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■機動戦士ガンダム0083 REBELLION #14 これ、表紙見た時点では「ああ、アニメのオープニングでやってた、ステイメンだけで戦ってるシーンなんだけど、アームが伸びることで突然出現したオーキスから武器供給を受けるシーンのオマージュかな」くらいに思っていたことは秘密です(笑) バスクがここで死なないのわかっているだけに切ねぇ突撃シーン!! シーマ様ァァァァァァァ!!!! 死んだはずのキャラが実は死んでない、くらいなら影響は小さいが、後の時代に出番ありまくる奴が死ぬのは無いもんなぁ……。 そうじゃないじゃねーわこのアマぁぁぁぁぁぁぁ!!!!なことに定評のあるシーンがやって参りました。 とは言うものの、本作のニナは原作と比べて遥かにマシになってしまっている関係上、ここも「コウが可哀想なことは間違いないんだが、まぁニナの気持ちもわからんでもない……コウは完全に被害者だけど……」くらいに情状酌量の余地を以て見ることができるような感じである。いやほんと、ニナってばアニメと違ってかーなーりー自己嫌悪しているしなぁ。 今回はもうとにかく「ケリィさんが死にそうになるシーン」が連発するせいで、「死にそうになっては持ち堪え、死にそうになっては持ち堪え……」とハラハラさせられまくりなアップダウンに晒され、疲れるぞ!! この漫画には色々と良いところがあるのだが、「モンシアのクソ野郎を下手に実はいいヤツみたいな描写をしない」ところだよなぁと思っていたら、今回さらにとんでもないクソ野郎ぶりがスパークしたお陰で「よし、シーマ様じゃなくてそのクソ野郎に零距離メガビーム砲かましてやれ!!」となった人は多々いたことでありましょう。 そしてキースは本当にいいヤツ。 |
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■“真実は見えるか”キャンペーン 第3回 チャプター3 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。 チャプター1 チャプター2 第1回まとめログ 第2回まとめログ アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)4 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)4 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)4 天杜八夏 侍4 クラウス 魂刃士(ソウルナイフ)4 ダスティ 巧者(ローグ)4
DM「……よし!! 5日程経って合流しました!! 道中でクラウスのファヴへの登録も済ませてるよ。八夏はハインリーケの元に居た頃に登録済みだよ!!」 アルブレヒト「してクラウス。この方は」 クラウス「ハインリーケ様から紹介された……」 八夏「自己紹介しよう。私の名前は天杜八夏。こちら風で言えば、ヤカ・アマモリと名乗ればいいですかな。あなたがモニカ殿ですか」 モニカ「『ええ、はい』と、キョトンとしながら」 八夏「ハインリーケ殿から話は聞いた。困っているようだったから私が来てあげた。悪を滅ぼそうじゃないか!」 モニカ「本当ですか!?」 八夏「ええ」 アルブレヒト「ヤカ殿はヒノワの方ですか」 八夏「はい。訳あってこちらに」 アルブレヒト「ひょっとしてサムライ?」 八夏「ええ」 アルブレヒト「おお~……これが」 レーグネン「サァムラァイ」 アルブレヒト「違う、サムライだ!」 DM「GODZILLAみたいな。ガッズィーラ!!」 クラウス「では皆が会話している所で、キャスに耳打ちします」 キャス「なんですって! では皆さん、当初の約束通り、私は離脱します!」 全員爆笑 ダスティ「キャス姉。そんな急な」 キャス「大変申し訳ないのですが、私は行かねばならぬのです。皆さんとは最初からその約束でしたし!!」 アルブレヒト「ば、ばかな……」 モニカ「なぜ?」 DM「キャスも八夏の前で言うなって聞いてるからね」 キャス「理由はクラウスに聞いてください!(ダッ)」 アルブレヒト「クラウス、何を吹き込んだ!」 レーグネン「当初の約束ということは、孤児院の件か?」 クラウス「ああ、その件です」 DM「ちょ、おま!?(あっさり八夏の目の前で認めるの!? ハインリーケになんて言われたか憶えてる!? 理解してた!? 絶対聞かれるなって言ってたね!? レーグネンが聞くのはそりゃ当然だが、そこははぐらかしなさいよ!?)」 このDM、幾らなんでもやらないであろう行動が無造作にぶっ込まれ、メッチャ動揺しています(オロオロ)。 八夏「孤児院……?」 全員『ひえっ(笑)』 八夏(えー、それ私に聞こえるように話しちゃうんですか……。キャラ的にスルーとか無いんですが、これに乗っかると私登場した途端即退場ルートになりそうなんですけど……でも聞こえちゃった以上はリアクションしないといけないだろうし……) 気 持 ち は と て も よ く わ か る 八夏「どうやら大変な身の上のようですね……」 DM「なんか勝手に察してくれたぞ!(よ、よし! 物凄く無理がある気がするがこれはやむを得ない!! スルーだ!!)」 クラウス「ハインリーケ様から内密にと言われていますので」 レーグネン「わかった」 DM(っておいいいいいいいいい!? それも目の前で普通に言っちゃうの!? キャスにする時はちゃんと『耳打ちする』と宣言してたのにぃぃぃぃぃ!!) これが「ロールプレイによる分岐を前提としてない合流イベントシーン」的な状況じゃなかったら、確実に聞き咎められて追求シーンに突入である(笑) 八夏「(も、もうスルーしておきましょう……)ふむ、では。あなたがアルブレヒト殿ですか」 アルブレヒト「そうだ」 八夏「道中で聞いたのですが、あなたがヒノワに関する怪しい本を持っていると。後ほど読ませてもらえないですか」 DM「ヘイヘイ! ニンジャが飛び出る(ハイテンションなリアクションで話を逸らそうとするのに必死なDM)」 クラウス「本は城ごと燃えたんじゃないかな」 アルブレヒト「私もヒノワには興味がありましてな。八夏殿は陽都屠竜九狼伝という本をご存知か?」 八夏「なぜその名を!」 アルブレヒト「1巻だけは持っていたのだが、なにせヒノワの本でな。手を尽くしたが手に入らなくてな」 八夏「まさかこの地でその名を聞くとは。あなたも同志でしたか!」 アルブレヒト「あの痛快活劇。続きが気になって仕方がない。是非、話を聞かせて、いや……だがしかし!」 DM「あらすじを聞きたくないよね(笑) 『いま呂布と戦っている所で続きが気になるんですよ』『そのあと関羽と張飛死ぬよ』みたいな」 モニカ「さっそく意気投合らっしゃるわ」 レーグネン「流石アルブレヒト様だ」 クラウス「流石だ」 DM「兄のカリスマ性で」 ダスティ「私も自己紹介させてください。ダスティです。よろしくお願いします」 八夏「よろしく。巧者の方ですか」 ダスティ「はい」 八夏「悪ではないですか?」 ダスティ「悪ではないです!」 八夏「ならいいです」 ダスティ「なにか拘りがあるのですか?」 八夏「悪は滅ぼします」 ダスティ「あなたにとって悪とはとか聞いてみたいけど、面倒な事になりそう」 アルブレヒト「旗に『悪は斬る』って書いてあるからね」 DM「Evil slash!」 モニカ「破邪神のひと?」 八夏「皆さんは急な旅の支度でもしているのですか?」 ダスティ「えぇ。急いでこれから街へ買出しに行くところでしたのです」 クラウス「何かあったのか?」 レーグネン「今、ファブの斡旋にてこの村に来ているのだが。このエレル村では……。いや、往来でする話ではないな。買出しをお願い出来ますか」 モニカ「えぇ」 ダスティ「落ち合うとの事でしたが」 レーグネン「あぁ。もしまだ日が出ているうちに戻れるようであれば森の入口で落ち合おう。日が暮れるようなら村に戻ってくれ。よろしいですか、アルブレヒト様」 アルブレヒト「あぁ」 レーグネン「では、村長の部屋に戻って、あらましを説明しよう」 理想的な展開としては「リプレイを読んでください。その続きです」と言いたいところだが、なにせ1回のプレイが10時間ほどで、それを書き起こす作業となると最低でも50時間を超え(個人差でもっと増える)、それをさらにDMが編集(これも20時間以上)して~という作業なので、そうそう終わるものではない(笑) ていうか10年前のTRPG部立ち上げ当初の頃、キャンペーン4個並行プレイしてその全てのリプレイをワダツミが一人で書き起こしと編集して公開し続けてたの、我ながら意味がわからない。もちろん「思考時間無制限で超絶冗長ゆえ話の密度が薄い」「回数こなしまくりでやり馴れる」ことで、所要時間はもっと短いわけだけど、なんにせよ「こんなクソ大変な作業、頼んでもやってくれないだろうし」とメチャ頑張っていたんだろうなぁ……(遠い目)。 今は最初から「書き起こしを持ち回りでやれる人」という条件を明示してメンバーに加わって貰っているので、物凄く楽です。超絶助かっています。みんな有難うな!!! 第2回の書き起こしは既に書いたようにモニカのプレイヤーが担当したわけだけど、TRPG経験自体が初めてに近いこともあり(大変さに心が折れないか)心配されていたが見事な仕事ぶりで「見くびっててすまん」となった。 でもホント、新規のTRPG部員を確保しようにも「この作業をしてもらうのが大前提」というハードルが尋常じゃなさ過ぎて、そう見つかるもんじゃないんだよね……。 閑話休題 なんにせよこの時点でリプレイはまだ第1回すら完成してなかったので、マジで現状がわからないクラウスと八夏のプレイヤー。取り敢えずレーグネンがキャラクター発言として現状説明。 DM「ではレーグネンの説明の中に出てきたリスト家に対して、八夏は〈知識:貴族〉をどうぞ」 八夏「26です」 DM「高っ!! ホームグラウンドを離れたことによる不利を加味しても知ってるので、八夏はハインリーケから周辺地域の貴族についてざっとではあるがレクチャーしてもらったんだろうね」 八夏「リスト家……ハインリーケ様からお聞きした貴族にそんな名前がありましたね」 DM「一方で達成値及ばずなクラウスは知らない。八夏の認識としては、リスト家は居城もしょぼい、量産型ヴィーリオン貴族。四男はバカというのは前回言った通り。ちなみに四男の知識振ってみて」 ここでも出目が冴える八夏 DM「おぉ! ハインリーケから能天気な男と聞いているね。告白玉砕事件の事を知っている。笑い話として」 八夏「ハインリーケ殿も呆れておられましたよ」 物知りぶりがスパークする女、八夏!!! レーグネン「洞窟の者どもが報復しに来たらしく、夜のうちに多くの家畜が無残に殺されているのだ」 クラウス「という事は、影に潜る獣が犯人ではないと」 レーグネン「洞窟の入口に居たのは先鋒のようなものだろう。奴らにはまだこちらにやり返すだけの力が残っているようだ」 クラウス「まだ敵は複数居ると」 アルブレヒト「そうだろうな。なるべく早く倒さねば」 DM「で、居残り組は何時ごろ出発するの?」 レーグネン「15時……くらい? には着くように出たい」 アルブレヒト「14時としよう」 レーグネン「他に探すべき目星も付いていないし、野外のプロも居ない」 DM「じゃぁ村で待ってる間どうする?」 八夏「私は村の周りなどを見ていましょう」 クラウス「では、家畜の周りを少し」 レーグネン「クラウスについて行こう」 村人「いつ退治に行くんですか!!?? もうすぐですか!?」 モニカ「言われるよね」 クラウス「味方が買出しに行っているので、その後です」 村人「それが無いと勝てないんですか?」 クラウス「万全を期すためです」 村人「なるほど、流石だ……! じゃああと少しですね」 レーグネン「ひ、昼過ぎには出るつもりだ」 モニカ「たしかに一刻も早く倒しに行って欲しいよね」 DM「村人たち、この人たちの傍が一番安全だとズラっと付いて来るね。パーティーの後を長蛇の列が続く!!」 アルブレヒト「よし、行くぞクラウス! 村の安全は確保できた。大丈夫そうなので、これから討伐へ向かう(笑)」 DM(えっ、いたたまれなくなるタイプなのお兄様!?) 打てば響く前倒しぶりに皆も苦笑……大笑いだ!!!(笑) DM「(これは誤算だ……)では皆さん、〈視認〉を振ってください」 クラウス「22」 八夏「20」 アルブレヒト「16」 レーグネン「9」 DM「さぁ森へ向かってください。ええ気にせずに。どうぞどうぞ」 不審な〈視認〉で挙動不審になるレーグネン(笑) DM「森の前で『ここをキャンプ地とする』っていたら、買出し組が合流。時間は16時ごろかな」 レーグネン「ありがとうダスティ」 DM「揃った所で、ここでも〈視認〉を振ってください。……うん、お気になさらず」 森の入口で馬を繋ぎ留め、前回戦ったフィールドの手前あたりまで進んでいくパーティー。 皆、パンは持ったか!?(使いません レーグネン「では洞窟に近過ぎない所でリムーヴ・フィアーを掛けます」 DM「ドゥフフフ」 DM、がさごそと大きなハードカバー本を取り出す。 モニカ「不浄なる暗黒の書?」 DM「ドゥフフ。大丈夫でござるよ……」 なにも怖がる必要はないでござるよ……。 ダスティ「隊列を組んで進んでいきます」 レーグネン「もしまたこの前の獣が現われた場合はどうすればよろしいでしょうか」 アルブレヒト「グリッターダストなら持ってきている。安心したまえ」 モニカ「流石お兄様!」 ダスティ「遠吠えみたいなのは聞こえてこないですか?(洞窟に近寄りつつ)」 DM「聞こえてこないね」 ダスティ「道が分かれているようだ。どうしますか」 アルブレヒト「もう少し見える所まで進もう」 ダスティ「そうですね。ではすこし分かれ道が見渡せる所まで」 DM「では、皆〈視認〉振って」 が、特になにも起こらず。 DM「どうぞどうぞ」 クラウス「怖いなあ!」 ダスティ「どうしようかな……。一応〈聞き耳〉を振ろう。10!」 前にも書きましたが、〈聞き耳〉や〈視認〉はパッシヴスキルで常時発動なので、いちいち宣言しなくても大丈夫です。必要なら「〈聞き耳〉判定して~」とDMから言います。 ちなみに本来これは「DMがプレイヤーに見えないようにダイスを振って判定してもいいルール」なところを、「だって自分でダイス振れた方が面白いじゃん」とプレイヤーに振らせているのです。なので「〈聞き耳〉するなんて言わなかったよね? だから敵に気付かなかったんだよ」なんてことは絶対確実100%起こりえません。例外的に起こり得る時は、DMが前もってそれを明言する義務が有ると思っていいです。 ただこの「プレイヤーに振らせる」処理の場合、「DMが判定を求めた」ことで「なにかある」とメタな読みをされることに繋がるので、ロールプレイ的にはデメリットとしても機能します。なので特に意味もないのに判定させたりすることは割とあります。 なにはともあれ、何度「やらんでいいよ」と言ってもついつい「〈聞き耳〉します」「〈視認〉します」と宣言してしまうものなので、もういちいち「やらないでいい」と突っ込むのを諦めてるフシはあります(笑) DM「それはゴブリンが待ち伏せしてても気付けないね」 ダスティ「右に行くか左に行くか」 八夏「右へ行きましょう」 ダスティ「根拠は?」 八夏「ないです(キッパリ)」 ダスティ「本当にに良いですか?」 アルブレヒト「まあいいか」 モニカ「どちらとも分かりませんし」 ダスティ「ではもう少し先。右側の道が覗き見えそうな所まで」 DM「ところで、皆の明かりってなんだっけ」 各自「ライトの呪文」「ライト」「陽光棒です」 DM「なら突然真っ暗になりました」 モニカ「全員?」 DM「うん」 八夏「いっぺんにですか?」 DM「いっぺんに」 アルブレヒト「ムッ!」 DM「さあ、イニシアチヴだ!」 ルール的にはこの「なんらかの暗闇にする行動」が、不意打ちラウンドで実行された上で、通常の戦闘ラウンドに突入しているって寸法。 ダスティ「自分からか。とりあえす、『急に暗くなったが大丈夫か』と声を掛けます。『皆見えますか!』」 DM「さて、敵の手番。……終わり」 攻撃はされなかったが、具体的にナニが行われたかは不明。ここで「敵の手番」と「なんらかの敵対的な存在がいる」ことを明言しちゃってる辺り、実はサービスでもある。 レーグネン「『敵が来るかもしれん!』 と言いつつ隊列の前に出ましょう」 DM「レーグネンは〈呪文学〉を振れるね」 レーグネン「13!」 DM「うん。うん(なにもわからないよ)」 アルブレヒト「よし。ダークヴィジョンを唱えます!!」 DM「どうぞ」 アルブレヒトのプレイヤー、このプレイの先週に行われた他のプレイに於いて丁度「魔法の暗闇の中でダークヴィジョンを使ったけど、この呪文は自然の暗闇に対する暗視能力は得ても、魔法の暗闇に対しては無力」ゆえにパーティーが苦戦したばかりだったのですよ!! DM(流石だぜ。無駄なの百も承知なのに、キャラ目線でやらないことが不自然だとばかりに迫真のロールプレイ……!!) 通常、公開情報である「呪文の効果」をわざわざ勘違いするような「愚かさを強いるロールプレイ」を求めることは無いのだが。 DM(一切の不自然さを感じない、状況の打開を確信しているとしか思えない見事なロールプレイ……!! これに水を指すような野暮は俺には出来やしないぜ……!!) アルブレヒト「スクロールで明かりの呪文を持ってきた。安心したまえ!(ドヤァァァ」 DM「闇を見通す光の眼! それが輝く男アルブレヒトの切り札!!(本当は無理なんだが熱演に応えねば!!)」 アルブレヒト「ダークヴィジョン発動したら、周囲に敵の姿なり何か見えますか?」 DM「なにも見えない(完璧なロールプレイ! この役者め!!)」 仲間たちにとってはまさかの展開に、全 員 大 爆 笑 !! ダスティ「何か、何かは無いんですか(笑)」 八夏「味方も見えない?」 DM「真っ暗闇ですよ!(笑)」 Don't give up justice, I want to get truth! 暗闇は見えるか!! ●プレイヤーズコメント ・アルブレヒト 八夏には絶対聞かせるな、って話をホイホイと本人のすぐそばで話し、さらには『孤児院のことは八夏には秘密だそうです』ってなことを八夏の目の前で言ってない?! この執事マジヤバい。アルブレヒトは彼の扱いにはくれぐれも気をつけるべき。 そして村人の視線にいたたまれなくなり、発作的に村を出てしまったが……このことがどう転ぶのか……。 気を取り直していよいよダンジョン内に突入だ……! 突然明かりが消えた! 完全に真っ暗! あ、この流れは……(2回目) ・モニカ ヤカさま、知的爆発! こう見ていると、ダスティって本当に、死にやすいのに先頭歩かなければいけなくて、大変な役回りだなぁと思ってしまいますね。 それと、ログを見る度、モニカのプレイヤーは茶々入れ多いな~と思います。あと、このログが掲載された時点で巷で流行りのクトゥルフ神話TRPGも未経験ですね。 ・レーグネン 八夏のダイス目が疾る! こっちはだめでした(笑) ダークヴィジョン、先週の出来事など露知らず、これで遅れは取るまいと期待しておいての効き目なしで大爆笑でした(笑) ・八夏 すごく知識判定のダイス目が高かった今回。 色々教えてくれたハインリーケ様に感謝感謝。 ちなみに洞窟で右に行くといった根拠は本当に全くありません(笑 ・ダスティ 出会いもあれば別れもある……のはわかっていても、突然のキャス姉との別れにショック! 姉弟という間柄なことはもちろん、パーティー内での人間関係とか役割とか、いろいろ支え合っていたので……。 出目10があると言われていても、〈視認〉や〈聞き耳〉を宣言しちゃうのは、やはりまだ不安だったんです。チュートリアルとか、その前のお試しプレイの時とかも、いろいろあったので……。 |
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■完全に一致 >八夏 おい、新キャラか? 少し前の大佐の解説に急に名前だけ出てきたから誰かと思っていたら味方の女侍か。 > 以前は別の女性キャラを演じていたのかな? なんか名前出したっけ、とまったく自覚ないまま第2回のログを見返したら、本当に唐突に名前出してて吹いた。完全にミスです(笑) |
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■海王ダンテ #9 エジプト編クライマックス、満を持して降臨したメジェドさまが最強&最高過ぎてヤバい(笑) 空を飛ぶ! 悪を撃つ! 必殺ビームピッピピーッ!! この作品がアニメ化したら、絶対板野サーカスじみた機動を見せてくれるに違いない(笑) 高い画力でアホらしいことを全力で描写したら格好いいし面白いってことだな!! そしてカーターさんの頼もし過ぎるバトルアクションも見逃せないチャームポイント(笑) 彼女はいわゆる「途中で眼鏡を外してしまうキャラ」ではあるんだが、好き好んで外したわけじゃあないんでまぁよし!!! その不幸なトラブルを補えるだけの魅力を持ったキャラであった……!! |
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■プレゼントありがとうございます!!! ねんどろいど艦隊を開封しました!! 船団護衛は任せろ!! 遊び倒すのはまた後日にさせて頂くつもりでございます!! ボルカルス!!! マジでシン・ゴジラボードゲーム(笑) バンカーバスターとか冷凍弾で怪獣を仕留めろ!!! なお、常に予算不足に悩まされる模様。 国民の被害なんて知ったことか!! 一刻も早く倒せばそれだけ被害は少なくなるという建前さえあれば、国民もろとも攻撃しても許される!!! そんな政府が勝利してしまい、複雑な心境になった図(笑) 左の被害ゲージのギリギリぶりを見よ!! まぁたしかにね。シン・ゴジラでも、攻撃エリアに数人いるから攻撃中止で被害拡大、何万倍も人が死ぬ結果になってたのは流石にどうかと思いましたけどね!? ちなみに灰色のポーン一つにつき一万人です。 アメコミも頂きました!!! そして開封時の会話。 友人「アイアンマンだ」 オレ「違う! ウォーマシンだ!!」 ってわけでまさかのフィギュアが!! ウォーマシン好きぃ!!! かっけぇぇぇぇぇ!!! こちらもアメコミぃ!!! PathfinderもD&Dみたいなもんなので、実質全部D&Dだ!!! とりあえず「初めての出会い」を読んだーっ!! わざわざモンスター名を説明ゼリフで説明してくれないので、「これは……ブレイなのかな?」となるワダツミ。 別名「ランドシャーク」と呼ばれている凶暴凶悪な魔獣で、コイツ1匹で約80平方キロの範囲を喰い荒らすという恐るべきモンスター。 ファイナルファンタジー1に出てくるモンスターの殆どがD&D産の例に漏れず、「バレッテ」という名前で登場している。 20年近く昔に出たD&D雑誌に「Kaiju」を扱ったデータなんてものもありまして。 サイズのスケール感が尋常じゃないことになっており、このサイズに対応したミニチュアなんてガチの着ぐるみサイズじゃねーかよと(笑) その中には怪獣サイズのブレイも存在し、ティアマットやデーモンロード級の脅威度が設定されている。 やはり怪獣はそれくらい強くないとな!!! なお、やはり「絵のままのサイズだとゲームでは使えない」ゆえなのか、データ上は実際のルール内に収まっている。つまり20メートル級。 D&Dは「サイズがゲーム上のルールに密接に関わるので、厳密」という制限上どうしてもこの程度が限界サイズに達することへの対抗策(?)として、エピック級の超ヤベー存在は「設定上はもっと大きいよ!」とか「これはあくまでアヴァターで、トゥルーフォームは全長数十キロ以上あるよ!」等の設定が付随していることがままある(笑) ディスプレーサービーストだ!!! これはわかるぞ!!! しかし肝心要の能力である、「それは分身だ」が絵で表現されてないのは惜しいところ。 |
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■“真実は見えるか”キャンペーン 第3回 チャプター2 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。 チャプター1 第1回まとめログ 第2回まとめログ アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)4 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)4 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)4 クラウス 魂刃士(ソウルナイフ)4 ダスティ 巧者(ローグ)4 イラスト:★Yuuki ハインリーケ「おかえりなさいヤカ。ところで貴女がいない間に来てて、今朝出発した私の友人が実は戦勝神の神寵者なんだけど。ある日いきなり城を燃やされて困ってるらしいのよ」 八夏(DM)「なんですって。神寵者殿の城が。そんなことをするのはきっと悪に違いありませんね。今から助けに行ってきます! そこな侍従の人、案内をよろしく頼む!!」 クラウス「え????? なんですか突然。本当について来る気ですか」 八夏「それはそうでしょう。そこに悪があるなら」 クラウス「親御さんのご許可は」 八夏「大 丈 夫 で す 。まぁ、その親も……いえ、なんでもありません」 アルブレヒト「さすがに元服もとうに済んでる侍を捕まえて『親御さんは?』は無礼というか、無い(笑)」 DM「これは明らかに『ママの許可は得たんでちゅか~』みたいな感じに煽ってる物言いである」 アルブレヒト「その場で斬られかねないというか」 第二抜刀事件! クラウス「あれ? でも設定に……」 プレイヤー達はすでに八夏の設定を読んでいるのだが、クラウスのプレイヤーは「そこで得た、キャラが知るはずのない八夏の生い立ち」を前提に話を進めようとしているんですな。 まぁキャラが実際に生い立ち知っている上で言ってたとしたら自然な会話かと言われたら、それはそれで穏やかじゃない発言だったりもするのだが(笑) DM「どちらかと言えば、断りたいから敢えて言ってるみたいな(笑)」 クラウス「なるほど。では巻き戻って『ついて来るのは構わないですよ』」 八夏「では! 行きましょう。恩のあるハインリーケ殿の友人とあらば、悪のはずはない」 クラウス「あ、あぁ。では行こうか」 DM「では、出る時にハインリーケがクラウスに耳打ちするね」 ハインリーケ「ヤカには絶対に聞かれないように、キャスに伝えて欲しい事があるわ。『貴女の件と関りがあるかは判らないけど、人身売買組織に関する情報があったわ』と」 DM「八夏に聞かれると、人身売買組織の方に行っちゃいそうだからね」 八夏「『悪は捨て置けません!』ってなりますね(笑)」 DM「なので知られないように。というわけで出発するんだけど、道中二人でいったいどんな会話するのかな、と。空気感を出すのにロールで雑談をしてみて欲しい」 八夏「では。『ところで侍従の方』」 八夏も(元)貴族なので、こういった接し方に。 八夏「すっかり忘れていましたが、あなたお名前はなんでしたっけ」 クラウス「クラウスです」 八夏「なるほど、クラウス。では、神寵者殿のお名前も聞き忘れていたのだが」 ダスティ「ハインリーケから聞いていないのか(笑)」 八夏「着いて即、出たので」 DM「冒頭のやりとりママです(笑)」 クラウス「シンチョウシャ……? うちのパーティの?」 モニカ「神寵者はフェイヴァード・ソウルのことだよ」 DM「クラウス、だいぶポンコツだぞ!!」 クラウス「戦勝神と錬磨神を合わせてシンチョウシャ? 違う? 『モニカ様です』」 このあたり、冗談や皮肉抜きで「クラウスは何を言ってるんだ? 何をわかってないんだ? え、今どうなってるの?」という空気が場を支配した(笑) 神官が信仰心に根差した修練によって神の奇跡を授かるようになるのに対し、神寵者は神に召命されることでその力を目覚めさせられる。つまり天より才を与えられし者……天才である。当然その絶対数は極めて少ない。 神寵者は誰に教えを説かれずとも、自然と神の意志を代行するが如き立ち居振る舞いを行なう。その生き様がそのまま神意の体現たらんとするのだ。未熟な内は道を見誤ることもあるのだが、見失うことは無いと断言してよい。 当然例外無く高い神霊魔導の力を持ち、特に若年のうちは同世代の者よりその力が劣るケースは滅多に無い。 だが法王や大司教がすべて神寵者というわけでないことが示す様に、修練によって神に近付く者の信仰が劣るというわけではないし、神寵者に修練が不要というわけでもない。言わばシード選手である。 つまり、無能な神寵者はいないのだが、神寵者より優秀な神官は大勢いる。 (フローラントwikiより抜粋) DM「仲間の設定はおさらいしておいてね」 クラウス「八夏殿は腕に覚えがあるようですが、どのような冒険をしてたのですか」 DM「八夏は主に局所防衛と、戦場で人を斬ってました」 八夏「そうですね」 クラウス「ではモンスターではなく対人での経験が」 八夏「初陣は16の時でした。敵の足軽大将を討ち取ったのが一番の手柄です」 クラウス「『戦争経験者だ!』と、すこし尊敬の眼差しですねー」 八夏「……」 クラウス「……」 DM「会話が(笑)」 クラウス「では我々がここに至った流れを掻い摘んで」 DM「そこはロールで説明しよう。主観の違いによる説明の行き違いが発生する可能性もあるし(楽しみ)、後で『いや、マスター冒険者なので流石にそこまで(話してたら自分が困るよなこと)は話してませんよ』みたいなことにならない為にも」 クラウス「えっ……」 八夏「……」 長い……長い……沈黙!! DM「流暢なロールプレイをしろとは当然言わないが、とにかく会話して! 事実として『ロクに会話せずに終わりました』なら次に行くから(笑)」 八夏「(私から助け舟を出すしかありませんね!)城が燃えてからどのくらい経つのですか」 クラウス「2か月くらいですね」 八夏「最近ですね。では、まだ悪が居るかもしれません」 クラウス「追っ手が差し向けられているようなので、まだ安心はできません」 八夏「そうですか」 DM「境遇がすこし近いというか、八夏の方は戦争だしねって感じだけど。正々堂々戦って負けた」 八夏「無念ではありますけどね」 クラウス「……」 八夏「……」 クラウス「や、ヤカ殿はハインリーケ様とのご関係は、どのような」 八夏「ハインリーケ殿とは偶然知り合った仲ですが。どうやら日輪のことが珍しいらしく、私の話を喜んで聞いてくれました」 DM「『旅のサムライが居る!? 面白そうね、連れてきなさい』以上」 八夏「ハインリーケ殿はお若いのに、知識も手腕もある」 クラウス「あれほどの方はそうそう居りません」 八夏「モニカ殿とハインリーケ殿の仲は」 クラウス「貴族同士の社交界で出会いました」 DM「ご近所だしね。100キロくらい離れているけど」 八夏「ヴィーリオンは領土が広いですからね」 クラウス「モニカ様の能力は、周囲に期待されておりました」 八夏「会うのが楽しみです」 クラウス「あと、ヒノワの装備が珍しいので、そのワキザシを触らせてもらっても」 八夏「ふむ、こちらならいいでしょう。ですが、この槍はダメです」 DM「サムライソード! 錬金術銀の日本刀っていう不思議なアイテムだからね」 銀の武器は錬金術銀をコーティングした武器で、普通の武器に耐性のある敵(の一部)に対して使用するもの。通常のダメージが若干減る。 八夏「そういえばクラウスは武器を持っていないようですけど、どのように戦うのですか」 クラウスのクラス、魂刃士(ソウル・ナイフ)は刃を具現化して武器にするぞ! トリオンが切れたら死ぬ!(死なない DM「クラウス、予備武器は?」 クラウス「ダガー持ってます」 武器、持ってた。そしてそこでまたも口を閉ざすクラウス。 そこはマインドブレード展開して「わお! すごい!」「はっはーすごいでしょう!」と小粋なトークに繋げる流れでは!?(小粋? モニカ「(沈黙に見かねて)他の、他の仲間のことを聞くのです……!」 八夏「神寵者のことしか言われてないので聞けません(笑)」 ダスティ「お兄様のことくらいは会話で知ってもおかしくない気がするので、そーいうことにして進めましょう!!」 八夏「なるほど(乗るしかない、この助け舟に!)、『おぉ、モニカ様にはお兄様が居るのですね』」 クラウス「ええ。………………名前忘れた」 全員爆笑。助け舟轟沈。 何度でも言おう。この執事見習い、ポンコツである。 クラウス「思い出した、アルブレヒト! アルブレヒト様です。皆お兄様呼びするから、頭の中がお兄様になってました(笑) 城から逃げてきたのはモニカ様にその兄、アルブレヒト様。神官のレーグネンに自分。そして協力者としてダスティとキャスで活動しています」 八夏「なるほど、しっかりとしたパーティになっているようですね。アルブレヒト様も神寵者なのですか?」 クラウス「シンチョウシャ……?」 何度でも以下略 モニカ「神寵者はクラスですよ」 アルブレヒト「戦士、魔法使い、みたいな」 モニカ「戦勝神の神官、戦勝神の神寵者みたいな。つまりお兄様は」 クラウス「神寵者デハナイ?」 DM「よし、取り敢えずフローラントwikiのこのページを読み直しなさい」 読んでる。 というか第1回のチャプター11でも神寵者の説明してるのになぜこうも綺麗サッパリ忘れる!(笑) クラウス「なんか勘違いしてました。神に仕える人、信奉する人のことを神寵者かと認識してました」 八夏「神寵者=信者みたいな」 クラウス「アルブレヒト様は違います。モニカ様だけです!」 アルブレヒト「まあ、もしかしたら叡智神の神寵者になる可能性もまだあるし」 モニカ「そうですよ!」 ならない。 八夏「では協力者の方々は何をやってらっしゃるのですか」 ダスティ「巧者(ローグ)です」 TRPGあるある。「その場にいないキャラが返事をする」が炸裂だーっ!!(笑) しかし「クラウスだけだとキャッチボールのはずが八夏の遠投になるから、ついフォローのつもりで……」という優しさなのだ……!! クラウス「案内人、と言いますか」 八夏「なるほど、逃亡する際の道すがらで出会ったのですね?」 クラウス「表の逃げ道は使えない状況でしたので、裏のルートを使用した際に」 八夏「たった2か月前ですが、大変な目に遭ったのですね」 クラウス「えぇ。城が燃え……」 DM「ヒゲが燃え」 アルブレヒト「本も燃えた……」 レーグネン「裏社会の人間なんて、もしかしたら悪かもしれませんぜ」 八夏「あ……。いやまあ私の知り合いにも忍者が居ますし」 DM「いたね! 名前も覚えていないけど」 クラウス「クラウスはニンジャって聞いて分かります?」 DM「知識ロール振ってみよう。〈知識:地域〉で」 クラウス「おっ、18です」 DM「存在くらいは知ってるね」 アルブレヒト「蛙に乗ってたりする」 モニカ「蛙を召喚した」 クラウス「ヒノワで有名な、手を叩くと現れると言う……あの!」 DM「錬成じゃねーか! なんか知識が混ざってる」 ていうかその場にいないレーグネンの「ニンジャ」発言を拾ってそのまま会話を進めるなお前ら(笑) 八夏「ウチの忍者はそういうのは無かったですが。そうしている家もあるのでしょうか」 クラウス「ヒノワの屋根裏にはニンジャが潜んでいると」 八夏「一応、彼女にはまともな部屋を与えておりますが。そのような所に押しやったことはないです」 皆「(笑)」 八夏「おかしいな、何か知識が(笑)」 モニカ「知識成功しているはずなのに(笑)」 DM「知識の偏りを感じる……まぁ大して高くない結果だったからな……」 八夏「クラウスはどこでその知識を?」 クラウス「アルブレヒト様の本です」 DM「あるのかそんな本(笑) 手を叩いたらニンジャがヘイするやつ」 八夏「ぬうぅ。ではお会いした時に聞いてみましょう。何かと勘違いしているかもしれません」 編集マジックでもグダってる感が伝わる空気ですが、これだけの会話に1時間を要したくらいにキャッチボールが弾まない二人!! Don't give up justice, I want to get truth! 会話の着地点は見えるか!! ●プレイヤーズコメント ・アルブレヒト この執事見習いにはアルブレヒトもずいぶんとダメな人扱いをされてきたけれど、本人もだいぶではないかな? かな? 八夏殿、美少女武士(語呂が悪い)の登場だ! 遠い外国とはいえ貴族の出。彼女もこっち側の人間である。またダスティの悩みが増しそうな気もして、皆がどう絡み合っていくのか先の展開が楽しみだ。 ・モニカ 初登場のヤカさま! 第二の抜刀事件勃発と思いきや流石にそんなことはなかった。 その後の展開、当時は頑張るのよ……八夏、クラウス! と母親のような気分で見守っていました。 クラウスのぽんやり感、好きです。憎めない良い子なんだと思います。 でもお兄様の御名を忘れるのはよろしくないですよ! 脳髄にしかと焼き付けてくださいね! 因みに蛙を召還するニンジャはNARUTOネタでした。 ・レーグネン クラウスのすっとこぶりが(笑) ニンジャの話も膨らむとは。 八夏は、初登場から悪を斬る気が漲ってて頼もしいですね! ・八夏 プレイは久しぶりになりますが、よろしくお願いします。 そして初っ端から会話がグダグダになってしまったのは申し訳ない。 なんだろう、この初めての親睦会で会話の糸口がつかめない学生みたいな状況……。 ・ダスティ ピンチに陥ったパーティーに救いの手が? キャス姉と入れ替わるように新キャラクターが登場! プレイ中は、その口調や思想、能力値から、八夏を「BAMBOO BLADE」の屈強女子みたいなイメージで見ていたけど、そういえば黒髪ロングの美女だった……。 |
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2/21 | ||||||
■Spotted Flower #4 公式同人誌みたいなげんしけん別世界線漫画に久々の新刊。 げんしけんが「平成の光画部」と言われてたわけですが、今回表紙に究極超人あ~るネタがあることへニヤニヤしてしまう(笑) 浮気や公認二股と、「いやだからげんしけんじゃないから! げんしけんじゃないっての!」って感じのアグレッシヴな展開にブレーキが掛かる気配無い(笑) しかしまー正直咲ちゃん相手に浮気を隠し通せる気が一切全くこれっぽっちもしないよな、これ。 |
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■プレゼントありがとうございます! デカい段ボールが届いて「なんか予約したまま忘れてたのあったっけ?」と思ったら、例の技を駆使しての艦隊が到着!! うぉー! スゲー!! 巡洋艦3、駆逐艦2の水雷戦隊に直掩機用の軽空母まで随伴していらっしゃる。船団護衛能力高いな!! |
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■“真実は見えるか”キャンペーン 第3回 チャプター1 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。 第1回まとめログ 第2回まとめログ アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)4 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)4 レーグネン 神官戦士(クレリック・ウォリアー)4 クラウス 魂刃士(ソウルナイフ)4 ダスティ 巧者(ローグ)4 フハハ。やはり速攻で第3回が始まってしまうんだよ!!! 喜べ諸君!!! ……喜んでね? 感想ちょうだいね? 閑話休題 ダスティが持つ国境越えの報酬を多分に含んだ金貨20枚(銀貨にして2000枚)が気になって仕方がない一行。 イラスト:★Yuuki ダスティ「前回のプレイ後にメンバーの資産確認したら、みんな案外持ってる気がしてきましたよ(笑)」 DM「貴族故の金銭感覚の違いか。まあ流石に一連の『4桁の誠意』はプレイヤー発言でしょ?(笑)」 レーグネン「ぐっ、私の手元には銀貨700枚しかない。これではこの事態に対処するには心もとない」 DM「レッサー・ウィゴーのワンド3個ほど買ったらもうオシマイだあぁ」 モニカ「わたくしも同じようなものですわ……」 アルブレヒト「案外持ってるな!」 全員爆笑 アルブレヒト「いや『むぅ、確かに足りないな』」 ダスティ「村人たちの前でああ宣言してしまった以上、私たちの誠意のため、装備を整える資金が足りないと言うのであれば。この2000円!」 DM「円!?」 2000円では銀貨2枚である。 ダスティ「枚です! いや、金貨なので20枚です」 アルブレヒト「このお金はつまり、バーンに抜ける際の手付金という事か?」 ダスティ「そうです。その他の収入も含みますが、それを含めた私の全財産です。こうなったからには今持てるすべてを以て、目的を果たしましょう」 モニカ「これは本当に受け取っていいの?」 ダスティ「よ、よろしいです……。余ったら返してくださいね……?」 DM「これが貧乏人というやつだ……! いやダスティがじゃなくて、お金のないパーティは毎回『倍プッシュだ』ってなる。共産化のはじまりだ!」 パーティーの所持金を完全に一元管理して「最適化された購入プランを実行する」ことは、ロールプレイ上大きくイメージを損なう行為なので、常態化は避けるべきことなのですが。 各自の分け前とは別にプールされている筈のパーティー資金が枯渇した場合は、個人の財布からの徴発が始まることになります。 これが極限状態に陥ると「金目の物を売り払って金策する」ほど窮するようになるのだが、それはまぁ蘇生費用がそもそも手の出ない領域である現在ではなく、「無理すれば払えてしまう未来」までお預け(一生お預けしてもらいたい アルブレヒト「ほう、そんなにあったのか」 モニカ「でもレーグネンの置かれた状況を考えると、モニカもお金を出した方がいいのかな」 DM「言ったそばから共産化し始めたぞ!」 レーグネン「いや、モニカ様が出したら私も出します」 モニカ「そういうことでは……」 レーグネン「出します」 モニカ「でも持ってても使わなそうだし」 DM「ちゃんと個人資金で装備を強化してもらわないと、パーティがいつまでも強くならないんですよ」 D&D3.5版は明白でキッチリとしたマジックアイテムの価格設定ルールが存在し、それをフル活用して「金を使えば使うほど強くなれるゲーム」なので、TRPGやCRPG問わずありがちな「途中から金が余る」という状況は絶対に起こりえません。際限無く金の使い道があると言っていいでしょう。 これはいわゆる「マジックアイテムは太古の魔法文明の遺産」ではなく、リアルタイムでマジックアイテムが生産されまくっている「現役バリバリな魔法文明の時代」ゆえの光景なわけですが、結果として「全身を無数のマジックアイテムでゴテゴテ身を固めることで強さのインフレを招いた」という面は否めなく、それを反省した5版ではマジックアイテムの扱いが大幅に「やんわり」としたものとなり、価格設定のルールも曖昧に。「DMがいい塩梅にバランス取って与えてね」といった「古式ゆかしい方式」に先祖返りしました。なお、入手がそこまでカジュアルじゃなくなった代わりに、個々の存在感と影響力は3.5版よりも大きいものとなっております。 まぁ放蕩TRPG部の場合、前例の数々に於いて基本的に資金繰りに苦しむケースが多いので、「バランスが危ぶまれるほどの全身マジックアイテムコーデ」に陥ってしまうことをイメージしづらいかもしれませんが!!! 決してシナリオ内に配置してある財宝、報酬がシブチンだから……というわけではないことだけは、主張させてもらいたい!!! 大抵はうっかりミスからの蘇生費用で酷いことになってるだけなんだ……!!! ちなみにルール通りの裁定だと、蘇生する度にペナルティでレベルを永続的に1失うことになるんで、もっと悲惨なことになります。僕は基本的に永続的なレベルダウンは「中々集まれない遊びで喰らうペナルティ」としてはあまりにも厳しくて切ないと思っているので、不採用の方針なのです。ちなみに全体的にカジュアルになった第5版ではこのレベルダウンという重いデスペナは存在しなくなり、レイズ・デッドの触媒費用も1/10と激安になってたりします。 アルブレヒト「ダスティはよくこんな危ない所、金持って逃げようとならないね」 DM「属性、善なんじゃないのか(笑)」 ダスティ「あー、ブレてますか?」 DM「いやいや、いいんだけどね」 状況と気分次第で秩序にも混沌にも善にも悪にもブレることが許されるのが中立の中の中立、真なる中立です。普段は困ってる人を見捨ててるけど、「この人は個人的に気に入ってるから助けたい」とかしていいのです。ただし、D&Dは「善」や「悪」が行動に制約を受ける代償として「大きな恩恵」が得られるゲームなので、「普段苦労を背負い込みがちだが、それと引き換えに強力な力を使える」なんていう善人的なメリットは受けられません。モニカやレーグネンといった聖職者は属性と戒律という二重の縛りがある分、アルブレヒトやダスティよりも「スペック的に強い」ですし、聖職者じゃなくても普段善行を積み重ねるロールプレイをしていれば、DM(神)から色々と温情が与えられ易いというものです。 モニカ「もしかしたら先行投資かもしれないし」 ダスティ「たしかにそれはあります。最初からこの人たちって決めましたから。出会ったときにいきなり全財産を叩いたし、もう行くしか」 モニカ「大博打だ!」 アルブレヒト「我々が貴族に返り咲いた際には返そう、はちょっと遠いか」 レーグネン「我々の属性グッドだから大丈夫だけど、ヴォルフェンビュッテルの事知っちゃった流れ者なんて、信用できなかったら埋めるかもしれないし」 モニカ「たしかに。でももう仲間でしょ?」 ダスティ「そこはもう信じてますよ」 レーグネン「共有資金が増えた所で。遠吠え対策のリムーヴ・フィアーが人数分無いので買出しに行く必要がある」 事前にかけておけば10分間[恐怖]に対するセーヴに+4のボーナスを与え、事後にかけると効果時間の間だけ[恐怖]状態を抑止します。つまり[恐怖]の効果時間が10分以下なら、実質無効になる。 ちなみにD&Dの1ラウンドは6秒。GURPSの「2秒」ほどじゃないが、比較的早目。一方で戦闘は本格的なシミュレーションRPG状態なので、「プレイ時間4時間の戦闘だったが、ゲーム内時間は2分しか経過しておらず、冒険者たちはダンジョン突入から20分で消耗し尽くして帰ってきた」なんて光景は日常茶飯事。 モニカ「レッサー・ウィゴーのワンドも補充したいです。全員では戻れませんものね」 滞在しているエレル村ではスクロールやワンドなど売っているわけがないので、町まで買いに行く必要があるのだ。 プレイヤー達は、ここで全員で戻った場合に不退転の誓いを破ったと、神から怒られる可能性を心配している。 ダスティ「誰かがひとっ走りして行く分には問題ない?」 DM「君たちの判断ではね。街までは15キロくらい」 レーグネン「夜になればまた被害が発生する可能性が高い。今日には再び廃坑に向かいたい所だ」 アルブレヒト「一人が根性でお使いに行けばなんとか」 モニカ「ダスティかキャスに行ってもらう? 町に強いのがダスティ、騎乗が上手なのがキャス」 DM「このパーティ〈騎乗〉はみんな同じくらい怪しいけどね」 〈騎乗〉を持っているのは現状モニカ、アルブレヒト(1ランクだけだが)、キャス、ダスティだけ。以前説明した通り、〈騎乗〉が0ランクでも馬に乗ることは出来る。 DM「レーグネンなんて貴族の身分だったのに〈騎乗〉が0ランクだから、地元じゃ皆から馬乗るの下手だと思われてるぞ」 レーグネン「レベル上がったら取ろう……」 馬を持てる裕福レベルな貴族の男子で〈騎乗〉が無いのは、現代人で言えば「中学生以上の漢字が読めない」くらいヤバい感じである。 ただこの辺はDMがキャラメイク時にちゃんと指摘してやるべきなことでもあったので、次のレベルアップ時に育てれば過去に遡ってちゃんと馬に乗れたことにしてあげたい所存! 結局、道中に問題が起きた時のためにキャスとダスティの二人が行くことに。今から行けば日没前までには戻ってこれる計算となった。戻ってくる時間を見計らって、廃坑のある森の入口にて合流することとなったが。 DM「と出発しようとしたところ、クラウスと鉢合わせました」 モニカ「クラウス!?」 DM「さっき、『クラウスとの合流タイミングはダイスで決める』とか言ってたけど。実は翌日にはハインリーケの元から出発したので、いじわるではなくこのタイミングの到着は決まってました(笑)」 そして、クラウスの隣には名馬に乗った見慣れない長身の女性が。 モニカ「クラウス、そちらの方は?」 DM「それには少し時間を遡る必要があります。というわけでクラウスが呼び止められた翌日、いきなりこんな事がありました」 Don't give up justice, I want to get truth! ほわんほわんほわん~! ●プレイヤーズコメント ・アルブレヒト 過去のキャンペーンでは、資金に窮してばかりだったので、個々の分け前というものは存在せずパーティー単位での資金繰りを行うのが常だったが、今回はしっかり分配できるよう稼いでいきたい。 生活費がやたらとかかるのが少々ネックだが、一発当ててどばっと使うのが、まっとうな傭兵ってものだ、散財は全く問題ない。 ……などとは常々思っているのだが、早速ダスティの個人資金を借りる始末である! ・モニカ この時点でのモニカの所持金は銀貨1200枚ほど。 モニカの「持っていても使わない~」というのはこのボンボン娘は小銭の使い方知ってるのだろうか、みたいな思想があったための発言ですね。(それはそれとして、自分で管理するべきなのは確かです) 私の記憶違いでなければ、モニカとダスティで買い出しに行ってます。この二人どんな会話をするんだろう。……お互いの兄妹(姉弟)のノロケ話かな。そういう意味では気が合うのかもしれないですね。 ・レーグネン 先立つもの、必要ですよね! (指で輪を作りながら) まあ共益費みたいなのはある程度必要ですけど。このまま貧困街道を邁進せず、個人の財布を維持出来るように頑張りたいです。 ダンジョン入って10分で出てくる……。何度やった事か! ・ダスティ 締め切りすぎるも未提出 |
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■ホブゴブリン >90>!? ずっと「田舎」って意味だと思ってた…何で見たのかは思い出せないけど 気 持 ち は わ か る |
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■アスペル・カノジョ #6 作品内容を知らずに見てても、作品内容を知った上で見てても、幸せそうな雰囲気が無い!! 蓋を開けたら幸せな(少なくともネガティヴではない)シーンだったので一安心だったが!!! 清水さん夫婦がこの境地に至るまで、想像もつかない苦労をしてたんだろうなぁと漠然と思うしかないわけだが、とにかく立派だと思うしかない。 そして「自分の行いをイジられて気まずそうにする清水さん」が可愛いと思えてしまう我が対岸の火事ぶりであった。 性犯罪者と同じアパートで暮らすの怖過ぎないか!? これ、スラップスティックコメディとかならまぁ……みたいなやつだけど、それでも「ボコボコにされる」というオチが欲しくなるやつ!!! つーかよく我慢したな……。血の雨が降ってしまうかと ブチ切れ金剛と貸してアパートの解体を始めても違和感が無いやつだった……。 ていうかいわゆる「普通の作品」だとこの手のキャラって「性格の悪いクソ」って程度の話で済むんだが、この作品の登場人物として見ると「これも病気なんだな」となってしまう。 いやまぁ現実でもいわゆる「健常者サマ」でこれくらい傍若無人な人間いるだろうとは思うが……っていうか、作品的には「こんなクズが健常者サマ」で、病気に苦しむ人のほうがよっぽど「理性ある人間であろうとしている」ことの皮肉を描く意図とかもあるのかな。 横井さん、ホントすげーと思うし尊敬することばかりなんだが……これは駄目過ぎる(笑) 家計が苦しいことはしょうがないが「どうせ誰も見てないんだから」はあまりにも酷いよっ!! 気 持 ち は わ か る このあと「そんなの常識だろ」等色々と馬鹿にされるまでがセットね!! 世の中のメシマズノー味見逆ギレキャラの皆さん、ぜひともよろしくお願いします。 イケメンは『抱いてやる側』みたいな認識持てるんだろうけど、俺は女性の「させてあげてる」って態度を不満には思ってもどうしようもないんだよなーみたいな気持ちはある。 |
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■デッド・オブ・ウィンター!! がっこうぐらし!原作者の海法紀光先生を自宅に招いてのボードゲーム会。 初っ端はゾンビゲームの傑作デッド・オブ・ウィンターをプレイ。 一番簡単な「とにかくゾンビを大量に殺すシナリオ」をプレイして、片っ端から殺しまくって無事クリアー。 幸運にも移動や戦闘時に即死(1/12で出るが、数十回振ってゼロ)が出なかったので、かなり危なげのない楽勝ぶりであった。 |
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■“真実は見えるか”キャンペーン 第2回 チャプター11 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。 チャプター1 チャプター2 チャプター3 チャプター4 チャプター5 チャプター6 チャプター7 チャプター8 チャプター9 チャプター10 第1回まとめログ アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)4 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)4 レーグネン 神官戦士(クレリック)4 クラウス 魂刃士(ソウルナイフ)4 ダスティ 巧者(ローグ)4 モニカ「あまりにも格好悪い……逆に格好悪過ぎて」 レーグネン「もうその時点で失う可能性が(笑)」 DM「失わないと思うけど、超絶カッコ悪いよね!(笑)」 モニカ「待ってください、ダスティ。それは少し言い過ぎです」 レーグネン「我々は最善を尽くすだけです。皆さんは冷静にどうか行動をしてください」 アルブレヒト「まあ、任せたまえ! モニカならやってのけるさ!(軽快に膝を打って)」 全員爆笑 DM「言っちゃった、こっちも! もう、お兄様がモニカの苦しみをとってあげてるからね!」 モニカ「……(頭を抱える)」 アルブレヒト「成せば良いのだろう?」 DM「ダスティはね、後で裏で『お前何いってんだよガッガッ』てやられて『え? どうして?』ってなってるかもしれないね」 アルブレヒト「アルブレヒトは『ドラゴンなんて居ないんだから、いいんだよやるって言っておけば! 大丈夫大丈夫!』って」 モニカ「安請け合いだーっ! お兄様、三度目ぐらいですよね? 安請け合い」 DM「お兄様の良いところは、自分が死にかけようと懲りない所ですよ(笑) 良くも悪くも、自分の命の保全に危機感を見出していない、自分に対して自信があり過ぎるから」 アルブレヒト「倒せば良いんだ!」 モニカ「もちろん、『はい、やります』というのは簡単なんですけれど、良いんですか……? やりますか?」 レーグネン「『やってやる!』っていう気持ちをモニカが見せているんだったら、レーグネンは……。やれないという気持ちはないんですが、不要に混乱はさせたくない、少し落ち着かせたいという気持ちはある。我々がこのダンジョンに挑んで、ここを安全にしようという気持ちはあって、変わらないので……まあ……」 DM「ルール的な話をいうと、たぶん……買い物のためにパーティー全員で街に戻ることすら許されざる行為に含まれる宣言になっちゃっているかなっていう。『やっぱり勝ち目がないんで、一度街に行って買い物し直して出直す』は、『必ず倒す!』っていう宣言がされてるからさあ……村人側は、『でも倒せなかったから一回戻ります』というところまで拡大解釈はしてくれないよ」 キャス「トライ&エラーは」 アルブレヒト「それはいい、恐らく挑戦し続ける分には問題ないけれど、この村を離れた瞬間、もう駄目」 レーグネン「まあ、ダスティだけ買い物に行って、我々だけ探索とかは出来る」 ダスティ「最悪、それでも」 DM「トライ&エラーは教義的に問題無い。が、それとは別にこのまま毎晩毎晩と襲われる可能性もあるわけですよ。そして村人たちは間違いなく、今日解決するものだと信じているよ」 レーグネン「今日、できるとは断言できないんで……本当、レーグネンの気持ちとしては、最善を尽くす。村人には警戒をして欲しい、混乱して欲しくないんだけれど……もうドラゴンがいるって思い始めているし、キャスも『我々が駄目だったら逃げてください!』って言っちゃっているのでね」 DM「状況を整理すると、キャスが良かれと思って『敵はドラゴンかもしれない』と言った。村人は『またまたぁ~』って言ってたけれど、その夜、家畜がかつて無いほどに虐殺された。だから村人たちは『やっぱりドラゴンは本当だったんだ……』『逃げなきゃ』『周りの村にも知らせてくるだぁ』って言う状況になった。その時、ダスティが『落ち着いてください、我々が必ず倒してみせます』と宣言をしたんです。『絶対に倒します、大丈夫です!』って」 キャス「その場合の解決条件は、実際の、ドラゴンの首を持ってくるしか無いということですか?」 DM「そんなことは無いですよ!」 キャス「この騒動を沈めた段階で解決、って認識で……?」 DM「俺は断言できない。そう思っていいかどうかを皆で決めてください」 ダスティ「自分的には、敵の正体がドラゴンかどうかはわからないけれど、原因を担っている怪物を倒しますっていう話」 DM「ダスティはそういうつもりで言ったんだろうけれど、村人にはそういう風には伝わっていない。ドラゴンだと思っている訳です。『必ず倒してみせます、この二人の聖騎士が居ますから!』って。で、ダスティがそれら言った言わないレトリックを振りかざすのは構わないんだけれど、モニカ、レーグネン、キャスは戦いに関する約束を反故することは許されない立場なんですよ」 キャス「村人が我々の言葉で落ち着くかは……」 DM「この後、村人が落ち着くかどうかは、ダスティの宣言を君たちがどう受けるかで変わってくる」 キャス「ううん……」 レーグネン「色々経験をしたところで発言すると、村を捨てさせるという選択肢は最後の選択肢なので、簡単に口にはできない」 アルブレヒト「村を捨てるとなれば、『浮浪者となって、あとは知らん!』ってなることに」 レーグネン「『この野山で野垂れ死ね!』って言っているようなものと近い」 DM「ちなみにキャスが『ドラゴンがいるかも知れない!』と言って『あ! 本当だったんだ!』って思わせた事に関しては、君らが恨みがましい目で見られるレベルを下げているんだよ。相手がドラゴンじゃどうしようもねぇよ的な諦めの感情は、この世界の住人なら誰しも持ってしまうもの」 レーグネン「結果オーライ」 村人(アルブレヒト)「ああ、やっぱり油断しないほうがよかったんだ!」 村人「聖衛士様の言っていたことは本当だったんだ!」 モニカ「……レーグネンは、良いですか?」 レーグネン「モニカ様ご自身が信じる道を往かれるのであれば、レーグネンはついていきます」 モニカ「キャスは、良いですか?」 キャス「私は、弓さえ使えれば」 レーグネン「たぶん(失敗したら)パーティから捨てられちゃうかもしれないけど(笑)」 アルブレヒト「贖罪で取り戻す旅になっちゃう」 DM「またレーグネンは同じ道を」 全員爆笑 レーグネンのプレイヤーがかつて演じた聖騎士ストールは、キャンペーン開始早々に「戦いもせずに山賊を見逃す」プレイで能力剥奪、贖罪ルートに入りました(笑) レーグネン「アルブレヒト様とモニカ様、お二人が生き残ることが大事なので。私は禊ぐので、頑張っていただければ……」 DM「ダスティも、自分がどれほどの爆弾を投げ込んだのかわかっていなくて面白い(笑)」 モニカ「た、倒せば良いんですもんね!」 ダスティ「そう!」 アルブレヒト「聖職者本人だったらうかつに発言しないような誓いを、よくわかっていないダスティが『この聖騎士様がやってくれますぜ!』って言っちゃったのがね」 レーグネン「はっきりと『この聖騎士様がやってくれます!』って言っちゃったから」 アルブレヒト「で、そんな事約束できないとは言えなくて(笑)」 モニカ「ぜ、絶対に言えないですよ(笑)」 アルブレヒト「そうして勝手に誓いを立てられているのが面白いっていう(笑)」 レーグネン「ロールプレイとしてはもう、完璧」 キャラ的にはかなり洒落になってないんだけど、それはそれとしてアルブレヒト、モニカ、レーグネンのプレイヤーは状況を愉しんでいる(笑) ダスティ「もう……頑張りましょう(笑)」 全員『もう頑張るしか無いよね(笑)』 DM「子分的なポジのキャラが勝手に『うちの兄貴が必ず倒してくれますよーっ!』って言っちゃってるの(笑)」 レーグネン「でも兄貴はもう『ここは撤退一択だな』って思ってる(笑)」 モニカ「もう、お兄様が大丈夫って言ってくださっていますから」 DM「完全に幼女戦記だから。ターニャは『やべえ帰りてえ』って思ってるのに部下が持ち上げて『流石隊長!』って」 モニカ「レーグネンとキャスは信じてくれますか。……誓いを立てて受けるで……良いですかね……受けないと……格好悪過ぎですかね」 DM「今はダスティの発言あたりで時間が止まってる。『必ず倒してみせますよ。ドラゴン退治くらいできらぁ!』『えっドラゴンを必ず倒してくれるんですね!』『えっ!? ドラゴンを!?』ってなってる訳ですよ」 キャス「ここの発言を飲むか否定するかっていうのは?」 DM「否定したら格好悪いってだけ。しなかったら、退路が塞がれる」 アルブレヒト「約束はしないが頑張る、なんていうのはもう(笑)」 モニカ「じゃ、じゃあ受けますよ!」 キャス「リスクはないんですか?」 モニカ「神寵者のモニカにリスクはないらしいですが、心には、ものすごい傷を負います。聖職者のお二人はロストレベルのリスクがあります」 レーグネン「モニカは、失敗したらレーグネンとキャスが駄目になるのは分かっている?」 モニカ「もちろん、もちろん分かっています。……では、ダスティの言葉に続けて『ドラゴンとは限りませんが、全力を尽くしてみせましょう』と宣言致します」 DM「え、今の相談の流れだとそこは『必ず倒してみせましょう』じゃないの?(笑)」 モニカ「ああ、ああ……ごめんなさい、逃げた、心が逃げました(笑)」 モニカ「ダスティの言う通り、我々がレーグネンとキャス……私自身の戦勝神の名にかけて、必ずや、あの坑道に巣食う魔物を退治してみせましょう!(震え声)」 DM「みせましょう!!」 アルブレヒト「よくぞ言った、モニカ!(両手を叩く)」 ダスティ「うあ~っ!」 モニカ「ただし! ただし、但しですよ! それは、エレル村の皆様のご助力をいただく必要があります」 村人「ほう、それは、いったい……?」 モニカ「……泊まる場所、食べ物、馬の世話……」 全員爆笑 DM「今更だーーーっ!!」 村人「あっ、ハイ」 モニカ「だ、だってもう……な、なにかやってもらいたいことは無いですか!?」 レーグネン「夜間の外出は控えていただきたい……」 DM「ドラゴン出るって言われていて軽率に外に出るやつはいないよ(笑)」 レーグネン「極力、被害が広がらないように……我々は奴らを倒すために全力を尽くし、必ずや倒します。しかし村にとっては厳しい時間が続く可能性が十分にあります。……是非、覚悟を、頂いて……」 DM「……不安なことを言うね!? 急に予防線が張られた(笑)」 モニカ「たっ、ただし必ずやこの村に光を! 天高く空に太陽を昇らせる日を! 必ずや迎えさせます!(ラオウ昇天のポーズ)」 DM「いや、ええ? なんか格好悪くない!?(笑) 格好悪くならないラインの予防線を貼ったと思うけれど、ちょっと格好悪かった。村人『えっ……?』って空気になってるね、今」 アルブレヒト「村人、反応困る」 レーグネン「……全力を尽くします(笑)」 DM「レーグネンで予防線を貼っちゃったけど、モニカはやる気だよ(笑)」 モニカ「いやっもう、必ず、ね! この村の天にね、明るく眩しい太陽を昇らせましょう」 アルブレヒト「そうだね」 ダスティ「ナンバーワァァン!(天を指差し)」 DM「なんでハルク・ホーガンになるんだよぉ!」 村人「やっぱり被害がでるのか……?(ざわ……ざわ……)」 ダスティ「それをっ、最小限に留めるために! 我々が頑張るのです! やるのです! ね!」 アルブレヒト「……大丈夫だ! モニカは、実は聖騎士ではなく、戦勝神の写し身である神寵者なのだ! 彼女に任せておけば安心だ!」 神寵者と写し身(アヴァター)ではかなり違うので、読者の皆さんは騙されないように!(笑) あとリプレイには載せてなかった相談シーンで、「身元を伏せたい立場上、メチャクチャ目立つことになるから、極力神寵者であることは隠しておこう」的なことになっていたのだが、一瞬で破綻である。これが後々に影響を与えるような気がしないでもないのだが、プレイヤーたちは知る由もない。 村人「えーっ!? 神寵者様だったのか!」 村人「すげーっ!!」 村人「ドラゴンだって一撃だぜーっ!」 アルブレヒト「任せておけっ!」 DM「も、もうダメだっ(笑)」 モニカ「もー皆で活躍するしかない! 大丈夫、お兄様が『大丈夫』って言ったから、大丈夫」 DM「キャスがちょっと落ち込んでるよ」 モニカ「大丈夫ですよ! ……もう、モニカが誓いを宣言したんですから、全てモニカの責任です。上司の責任です」 村人「ひゃっはー!」 DM「もう、大変ですよ。お祭り騒ぎですよ……昼間は」 ダスティ「夜は言い付けを守っている、偉い(笑)」 レーグネン「とりあえずは、我々は準備に。今日の探索に向かうかどうか」 アルブレヒト「そうだな、うん。一刻も早く」 DM「では、準備に移ろう。……という訳で皆だけの空間になっているよ、村長から借りている部屋に来たよ」 キャス「……大変、軽率な発言を……」 レーグネン「えー……(ダスティの)小脇を突きます」 全員『あははは(笑)』 ダスティ「えっえっ、何っ(よろける)」 DM「ガッガッ! デュクシ」 ダスティ「……えっ、オレ何かやっちゃいました?」 全員爆笑 モニカ「やばいっ(拍手)」 レーグネン「完璧過ぎるっ」 DM「完璧なタイミングで繰り出しやがったぞこいつっ!」 モニカ「ひい、ひい……本当の勇者、ダスティなんじゃない……?」 レーグネン「それは勇気か、蛮勇か!」 DM「あの、煽り台詞を食らったレーグネン、どうぞ」 ダスティ「あっはっはっは(笑)」 イラスト:★Yuuki レーグネン「よー言うなぁ、お前がぁっ! 責任も無いくせにっ!」 ダスティ「ソレを言われたらごめんなさいって言うしかっ」 モニカ「あーっ、面白いっ」 DM「レーグネンは立場的に幾らでもツッコんでいいんだよ、モニカと違って。『お前何、安請け合いしとんねん!』って言っていい立場だよ!」 アルブレヒト「もうぶっ飛ばしていいよ(笑)」 レーグネン「何も責任が無いくせに……」 ダスティ「あの場では皆を収めるためには、ああ言うほうが良いと思ったんです!」 レーグネン「であれば、モニカ様の心のままに任せれば良いのだ!」 ダスティ「……そうですね! 頑張りましょう!(大きく頷く)」 DM「……ほら分かってないよ、おもしろダスティだよ。ちょっと姉ちゃん良いんスか!? 反省していませんよコイツ!」 キャス「お姉ちゃんは土下座しています」 全員『あははは(笑)』 モニカ「なんで?! なんで、どうしたのですかキャス!」 キャス「も、申し訳ございません……」 レーグネン「キャス殿が謝る様なことではありません」 モニカ「全くですわ」 キャス「いいえ、もう全ては私の所為……!」 ダスティ「(モニカ・レーグネン・キャスを交互に見ながら)ん? ……ん? ンン?」 DM「一人で、え? え? ってしてんの(笑)」 レーグネン「ダスティ! 先程の言葉は神への誓いも同義なのだ! 我々の総意となる!」 ダスティ「うん……そうですね! 勝ちましょう、必ず!(ガッツポーズ)」 キャス「私のこの生命をもって、どうか……」 レーグネン「ダスティお前は、神に責任のある立場ではないだろう!」 ダスティ「……ええ!」 DM「それが何か?」 ダスティ「え、あ、んン? ……えっと……」 モニカ「戦勝神の孤児院で、彼はいったい何を学んだのか(笑)」 DM「Windの問い詰め11分しても許されるシーンですよ」 レーグネン「……もちろん、彼らを助けるために我々が来たのだ、落ち着かせるために方便を使うこともあるだろう。だが、あの場では、君が責任のある言葉を述べるべきではなかった。あの場の言葉は我々の言葉となり、神への誓いとなる。……そしてその誓いを破ることになったとすれば、我々は神の加護を失ってしまうのだ!」 ダスティ「……ええーーっ!! な、なんだってーーっ!? それは本当なのかキバヤシーーっ!!」 全員爆笑 ダスティ「申し訳ありませんでしたーーっ! (土下座)……かなり軽率な発言をしてしまいました、そんな事とはつゆ知らず、申し訳ありませんっ!!」 レーグネン「そ、そんなに謝ってくれるんだ(笑)」 DM「ダスティはシリアスな演技は苦手なのかい、必ず面白くなるんだけれど(笑)」 レーグネン「じゃ、じゃああんまりに平身低頭に来たのでちょっと面喰らって……『倒せば良い、倒せば良いんだ……』と」 モニカ「ちょっとだけ言い聞かせる感じに(笑)」 ダスティ「(頭を上げて)分かりました、もちろん、尽力いたします! ……我が、ダスティの名にかけて」 DM「イラッと来るな(笑)」 ダスティ「ええーーっ!!」 レーグネン「キャス! 彼は、昔からこうなのか!?」 キャス「申し訳ございません……! 本人は本気なんです……!」 ダスティ「なんかもう、第一声の『ちょほいとまちなは』からノリがこういう方向なんだろうなって! 真面目な状況でも若干、芝居がかるのかなって!」 DM「真面目な状況でも若干、芝居がかるのってもう、多分、この義姉弟は血が繋がってるよ」 全員爆笑 レーグネン「こいつは自分の偽名に懸ける価値があると思っているのかっ!」 ダスティ「ダスティの神の場合、神の名に懸けてって言ったほうがもっと怪しくなるかなってぇ!」 DM「そうねえ。でも、自分自身でもダスティの名前にそんなに価値があるとは思ってないと思うんだよね?」 ダスティ「じゃあ真名の『ダニエルの名にかけて』にしようかな。とにかく『尽力いたします、勝ちましょう! 勝ちます、勝つんです!』」 DM(突っ伏して頭を振る) ダスティ「頑張ってるのにーっ!!」 レーグネン「もう凄いテンションあげてるのは分かる」 キャス(両手を着いて頭を下げ) DM「もう、お姉ちゃんの平謝りも面白いんだよ……」 モニカ「お姉ちゃん、大丈夫ですよ! キャスは自分の戦勝神に誓いましたから! ね!」 DM「あの場は、撤回もできたけれど、格好悪かったから撤回できなかったっていうところを、ね……(笑) 俺はこの吊し上げを見たかっただけなんだ、良いんだよ。お兄様はさっきから黙っているけれど!」 ダスティ「お兄様は、モニカを信じているって感じでしたからね」 レーグネン「モニカは神寵者だし、ね……?」 アルブレヒト「……まあ、まあ、レーグネン。彼も反省しているんだ。……ん? うーん?」 DM「難しいね、お兄様はモニカを信用しているってパターンもあるんだよね。だけどダスティが軽口叩いたおかげで俺の大事な部下が進退窮まる余計な賭けを強いられているっていう考えもできる訳よ」 アルブレヒト「うーん……」 モニカ「……今、ダスティに出せるものは……」 DM「明日の替えのパンツぐらいかな……」 モニカ「その……四桁ある……」 全員爆笑。ダスティは国境越えの仕事で銀貨2500枚をもらっているぞ! ダスティ「ここで!? ここで!?」 アルブレヒト「誠意を見せろっ!」 モニカ「四桁ある誠意ですよねっ!」 レーグネン「四桁の誠意(笑)」 DM「今これ、丁度払うチャンスなんじゃない!? ……ちゃんと、モニカのセリフとしてこう……」 全員『あはははっ(笑)』 モニカ「えっ、違います違います!! 完全にプレイヤー発言ですよ!!」 ダスティ「誰も気が付かなかったところをスバリ!」 レーグネン「もう『四桁の誠意』ってルビとして完璧ですよ(笑)」 DM「『四桁の誠意』って、良いなー!」 レーグネン「これは是非使いたいところです」 ダスティ「最後の最後で……!」 DM「このシナリオのサブタイトル『四桁の誠意』にしようかなー!」 モニカ「はぁはぁ……出しどころですよ!」 ダスティ「もう、言われれば出しますよ!」 アルブレヒト「そうね、ダスティか……そうだな、アルブレヒトは彼を庇うほど馬鹿じゃねぇしな……」 ダスティ「何ヶ月も一緒にいるのにっ」 アルブレヒト「まあ、でも言ってしまったものはしょうがない!」 DM「お兄様は良くも悪くもおかしいんですよ。一時的な恐怖心はあっても、長期的な恐怖心が壊れてるんですよ。ゴキブリにビックリすることはあるんだけれど『中東にキャンプしに行くぞ!』って言われたら喜んでついていくんですよ。で、ヒヨケムシとかを見て『ウェァイッ!?』ってビビるんだけど、帰ろうとは言わないんです」 アルブレヒト「まあ、心配するな。モニカがやってのけるさ。何、これぐらいのハンデが有ったほうが燃えるだろう。失敗することなど考えても、任務は達成できん!」 モニカ「お兄様の仰るとおりですわ」 キャス「私、キャスも……弟の言葉に命を掛けます。ダニーも、この発言を正式なものと認めるとして……掛け金というか、誠意を……」 全員爆笑 この辺りはずうっと笑っているのだ! DM「四桁の誠意!」 ダスティ「……! 分かりました、じゃあ! 反省の意として、私のこの……四桁の……財産をこのパーティの資産としてお譲りいたします!」 DM「所持金、全部(笑)」 ダスティ「どうかここは! ……この四桁の力を借りて、勝ちましょう!」 モニカ「ほ、本当にいい人になっちゃったよお」 DM「悪いやつじゃないんですよ、明らかにお人よしなんですよ! ただ考えが足りなくなるときがあるだけで! 軽率にいいヤツ!」 アルブレヒト「まあ、あそこまで言ったのだ、それ位はしてもらっても」 DM「金貨20枚とちょいちょいだね」 ダスティ「四桁の誠意、全部お支払い」 DM「……ダスティは言って良いんだよ『勝ったら返してください』って」 ダスティ「あっはは、それは言わないでしょ!」 アルブレヒト「ん、そんな大金、いいのか?」 ダスティ「これが私の誠意でございます」 DM「良いんじゃないの。彼だって自分が酷いことをしたって分かっているんだから。……いざとなったら所持しているレンズとか装備品を売れば良いんだから」 レーグネン「良いもの持ってんじゃないか」 DM「まあシナリオの都合でダスティが貰って、パーティ資金として吐き出した。良い帳尻があったんじゃない」 ダスティ「勝ったら皆でお祝いしましょう!」 アルブレヒト「ふむ、では事がうまくいった暁には、もちろんこれは返してやるとも」 ダスティ「ありがとうございます(ぺこり)」 モニカ「大丈夫ですか……他にしこりが残っている方はいらっしゃいませんか!?」 DM「キャスが凹みまくっている」 モニカ「大丈夫です、キャス!」 DM「『ドラゴンがでるぞ!』っていうのも蓋を開けてみれば『あっ! 本当だったんだ』って皆がビビって君たちの目的に繋がっているわけだからね。トドメを指したのはダスティだから! ……つまり姉弟ツープラトン?」 ダスティ「えーん」 アルブレヒト「最終的には『ドラゴンなんて居なかったんだよ』って言えば済む」 DM「ただ、ウカウカしてたらこの近隣一帯にドラゴンが出たっていう情報が広がることになるんだけれどもね。そこは何事もメリットだけじゃない。この後君たちがどうなるか、それが分かってから凹むか胸を張るか決めればいい」 モニカ「今はまったく大丈夫ですからね!」 レーグネン「まあ報告に行ったとき『あれ? ドラゴンは?』って聞かれるかもしれませんが(笑)」 DM「そのへんは身を持って知ってください。『狼が出たぞ』の25倍ぐらいは恐ろしい恐怖ですから。進撃の巨人の世界で『巨人が出たぞ』って言われるくらいだから」 村人(アルブレヒト)「あの坑道に居たのはドラゴンだったらしい……」 DM「噂にはだんだん尾ひれが付くからね……『シャドウドラゴンらしいぞ!』『村にダークドラゴンが出たらしい……!』」 モニカ「倒せば英雄ですよ!」 レーグネン「我々としては、虚像は求めないですから」 村人「既に優秀な傭兵隊が壊滅して、今新たな、神寵者率いるさらなる強力な勇者たちが挑んでいるらしい!」 村人(アルブレヒト)「もう8人も殺されたらしいぞ!」 DM「だれも3レベルパーティが壊滅して、4レベルパーティが挑んでいるなんて思っていないよ」 全員『あははは(笑)』 DM「世間の人たちは、イメージ的に8レベルパーティ(空飛ぶどころか短距離ワープも自由自在)以上の精鋭達が挑んでいると思っているから(笑)」 レーグネン「サバ読んじゃった」 ダスティ「伝説の第一歩だ!」 DM「この後きっと、クラウスが『お~い!』って手を振ってやってくるのよね」 モニカ「そこで、絶句するクラウスが見れるわけですね? 『なぁにしているんですか!?』って」 DM「クラウスが『街じゃドラゴンが出たって大騒ぎですよ!』って噂を聞いてやってくるかも。『この周辺で出るって話で持ち切りなんですけれど、大丈夫ですか!?』」 ダスティ「それを今から倒しに行くんだ!」 クラウス(DM)「帰りてぇ……」 レーグネン「クラウス、我らの信頼度が低いと行くの嫌がっちゃうかも」 DM「まあ、おかげで君たちが死んだ後に強力な冒険者が来てくれるよ。きっと。ガチでドラゴンを倒しに来たつもりの(笑)」 モニカ「確かに、確かに」 ダスティ「結果的に村は救われるんだ!」 モニカ「よかった!」 DM「でもクリアした後、デマを流したことによる損害賠償請求が君たちに来る可能性もあるからね! ドラゴンが来ると思ってそれを折り込んだ契約した商人とかから苦情が来るかも。『お前たちがドラゴンが来るって言ったから!』って激怒される可能性は否定できない。それぐらい、ドラゴン情報をJ……いやDアラートするってことは、最高レベルの警戒を皆に与える効果だからね!」 ダスティ「良い方に、良い方に考えましょう」 まぁこのあたり、旧リプレイ以来のメンバーであるアルブレヒト、レーグネン、八夏のプレイヤー、及びリプレイや設定を読み込んでいるモニカのプレイヤーは百も承知であるが。 DM「この村の警戒レベルを上げるっていう目的を果たしたんだから悪いことばかりじゃない」 モニカ「達成しましょう」 ダスティ「うまくいきますよ、信じましょう」 油断する民衆を一言で震え上がらせるパワーワード、それが「ドラゴンが来た宣言」であり、恐怖心を煽ることによる民衆心理の制御に便利だからと軽率に濫用するとオオカミ少年以上のしっぺ返しを受けることになるかもしれません。よしんば討伐に成功したとしても「なあんだ。いなかったのか」では済まないだけの影響力があるのです。彼らが攻略を手こずれば手こずるほど「手強いドラゴンに神寵者様達が苦戦している」ことによる焦りと不安を村人たちが感じることになり、その「反動」は加速度的に強まっていくことになります。 これにて第2回のリプレイ終了! 第3回に続く!! Don't give up justice, I want to get truth! 真実は見えるか!! ●プレイヤーズコメント ・アルブレヒト ヒヨケムシってなんだろう……あ、調べすぎるとまずいやつっぽい……そっと閉じ。 パーティー内で大揉めである。これは面白いことになった。 他人事だし、まぁ天才である自分とモニカならやれるやれると思ってるし。 なんとなくアルブレヒトのやり方がわかってきた気がする。 ただ、リプレイを読んで復習しているのが、(作業の関係で)だいぶ後になってからなので、実践に移せるのはまだ先のプレイになるのであった。 ところで、ダスティからの4桁はいずれ返してやるといったな? 『ことがうまくいった暁』って『将来我らが地位を復帰したら』って意味ではないのかな(笑) ・モニカ モニカは、アルブレヒトの言葉(期待)に対して、待ってと言わないと思うんですよね。むしろ「お兄様がそう仰られる、であれば難しい事ではない!」と思うんじゃあないかな、と、プレイヤーは頭を抱え逃げ腰になりつつ、モニカは確かなるやる気を得ました。 中盤のロールプレイは、レーグネンやキャスの事を考えた上で「大丈夫だろう、神寵者だし、回復呪文は豊富だし、モニカはドラゴンハンターだぞ」と半ば思考放棄……ぼんやりプラス思考しています!(チュートリアルダンジョンでドラゴンをワンターンキルゥした冷酷非道な女なのです) ブッコミのレーグネン、チャプター6の伏線を綺麗に回収したダスティ、これまた帳尻を合わせたかのように皆が納得する四桁の誠意、今回は最初から最後までずっと笑っていましたね。 チュートリアルでモニカが倒したのは「ドラゴンとよく勘違いされる魔獣のビーヒア」であり、ドラゴンと比べたら遥かに与し易い格下モンスターだということは秘密……でもなんでもなくプレイ当時解説しているんだけど多分嬉しさのあまり忘れているモニ( ・`ω・´) ・レーグネン 四桁の誠意……、金とは言わない奥ゆかしさもある。ダスティはなんと言うか、おいしいな(笑) しかしこうなったら、やるっきゃない! 頑張ります! ・ダスティ どーしてこーなった! いや、理由はわかるのだけど、「なんだかなぁ」な感じです。とはいえ、レーグネンをスーパーピンチに陥れてしまったのは確かなので、リプレイで何度も言ってますが、一所懸命がんばるぞい! |
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