使用回数が許す範囲で自由だから、「全部ブレス」とかも問題無い。いわゆるウィザードリィや初期のファイナルファンタジーの「レベル毎の使用回数タイプ」が神寵者なのですな。あと神寵者は各レベル1回ずつくらい使用回数自体が多い。 ロールプレイ上の扱い的には「神寵者は天才! 神官よりスゲーぞ!」って感じだけど、ゲームデータ的には汎用性の神官戦士、特化の神寵者で一長一短の関係である。但し神寵者は能力値が平均より高い方が、より性能を引き出し易い。あと世界設定的には「別に神寵者と神官で呪文能力の仕組み違わないよ?」だったりもする(笑) そんなわけで、モニカは能力値がチートそのものな上、初心者プレイヤーだから選択肢が狭い方が扱い易かろうという配慮もあり、神寵者となっている。 なお、スクロールやワンドからの発動だったら神寵者も未習得呪文が使えるんで、必要とあれば発揮出来る汎用性は備えている。 でででで。モニカはキャラメイク時は「ザ・手堅いの好きマン」ことアルブレヒトの中の人の「極めて妥当な助言」(これは皮肉抜きに。ちゃんとしてるって意味ですよ)もあり、「使用頻度の高い定番呪文」で固めていたのだけれど、プレイを重ねてキャラもある程度馴染んできた今回のレベルアップ時に、習得呪文の入れ替えを行ったのでした。ルール通りだと4、6、8と4レベル以降の2レベル毎に1個ずつだけ入れ替え可能なんだけど、まぁそれはそれ。「キャラの個性に即しているデータにしたい」という理由ならば、いつでもどんなデータでも修正相談に応じるスタンスです。 DM「やっぱり跡部が好きだった? スケスケだぜ!」 モニカ「当たる前に振り直したほうがいいかな……って」 DM「まあどっちがいいかっていう訳じゃないからね。今はそれ以前の問題で、ボッコボコになっちゃったってだけで」 モニカ「どっちがいいのかなっていうのがわからないまま(笑)」 DM「そんなものわかるわけねえじゃねぇかぁ!(笑)」 アルブレヒト「それで先手必勝とれたら、それでね」 DM「まあ単純に、鉄板呪文を取られるよりは、そーいう方が俺は楽しいんだけど! 『おっ、そんな呪文使うんだ。小粋だね』ってなるし、キャラの個性が出るから魅力的(笑)」 レーグネン「私がレッサー・レストレーションのスクロールを持っています。それを飲みましょう。一応スクロールは2つあるので(ダイスコロコロ)……よし、4点!」 DM「ひょっとしたらご存知かも知れないが、実はスクロールは飲み物ではないんだ」 アルブレヒト「じゃあ、レッサー・ヴィゴーのポーション飲んで全部回復」 DM「栄養補給に、ヴィゴビタン・A!(我が物顔で使いおって~)」 閑話休題 レーグネン「では〈捜索〉しつつ行きましょう」 アルブレヒト「いやあ、俺の呪文がこれ程まで効果を表すとは、自分でも思いもしなかった(ドヤドヤ)」 DM「クリティカルを引き金に……」 八夏「助かりました、アルブレヒト殿」 アルブレヒト「いやいや、これはヤカ殿も……」 DM「今まで酷い扱いしてたのに、急に腰低くなった。恐ろしい一撃を見て明日は我が身と悟ったか(笑)」 レーグネン「これでよかった。『モニカ様、これでアルブレヒト様とヤカ殿も仲良くなれるようですね』」 モニカ「はい! そうですわね!(満面の笑み)」 DM「アニメとかでこれで仲直りしたつもりになられたら『ちゃんと謝罪しろや!』と俺は思うだろうけどな(笑) まぁでもさっきまでの険悪な空気を吹き飛ばす見事な連携をロールプレイに活かしたいよね。2人の心境の変化をね」 アルブレヒト「そうだよっ、こんだけやっといて淡々とする必要はないっ」 八夏「……えっと」 モニカ「仲良くなってくださったんですね!」 八夏「……うむ。まあ元々そんなにナカガ……」 アルブレヒト「ああヤカ殿、見事見事! あの悪魔を一瞬で葬るとは! 見事な一撃であった!!!」 モニカ「本当ですわ! 私は何もすることがございませんでしたもの!」 レーグネン「私も力が及ばず、一撃で伏されてしまいました……」 アルブレヒト「レーグネン、君はいいとして」 八夏「いえ、皆の尽力あったこそです」 モニカ「息がぴったりですわね!」 八夏「う、ううむ……そうですね。なんだかヨイショとされている様な……まあいいや」 DM「八夏が立った! 八夏が立った!」 アルブレヒト「私のサポートで見事な一撃を!(ドヤァ)」 八夏「……悪を滅ぼすのは私の使命ですから!」 アルブレヒト「これからも期待しているよ(ドヤドヤァ)」 八夏「これからも頑張りましょう!(キラキラ)」 DM「恐ろしく単純だな、コイツら(笑)」 モニカ「で、あれば! さっそく行きましょう! 彼らを逃がすわけには」 アルブレヒト「はあ、いやあ、あの見事な呪文、そうそうできるものじゃあないな(ドヤドヤドヤァ)」 八夏「アルブレヒト殿、自画自賛はもういいですから!!」 全員笑い イラスト:★Yuuki アルブレヒト「私のおかげだな! 私が敵の隊長を打ち崩し!(ドヤドヤドヤドヤドヤァ)」 八夏「んん……? まあ、そう、ですけれど」 DM「しつけぇ(笑)」 お兄様のあまりの浮かれっぷりに書き起こし読んでて爆笑してしまった。 でもそーいう人だよね。実にウザい(笑) モニカ「さて、そろそろいいですか?(スン)」 レーグネン「じゃあ〈捜索〉していきまーす」 DM「はい、そうしたら皆さん〈聞き耳〉を」 レーグネン「あっ駄目だ」 アルブレヒト「18」 八夏「反動がきたっ、2」 モニカ「12です」 DM「一番高いのはお兄様? 次に高いのはモニカ」 アルブレヒト「〈聞き耳〉要員が居ないから……」 DM「じゃあお兄様、奥からいくつもの『ヴァァ……オォオ……』といった唸り声が、段々と此方に近づいてくるのが聞こえる」 アルブレヒト「まるで亡者のような声が!」 DM「物語でいうと『亡者の声と同じだ!』みたいな。〈知識:宗教〉で……ああそのダイス目なら、お兄様は典型的な亡霊の声、っていうのは知っている」 アルブレヒト「これは亡霊の悲鳴だ! 亡者の呼び声だ! 奥から近づいてくる、気をつけろ!」 八夏「なに!? 幽霊の類とでもいうのか」 アルブレヒト「私には聞こえるぞ!」 DM「駄目だ、これだと1人だけおかしくなった人だ(笑)」 八夏「錯乱しておるのですか……!? いつものことな気もしますが!!」 ですよね。 実際これ、皆の前で大っぴらに判定しているから皆メタ視点で「お兄様は変なこと言ってない」って思い込めているだけで、何の判定もなくお兄様がこれ言い出してたらマジで「あ、この人おかしくなった」って思ったんじゃないかなー、と。これがアルブレヒトじゃなくて他のキャラだったとしても。 まぁぜひとも今後「1人だけセーヴ失敗して幻術に騙されてる」みたいな状況が起きたら、今回まったく疑いを持たないように錯乱してるキャラの言い分を信じ込んであげて欲しいかな、とは思う(笑) DM「お兄様はもう一発〈知識:宗教〉をお願いします」 アルブレヒト「19」 DM「じゃあ、お兄様はこう思った『いや、だがあれは亡者なんかではない! あれは地獄の悪魔兵『レムレー』の呻き声に違いない! 最下級のデヴィルだ!』」 アルブレヒト「あれは……地獄の亡者、レムレー!」 DM「というわけでバフするならしてもいいし、明かりのところまで進めても。レムレーは脅威度1。我ら悪魔の中でも最弱の存在よ」 アルブレヒト「一応、マジック・ウェポンは必要かなあ」 DM「お兄様は19だから……何かしら、効きにくいことは知っている。基本的に、悪魔に炎は効かないのも知っている。あとは、奴らはまともな意志が無い」 アルブレヒト「マジック・ウェポンは掛けたほうがいいかもしれない。一応あれでもデヴィルだからな」 モニカ「なるほど」 DM「そうだな、お兄様は基礎知識として……魔法の武器を要求するようになるのは、もっと上のランクっていうのを知ってる。どちらかというと、魔法以外の善とか銀とかが良い……どっちかなあ?」 アルブレヒト「基本的にデヴィルは錬金術銀?」 DM「基本、デヴィルが錬金術銀、デーモンは抗魔鋼」 ●錬金術銀 錬金術的な加工が施された特殊な銀の一種。 というか「錬金術的な加工が施された銀」は無数に存在する為、これはあくまで通称。正式名称は「簡易聖別加工済み聖銀(Simplified consecrated processed holy silver)」である。 主に武器の外殻として接合処理され、その名の通りデヴィルやアンデッド等の邪悪な存在に効果を発揮することが多い。鋼鉄と比べ金属的な強度は劣る為、威力が若干低下し、耐久性は著しく落ちる。 ●抗魔鋼/冷たい鉄 嫌魔性の高いマディギルフ鉱と鉄の合金。 デーモンや妖魔といった類に効果の高い性質を持つ反面、魔力を付与するには向かない性質も併せ持つ。正式名称は「抗魔鋼アオゲンシュテルン」で、元ルール上の「冷たい鉄」はフローラント的には存在しないゲーム用語。 かつては魔法の武器として抗魔能力を付与していたので遥かに高コストだったのだが、効果は落ちるも最低限の必要は満たせる性質を持つ合金化に成功したことで一気に低コスト化が進んだ。 抗魔性により、セーヴにファンブルした場合など、アイテム単体でセーヴする必要がある場合にボーナスを得られる。 アルブレヒト「……可能性としては、善の武器か、銀の武器かあたりが有効かもしれない。が、普通の攻撃でも効くかもしれない。そこまで激しいダメージ減少は多分持っていないと思うので、槍で無理やり突き刺したほうが強いかもしれない」 八夏「なるほど、では私はこのままで行こう」 DM「デヴィルの中でも性能差次第。弱点が『銀』っていうやつもいるし、『銀および善』っていうやつもいるし、『善』ってやつも、『銀または善』ってやつもいるし」 レーグネン「では銀の武器でいきます」 モニカ「私も銀武器に変えます」 せっかくなのでダメージ減少能力について改めて説明しよう! モンスター(に限らないが)の中には強靭な耐久性や防御能力を表現するパラーメタとして「ダメージ減少」という特殊能力を持っている場合がありまして。HP、ACに次ぐ第三のビールもとい防御力として定評があります。 これはACが「命中率」に対する防御力なのに対し、ダメージから固定値を差っ引ける(ダメージを減少する)能力で。データとしては画像のように記述されます。どーいう意味かというと、「[善]属性の武器以外で攻撃された場合、受けるダメージが10点減少する」ってことです。つまり[善]の武器が弱点ってことですね。 で、この「銀または善」のように複数の弱点を持っている場合もあります。 こーいうのは低級の悪魔だとありがちなダメージ減少能力ですね。強くなるほど弱点は狭くなっていきます。 こんな風に。 これはもう「[善]属性を持つ銀製の武器じゃないと駄目」っていう面倒くさいことになっております。 上位悪魔の中でも更に強い方とかになると、これくらいのダメージ減少を備えるように。 銀および[善]ってこんな感じの武器ってことだわな(笑) ダメージ減少は他にも[抗魔鋼][魔法][悪][秩序][混沌][斬撃][殴打][刺突]等などありますが、DMの気分次第で更に増える可能性も否定できません。 Don't give up justice, I want to get truth! 英語だとダメージ・リダクションだぞ!! ●プレイヤーズコメント ・アルブレヒト 俺こんなにウザいくらいドヤってたっけ……? 大げさに演出して書いてない、これ?(笑) ……もちろん一言一句そのまま書き起こされてるんだけどね! いやぁ……やった本人ノリノリすぎて記憶にございませんなぁ。 イラストのあのポーズは決めたかな? まぁ似たようなことはしたかもしれん…… アルブレヒトのテンションを見事に捉えた1枚をありがとう(笑) 〈聞き耳〉の件もいたって真面目に対応したものの、文字に起こしたとたんヤバい人に。 我ながら言い回しが絶妙にSANチェック失敗した人になってて……実際にやったら絶対に可哀想な人を見る目で見られるやつだ。 錯乱した(ように見える)仲間への真摯な対応、了解だっ。 意思セーヴ落としちゃったのね、仕方ないなぁ……っていつもの態度は確かにつまらないかもだよね。 ・モニカ ・レーグネン お兄様のドヤっぷり! イラストでもキメキメ、けれど続く怒涛の判定成功。エンタメってます。八夏との関係も、相性が良いような悪いような。 錬金術銀と抗魔鋼の武器は冒険者の嗜み。 ・八夏 見よ、お兄様のヨイショに見せかけてからのこのドヤりっぷり! これ以上続けていたらまた信頼度下がる一歩手前までチキンレースする心意気! やっぱり痺れもしないし憧れね―――!!(笑 ポーズ元の人物みたく、そのうちネオアルブレヒトとか名乗りだしたら本気で付き合い方考えますからね? (いつも再現度の高いイラスト感謝です) ダメージ減少、折角攻撃当たったと思ったのに「カーン」された絶望感たるや。 非実体による攻撃無効とは違った方向で物理攻撃職には厄介な特殊能力である。 しかし魔界のオーガの次は地獄の悪魔兵とは……あの山賊どもはどれだけ兵力があるのやら。 なお今回の個人的な笑いどころは、ドヤりまくる兄を置いてあっさり次に話を進めようとするモニカ殿(オイ 沢渡さんはネオになったら改心して超格好いいだろ!!!! ・ダスティ 「ぶつかることで 深く結びつく友情~♪」 ちょっとピリピリしていたアルブレヒトと八夏だったが、協力して強敵を撃退したことで、仲が深まった……のかな? 普通にしていれば、2人の間に熱い友情が結ばれて、固い握手でもしそうなものだけれど、そんなお約束展開を自分から崩していくのは、さすがアルブレヒト! Yuukiさんのイラストのドヤ顔が、アルブレヒトという人間をよく表している? ダスティとアルブレヒトはぶつかりまくったけどまるで結びつく気配がないよね。 |
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■野人転生 #2 チート有りのこっちのカラテ家よりも、チート無しという設定なはずの空手バカ異世界の方が超人だったなぁ、とふと思った(笑) 表情の変化だけで表現する手法、好き。 頭のいい人間同士のコミュニケーションも、好き。 ってここでお別れ! ヒロインかと思ったら!!! 裸見せてくれたけど!!!(そこ!? ま、まぁきっと再登場するだろうさ!!! 気持ちはとてもわかる。 ギルドの受付嬢は素敵なボインちゃんってお約束を期待しちゃうよなそりゃあ!!! ……まぁTRPG部でもそんな受付嬢キャラ出したことない俺ですが!!! そして識字率が高くない世界……いいね! いい具合だね!!! 依頼人が嘘を吐くのは当然なんだよなぁ。ゲームだとクソ面倒くさいだけで面白さに繋がらないケースになりがちゆえ、ご遠慮したくなる人が多いだけで(笑) まぁ個人的には「無条件で全員正直者です」ってのもおかしな話ではあるんで、大事なのはさじ加減だとは思っているが!! TRPG部では「困るのは自分じゃなくてキャラクターだし」で粗食し続けると「栄養失調状態なので病気への頑健セーヴにペナルティ乗りますね」と言われます。 モンスターが日常的に襲ってくるような治安だと、牧畜のコストもそりゃ高いもんになるよなー。納得納得。 異様に食材コストが安い異世界が主流な中、こーいうの珍しいよね。
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■バンドリを Roselia目的で観始めたら一向に出番がなく、すっかり当初の目的を忘れて普通に楽しんで観てた頃に登場し「いよっ! 待ってました!!」とテンション上げたら、ライヴシーンかっとビングでいきなり泣いてるというまさかの展開に動揺を隠せないワダツミの姿がそこにあったという。 楽曲全体の傾向として表現者としての矜持に満ちた歌詞が多くてストライクなわけですが、Brave Jewelが特に好きでさっき公式の動画観たら良過ぎて泣いた。はよアニメで唄ってるシーンを観たい(笑) そんなわけでここ最近このステーションを聴いてる率がメチャ高いワダツミさんです( ・`ω・´) 後ろ2人は演出担当です(えー |
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■おっきー届いた!! デカァァァァイ!! 置き場所どうしよう!!! あと裏地に貼る黒い紙も欲しいんだよな。透けるの防止で。 |
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■プレゼントありがとうございます!! 第一部 DCセット! ディヴァインクルセイダーズの略ではないが、大元はディテクティヴコミックスの略だと言われても「え、探偵?」ってなるぞ! じゃあDCコミックはディテクティヴコミックスコミックになるじゃないかと思うかも知れないが、今は略語じゃなくてただDCコミックスなんだ。 「幻想の鎧」って強そうなマジックアイテム感あるな。 主の酒盗み飲んだり物資の横流しする執事が普通にいたのは「そりゃそうですよね」となった(笑) 漫画のキャラかよって感じの格好いい執事(笑) フィクションで下手に描くと「はいはい、よくある『俺は自分が納得したことしか従わないぜ』と規律無視するタイプね」ってなる扱いの難しいキャラだ!! サーを付けろよ平民野郎!!! 英国貴族の敬称パターンは前にTRPG部世界の敬称に関する設定を考えた時は当然参考にさせて貰ったのだぜ( ・`ω・´) そのまま使うのは「とても面倒」なのでシンプルにしてるけどな!!! 6時起きだそうなんで実質19時間労働に近いやつ。 近代だけあって昔ほど燃料費が高くないのもあり、やたら夜ふかししている(笑) 傾奇者といえば前田利家や慶次なわけですが、ヨーロッパならばランツクネヒトだぜ……いやまぁ服装が派手って意味でだけだが。精神性はまた別。 中世末期の傭兵入門としてはこれ1冊読むだけで広く浅く勉強できてオススメ。 とびきりの部分、その名も「犬バイオリン弓」だーっ!!(ドッギャァァァァン!! なんだか犬溶接マンみたいな響きである。 てかどんな隠語だよ犬バイオリン弓。 これ「そういったケースも時にはあった」とかじゃなくて「めずらしくなかった」ってのはスゲーよね。 ガッツが9歳で初戦闘要員参加(それまでは槍持ち)してたのが、正にこんな感じというところか。漫画だけの話じゃねーんだぜ、と。 現実だと色々騙し放題な面は否めないのに対し、ファンタジー世界だと噓看破系の呪文があるだけで劇的にこーいう状況に影響及ぼすよなー。 もちろん「嘘看破系呪文を誤魔化す呪文」のECM合戦になる余地はあるが、コストは跳ね上がるんで誰でもやりたい放題の日常茶飯事ということにはならないってだけでとても大きい。 ファンタジー世界なら再犯防止のギアスでも喰らいそうな感じである(笑) 結局罰則が利益を上回ることがないなら、規律なんて守られるわきゃーなんだよな。 こういった帝愛の地下世界みたいな、選択肢の少ない相手への独占商売だとその傾向が極端になるってだけで、TRPGで安定して定価購入できる状況も決して「当たり前」じゃなくて、「マスター冒険者だからプロの手練手管でボラれないように交渉しているシーンを省いてます」ってことなんだよにゃー。 安く買い叩いて転売するぜヒャッハー!!! 中世ではマッコイの先祖が傭兵達に「金さえ出せばカルカソンヌだって引っ張ってきてやる」と嘯いていたに違いない( ・`ω・´) あ、中世ネタで思い出した!!! メールフォームで来てたやつ!!! >ワダツミさんの記事で興味を持ってリオンクール戦記(漫画版)を買いましたが自分の好みドストライクで最高でした。 >基本善人でありながら異世界側の倫理観に順応していく主人公というのはありそうでなかった話なのでこの先が楽しみです。 原作者さんに伝えたら喜んでましたよ!(笑) 人を褒める内容は軽率に告げ口する人間、俺。 |
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■プレゼントありがとうございます第二章 本がたくさぁぁぁぁぁん!! どれもこれも面白そうで涎が出てきやがるぜふへへへへ!!!! シンフォニック・メタル!!! 相変わらずそのまま見たらファンタジーRPGのサントラにしか見えないぜ(好き そしてハンドグリップ。アニメ観ながら筋トレ出来る手段として始めようと思っているのだぜ( ・`ω・´) てか「全力で1回握り切る」だけでも32キロくらいが限界とか握力ねーなー。 そして大量に届いたお人形さん軍団。イエッフゥゥゥ!!! 開封するぜぇぇぇ!!! 可愛い。可愛い。可愛い。 とか言ってたら更に届いたねんどろいど達。 ここ最近頂いたフィギュア達(これでもまだ全部じゃないけど)の集積スペースが凄いことになっている(笑) 棚に収納だ! 棚に収納せねば!!! とかタイプしてたら更に届いたねんどろいど達(マジで 悪魔将軍やんちゃ編。 可動範囲の広さで完全に玩具にされる将軍様。 少女に肩車プレイを強いる悪魔的やんちゃ……!!! 流石に説教される将軍様。 やりきれない思いをトルメキア装甲兵にぶつける将軍様。 トルメキア装甲兵は武器の換装が可能なので、もう1人はダブルアックススタイルに( ・`ω・´) だが斧の方は左足の膝装甲がどうも不良品のようで、触った瞬間取れて切ない。 食べ放題サービス、始まる。 5年生、1年生、5歳。 1日でマミさんが3人も……! 大砲戦隊サンマリサン!!! 姉妹です。 ニュー・フルメタルジャケッツ結成だぜ!!! これは荷車ではありません。 盾の勇者の聖杯戦争 あとメールで血小板ちゃんとアカネちゃんの様子を聞かれたので掲載(笑) カメラ撮影の整理をしています。 アントラーサーの姫は地味にアントラーの数が増えていっています。 てかここに入り切らないクソデカいアントラーもあるんだよなぁ(笑) |
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■“真実は見えるか”キャンペーン 第6回 チャプター6 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。 チャプター1 チャプター2 チャプター3 チャプター4 チャプター5 第1回まとめログ 第2回まとめログ 第3回まとめログ 第4回まとめログ 第5回まとめログ アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)5 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)5 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)5 天杜八夏 侍5 ダスティ 巧者(ローグ)5 アルブレヒト「俺か。どうするか……そいつにスラッピング・ハンドだ! 〈精神集中〉20の判定に失敗すると機会攻撃が発生するので、八夏が殴り掛かることが出来る。……術者判定、17!」 DM「うあーっ、しくった」 アルブレヒト「奴の隙を作った! ヤカに機会攻撃が発生する!」 八夏「では《強打》が乗ったまま……(ダイスコロコロ)おお! クリティカル・チャンス!」 一同『(拍手)』 八夏「クリティカル・ロールの出目18! 3倍撃……!(わくわく)」 DM「当たり。もう死んだよ、死んだ。お互いクリティカルで瞬殺ってなんだこの大味な戦闘(笑)」 イラスト:★Yuuki 実際には呪文でサポートしたアルブレヒトにアシスト1点と、単に足止めて殴り合って終わったわけではない。 それはさておき、この呪文は中々に強い。何が強いって「セーヴさせて貰えない」のが強い。呪文を使わないモンスターは〈精神集中〉技能なんてビタイチ持ってないのが常なので、難易度20の判定は8割がた落とすのだ。 呪文のゲームバランスとしては「セーヴを落としたら一発ツモ」な呪文と、「セーヴ不可能だが効果は控え目」な呪文に大別されてましてな。レベル3呪文辺りから割と誇張抜きで「セーヴ落とした時点で無力化確定」が当たり前になるし、レベル2呪文でもグリッターダストの様に「[盲目]化されたらもう駄目だわ」と致命的な状態異常を引き起こすことがある。 これはD&Dのセーヴ判定ルールがD20というランダム性が高いダイスを用いる故で。とどのつまり、そこらの村人でもD20して15とか振れば、呪文にセーヴ成功してしまうわけだね。とても「紛れ」が多いのだ。フィクション的な描写としては「広範囲を眠らす呪文を唱え、モブがバタバタと眠ってしまう」なんてことが「普通」なわけだけど、D&Dのシステムだと「確率的にかなり妥当に何人かセーヴに成功しちゃう」のだ。村人にチャーム・パーソン唱えても1/4くらいの確率で抵抗されてしまうんじゃ、とても信頼できる手段とは言えないわけ(笑) ソード・ワールドが2D6で数値が7前後に収束する仕様上、「格上との戦闘が恐ろしく厳しい」(けど自分達が格下に負ける危険も少ない)のに対して、D&Dの振れ幅の大きさは夢と危険に満ちた可能性の獣である。 そんなわけで往々にして「セーヴ不可呪文」の方が「手堅くて有用」と判断される傾向があるし、アルブレヒトの中の人は特にその傾向が強い。「敵にセーヴされる余地のある呪文なんてクソの役にも立たない」と言って憚らない(そこまでは言っていない)。結果的に他のキャスターをプレイしていても使用呪文がバフやセーヴ不可呪文に大きく偏るので「また同じ呪文使ってるわ」と没個性を指摘されたりもした(笑) レーグネン「はぁ~(安堵の溜息)……強かった」 モニカ「強かった!(笑)」 全員爆笑 アルブレヒト「俺は3倍撃のダメージが見たい! 《強打》だけで30点でしょ(笑)」 DM「早くしろよぉ! 6D6振れよぉ!」 八夏「(じゃらら)……16+51……67」 DM「HPフルでも死んでるよ。……おかしい。同じことしてるはずなんだけれどな、こっち! これはもう、うっかり《善を討つ一撃》と使い忘れるというマスターの温情を仇で返す仕打ちですよ!?」 全員爆笑 DM「こっちは瞬殺しちゃいけないのに、プレイヤーはしてくるのか!! 無慈悲過ぎるぞぉ、お前ら! 慈悲を与え過ぎたのでは……?」 アルブレヒト「マスターのクリティカルは白い目で見られて、プレイヤーのクリティカルは『ヒャッハー!』」 DM「こいつ……オーガ、ACで一回も弾いてないんじゃない……!? 呪文抵抗は抜かれるし……」 当たり前だけど、本気で文句言ってるわけじゃないからね(笑) レーグネン「恐ろしいモンスターだった……」 アルブレヒト「俺のターンは終わったので、レーグネン」 レーグネン「意識を取り戻したけどまだHP5だから……剣を握るにも起き上がるにも寝たままにも駄目だし……次は敵の出番だし(笑) 防御的発動で、キュア・シリアス・ウーンズを使うか……逆に機会攻撃で昏倒すれば、死んだと勘違いしてくれるかも……?」 アルブレヒト「奴らは、とどめを刺してくるからな……(クラウスを見て)」 レーグネン「確かに」 モニカ「心臓をえぐってきますからね」 DM「そういう話だったっけ?(笑)」 レーグネン「防御的発動、〈精神集中〉をしてキュア・シリアス・ウーンズ。21」 DM「まあ大丈夫ですね」 レーグネン「3D8を振って……21点回復!」 敵「ばっばかな、あいつ一瞬で回復しただとーっ!?」 3レベルのキュアを使えるってのは、モブにしてみたら凄いことです(笑) レーグネン「で、剣を握りに行きます」 DM「機会攻撃は……当たるね、ダメージ9点。お? これは、いけるんじゃないの? 倒れたまんまなんでしょ……?」 ざわ……ざわ…… ボス「ば、馬鹿な! あのオーガを一撃だと!? コイツらヤバ過ぎるぜ、てめぇら逃げろーっ!!(全力逃亡。壁の中へスッと消える)」 全員『え?』 アルブレヒト「幻影か?」 DM「さあ皆、意志セーヴだ」 アルブレヒト「25」 レーグネン「20」 八夏「16」 モニカ「14」 DM「『あの壁は幻影だ!』と、アルブレヒトとレーグネンは思った」 八夏「また魔術ですか!?」 DM「幻影とわかったキャラには、隠された真実が見えるようになる、奥に通路があるんだね」 アルブレヒト「とはいえ、本気で逃げられたら追いつかないわけで」 DM「重装だからね。ヘイストなりクイック・マーチなり使わん限り」 レーグネン「罠もあるかもしれない」 アルブレヒト「落とし穴のところを華麗に飛んでいるかもしれない」 DM「そうね。落とし穴はまだこの部屋にもあるかもしれないよ」 DM「もう、100%、レーグネンにかけたフライが意味無かったのが面白いけれど」 アルブレヒト「そうか、まだ飛んでるんだ(笑) 『俺がフライをかけてしまったばかりに』」 DM「機会攻撃上等で行っちゃったばかりに(笑) しょうがないよ」 レーグネン「22飛んできたときはビビりましたね」 アルブレヒト「22喰らうんだから激怒したら倍は行くよね(笑)」 レーグネン「まだ微妙に距離があったから、《信仰の活力》を使うかプレイヤーを使うか迷っていて、《信仰の活力》を使ったうえで《攻防一体》していれば堅かったから……と」 DM「《善を打つ一撃》を使わなくてよかったよ。使っていたらダメージが10点増えていたからね」 レーグネン「使われてたら死んでいました(笑)」 アルブレヒト「まあ、あとは追うか追わないかの話を……」 DM「お互いが酷い、雑なダメージの応酬してたね。ボーン! ドゴーン! って、50ダメージ以上が飛び交うって……」 レーグネン「ヤカ殿、大活躍でしたね。『やはりヤカ殿は二番目に居ていただかないと!』」 モニカ「そうですわね」 八夏「それほどでもない(照れ)」 モニカ「ではヴィゴー・ワンドで……」 八夏「ああ、ダメージは喰らっていたか」 レーグネン「ではセルフヤクルト(ヴィゴー・ポーション)で……全快でいいですかね」 DM「(どろぼー!!)全快にしていいけど、1ラウンド1点回復なのでその分の時間は経過していいならどうぞ。お兄様はモニカのキュア・マイナー・ウーンズ3回でいいんじゃない」 モニカ「かけますね、シュンシュンシュン(杖を振る仕草)ぽわっぽわっぽわっ!」 DM「えっ今ワンド振った!? ワンド振ってたよね君!?(笑)」 モニカ「!? 振ってないです!!」 なお、この書き起こしはモニカの中の人、つまりモナカが行っている。 八夏「しかしこれで、奴らが悪だと確定できたわけだ」 DM「そう思う?」 八夏「……!(コクリ)」 DM「例えば、お兄様がサモン・モンスターを唱えて悪のモンスターを召喚したら、お兄様は悪になりますか?」 八夏「(アルブレヒトに向き直る)」 アルブレヒト「……俺ハ中立ダヨ?」 八夏「(腕を組み)……まあ、悪かなあ……」 アルブレヒト「行為は悪じゃないヨ!」 DM「サモン・モンスターって悪のモンスターも出せるからさ、敵を挟撃できる位置にポンとそれらを召喚するじゃん? アルブレヒトが『さあ! 私がモンスターを召喚した! あいつと挟撃をするんだ!』っていう行為をやることは、悪なんですか?」 八夏「それもそうか……ううん」 DM「普通に考えたら悪を召喚しているんだから、悪なんですよ。それは間違いないです。そして中立の人でもフィーンディッシュ・ダイア・ウルフとか召喚できる」 アルブレヒト「召喚できるけど、悪のモンスターを喚んだら、呪文自体は[悪]属性だね」 DM「だから、お兄様はデーモンとかが喚べちゃうんだよね」 アルブレヒト「まあ、だから『悪を喚ぶのは悪だ!』というのも人による」 DM「ルール上は可能というね。これは精神操作呪文が悪行かどうか、みたいなのと同じ。まぁ精神操作呪文はデータ上でまでは[悪]属性呪文にはならないけど」 八夏「まあ、善とは思えませんな」 ってーわけで別に「敵が悪とは限らないよ? 勘違いするなよ?」って言いたいわけじゃなくて、目的は手段を正当化するかどうかのロールプレイでの再確認ってやつですな。 ちなみに聖職者などのクラスとして属性になんらかの制限が存在する場合は大事なんだけど、そうでないキャラの場合「お前は善なんだから善人として行動しろ」と強制されることはありません。「ああ、じゃあ善から中立に属性変えておいてね」と言われることになります。無論自発的に「このキャラは善人のつもりで属性を善にしておいたんだけど、どうもプレイしてるうちにそれほど善人って感じでもない気がしてきたんで中立にしていいですか?」「どうぞー」ってことも可能。 ただ「善属性であること」は「善行というコストを代償に利益を得るシステムであり世界でもある」ので、「都合の良いように善と中立を行ったり来たり」は駄目。あくまでロールプレイと向き合った結果、食い違ったら修正していいよってだけ。 ちなみに現状このパーティーに「善属性であること」が条件のクラスを得ているキャラは誰も居ない。「秩序属性であること」が条件ならいるけれど。 なお、公式ルール的にもこんな感じでひっそりと堕落が進行するかもしれない。まぁこの辺はあくまで公式ルールの基準なんで、こちらの世界と全く同じではないし、宗派によっても変わってくるでしょう。 一番「やりそう」っていうか「解釈によってはもうやっちゃってるかもね?」って意味でも要注意なのが「私利私欲のために正義を捻じ曲げた」かな(笑) いわゆる、様々なシチュエーションで(このパーティーに限らず、あるある行為なんで)保身の為に発動することになるであろう「嘘は吐いてないよ嘘は!!」がどうジャッジされるか……ってところである。 アルブレヒト「まあ、ここで悪を呼び出して対処したら聖罰騎士がね」 DM「こいつらが犯人と決まったわけじゃないからね」 八夏「確証は無いとはいえほぼ黒と言っても」 DM「たまたま悪魔を連れてる山賊かもしれないよ」 八夏「とりあえずしょっぴいて引き渡しましょう」 DM「そういった意味では、あの事件の犯人かどうかの確証は」 八夏「無い(こくり)」 思うに任せても良かったんだが、前回の仕事で村人たち相手に「確証が無いんだから黒じゃないんだよ! これ以上ガタガタ言うとぶっ殺すぞ!?」とやらかした八夏様であられましたので、差し出がましいようですが「キャラがおブレになられては一大事」と口を挟ませて頂いた次第(キリッ DM「因みにオーガの死体は消えました。武器は残ってる。お兄様的には、これらは招来系の特徴だなと思う」 アルブレヒト「なるほど。消えちゃうから使い捨てでも平気ってことね」 モニカ「シュワシュワシュワ」 レーグネン「だからこそフォルクハルト様も『生け捕りにせよ』と仰っていたのだろう」 DM「ちなみに本来のD&Dルールだと装備ごと消えるんだけどさ。俺は『悪魔を倒したらそいつが持っていた魔法の剣を手に入れる』っていう展開が好きなんだよね。ロードス島戦記の魂砕きとか、最近だと最果てのパラディンでも悪魔倒して手にれた槍を愛用してたりとかさ」 全員『わかる』 DM「別に悪魔の武器が全て邪悪なエンチャントって限らないんで、炎の剣みたいにそれ自体は中立属性の武器はとかはそのまま使えたりするといいなーと思ってて。ルール通り死体ごと消えるとそれができないから、フローラントでは残ることが珍しくありません」 それでドロップした「禍々しい武器」を「邪悪な武器と承知の上で売りさばいて金儲けしようと思って拾ってしまった」のが、赤き森キャンペーンのクレリック(笑) これ、当時は完全にアウトな利己的なムーヴだったけど、今のルールなら「流通根絶の為、教会に提出したらご褒美が貰える」とは思われる。性能に見合ったマジックアイテム価格には及ばないにせよ。 Don't give up justice, I want to get truth! 信仰はブレるな。 ●プレイヤーズコメント ・アルブレヒト おお! 八夏に、大一番でのクリティカル! お見事! いやはや豪快、レーグネン突出の大ピンチを力業でひっくり返した。 激怒を使ってくるような敵は速攻で沈めなければ大被害は免れないので、これはほんと理想的な展開。 私のサポートが功を奏したものの、今回ばかりは幸運に助けられた形。 次はこううまくは行かないぞ、と心に留めておかないとダメだね。 しかし、この呪文の動作がこんなふうになっていたとは……! 八夏の一撃でなく、革手袋ひとつでこっちに注目してくるってのはさすがのDMで、それに応える★Yuukiさんも、いやはや素晴らしい! ・モニカ ・レーグネン 生きた……! クリティカルの応酬、リプレイで読むとページめくったら「し、死んでる……!」みたいな感じに(笑) モニカ様の手袋をリリース! 呪文のリスクとかデメリットはするっと抜けちゃったりするので気を付けたいですね……! ブレも……! ・八夏 やっとかっこいい見せ場が来ました! 散っていったレーグネンの思いを乗せた一撃、思い知ったか!(まだレーグネンは死んでません お兄様のナイスアシストにも感謝。 あの呪文、実際にビンタしてたとは。 おや、イラストの様子が。モトネタハナニカシラ?(棒 DMの心遣いがありがたい。また早合点しそうでした。 堕落については……前回の冒険ですでにやらかしているので、裏でどうなっているかが怖い(笑 ・ダスティ やはり今回のクエストは、アルブレヒトの呪文が冴えている! と思わせてくれるスラッピング・ハンドが炸裂し、チャンス到来。しかしこの呪文、説明を読むとなかなかにシュール! 「突然青白く透明な手が虚空に現れて、敵をビンタ」って、なんかギャグマンガっぽいぞ。さらに、呪文を発動するためには「皮手袋に息を吹き込む」って……。呪文の説明を読む前に、Yuukiさんのイラストを見て「この緊迫した戦闘中に、一体何が行われているんだ? モニカ、顔赤らめてるし……」と、普通に不思議に思いました。いや、この顔を赤らめているモニカは、かなりかわいいから良いのだけれど。 そして、八夏がついにやってくれました! このチャンスを確実にゲット! しかもクリティカル! 大ピンチからの一発逆転、一撃必殺! これまたマンガみたいな展開で盛り上がる!!! |
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■やせましょう 40歳漫画家が半年で15kg本気(マジ)ダイエットした記録 月替りでいろんなダイエット方法を試していく漫画である。 但し自己流の思いつきアレンジがぶっ込まれるので、参考になるわけではない(えー ……「めしにしましょう」の画像と間違えて貼っちゃったかな?(間違えてない なんにせよ豚肩ロースは正義。 豚しゃぶも肩ロースより豚肩ロースのほうが好みだ!!! 僕も今日は豚肩ロースを400グラム食べましたよ( ・`ω・´) 漫画だと米は食べてないが、俺は食べる。食べるのである。米を食べないダイエットなんて続けられる気がしない……!!! TRPG部やボードゲーム部が日常的に開催されてた頃は、必然的にその日の晩飯がチートデイ化されていたのだが。最近めっきりそれどころじゃなくなったので、寂しいもんである。ステーキ食べたりしても「赤身肉だから糖質をバカスカ摂取しているわけではない」しなぁ!! なお、カロリー収支がマイナスでも停滞期に入るとマジで体重減らないのな。あれは引いた。「は? 計算合わなくない?」と動揺を隠せなかった。まぁ急いで痩せなきゃいけないとかの事情もなかったんで、すぐに落ち着きを取り戻して「これが停滞期ってやつか。まぁそのうちまた減るだろう」と達観したが(笑) アウターワールドに出てくる歯磨き粉の、虫歯になり難い理由のセールスポイントが「食欲が減る」だったのを思い出した(笑) 食欲なくなるのは人としてやべーんじゃねーのか的恐怖がつきまとうぜ( ・`ω・´) ってーわけでこの漫画の内容を要約すると「50万払ってライザップすれば健康的にダイエットできたよ」です(笑) ダイエット目的でこの漫画を読むことはオススメしません。「自分は小林銅蟲の漫画が読みたいんだ。内容は関係無い」って人なら大丈夫だ。 マジで身も蓋もない落ちで「あ、はい」ってなったからな!! よーし! 勝負だ!!! 俺、身長176.4センチね!!!
ズボンのサイズはXLとかLLからMになり、それでも「緩い。今度S試してみるか」くらいになってるんだけど、腹ボテは存在感色褪せなさ過ぎなんじゃよー。サイドの肉はあからさまに減ったけどねー。 ← たかだか1日20分程度のおままごとみたいな筋トレでも、力こぶがほんのりわかるようになってきました。 この辺のサイズをちゃんと最初に測っとかなかったのは惜しいなーと思うことしきり。 それはさておき、運動量に関しては今も変わらず「筋トレとかメッチャ面倒クセェ。やりたくねぇ」とブレることなく思い続けており、完全に「嫌々やっている」ので、これ以上「日々の面倒」が増えたら確実に投げ出す自信がある! ゆえにこれでいいのだ!!! アニメ観ながらダンベル!!! 漫画読みながらプランク!!! イエッフゥゥゥゥゥゥ!!!! |
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■“真実は見えるか”キャンペーン 第6回 チャプター5 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。 チャプター1 チャプター2 チャプター3 第1回まとめログ 第2回まとめログ 第3回まとめログ 第4回まとめログ 第5回まとめログ アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)5 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)5 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)5 天杜八夏 侍5 ダスティ 巧者(ローグ)5 レーグネン「どうやら奥が開けているようです」 モニカ「呪文を掛けましょうか。今度こそ、レーグネンにヴィジョン・オヴ・グローリーを掛けようかな……?」 アルブレヒト「マジック・ヴェストメントを」 レーグネン「鎧に+1の強化ボーナスなのでACが上がる……モニカ様ACいくつでしたっけ」 モニカ「19です」 レーグネン「ああ、ではモニカ様にはシールド・オヴ・フェイス! ヤカ殿のACは?」 八夏「19です」 レーグネン「では、ヤカ殿にマジック・ヴェストメントを掛けましょう」 八夏「かたじけない」 モニカ「ではお返しにレーグネンをもう少し強化します。インサイト・オヴ・グッド・フォーチュン! ダイスを振る前に宣言します。2回振って、片方のダイス目を使えます」 DM「スケスケだぜ!! 跡部王国!!」 アルブレヒト「私も自分にシールドを掛けた。じゃあ行こう」 レーグネン「皆、後ろについて来てくれ」 DM「掛けた呪文はレベル/分の呪文?」 モニカ「モニカのはレベル/分です」 アルブレヒト「まあ俺のシールドは2分なので……」 DM「効果時間はシビアに計算するぜ!」 レーグネン「マジック・ヴェストメントは……」 DM「あれはレベル/時間なのでね、レーグネンの自前発動は5時間持ちます。朝イチでかけてもいいです、絶対に戦闘するから(笑)」 レーグネン「底上げ呪文なんですね。じゃあ、気にせずに行くぜ!」 モニカ「アレ!? イキドマリダ!!」 DM「でーん」 レーグネン「ヒエエ、何か居る!!」 アルブレヒト「ああ、そうか悪魔か」 八夏「何!? 悪か」 DM(フィギュアをどんどん置いていく) モニカ「操り人もいる、メッチャおる!!」 レーグネン「手前のやつは明らかに雑魚じゃないから」 モニカ「明らかに……ボスですよ!!」 レーグネン「こいつも……非致傷で仕留めないといけないのかな……」 八夏「悪ですから関係無いです!(スッパリ)」 レーグネン「いいか(笑)」 アルブレヒト「まあでも非致傷のほうが強いんだよね、ダメージ的に」 レーグネン「人にだけですから、人以外だったら普通の魔剣ですね」 DM「マーシフルは1D6、抑止モードをオフにすると追加ダメージも減る」 マーシフルの追加ダメージは人間相手に限らず「血の通った相手」ならば原則通用します。全部非致傷ダメージになるものの、それでHP0を割れば昏倒はするんで、「とにかく無力化した後にとどめを刺せばいい」って戦術も選択肢に入ります。デメリットとしては「回復呪文によるダメージ回復は、致傷と非致傷ダメージそれぞれを同時に回復する」ので、例えば「致傷ダメージ17点、非致傷ダメージ8点受けてるキャラにキュアで8点回復したら、それぞれ8点ずつの合計16点回復」ってなことになります。 アルブレヒト「であればそれは後ろのやつに使ったほうが良いかもね」 DM「では敵の口上ターンです」 敵「はーっはっはっは、随分と数が減ってるじゃないか、寂しくなってきたんじゃねぇのかい?」 DM「……と、奥のアックスファイターが」 八夏「ほざけ、貴様らなど」 アルブレヒト「貴様らなど我々だけで十分だ!」 モニカ「よくも私の大事な部下を!」 敵「そいつはお互い様だろう、嬢ちゃん!」 レーグネン「だが貴様らが商人たちに行った非道、許すわけにはいかない!」 敵「おお? 何の話だぁ?」 八夏「しらばっくれるな!」 アルブレヒト「こんな悪魔を引き連れておいといて!」 敵「そいつが悪魔なんて証拠が……おっと流石にこの見た目では誤魔化せねぇか」 全員爆笑 八夏「騙されると思うたか!!」 敵「クルップの旦那から頂いた強力な用心棒だからな。アンタたちも聞いたことがあるだろう? ツァイトローゼ一門の名をよぉ!!」 八夏「待って(笑)」 アルブレヒト「いろいろ、色々情報が(笑)」 モニカ「わかんない、わかんない(笑)」 DM「(笑) さあ、〈知識:神秘学〉と〈知識:地域〉」 八夏「……知らんな」 モニカ「〈知識:神秘学〉19」 レーグネン「〈知識:神秘学〉19、〈知識:地域〉17」 アルブレヒト「〈知識:神秘学〉24で、〈知識:地域〉26」 DM「はいはい、じゃあツァイトローゼ一門というのは、ものすごく高名な転移魔導の一門。テレポートとか召喚とか。天秤の守護者の『隔てし隔てざるアーヒュロス』は、ツァイトローゼ一門が輩出した天才中の天才として知られるぐらい、超名門。……で、お兄様は、その一門の中の中堅どころに、クルップという名前があった気がした。だがこの一門自体が具体的な悪行を行っているかどうかは断言できない。偉業の影でなんかイリーガルなことをしていないとは言い切れないが、表沙汰になって揉めた事件が有ったりとかは知らない」 アルブレヒト「天秤の守護者を排出しておいて悪名高いってことは(笑) ……『ツァイトローゼ一門!!』」 DM「知っているのか、アルブレヒト!!」 アルブレヒト「はっ、落ちぶれたものだな、こんなところで野盗をしているだなんて」 DM「落ちぶれ……鏡」 アルブレヒト「……落ちぶれたとか、ゆーな!(笑) 今は、落ちぶれてないから!」 敵「落ちぶれたかどうかは、あんたに言われる筋合いはないぜ?」 八夏「アルブレヒト殿、そのナントカ一門というのはそんなに有名なのか」 モニカ「ツァイトローゼ一門ですわ。転移魔導を使う……」 DM「ツァイトローゼを直訳すると、時を超える一門」 アルブレヒト「転移魔導師の一団だ。こいつらがどうかは知らんが」 八夏「本人かどうかはわかりませんな」 敵「ふっ、実際なんでそんなスゲェ魔導師が俺たちのボスになってくれたかはわからねえが、とにかく凄えことは間違いない。そいつを身を以て体験してもらおう!」 レーグネン「確かにあの悪魔、ただ事ではないようだ!」 モニカ「ツァイトローゼにこんな事をする人がいるだなんて……!」 DM「というわけで〈知識:次元界〉もしくは〈知識:宗教〉高い方だけ教えて下さい」 レーグネン「〈知識:次元界〉22」 モニカ「〈知識:宗教〉24」 アルブレヒト「〈知識:次元界〉25」 DM「まあ、魔界のオーガです。ハーフ・フィーンディッシュ・オーガ。オーガの中でも悪魔の力を身につけて強化されているタイプ。完全に邪悪なやつです。それと、そういった存在を造り出す悪魔的儀式は、みんな出目が高かったから知ってます。『あの邪悪な儀式の産物か!』って」 あと魔界には天然物も存在している。現状だと見分けはつかない。 レーグネン「く、造り出された悪魔……! ヤカ殿、あれは悪です!!」 八夏「ああ、わかっておる。であれば滅せねばならぬ!!」 モニカ「ヤカ様、違えてはなりません。人は、絶対に殺してはいけませんよ!」 DM「オーガにも振っておけば良いね。〈知識:地域〉……これで知らなかったら恥ずかしいことになるよ(笑)」 アルブレヒト「20だな」 DM「これ以上、説明する必要も無いよねってやつです」 アルブレヒト「鬼みたいな、力の強い……巨人だ!」 DM「やつは巨人の中でも最弱、だが悪魔の力を手に入れた今、相当の力を持っているに違いない!」 レーグネン「ゴクリ」 DM「最下級の巨人といっても、巨人は巨人、強い」 モニカ「つよい(ゴクリ)」 DM「で、悪魔の力を手に入れたモンスターは、基本的に魔法の武器じゃないと通じづらいことを知っているし、エネルギーや呪文に対する抵抗なんかも微弱ながらあることを知っている。この抵抗力は素体となったモンスターの強さに比例してます。元が強ければ比例してパワーアップ具合も増す」 モニカ「魔法の武器が必要ですわね。……ヤカ様、私がマジック・ウェポンを掛けますわ!」 アルブレヒト「はっ! 悪魔の力を自らの力と勘違いした哀れな末路を見せてやろう!」 敵「はん! 悪魔の力も呪文も、似たようなものじゃないか! やっちまえー!」 アルブレヒト「呪文バカにすんなっ!」 全員爆笑 八夏「怒った、珍しく怒った(笑)」 アルブレヒト「どんだけ努力したと思ってんだーっ!(机バンバン)そんな棚ぼたと一緒にすんなっ!」 この敵にもう少し知性があれば「貴族に生まれたというだけで何不自由なく暮らして学校にも行けたのが棚ぼたじゃないとでも?」くらいは言い返せたかもしれないが(笑) 敵「部下の力だって自分の力なのがお貴族様なんじゃねぇのかい?」 アルブレヒト「……貴様……っ!?」 DM「お兄様、固まるの図(笑)」 レーグネン「何をいっているのだ、我々は貴族などではないっ!」 DM「まあ、一般常識というかむしろ無知な人間ほど、全身鎧で完全武装してる人間が3人もいて、残りも身嗜みの整った魔導師だってんなら、『そりゃお貴族様でしょ』と短絡してしまうわけですね。別に素性を見抜いてとか関係無く。一般的なフィクションのように『冒険者の多くが羽振りがよくて、フル装備が珍しくない』なんてことはないし、ベルセルクみたいに『モブ傭兵まで皆プレートメイル装備している』なんてこともない(笑)」 レーグネン「な、な、何を言っている、我々は貴族などではないぞ!!」 全員爆笑 レーグネン「我々は……あれだ! 神に仕える者としてお前たちを……!」 モニカ「……成敗してくれる!」 DM「……すっげえ、目が泳いでるな(笑) 一応〈はったり〉を振ってもらおう、動揺を隠せるかどうか」 レーグネン「18」 DM「まあいいんじゃないですかね、わかんないよ。相手が内心どう思ったかはわかんないけど。で、『やっちまえー!』っと」 DM「イニシアチヴ!」 レーグネン「19」 八夏「8」 モニカ「4」 アルブレヒト「あーくそ、実は『いまだ! 先手必勝! フラッシュバースト!!』ってやろうとしてたのに」 全員爆笑 半径120フィートの範囲にいる全てのクリーチャーを2D8ラウンド[盲目]にするやべー呪文です。全てです。味方も巻き込みます。セーヴに成功するか目を瞑るかしないと「目が、目がぁぁぁ!!」」となります。 なので予め「総員対閃光防御!」と宣言し、味方が各手番で「目を瞑ります」とした上で使わないと、危な過ぎる威力。異常としか言えない効果範囲の広さであるので、まぁ扱いは難しくなるのも当然だよね、と。 DM「味方の手番すっ飛ばしていきなりぶっ放したら全員えらいことになる(笑)」 レーグネン・八夏『滅びの爆裂疾風弾(バーストストリーム)!!』 アルブレヒト「味方も全員[盲目]に(笑)」 DM「うぉっ、眩しっ!」 レーグネン「覚えた呪文はとりあえず使ってみたいヤツだ」 DM「……じゃあ、フラッシュバーストですか?」 アルブレヒト「いえ、違います(笑) ……ヤカに、マジック・ウェポンを掛けよう」 八夏「かたじけない!」 レーグネン「スピリチュアル・ウェポンを発動します。ほにゃほにゃほにゃ~……切り裂け、神の刃! ……命中は11」 DM「スカッ……ではイニシアチヴ18で敵が動く。ゴゴゴ……邪帝ガイウス!」 モニカ「除外されちゃう!」 DM「ゴゴゴ……喰らえ、ダークネス・ボール! その密集地点に半径20フィートの拡散だ!!」 モニカ「範囲攻撃!! クラウス……!!」 DM「幸いこの呪文はクリーチャーにしか効きません。人間は死んだらもうただのモノだぁ! 肉の塊でしかないんだよぉ! ってことでノーダメージ。というわけで善の人、お手をお挙げください」 モニカ・レーグネン・八夏『(手を挙げる)』 DM「全員、意志セーヴ」 レーグネン「ヴィジョン・オヴ・グローリー使います」 八夏「AP使って18」 アルブレヒト「26」 レーグネン「19」 モニカ「23」 DM「全員成功ですね。レーグネンはモニカのバフ無かったら直撃だったな(笑) で、成功したら12点、中立のお兄様は1/4で3点。それ以外は特になにもないです」 アルブレヒト「〈知識:呪文学〉で成功したから呪文の効果がわかる」 レーグネン「23」 八夏「アルブレヒト殿、今のは一体!」 アルブレヒト「悪の波動だ」 DM「アンホーリィ・ブライトっていう4レベルの[悪]呪文です」 八夏「では絶対に悪なのですね!」 レーグネン「ディテクト・イーヴルをするまでもない!」 DM「でイニシアチヴ……11で、どうせ-4なら射つだけ射とう、アルブレヒトに」 アルブレヒト「ヒェ……遮蔽もあるから24まで当たらん!」 DM「(ダイスコロコロ)……おわり、ハズレハズレ」 八夏「じゃあ行きますか! 『私の前で悪を名乗ったこと、後悔させてやる! レーグネン殿、前衛に出るということですね!』」 レーグネン「はい」 八夏「1、2、3、4……普通の移動で敵の前に、攻撃します! 18」 DM「当たり~」 八夏「(ダイスコロコロ)14点! エンド」 モニカ「さすがヤカ、さすやか! ではモニカ。自分にマジック・ウェポンを付与し4マス移動」 アルブレヒト「フラッシュ・バースト、いつ使おう……(うずうず)まあいい、レーグネンにフライだ!」 レーグネン「身体が、軽いっ! 移動……!」 DM「おらーっ、機会攻撃、当たり! 23点っ!」 一同『おおー……』 レーグネン「スピリチュアル・ウェポンの攻撃。18で当たり、ダメージ6点。『この借り受けた剣で……! マーシフル、オフ! 悪は斬る!』22で当たりです。非致傷はオフにして、1D8+4と魔法武器で+1。ダメージは8点」 機会攻撃の一撃(つまり単なる通常攻撃)でHPを半分削ってくる難敵相手に、そのまま回復せずに立ち向かったツケは、速やかに支払われることになった。 DM「次は敵だ! レイジ! ドゴォォン!」 八夏「怒ったぞ!」 特殊能力「激怒」によって筋力と耐久力に+4ボーナスを得て、ACが2下がりました。これによりあまり計算高い行動も行えなくなります。まぁオーガなんでそもそもアホですが。 DM「ボスは、弓兵の後まで行動を遅らせます」 ボス「お前らぁ、周り込め!」 部下「アニキ、任せてくだせえ!」 DM「パーティの後ろの方に。スピリチュアル・ウェポンは機会攻撃出来たっけ?」 レーグネン「えーっと……たぶんしない」 アルブレヒト「スピリチュアル・ウェポンはクリーチャーじゃないんで、機会攻撃はしません。あ。スピリチュアル・ウェポン、最初のアタック成功で呪文抵抗破ってください。破れればずっと効くんだけど破れなかったら消える」 DM「OH、そういやそうだわ。レーグネン、振って」 レーグネン「(コロコロ)14、足して19」 DM「じゃあ大丈夫。オーガね。レイジ! 挟撃! からの強打2点!」 一同『やべえ、やべえ(笑)』 DM「おっとダイス18! ファルシオンだからクリティカル・ロール……!」 レーグネン「……APだ! APで、相手のクリティカル・ロールを弾く!」 DM「APはクリティカル・ロールには干渉出来ないんで、その前の命中判定を下げましょう。あと本当はこっちの出目を言っちゃ駄目なんだが」 レーグネン「キュピーン! ではAPを使って命中を4下げます!」 DM「だがダイス目18はあまりにも暴力的。多少下げたところでダメだった。当たり。クリティカル・ロールもダイス目17!! ……筋力が4増えてファルシオンだから……筋力34の追加ダメージが12になって……両手武器で18に増えて……」 八夏「怖い、怖い。恐ろしい言葉が聞こえた(笑)」 DM「えーっと。……58点」 一同、感嘆の深い息と苦笑 レーグネン「駄目だぁ、大規模ダメージで死んだ(笑)」 DM「!? ……いやまって、58点なんてマジでいくの? えーっと……まってまって、計算し直す……本当にこんなに行く? いかないだろ!?(突っ伏す)」 レーグネン「クリティカルだと行きそうですけれどね……クリティカルで相手に54点ぐらい打ち込んだのを見たことありますから……」 モニカ「(笑)」 DM「(モニカを指さし)それやったのこの人だろォ!? ……えーっと……21だろ……15だろ……筋力4増えたってことは追加ダメージも増えて……ダイスが14だから……まあ、4D6振ってるんだから……58点」 つまりファルシオンで2D6+22ダメージがクリティカルで2倍になり4D6+44ってことです(笑) このファルシオンってのは「ダメージは低いんだけどクリティカル率が18~20と通常の3倍ある」というデンジャラス・ウェポンで、事故死製造機なんです。何故かオークの標準装備とされており、低レベルのキャラがクリティカルで即死することで知られている。 アルブレヒト「しょうがないんだよ、フィギュアがファルシオン持ってるから……」 モニカ「レーグネン……HP50……?」 レーグネン「いま残り21で。耐久力が15だから、実質36」 HPのマイナスが耐久力と同じ数値に達すると死にます。つまりレーグネンはHP-15になると死ぬ。 アルブレヒト「2人でクローズ・ウーンズを飛ばそう」 DM「話はそれからだ……心が折れるには早いですよ! まずはダメージ量を50未満にして大規模ダメージ判定を回避!!」 モニカ「飛ばしますよ! ……うふふ(笑) 11点」 レーグネン「出目3でプラス9だから……12点」 アルブレヒト「23点」 イラスト:★Yuuki DM「……諦めずに計算してくれぇっ! レーグネン、お前の命なんだっ!」 レーグネン「(笑)」 DM「58点から23点プリヴェントして、35点」 ギリギリセーフ!! 速攻で治さないと死ぬけど!!! まぁそれは最悪APで止血を!!! でも敵はとどめ刺す知能あるからまだまだ大ピンチ!!!! あまりのピンチ過ぎて、デヴィル・オーガにまだ噛み付きによる攻撃が残ってることを完全にスルーしているぞ、DM!!! モニカ「レーグネン! 貴方が倒れては、貴方が倒れては駄目なのです!」 敵「ヒャッハー! 早速1人ぶっ倒したぜ! 流石旦那の召喚した悪魔はパワーが違う! あんな雑魚共瞬殺だぁ!」 DM「……八夏に攻撃、18まで当たるが、AC的に当たらない。20振らなきゃ当たらないんだよぉ! オーガは5フィートステップしてます」 八夏「では私。……5フィートステップして『貴様、よくもレーグネンをぉ!』 こっちは《強打》5点、全力で乗せて攻撃する! 更に、《気合の一撃》!!」 DM「キアーイ!! ……!? (慌ててモンスターのデータを見直す)……あっぶねぇ……! こいつ、《善を討つ一撃》持ってた……! 使い忘れててよかった……!(笑)」 全員爆笑 DM「あぶねぇ~!! スマイト・グッドって書いてある!!」 アルブレヒト「英語苦手でよかった~!!」 英語版のデータを参照していると、ただでさえ普通に起こるデータの見落としが余計に発生しがち。 八夏「恐ろしか、恐ろしか……! さて、行きます! 当たり! ダメージが……13点プラスされるから……24点!」 DM「24点! はい、はい。痛い」 八夏「ここで20出たら格好良かったんだけれどな~!」 モニカ「はい、次はモニ。防御的発動でレーグネンにキュア・シリアス・ウーンズを掛けに行きます。……20回復!」 レーグネン「おおぉ……ありがとうございます」 モニカ「レーグネン! 貴方が倒れてはいけません!」 DM「……レーグネンは耐久力に4ダメージです」 レーグネン「おおぅ、身体がふにゃふにゃする……」 HP-10を越えて受けたダメージ分は、耐久力に直接ダメージが及ぶようになります。 つまり-14まで達したレーグネンは耐久力が4減って現在10。次は-10になった時点で死亡確定です。中途半端に回復してHP-9とかにすると、1ダメージ受けた時点で死ぬ(笑) Don't give up justice, I want to get truth! お願い、死なないでレーグネン!!!(またこれか ●プレイヤーズコメント ・アルブレヒト フライ! フラッシュバースト! さすがレベル3呪文は派手だぜ、ヒャッハー! はやくお披露目をしたいところだが、ここは使い所を見極めるとき……。 魔界のオーガをひき連れた戦士が色々と新情報を披露してくれたが、一体どういう意図あってか(笑) 降って湧いたパワーにイキって、商隊襲撃でやんちゃしすぎたのか……? 開幕舌戦はやや優勢か? まぁ後は目にもの見せたれー! ……での、オーガの激怒《強打》からのクリティカルはやばかった。 ★Yuukiさんのイラストのアルブレヒトがゲス顔で超最高なんだけど、喰らったときはレーグネンほんと死ぬかと思ってすごく心配したよ? 今回は自分自身の防御を少し心がけられていたようで、無難に敵の射撃に対処できててちょっと嬉しい(笑) ・モニカ ・レーグネン 死ぬわアイツって言われた方が勝つんですけどぉ! イラストの再現度がまた(笑) 盾役がフライ貰っておいて前に出ずとは何事か、と言うところもあるのですが。まあ調子に乗りすぎでしたかねー。接敵即回復が選択肢に無かったので、頭の片隅に置いておきたい。機会攻撃を自分で誘発済なので手段としては悪くないはず。 そしてなんとか一命を取り留めましたが、恐ろしい攻撃でした……。 敵も何やらバックがある様子。捕まえねば。きき、貴族ちゃうわ! 前に出るのは良いんだが、HP半減した状態で攻撃しちゃったのがデンジャラス・ムーヴだったのぅ。 ・八夏 唐突に告げられた謎の黒幕(っぽい人)、クルップ。そして明らかに悪なデカ物。 最初はちょっと床下の隠し部屋を調べる程度と思いきや、着実に事件の核心に迫っていく感じになってきたなぁ。 って、あんたがあっさりやられてどうするレーグネン!? オイオイオイ、今回のイラストが刃牙じゃなかったら死んでたわ(笑 しかしお兄様って呪文馬鹿にされると怒るのね……うっかり変なこと言わないように気を付けよう(オイ ・ダスティ いよいよ敵が登場。でも勝手に敵の情報を話しだして、これは小物かと思っていたら、まさかの急展開! 道中、あんなに楽しそう(?)にしていたのに、今回の主戦力のレーグネンが、あわや即死という大惨事に。レベルがあがり、魔法によるバフもあったため油断していた? その状況に対するYuukiさんのイラストのアルブレヒトと八夏……セリフも酷いが、顔も酷い! 元ネタの特徴をしっかりとらえているだけに酷さが倍増!! 危うく2人目の死者が出るところだったけど、クローズ・ウーンズでギリギリセーフ! でも、まだまだ油断はならない。こんな時にダスティはどこへ? 「ダスティー! はやくきてくれーっ!」。いや、この状況では、ダスティ1人でどうにかなるようなものではないだろうけど……。 |
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■忍者と極道 拍手でオススメされて~。 いわゆる山田風太郎な一芸超人能力持ち忍者が、クスリでドーピングしてるヤクザと全面抗争する漫画。 いわゆる好みなキャラ的な「強い年寄り」であることと同時に「ああ、これ死ぬ。絶対死ぬ。生き残るパターン殆ど無いだろ」となったやつ。 忍者の主人公とヤクザのボスが、正体知らずにオタク友達になって、戦う運命にある……というお約束設定をネタにアレンジしてある展開を見せてきたので、「ああ、いわゆる『忍者もヤクザもそれぞれの正義みたいなのがあって、ヤクザは敵だけどいわゆる義理だ仁義だのフィクション的任侠道って感じなのかな?」……なんて思っちゃったわけなんですが。 ヤクザはマジでクズな外道極道で「ああ、これはこいつら皆殺しにしてもらうしかないわ。忍者頑張れ」としかならくて「あれーっ!?」となった(笑) いやいいんだけどね!! それはそれで問題無く楽しいし、現にスゲー面白い漫画だから!!!! そんなわけでこんな「人情味ある仁義のヤクザ」とか出てきても「えーでもクズの仲間なんでしょー」とはなってしまうが(笑) まぁでも「家庭の事情で真っ当に育つ選択肢が最初から存在しなかった若者を面倒見る」という行為と犯罪者であることも両立できる概念ではあるんだよな。例えば「児童労働なんて非人道的なことさせるなんて許せん!!」で業者を取り締まった結果、働き口がなくなって家族が路頭に迷いました~なんて歴史的事実もあったりするわけであるからして。難しいね。まぁ現代日本が舞台なら「それでも犯罪者にはさせずに助けてやれるだろう」って度合いが段違いに高いわけだが。 あと2巻のこれがボボボーボ・ボーボボっぽくて吹いた。 D&Dの上級職、ヤクザ!! ヤクザノレッジ!!!(〈知識:ヤクザ〉 ローグ系の上級職なのだが、「地元で強い」というタイプであり、冒険には向かない(笑) |
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■プレゼントありがとうございます( ・`ω・´) 缶詰ってさ……否が応でもテンションが上がるんだよな……。 戦場の狼のレーション喰ってるやつとか、北斗の拳で食料ゲットシーンでもときめいたんだよなぁ。 ってか子供心に「食料」という響きに格好良さを感じまくっていて、缶詰は「食料」って感じで!!! なんか友達と遊ぶ時も「駄菓子屋で食料を買っていこうぜ!」とか言ってた記憶が……!!! アドベンチャー・アイランド!! PCエンジンミニに入ってたけどまだ遊んでないな!!(違 くそぅ。そうさ今こそアドベンチャーしてぇ……!!! そして面白そうなネタが満載そうな本。 ケモミミセットが届いたーっ!!! ……とTweetしたら、小梅けいとさんからファボラれて笑った(笑) 飲み物いっぱっぁぁぁぁぁ!! そしてすまぬ、すまぬ。置き配されてるのを持ち上げようとしたら箱が「べりっ」となって崩壊してしまったのだ……!!! TRPG部員のサバから貰ったー!! エフェクトガチャは「売ってたら誰か買っといて~」とTRPG部のグループラインで言っといたらプレゼントとして送られてきた! 開封してたらちょうど目の前にサラマンダーのフィギュアがあったんで(なんたる偶然)、エフェクト遊びしている写真です。 MERRELLのサンダルはソールの心地よさがしっくり来た。あとは靴ずれ起こらないことを祈る! これまたTRPG部員のレビさんから! 俺が大好きなモンスターの一つである、アンバーハルク!!! しかも未塗装品を手ずから塗装してくれた逸品( ・`ω・´) そしてやっぱりTRPG部員のひのきさんから貴腐ワイィィィィィィィィン!!! アルザス地方のやつですな( ・`ω・´) ネオ・ジオンのヤケクソ気味な高コストハイエンド機が大好きなんだよなぁ。 それやり出した時点で戦争としては終わってんだが、数の劣勢を質で補おうという姿勢は……好き。 オールレンジ攻撃はときめきのウェポン。 エースだけが使える強力な「1対多」を可能とする兵器ってのがロマンであり、インコムの「性能を妥協して使い勝手を上げた存在」ぶりもまた素敵なチャームポイント。 昔から思ってることだが、出力のインフレがおかしい(笑) 最近じゃこのビーム出力設定がある機体もご無沙汰であるが。 そしてハイ・メガ・キャノンはコロニーレーザーの出力の20%って言ういくらなんでも無茶な設定は今どうなってるんだ? 0083やF91も「あれ? これはプラモ出ないの?」ってのあったよなぁ(笑) 今のようななんでもかんでもプラモ化される時代が素晴らしい。 リゼルがデビューした時、「量産型Zやリ・ガズィを差し置いて、さらに量産型Zガンダム系列の機体が増えただとぉ!? Ζプラスはぁ!?」と驚愕したのも懐かしい。 今ではリゼルのある程度のコストパフォーマンスを確保して量産にこぎつけた高性能機ぶりは好きだぜ( ・`ω・´) 実際のところ、20メートルの機体が0.5秒で変形するのを現実で見たらどんだけ凄まじい迫力なのかと妄想が膨らむやつ。 重機がゆっくり動いてるだけでもスゲーからな! あれよりデカいのが0.5秒でまったく別のフォルムに変形とかヤバ過ぎるよな!!! 前にも言ったことだがががが。 UCの戦闘シーンは全体的に「モブに至るまで生きているのを感じることが出来る細やかな演出が最高」なんだけど、エース専用機であるC型部隊が「よくある戦闘シーン」よろしく棒立ち的撃破されるのだけは「は?」ってなってた。 そして「この本には『実は高性能機を与えられた素人の寄せ集めで、張子の虎でした』なんて設定でも追加されてるのかな?」なんて思いもしたが、そんなことはなかったんだぜ。 袖付きめぇ!!!(褒め言葉 ダウンサイジングを果たしたクィン・マンサは8年後も強力でした。 っていうか運用難度度外視するなら、クィン・マンサの方が機体自体の戦闘力は上だろうしな(笑) つまりヤクト・マンサ……!!(おかしい まぁ性能的にはクィン・マンサとヤクト・ドーガを足して2で割った感はある(笑) フルコンディションが当たり前じゃないのっていいよね(`・ω・´) 逆シャアじゃバカスカ使い捨ててたファンネルが貴重で2基しかないの大事にやりくりしてるのたまらん。 |
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■“真実は見えるか”キャンペーン 第6回 チャプター4 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。 チャプター1 チャプター2 チャプター3 第1回まとめログ 第2回まとめログ 第3回まとめログ 第4回まとめログ 第5回まとめログ アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)5 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)5 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)5 天杜八夏 侍5 クラウス 魂刃士(ソウルナイフ)5 ダスティ 巧者(ローグ)5 アルブレヒト「ということは、公式の貴族一覧にもまだ名前が残っているかもしれない! まだ、没収されていない」 DM「少なくとも君たちの主観では、正式に『この領地は我々、何々家が所領するものと変わった』的な布告は知らないからね」 アルブレヒト「我々も一応ね……貴族世界に戻れば、元の地位にポンっと置いてもらえる可能性はある。抹殺される可能性のほうがあるけど……一応、正式な手続きをすれば次期当主になるかもしれない! (アルブレヒトとモニカ以外は)全員、死んでるだろうから。いや、生きているかもしれないけれど。バーンと違ってね、家督相続はできますから」 DM「まあバーンだったら家督相続はモニカにいくけどね(笑)」 アルブレヒト「ですよね(笑) あっでも……城を燃やされる程の不祥事やらされてるから、お家没収かもね……バーン的には『城燃やされてるんじゃあ、貴族としての資格はないよね(笑)』って。……まあモニカは神寵者だからね!」 DM「事情次第だね」 レーグネン「貴族くんさぁ……? って(笑)」 DM「一応、バーンは貴族同士での争いは法律で禁止されてるんですよ。全盛期の江戸幕府みたいに、中央が権力をバッチリ保有しているから、それに歯向かったら正規軍に鎮圧されるんで従うしかない、みたいな。で、ヴィーリオンはまだまだ封建主義なのでガッチリと締まっていない」 アルブレヒト「どこまでスレスレのことができるか、という……」 DM「そうそう(笑) だから、なにかが起こったときは『大人の話し合い(笑)』みたいなね。お前らの英雄パーティとウチらの英雄パーティでガチって勝ったほうが正しい! みたいなことはあるかもね。英雄ファイト、レディー・ゴー!」 全員笑い DM「まあヴィーリオンは、争いをしている間に横から襲われる可能性もあるから、そういう抑止力はあるね。実際、貴族同士の争いをしている間にドラゴン側の軍団が攻め込んできて滅んだってこともあるから。ドラゴン側も情報収集してるよ!」 アルブレヒト「馬鹿なモンスターじゃないからね!」 DM「史実のイングランド(に限らないがまぁ代表的なところで)でも領内での貴族同士の闘いは禁止されていたりもする。……まぁイングランドの場合、王の権威が弱かったから皆『知るかボケ!』って勝手にやりまくってたのもあるんで、王権が強い国ほどこの手のスタンドプレイはやり辛くはある。そしてバーンにボロ負けして並び立つ大国に至ることを許してしまったヴィーリオン王国の権威は弱まっている」 まぁだからってヴィーリオン王国を「旧態然した無能の王国」と設定しているつもりはなくて。このシナリオで名前が出ていたヘルツホルム公爵家や、豊作キャンペーンで登場したロールヴァーゲ侯爵家といった、超優秀な諸侯が治める領域で踏み止まって戦線膠着してるのが現在の国境線です。 ぶっちゃけ前線を支える諸侯の中には様々なPC出身のキャラが何人も存在するんで、どっちかに偏って贔屓されることはないという(笑) 当時のプレイヤー達の殆どと疎遠になってしまっているが、キャラは好き放題させて貰うぜ!!! DM「八夏殿は、ハインリーケの食客という意味では、客観的に見てアルブレヒトより上かもね。だってアルブレヒト、単なる落ち武者だもの」 アルブレヒト「え、俺のほうが上じゃないの?(モニカとレーグネンを見つめ)」 DM「でも本人の自覚は無い。滅んだ自覚は無いからね。実際どうだか知らんしね。でも仮に城が吹っ飛んでいて、後ろ盾が無いとしたら……ただの落ち武者です(笑) 八夏だって落ち武者だけれど、正規の貴族の食客。まあ、住所や保険証を持ってるわけです(笑)」 モニカ「わかりやすい(笑)」 アルブレヒト「いや……あ、あるよ……?」 DM「期限切れ疑惑だけど!」 アルブレヒト「ヴォルフェンビュッテル家の保険証はあるけれど、組合があるかどうかがわからないだけだから!」 DM「まぁうんそうだね。シュレディンガーの貴族だもんね」 この辺りの「どこまでいったら貴族の地位を失うのか」は史実でも曖昧なことが多いので……とどのつまりとても揉める。 DM「まあそんな感じです。モニカとレーグネンに関しては、戦勝神教会の後ろ盾があるから……レーグネンは元々貴族だけれど、戦勝神に出家しているから……デジタルに社会的地位だけを判断した場合、明確に確定している地位だけならレーグネンのほうが兄よりパラメーターが上かもしれない!」 アルブレヒト「……!?(目を皿にして苦笑い)」 DM「だから……デジタルな社会的ランク順序は……モニカ、八夏、レーグネン、アルブレヒト」 アルブレヒト「……!?!?(眉を大きく動かす)」 全員笑い レーグネン「今明かされる衝撃の事実……!!」 アルブレヒト「……。……いやあ、そのときは……どっかで……俺を……」 モニカ「で、でもキャラクター的には……!」 DM「キャラクター的、主観ではアルブレヒトが一番上なんだよ! ……客観では、一番最低なだけで」 八夏「最低(笑)」 アルブレヒト「ま、まだわからないから。『もうあの家はないだろう』といった悲観的な目で見られるとそうなるってだけ」 DM「そうそう、そのへんはケース・バイ・ケースで違うと思うんですよ。『ヴォルフェンビュッテル家はもう滅んでいるだろ』って思っている人たちにとっては(アルブレヒトは)下だろうし、『ヴォルフェンビュッテル家はまだ滅んじゃいない……!』って思っている人たちにとっては上だろうし」 レーグネン「……シュレディンガーの貴族……(笑)」 八夏「これが、貴族……!」 DM「権威のある存在が権威を認めることで『ああ、権威があるんだな』って思われるのは現実も同様なわけで。ホルストマン家が公式に『ヴォルフェンビュッテルの正統後継者をアルブレヒトと認める』っていったら、ホルストマン家の権威を認める人たちはそれを認めてくれるんですよ。立場って、そう言ってくれる人の数なんだよね」 アルブレヒト「ホルストマン家はね、まだ、そのための情報を集めている最中だからね」 DM「まだそのレベルではない、ってね」 アルブレヒト「……アルブレヒトのこと、後継者扱いしてくれるかなあ……?」 ハインリーケ「(アルブレヒトを指差しながら)ヴォルフェンビュッテル家の存続は認めるわ! ただし、モニカが後を継ぐというのであればね!」 アルブレヒト「(絶句)」 レーグネン・八夏「言われそう……(笑)」 ハインリーケ(DM)「兄は宮廷魔導師で十分よね?」 アルブレヒト「んぐ……モ、モニカが幸せになれるかどうかだからね! わからないからね!」 DM「(笑)」 ハインリーケ(アルブレヒト)「アンタを頭にしてもいいけれど、わかっているわよね?」 全員笑い DM「それもあるよね!」 アルブレヒト「まあ、ハインリーケの影響下にある家が1個増えるってだけだから!」 ハインリーケ「あんたは好きにしていいわ、名目上の当主はあんたにしておいてあげる」 DM「……って笑顔で言われて終わりかもしれないね。『うちが代官を送るから』って」 アルブレヒト「『地方で本読んで暮らしてなさい』って(笑)」 DM「で、しばらくしたらハインリーケの息の掛かった女と結婚させられて、息子が当主になるから」 アルブレヒト「(うんうん)で、元子爵として幸せな余生を過ごすと」 イラスト:★Yuuki DM「アルブレヒト殿、『ここは本がたくさんあって、あんな燃えてしまった城よりも楽しいですわ』っていうんでしょ(笑)」 アルブレヒト「懐かしくない、懐かしくないッスよ! いま幸せっスよ!」 DM「という未来もあるかもしれない」 モニカ「……さあ、妄想はそれまでにしてくださいませ、お兄様」 アルブレヒト「とりあえず今は俺が首席だからね!」 全員笑い モニカ「今はお兄様がリーダーです!」 アルブレヒト「では仕方がない、レーグネン。進んでくれ」 レーグネン「そうですね。我々に出来ることをやるしかないでしょう」 DM「〈捜索〉は知力ベース……最も基準値が高いのはお兄様では?」 アルブレヒト「俺ェ!?」 レーグネン「知力~14!」 八夏「13!」 DM「(アルブレヒトは)18~!」 全員笑い アルブレヒト「いや生存力が高い方が……ああそれじゃあモニカになっちゃうから……」 DM「モニカはパラメーターが素で高いだけ……いや、神寵者ってセーヴが全部良好か。……そっかそっか、じゃあモニカだ」 頑健、反応、意志とあるセーヴ値は、普通は1種類だけ(魔導師なら意志セーヴ、盗賊なら反応セーヴみたいに)「上昇幅が大きい」んだけど、神官のような一部のクラスは「頑健と意志」の様に2つが高い上昇幅を持つ。そして神寵者は驚きの3種類全部が高く成長する。 まぁ基本的に聖職者がセーヴ値高い傾向があります。聖騎士はセーヴの上昇値こそ頑健が強いだけだけど、魅力度が高いほどセーヴにボーナス貰えるんで、実質全部高い、とかね。あと修行僧は数少ない「全部高い」クラス。 モニカ「そっか……知力16、あるよ!」 DM「反応セーヴ6あるよ!」 アルブレヒト「……まあでも、レーグネンでいいよ」 DM・モニカ『(笑)』 レーグネン「このACで耐えてみせる!」 アルブレヒト「ああでも落とし穴……落とし穴に落ちるのはヤカかレーグネンになるんだろうな……」 八夏「(ちらりとアルブレヒトを見る)」 レーグネン「モニカが落ちたら、だいぶヤバいですからね」 アルブレヒト「……ヤカ、その槍で地面を突っつきながら……」 DM「武士の魂を……?」 八夏「少々、聞き捨てなりませんぞ。お断り申す。この槍はその為に使うものではござらぬ」 アルブレヒト「そうか……10フィートの棒かと思ったが……いやこれは言ってはいけない」 DM「言っちゃった!! 言っちゃったんだな!?」 レーグネン「アルブレヒト様! 流石にそれは!!」 アルブレヒト「あ、いや。便利かな……と思ったんですよ」 DM「アルブレヒト、結構ヒノワの知識ねぇな(笑) 『サメラァーイは己の武器を魂としており……』という知識自慢はしないんでしょ?」 アルブレヒト「そうだっけ、そうだった(大きく頷き) ちょっと、そういうのはカタナという印象だった。持ち手は石突きって言うくらいだから」 DM「戦いの最中であれば躊躇はしないけれど、地雷探知機にはして欲しくないよねっていう」 八夏(うんうん) イラスト:★Yuuki この男、ポン骨の相あり……!! アルブレヒト「……であれば、誰か先頭を行こうというものは居るか!」 イラスト:★Yuuki レーグネン「私が行きましょう」 アルブレヒト「任せた!」 レーグネン「ではテイク10で〈捜索〉しながら。素なので、知力ボーナスだけ足して12」 DM「12でよっちよっちと。すると、予めモニカが掛けていたヴィジョン・オヴ・グローリーは一歩目で終わった。流石に無駄撃ちなので、掛けなかったことにしていいよ」 モニカ「わかった、掛けなかったことにします」 レーグネン「では角のところまで、見えるところに行きました。殿はヤカ殿で?」 八夏「ああ、まあ」 DM「いつもそれで八夏が戦闘参加できないんだよね(笑)」 アルブレヒト「後ろも出入り口が無いから俺が殿でもいい」 レーグネン「道は閉じているし。……とりあえず突き当りまで来て、ヤカから陽光棒を借りて、少し進んで……分かれ道になっているのが見える。捜索しながら『ヤカ殿、後ろについて来てくれ』」 八夏「ええ、わかりました」 一歩一歩と進む一行。 モニカ「(マップを見て)ええ、こんな……」 レーグネン「く、やはりダスティの力がないと……。どちらに進みましょう」 アルブレヒト「足跡とかはわかるか?」 DM「足跡はいっぱいあるだろうけれど、行ったり来たりしていて錯綜しているよ」 レーグネン「足跡を見る限り、どちらの通路も使われているようです」 アルブレヒト「とりあえず直進してみよう」 レーグネン「此処から先、アルブレヒト様は危険です。中にお入りください」 モニカ「ん! (モニカフィギュアを殿に置く)」 アルブレヒト「この分かれ道でアラームを設置」 レーグネン「では進んでいきます」 アラームの呪文。いわゆるセンサー。超小型以上のサイズを持つクリーチャーが効果範囲内(半径20フィート)に侵入するとわかります。ニュータイプみたいに脳内に「キュピーン!」と来る(1マイル先まで届く)か、「チリンチリン」と警報を鳴らす(理想的な状況で最大180フィート先まで聞こえる)かは設置時に選択可能。 キュピーンの方が確実性が高いんだけど、術者しかわからないので「なんか反応あった!」「なんだって!?」で1ラウンド確実に消費するデメリットもある。 Don't give up justice, I want to get truth! 横山光輝D&D ●プレイヤーズコメント ・アルブレヒト もし仮に、あくまでも仮にだけど、爵位を失った貴族となれば、アルブレヒトただの市井の天才に過ぎない! でもまぁ、アルブレヒトの才能があれば、望めば宮廷魔術師の地位くらいすぐになれるし。 そもそも子爵家は滅んでないし、今この瞬間だけの序列なんて全く無意味。 なのでアルブレヒト的には全く問題なし、ってわけなんだ。 それにつけても今回の挿絵も、どうしてここまでうってつけのネタがあるのか(笑) ネタも絵柄もバッチリとハマりすぎてツボで。 いつもありがとうございます。 アルブレヒトは今のままじゃ、こういった未来に落ち着いちゃうかもしれないし、これからの経験での成長からの違う未来があるかもだし。 『士、三日会わざれば刮目して見よ』ですよ……、たぶんね! ・モニカ ・レーグネン すっかり横山めいてきました(笑) 再現度高い! お兄様の地位疑惑。まあ下克上を狙ってる訳ではないのでどうするという訳ではないのですが。ホルストマン家傀儡ルートはなんだかんだwin-winそうで笑いました。 ・八夏 お兄様、絶対強者と思っていたが実は最下層民と判明する(オイ ハインリーケ様にはつくづく感謝しないと。 いつの間にかお兄様の未来予想図が……でもイラストは完全に三国志。さすがのクオリティです。 それいけレーグネン、一番乗りは伊達じゃないから先頭は任せた。穴には気を付けて!(笑 それにしても信頼度下がったばっかりなのに追い打ちをするとは、お兄様は命知らずだな。 ・ダスティ ここにきて、パーティー内の序列に疑問が……? まぁでも、それでアルブレヒトが態度を変えるようなことはないのだろうけど。Yuukiさんの1枚目のイラストのように、アルブレヒトはどんな時でも、どんなことになっても、アルブレヒトなんだろうなぁ。 さらに探索は続くけど……いやぁ、こんな時に一緒にいれなくて申し訳ない。でも、ダスティがいないゆえの、アルブレヒト、八夏、レーグネンのやり取りが見られて楽しい! あいかわらずのアルブレヒトと八夏のかけあいにレーグネンが加わって、その様子をYuukiさんが絶妙なイラストで演出! これはもう、このパーティーのやりとりを元ネタにしたダンジョンコントとか、4コマ漫画を見てみたい! |
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■ワールドガイド・オヴ・フローラントWEB版 ●高貴な義務 尊き身分を持つ者にはそれ相応に果たすべき社会的責任と義務がある、という意味の道徳感。 狭義にはバーン帝国貴族の継承試練。本項はそれについて記す。 「親の権益に胡坐をかいているだけの無能者が専横する今の社会は間違っている。能力の有る者が能力を持たない者を導くことこそ、新しい貴族社会の在り方だ」 「人間はより優れた人間によって正しき道を選ぶ、そこに幸福があるのだ。そして優秀な者は、より弱き者達を守る義務がある。その代わり支配する者は誰よりも優れていなければならない」 建国王リクター・ファーランド(当初は王国。息子の代で帝国に)のこういった主張はバーン帝国の貴族および国民の精神的基盤となっており、「努力をすれば報われる」という美徳と同時に「無能は社会的弱者」という認識を産み出した。 これは特に貴族社会において厳格で、無能が親の力を受け継ぐのを防ぐ為、地位の相続を法的に認められるには「社会で相応の実績」を認められる必要がある。 例えば騎士なら大将首を挙げるといった著しい武勲を立てたり、地道に中隊長以上の地位を得る。魔導師なら有為な新理論・技術の開発や高位魔導師となる等である。 貴族の通過儀礼であり、これを成し遂げない者は無能者の烙印を押され、社会どころか身内からも白眼視される。 世の中の誰もが才能に優れているわけではないのだから、貴族にとっては実に過酷な条件。だが経済的に不自由しない環境に生を亨けた時点で、同じ才能を持つ平民よりも遥かにスタートラインで優遇されている。名門ほど有利なのは事実なのだ。そのアドバンテージを活かせないのなら生きる資格無しである。 この「継承試練」を一連の道徳感の中から特に「バーン貴族の高貴な義務」と呼ぶ。 大貴族ほど高い実績を求められる為、名門の若者は豪奢な生活と破滅が隣り合わせの灰と青春である。 「我が息子もいよいよ高貴なる義務の結果を示す時が来たようだ」 「俺はこの戦いで武勲を立て、高貴なる義務を果たしてみせる!」 といった使われ方をされる。 比較的無難な達成方法としては家の社会的地位をフル活用し、前述の騎士や魔導師となって地道に名声ポイントを稼ぎ、運が良ければ大勝利や大発見の立役者となれるかもしれない……というのが主流である。 しかし家の力に頼らず、社会に出て(名を隠して)無名の個人からのし上がり、十分な名声を獲得した所で「実は自分はバーンの貴族だったのです」「な、なんだってー!?」と勝鬨を上げるパターンもある。スタートラインの有利さという意味では十分な教育・訓練・初期資金を得られるものの、非常に困難な方法であることに変わりはない。それゆえに10年以上かかることが基本の地道な勤務よりも、かなり短期間で義務を果たすことが可能。また、選ぶ道次第ではかなり短期間で人生に終止符を打つことも可能である。 建国王の孫である現皇帝チェスター・ファーランドは26歳にして竜殺しの英雄となり、誰もが認める皇太子となった。 ちなみに最終手段は「優秀な者を外から引っ張る」で、将来を嘱望される若手のホープを青田買いしての養子縁組や、既に実績を誇る者と才能に不安がある子供の婚姻を以って命脈を保つ。 後継者の都合に苦しむマイトナ伯爵家は、(当時)リュートリオン王国のリーカー男爵家長男の優秀な魔導師であるシュド・リーカー(現シュド・マイトナ)が戦中に捕虜となった際、高額の身代金を負担して彼の身柄を「買い取り」、養子とした。 |
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