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■2019年漫画十傑集 今年読んだ漫画はおおよそ1100冊(冊数であり作品数は謎)以上あった中で、ワダツミが「2019年に初めて読んだ漫画」の中で特に面白かった上位10作品です。10作品内に順位はありません。あくまで「ワダツミが初めて読んだのが今年」なので、何年も前から存在する作品もあります。 もちろん「面白かった漫画」はこんなもんじゃなくもっと沢山あるので、「載ってないのは気にいらんかったのか……」と誤解しないようにね!!! ちなみに掲載順は読んだ順でで、あくまで「初めて読んだ作品」なので、すでに読んでる作品の続きは対象外です。あ、あと作者と個人的に付き合いがある作品も割愛しています。 ・その着せ替え人形は恋をする 「なんですって?」「行動力……!!」 距離感の近過ぎる美少女がグイグイくる。 ・ザ・ファブル クライム・サスペンスが好きな割に今までノーマークだったのが我ながら意外だった作品。 一般常識を知らないヒットマンがグイグイくる。 ・事情を知らない転校生がグイグイくる。 騎士が姫を救ってハッピーな生き様を晒している作品。 ・着たい服がある 学校の先生に読んでもらいたい作品。 ロリ服を着たいクール系(と思われてる)美人がキラキラする。 ・THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS U149 どいつもこいつも可愛過ぎ&いい話で涙が止まらねーでごぜぇますよ。 トップアイドルを目指す少女がキラキラする。 ・部長が堕ちるマンガ 人間は自分が興味がないものに対して粗雑な扱いをしがちなので、これを読んで成長しよう。 古い考えのおっさんが乙女ゲームでキラキラする。 ・SPY×FAMILY アンジャッシュ漫画の系譜でも屈指の面白さ。実は今年のナンバーワン漫画候補筆頭だった。 素性を知られてないと思ってるスパイがグイグイくる。 ・ヤンキー君と白杖ガール ヤンキー君は別段ヤンキーではないし、白杖ガールはか弱いタイプでもないがか弱いので全力で甘やかしたくなる。 距離感の近過ぎる忠犬がグイグイくる。 ・将来的に死んでくれ なんかの事情でヒロインを殺す必要があるんだけど、惚れちゃって殺せずに先延ばしし続ける内容なのかと勝手に思ってたけど違った。 やたらストレートなくせに妙なところでチキンなレズがグイグイくる。 ・サイコアゲンスト 順位をつけないとは言ったが、1位だけは選んでしまうのであった。 メインキャラに眼鏡っ娘がいないのだけ惜しいが、他はとにかく好みで面白かった常人バトル作品。 悪を赦さないお父さんがグイグイくる。 ことらは最終選考まで残るも選外となった作品群。無論、ここに入ってなくても面白かった作品はやはりたくさんある。 ・ライドンキング ・どるから ・邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん ・半助喰物帖 ・もういっぽん! ・ケンガンオメガ ・この音とまれ! ・ハナカク ・ブルーロック ケンガンオメガは完全にケンガンアシュラの続きだから、実はノミネート対象外なのではなかろうかと思った(笑) そして格闘作品多いな。ライドンキングも含めれば半分が格闘!! ブルーロックもタイガーマスクの虎の穴みたいなやべー育成機関のトンデモサッカー漫画だから、半分格闘技な気もする(えー |
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■“真実は見えるか”キャンペーン 第1回 チャプター11 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。 チャプター0 チャプター1 チャプター2 チャプター3 チャプター4 チャプター5 チャプター6 チャプター7 チャプター8 チャプター9 チャプター10 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)レベル4 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)レベル4 レーグネン 神官戦士(クレリック)レベル4 クラウス 魂刃士(ソウルナイフ)レベル4 ダスティ 巧者(ローグ)レベル4
キャス「どうしてなのですか!! 正義はないのですか!!」 神官「あっちはヴィーリオンなんだ。そんな簡単に行ける場所じゃないんだよ。無理を言うな」 キャス「私の妹達が! 弟達が! あちらの国にいるのです!」 DM「この土地に(赤き森の)ストール達が来る前なんですよ」 多分彼はこの世界内の時間で来月くらいに来ます。 DM「ダスティには聞き覚えのある声が扉の向こうから」 キャス「放しなさい! 私の弟達が!」 ダスティ「え? あれ? この声は……?」 キャス「マイク! エド! ダスティ! ジョニー!」 ダスティ「え? 扉に駆け寄って、急いで開けます。もしかして……!」 キャス「取り押さえられかかっています(笑)」 ダスティ「キャス姉?」 キャス「ダスティ?」 モニカ「ダスティじゃない、ダスティじゃない(笑)」 キャス「違う、ダスティ(通り名)じゃない(笑)」 DM「本名決めよう?」 感動の再会が台なしである(笑) モニカ「決めよう!」 キャス「本名必要だよね」 ダスティ「そうですね、決めましょうか」 DM「孤児だから最初からダスティってのも嫌じゃん」 モニカ「シンデレラみたいな」 アルブレヒト「ヒヒ、オマエみたいな薄汚い孤児にはダスティって名前がお似合いだよ!」 DM「ダスティとキャスの神隠し」 ダスティ「そうですねぇ……」 DM「ビリーにしようぜ、ビリー」 ダスティ「ビリー・ザ・キッド?」 DM「ダグラムに出てる、ハートのアップリケつけてる一番小さな子」 ダスティ「あー、はいはい」 キャス「可愛い名前ってのもいいですね。ビリーも可愛いけど」 ダスティ「じゃ、ビリーに」 DM「元ネタあるのはやめよう。言っておいてなんだけど(笑)」 ダスティ「ダスティに近い本名がいいですかね」 モニカ「キラキラ系がいいよー」 キャス「最初に相棒にする狼に、ダスティもじってティーダってつけようかと思ってる」 ダスティ「そうですかー。どうしようか」 キャス「……ホフマン」 モニカ「ホフマン?」 DM「ダスティン・ホフマンとか、やめなさい!」 キャス「ダスティって自分でつけたってのはどうですか」 DM「親はいるからね。戦勝神の信者だった親が戦災で亡くなって保護されているわけで」 ダスティ「ダスティのDに繋がるので、ダニーにしましょうか」 キャス「かわいい、かわいい」 DM「それは愛称だから……本名自体はダニエルになるかな」 ダスティ「なるほど、ではダニエル/ダニーで行きましょう」 キャス「ダ、ダ、ダニー!」 ダスティ「やっぱりキャス姉ちゃんだ!」 キャス「えい! あんた達放しなさい! ダニー!」 DM(ガツガツと手を打ち合わせる仕草) ダスティ「この動作! キャス姉!」 姉弟だけで通じる挨拶でも流行ってたのか(笑) キャス「あなたなのね、ダニー」 ダスティ「どうしてここに?」 キャス「こっちが聞きたいわ! あなた今までどこでどうやって生きてきたの、いったい?」 ダスティ「キャス姉!」 キャス「かわいいダニー、ダニー。飼っていた犬にもダニーってつけていたのよ」 ダスティ「マジで」 キャス「最近死んじゃったけど」 ダスティ「え」 DM「犬死ぬの早くない?」 キャス「拾った犬だったのかも」 DM「多分離れていたの3年くらいだよ」 レーグネン「じゃ、ハムスターだ」 キャス「そう、先代のハムスター。ダニーが最近死んじゃって、もう駄目かと思っていたわ」 ダスティ「いやいや、生きているよ。色々あったけど」 キャス「こんなくたびれた格好して……」 ダスティ「まぁ旅してきてたから……でも、あの孤児院の家族とこうしてまた会えるなんて思ってもいなかったよ」 キャス「本当にね……」 DM「レーグネンの中の人がストール創った時に軽い気持ちで提案した設定がここまで広がって、孤児院出身のキャラがこんなに増えることになろうとはねぇ」 レーグネン「守れなかった……!」 DM「次々と生まれていく孤児院出身者。たぶん5キャラ目くらいかな」 ダスティ「マジで!」 レーグネン「すごい冒険者を輩出する院になりましたね」 現状、プレイに登場している範囲では、PCしてるキャラが3人で、NPCの子供が2人である。 クラウス「めっちゃ有能!」 レーグネン「神父さますごかったんですね」 アルブレヒト「実は世界中から選りすぐりの子供達を」 クラウス「城戸光政だ!」 DM「聖闘士を育成していたのか! だが、経営破綻っ。人を育てる手腕はあったが、運営能力はなかったらしい」 キャス「他の孤児院の仲間達はどうしたの? マイクやエドは」 ダスティ「会ったのはキャス姉が初めてだよ」 DM「皆、散り散りだね」 孤児院の子供達は何十人もいます。 キャス「でも、あなたが元気に暮らしていてくれて良かったわ。……ところでこの人達は?」 ダスティ「ちょっと仕事でね」 キャス「あなた立派にお仕事をしているのね、偉いわ。嬉しくて涙が出てくるわお姉ちゃん」 ダスティ「一緒に旅をしてきた仲間達です」 一同『既に仲間(笑)』 ダスティ「でも結構な日数一緒にいましたよね!?」 DM「まぁ、ドラクエⅤの主人公とビアンカよりはだいぶ長いね。一日一緒にいたくらいで幼馴染ですからね」 キャス「こちらは1ヶ月くらいですかね」 レーグネン「お兄様が『仲間?』って顔してますよ」 ダスティ「仲間っていうよりは雇い主って言ったほうがいいですかね」 キャス「ああ、そうなんですか。もううちの弟がお世話になりまして……」 アルブレヒト「あぁ……いや、こちらこそ危ないところを助けてもらいまして」 キャスは「聖衛士(レンジャー)」という教会のエリートクラスなので、社会的地位は聖騎士に次ぐ存在。ゆえにお兄様も平民相手とはいえ態度が改まっている。 レーグネン「大変お世話になりました」 ダスティ「あぁ、ごめんなさい。そちらの話の腰を折ってしまいまして」 クラウス「感動の再会に見入ってしまいました」 キャス「お姉ちゃん胸いっぱいでもう」 ダスティ「私達は孤児でして。いろいろあってようやく再会できたのです。だから両親や家族の消息がわからないという、あなた方のことが他人事とは思えなくて……なんとか力になりたいと思ってしまったのです」 キャス「あぁ、なんて優しいの、ダニー……」 アルブレヒト「そうだったのか」 レーグネン「ダスティ、そんな事を考えていたのか」 DM「そんなことを企んでいたのか、みたいな物言いだぞそれ(笑)」 ダスティ「最初は商売ではあったんだけど、身の上話を聞いたり、一緒に山越えとかをしている間に情が移ってしまって」 DM「オマエこの商売向いてないよ。お人よし過ぎて(笑)」 モニカ「向いてませんね!」 クラウス「向いてないなぁ」 キャス「人が良過ぎてだいぶ損をしてそう」 レーグネン「有り金はたいてくれましたしね」 アルブレヒト「私達の人望がこのような出会いを生むのだな」 ダスティ「いろいろあったんですよ」 DM「組織が崩壊してとりあえず独立したけど遠からず破綻する未来が待っていたねこれは」 キャス「ほんと、皆に出会えてよかったですね。それで、皆さんこれからどちらへ?」 ダスティ「ちょうどその話をしていまして」 アルブレヒト「どうしたらよいか司祭に助言をもらっていたのだよ」 司祭「そうね、あなたが真実を知りたいと望むのなら、それはバーンという国にいてはできないことではないかしら」 キャス「私はこの司祭様の元で働いているのです?」 DM「いや、ハンドアウトにもあるようにキャスは故郷の孤児院が荒れ果てているのを目の当たりにして、まずロートヴァルトに来たわけですよ。同じようにそれを知ったストールは今頃仕事が手につかなくて叱責されているころです。ちなみストールは赤き森キャンペーンのこのイケメンです(フローラント同人誌を開いて見せつつ)」 レーグネン「まだ闇堕ちしていない頃です」 ダスティ「闇落ちするんだ?」 ダスティの中の人には「予習としてリプレイに目を通しておけ」と言っておいたりもしたわけですが、実際問題結構な文量です。大変です。 今回に限らず「世界設定や他のキャンペーン内容を知っていると楽しめたり、理解が深まる要素」が色々出てくるので、結果的に自分が幸せになれます。完璧に把握してないと楽しめないなんてことは当然無いのだけれど、もし「進撃の巨人のTRPG」が存在してプレイする際に、原作知識が有る人間と無い人間では「巨人への恐怖心をロールプレイすることに温度差が出る」みたいなことが存在してしまうので「何も知らなくても当日得られる情報だけで十分楽しめるよ!」とは、少なくともTRPG部に於いては言えません。 このあたりの「世界設定への理解度のギャップ」が後にちょっとしたロールプレイ上の誤算に繋がることになります(フラグ キャス「私は、里帰りのつもりがそんな事になっていて飛び出してきたと」 DM「まずはロートヴァルトに行くぞ! なにせこのへんで一番胡散臭いのはこの街だ! 子供達が売られるなら、反バーン帝国のこの街を経由してヴィーリオンへだ!」 キャス「それでここで暴れていたわけですね」 DM「この街に手がかりがないのなら、南へ、ヴィーリオンへ行くしかない。そんなところで皆と出会ったのです」 キャス「今はおとなしく見ています」 司祭「バーンにいては、真実を知ることは叶わないでしょう」 モニカ「ですが……私にはどうすればいいのかわからないのです」 司祭「どうすればいいか、ではなく、どうしたいのかではないですか」 モニカ「全力でヴィーリオンに戻りなさいって言われてますね」 司祭「貴女は神寵者なのですから」 ダスティ「神寵者……」 DM「神寵者はやろう思ったことが自然と神の意に沿うという不思議な補正があるのですよ」 ダスティ「……新潮社」 DM「そっちじゃない!」 まぁ厳密には補正というより、「特にあーだこーだ指図されんでも自然と神に反さない判断が出来るような資質」を持ってるからこそ、神寵者に選ばれるのです。ただしこれは「絶対に判断を間違わない」ということを意味しておらず、「戦略的な判断は謝らないが、戦術的な失敗は起こりうる」って感じ。何かの拍子やいっときの焦りによる小さなミスはするんだけど、大義・大局は見失わないのです。なので神寵者は聖騎士や神官の様に「戒律に背いた行動をすることで資格を失うルール」自体が存在しません。絶対に堕落しないのです。 キャス「チートですね」 レーグネン「なにせその名の通り、神に寵愛されてるから」 DM「神の意に沿いたいと心の中で思ったならッ! その時スデに行動は終わっているんだッ!」 モニカ「私は戻りたいのですけど、皆さんはどう思います? 戻りたいですか?」 キャス「何が正解でしょうね」 アルブレヒト「それは私だって戻れるものなら戻りたいが……」 モニカ「本当ですか、お兄様!」 アルブレヒト「だがな……」 ダスティ「戻るにしても難しいところが」 DM「ここでキャスに電流……もとい天啓が走ります『神寵者がヴィーリオンに行くのなら、私が同行する口実に利用出来るのでは……?』」 モニカ「ピキリーン!」 DM「『ヴィーリオンに行くという神寵者に同行を認めて貰えれば、それは神の意志も同然。誰にも私を止めることはできないわ』と(笑)」 キャス「さてどう仕掛けようかな」 モニカ「お兄様! 私は戻りたいです!」 アルブレヒト「その気持はわかる。だが……」 キャス「モニカ様(よそ行きの声で)」 クラウス「声色が(笑)」 モニカ「貴女のお心は、そのまま神の御心でもあります」 DM「口車に乗せる気だぞ!」 モニカ「どうぞ貴女の思うままに」 DM「汝の思うがままに……ファラリスだこれ!」 アルブレヒト「だが、悔しいがまだ我々は力不足だ」 ダスティ「情報も広く集めなくてはなりません。まだ何もわかっていませんから」 キャス「ならば、いったんはロートヴァルトで力をつけて、それからヴィーリオンに戻って目的を達成するのはいかがでしょうか」 モニカ「それは具体的に何をすれば」 キャス「この辺でダンジョンに……」 あまりのメタぶりに一同爆笑 アルブレヒト「レベル上げだ!」 DM「それは、それは違うだろう~」 モニカ「力をつけるってどれくらいかかるんですか。モニカは一刻も早くヴィーリオンに帰りたくて」 DM「一刻も早くヴィーリオンに行きたいキャス」 キャス「目的意識が完全に同じですね」 DM「おかしかったよね、キャスのする提案じゃないよね。ここで鍛え続けて時間が経つほど、子供達の行方はわからなくなっていくから」 キャス「今すぐにでも、行きたかったですよね」 DM「いーまからそいつを、これからそいつを、捜しにいこうイエーイ♪」 キャス「もしモニカさんがどんなに困難な道でもヴィーリオンに戻りたいというのなら、私も行きましょう。私の力を使ってください。例えば探索ですとか、森の中で料理したりとか」 モニカ「本当ですか!?」 キャス「えぇ、地理や自然、旅にも詳しいですし、見張りにも自信があります」 ダスティ「そうアピール! アピール!」 アルブレヒト「売り込みが始まったぞ……」 キャス「微力を尽くしてお供いたします」 レーグネン「キャス殿、待って欲しい。私達がヴィーリオンに戻れば、ダスティの立場が危うくなりはしないか」 キャス「どういうことですか」 レーグネン「私達がヴィーリオンに戻ることはない、という前提でノイエ・エイファスに亡命を手伝ってもらった以上、私達がすぐさまヴィーリオンへと戻ってしまっては、ダスティの信用が失われてしまうのではないだろうか」 アルブレヒト「それは大丈夫じゃないか。当初の約束を破るとしたらそれは私達が責任を負うもので、それを伝えただけのダスティには非はないだろう」 DM「そうだね。送り届けた後に君達が翻意したからって、第三者のダスティが責められるようなことはないかな」 ダスティ「でもキャス姉が行くんなら俺も行くよ。乗りかかった船だし。それにな、俺がいないとみんな危なかっしくてなぁ。見てられないんだよ」 キャス「ダニーったらまた調子に乗って!」 DM「そこへ『話は聞かせてもらったぜ!』と、バターン!と扉を開く音ともに」 キャス「まさか!」 DM「そう、ノルベルトが! 格好いいポーズで!!」 あまりの展開に大爆笑しつつ続く! Don't give up justice, I want to get truth! ●プレイヤーズコメント ・アルブレヒト 何もわからないまま、ただ逃げ続けた1ヶ月前を考えると、ヴィーリオンに戻るといってもどうしたらいいか。 モニカの希望は最大限叶えてあげたいものの、危険が待ち受けているであろうヴィーリオンに無策に戻るのもためらわれる。 はたして、ダスティとキャスの二人がいればなんとかなるものなのか……? ・モニカ キャス! そしてダスティの本名が意外と可愛いのです。大変よろしい。 神寵者の貴女が決めなさい、と言われるとプレイヤーがもじもじしてしまうのですががんばります。 ノルベルト、いい男です。 ・レーグネン キャラ的にはバーンで頑張るぜ~、と言う気持ちでしたが、モニカが戻りたいと言ったのは非常に重かったです。 ・クラウス ここが、数々の聖闘士を仕立てあげた教会店……。モニカの一段決心決意表明のインパクトを根こそぎかっさらっていくノルベルトの登場シーン(笑 ・ダスティ キャス姉キターーーーーー! ためにためて、ついにダスティの姉・キャスが登場。生き別れの姉弟が感動の再会という、「聖闘士星矢」では引っ張りまくったあげく結局不発に終わったビッグイベントが、なんと1話目で展開。まぁ本名のことで多少ぐだったりはしたが、(ダスティにとっての)ヒロイン登場で、盛り上がってきたぜ! |
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12/27 | ||||||
■冬コミおしながき 日曜日西れ-15ab コミケ会場で俺とデュエル!!!!(無理 |
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■“真実は見えるか”キャンペーン 第1回 チャプター10 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。 チャプター0 チャプター1 チャプター2 チャプター3 チャプター4 チャプター5 チャプター6 チャプター7 チャプター8 チャプター9 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)レベル4 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)レベル4 レーグネン 神官戦士(クレリック)レベル4 クラウス 魂刃士(ソウルナイフ)レベル4 ダスティ 巧者(ローグ)レベル4 ノルベルト「俺の名前はノルベルトだ。よろしくな」 クラウス「よろしくノルベルト、クラウスだ」 DM「ちなみにクラウスはまだ執事の格好ですか」 クラウス「どうしましょうね。一応変装しておきますか」 DM「変装も何も、モニカやレーグネンは鎧で完全武装だからね。臨戦態勢」 クラウス「じゃぁ執事服でいいですね」 レーグネン「戦闘服!(笑)」 クラウス「ええ、戦闘服です」 DM「まぁ大丈夫です。幻術でカモフラージュした馬車で移動しているから」 一同『おー』 DM「だから街を出るときは君達は普通の商人に見えていたよ。で、今は山の中」 ダスティ「順調ですね」 ノルベルト「というわけで、ロートヴァルトに向かうぜ。イエーイ」 男性陣『イエーイ!』 スポット参加プレイヤー「ええ(笑)」 モニカ「みんなノッてる……これが挨拶なんですね」 DM「ノルベルトさんは陽気な男です」 ノルベルト「家が燃えちまって気落ちしているだろうが、これから新しい人生が待っているんだ。前向きに行こうぜ。イエーイ!」 男性陣『イエーイ!』 スポット参加プレイヤー「CV高木渉でお願いします」 DM「さて、ロートヴァルトをみな知っているかな? 〈知識:地理〉だ」 コロコロ。 DM「ふむ、お兄様は知っているね。ダスティも知ってます。ていうか、君が暮らしていた町です(笑)」 ダスティ「あ、確かに設定に書いてあった!」 DM「君は判定不要、自分の庭みたいなもんだ。で、ロートヴァルトまでえっちらおっちらと」 ノルベルト「ここらへんはライカンスロープの山賊が出るから一番やべえんだ。気をつけろよ」 ダスティ「うちはそれで全滅したんですね。山賊の風鳴、やつらか……」 ノルベルト「あいつらにみつかると厄介だからな、ちょっと大きく迂回していくことになる」 DM「この山脈自体とてもでかいんで、ライカンスロープといえども全てに目を光らせるのは無理。そんなわけで3週間ほどでロートヴァルトへ着いた。ここは地の果て、流されて俺♪」 素人集団がヒマラヤ山脈くらい幅があるところを踏破したわけなんだけど、ノルベルト隊はキャスターも多く、移動補助呪文の数々や疲労回復呪文も駆使しての強行軍なのであった。なお、本職の運び屋だけの場合は片道1週間ほどである。 ダスティ「なんだかんだで、とうとう着きましたね」 レーグネン「みんな、永久(とこしえ)の森の直ぐ側まで来たのは初めて?」 DM「山越えの間、永久の森を見下ろしながら歩いていたからね。おぉ、見渡す限り、地平線まで森だ、と壮大な自然を君達は目の当たりにするのですよ」 アルブレヒト「あぁ……ついたか……もう一歩だって歩けん……」 ダスティ「馬車に乗っていたでしょう(笑)」 DM「いや、山に入ったらずっと徒歩だったよ。険しい山道だったからね。皆だいぶ疲れ切っている。初めての山にしてはハード過ぎる。何度靴擦れを呪文で癒やしてもらったことか」 アルブレヒト「きっと私達みたいな素人でも歩ける道を選んでくれたのだろうなぁ」 DM「なんだかんだ言っても、アルブレヒトだって耐久力かなり高いでしょ」 アルブレヒト「んー、気持ちの問題ですね」 DM「体力はあるんだよ。ボンボンだけど」 レーグネン「しぶといですからね」 DM「山登りはしたことがないゴリラみたいな」 アルブレヒト「ロードス島戦記のアルド・ノーバみたいに、なぜそのガタイで魔導師なのとか言われてそうな」 ダイス振ってランダムで決めていた昔と違い、D&D3.5版は「4D6振って高い目三つの合計値を6セットやり、好きなパラメータに割り振る」システムなので、耐久力はHPに直結する関係上、どんなキャラでも下手な傭兵よりタフな数値になることが基本となっている。正直こういった「ゲームで有利だから」で「魔導師だけど日頃鍛えててプロの傭兵よりも耐久力が高いです」って設定ばかりになるのは好きじゃないのだが、命に関わるので下手に弄るわけにもいかないのであった。ぐぬぬ。妙に耐久力が高いゲームキャラ魔導師滅べ(私情 ただし美少女キャラはファンタジー筋肉でだいたいオッケーだ(爽やかに ノルベルト「ここで俺達の仕事は終わりだ。後はダスティ、お前に任せたぜ」 クラウス「道中ありがとうございました」 DM「と、愉快な男ノルベルトは立ち去っていくのであった」 ダスティ「機会があったらまた会おう! それまで元気で」 クラウス「イエーイ!」 DM「ノルベルトも肩越しにイエーイと」 ノルベルト「おっと、あとはこの土地の戦勝神の神殿に相談してみたらどうだー(フェードアウト」 モニカ「お、くるぞー、くるぞーお姉さまが」 スポット参加プレイヤー「アップをはじめました」 ダスティ「戦勝神の神殿ならこっちだ。案内していきます」 DM「時刻は夕方くらいに神殿へ到着」 司祭「神寵者様ようこそいらっしゃいました。なんとヴィーリオンからいらっしゃったのですか?」 レーグネン「ええ、訳ありで」 司祭「我々は敵対している国同士ですが、戦時以外でいがみ合うつもりはございませんのでご安心ください。一時的な逗留くらいは問題ありません」 なお、一般的にどこでもそうとは限らない。 モニカとレーグネン「ありがとうございます」 司祭「ところでなぜそのようなことに?」 一同『……』 DM「聞かれてるんだけど(笑)」 ダスティ「ここは私は一歩引いて見ている感じがよいですね」 アルブレヒト「実は。……いや、ここはモニカが言うべきだな」 モニカ「あ、私が説明するべきなんですか?」 DM「聞かれているのモニカだよ」 モニカ「あ、そうなんだ」 DM「そうだよ、傍からは君がリーダーに見えるからね」 レーグネン「お兄様は叡智神の信者だからね」 みんな「あー」 DM「まぁそれもありますけどね」 レーグネン「あきらかに、神寵者とその一行って感じですね」 モニカ「どうしよう? モニカだと全部話しちゃいますよ」 アルブレヒト「いいんじゃないか?」 ダスティ「おまかせします」 モニカ「全部お話しましょう。皆様いい人ですからね」 DM「そうねぇ……止めるなら君達でね」 ダスティ「私は少し伏せるべきだと、助言したいところですが」 アルブレヒト「すでに相手を目の前にしたこの状況ではむずかしそうだね」 モニカ「うーん……どうしよう」 DM「そうか、ダスティは知識の判定に成功してたね。情報を補足すると、この辺りはバーンの領土の中で特にバーンが大嫌いな土地なんですよ」 ●ロートヴァルト かつてリュートリオンと呼ばれた現フリューゲルベルク伯爵領。その中でももっとも南部に位置する、まだ建設されて二年ほどしか経過していない小城塞都市。 ヴィーリオンとも隣接するそこは、まさに竜と人双方への最前線であった。 アーエイト山脈が緩衝地帯になっている為、バーンとヴィーリオンは国境を接してはいるものの、大軍がロートヴァルトに攻め寄せることは現実的ではない。 だからといって防備を疎かにするわけにもいかないゆえの備えである。アルデンヌの森を機甲師団が突破出来るわけがないと油断して負けたのが、フランスであるように。 ●リュートリオン王国 ~726 東方の王国バーンに滅ぼされた小国の一つ。 周辺国家が次々と降伏する中、王都を占拠され、更に女子を含む王族が全員戦死するまで抵抗し続けた。 そして、王家の血が根絶やしになっても尚、一部のリュートリオン人は国の消滅を拒み続けた。王族を除けば最も高い地位にいた将軍、エスカナス・ザーム伯爵は王都陥落後ヴィーリオンへと亡命。ヴィーリオンの庇護の下、リュートリオン王国亡命政府を立ち上げバーンへの徹底抗戦を宣言したのである。 (フローラントwikiより抜粋) ダスティ「では、ヴィーリオンに対してもわりと好意的に?」 DM「そうかもね。そういった意味でも、ここへ連れてきてくれたのかもしれないね」 ダスティ「いい人達じゃないですか……ノイエ・エイファス!」 DM「ノイエ・エイファスほどキャンペーンによってプレイヤーからの印象が変わる組織はなかなかないんだよね(笑)」 一同爆笑 豊作キャンペーンと傭兵隊キャンペーンにも出てくるし、他のキャンペーンにも全くの無関係ということはあまりない。 本当にいい人たちかどうかはわからないけどね!! 彼らは正しいことをしていると思ってる人が多いね!! スポット参加プレイヤー「うまく立ち回っていますね」 モニカ「なるほどなるほど」 ダスティ「今のところ、好印象しかないんですけど」 クラウス「気のいい筋肉にーちゃん。イエーイ」 モニカ「全部言うのかなぁ」 アルブレヒト「私達もなにもわかってないんだ、言っていいと思うよ」 レーグネン「火事の噂はお聞きになったことは?」 司祭「いいえ?」 レーグネン「大きな火事がありましてね。家を焼け出されまして、仕方なくこちらへ身を寄せることになったのです」 モニカ「レーグネンが説明してくださいました」 レーグネン「これはらはモニカ様と4人で英雄として身を立てようと考えております。人々のために」 司祭「なるほど。ですがそのようなご事情でしたら、あなた方はこのバーンに長くは留まらない方が良いかと思います」 レーグネン「といいますと?」 司祭「なぜなら、このロートヴァルトを含むフリューゲルベルク伯爵領は元々リュートリオン王国ということもあり、バーンへの反発がとても強い土地なのです。それだけにあなた方を受け入れ、それが周囲に知られても、さほど問題にならないかもしれません。ですが、それはこの国が特殊なだけで、バーンという国全てであなた方が受け入れられることを意味するわけではないのです。なので、火事で焼け出されて避難されてきたということでしたら、落ち着くまで私達が保護することは可能ですが、今後の生活を考えるのでしたら、再びヴィーリオンへ戻られたほうがよろしいでしょう。バーンではあなた方に敵対する人がとても多いのですから」 モニカ「ご教示いただきありがとうございます」 クラウス「身元を隠さなくてはならないと」 アルブレヒト「まぁ国に帰れるんなら、帰ったほうがいいよという当たり前の話だな」 司祭「あなた方が国に帰られるのでしたら、元いた土地までとはいかないかもしれませんが、ヴィーリオンの国内へ向かう手立てを整えることはできます。あちらにも我々と懇意にしている教会はございますので」 ダスティ「親切で言ってくれているんですよね」 DM「そう見えるねぇ。でもほんと、この土地の人はバーンにとってはろくでもないことしてるな」 ダスティ「でも我々、っていうか、お兄様達は帰るに帰れないわけですからね」 モニカ「そうですね」 アルブレヒト「こちらも嘘は言ってないけど、火事で焼け出されたっって説明の仕方だからね……やはり詳しく話したほうがいいのではないかな? そのほうが我々にとっても良い指針が見つかると思うのだよ」 レーグネン「モニカ様がお話になるとうことでしたら、私は構いません」 モニカ「ではお話しましょう……かくかくしかじかじゃだめですよね?」 DM「カクシカは私は許さないよ」 モニカ「実を申しますと、私はヴォルフェンビュッテル子爵家の者なのです。ご存知でしょうか?」 DM「相手も知っているよ。比較的近いしね」 モニカ「私達のお城が燃えて、ようやく私とお兄様だけがここまでたどり着いたのです。お父様やお母様、お兄様達の安否はわからないのですけども……もう私達はお城には戻れないのではないかと聞いております」 アルブレヒト「戦時でもないのに城が炎上するという、尋常ではありえない事態だったのです。我が子爵家の全てを滅ぼそうとしているのではないか、ヴィーリオンにいては我らの命も危ないのではないかと判断して、バーンへと脱出してきたのです。戻ればどうなるかわからない以上、私はヴィーリオンへ戻るということは考えておりません。」 モニカ「お兄様が敬語を使っていらっしゃる……」 レーグネン「『尊い……』みたいな」 司祭「モニカさん。あなたの本当の気持ちはどうなのですか? 何をしたいのですか?」 モニカ「私は、なぜ城が燃えたのか、事実が知りたいです。その上で、私は、ヴィーリオンの故郷に戻りたい……」 一方、ダイスを積んで遊んでいるスポット参戦なプレイヤー。 DM「そんな時、ついに来たぞ、そこのジェンガ女!」 ダスティ「満を持して!」 DM「要約すると『孤児院の生き残りを捜すためにヴィーリオンに行かせて欲しい!』って騒いでいるキャスが止められています」 一同爆笑しつつ続く! Don't give up justice, I want to get truth! ●プレイヤーズコメント ・アルブレヒト 山越えに3週間。かなり想像以上の過酷さであった。 数々のドラマがあったに違いない。いろいろ想像を膨らませるだけでだいぶ楽しい。 ノイエ・エイファスは、確かにノルベルトは気のいい兄ちゃんだし、我々の亡命を考えうる最大限に助けてくれてはいるのだが……。 『ほんとうにノイエ・エイファスはいいものかしら。ほんとうにノイエ・エイファスはいいものかしら』とつぶやくのであった。 ・モニカ ノルベルトのノリにノった男性陣(キャラクター)をみて、えっそんな軽くていいのか!? と思っていました。 それとはまた別に、物事を何処まで伝えるかのロールプレイは難しいです。騎士爵として恥のないようにしたいと、心うちでは思っています。 ・レーグネン 印象はやはりテロ組織なのだが、フェストしかり、構成員にも色々な人がいるのだなと。イエーイは完全に釣られてますね(笑) ・クラウス 執事服は戦闘服、まちがいない。イエーイ。逃亡生活に舞い降りた陽気なノリの清浄感。 神寵者、この時はちゃんと把握していたのだ……。 ・ダスティ 国境をこえるにあたり、ひと悶着あって、そこでキャス登場か!と思っていたら、アッサリこえてしまいホッとしつつもちょっと不安に。ここまでくるのにプレイ時間が結構かかっていたこともあり、「キャスー!!!! はやくきてくれーっ!!!!」とか思っていたところ……。 |
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■ヤンキー君と白杖ガール #3 俺なんでクリスマスにこんなハッピーな生き様を晒している表紙の漫画の感想を……うっ……。 (最初クリスマスに書き始めたけど心が折れて、そこで作業が途絶えていた) もっもっもっもっ……! 可愛い小動物……!!! 美味しいものを食べさせるのが好きなワダツミとしては、手土産にもこだわったりしているわけですが、惜しむらくは「必ずしも食べる様子が見れるわけではない」ということです。そのまま1日遊ぶとかなら「一緒に食べましょう」となる場合もあるのだが、仕事場に30分だけとかだとねー。 直接的なダメージよりも「他人から悪意を向けられる」ってこと自体がショックでかいんだよなー。 ネットで煽られてもけっこー厳しいんだから、現実はさらに重い。健常者でも十二分に怖い。 熱湯ダイレクトアタックを顔にかよ!!!!!!!!! 洒落んなってねーぞ!? 俺の股間に熱湯とかでも普通にヤバいが、女の顔に!!!! 12倍罪深い!!!! 1200万ギルティだーっ!!!!! よしいいぞもっとやれ慈悲はない。 忠実な番犬は外敵に対して態度が一変するぞ!!! 激怒ヤンキー君と、流石にそれを止める白杖ガール。 まぁ会社でハードなパワハラ受けてSAN値ピンチだったから、という理由が明かされるわけですが!! イカれてるけど本人が悪いばっかりでもないという意味では「この人も可哀想だね……」とはそりゃ思いもするわけだが!! そしてこの漫画のレギュラーたちは皆気のいいヤツなので、「お前も大変だったんだな……」という空気になりつつも、シッカリと警察に突き出すこの漫画が好きです。情にほだされて見逃すお約束には頼らない……!! ちゃんと「それはそれとしておめーもいかんよ」となる。しかも単に「ただ正論言ってドヤ顔してる」ような安っぽさもなく! 好き!! |
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■廃墟のメシ #2 俺これ最初にサムネイルで見た時にトイレでしゃがんでパンツ脱いでる途中の絵にしか見えなかったんだけどさ。皆もそうだよね。絶対そうだよね。ミスリードだよね。 というわけで廃墟のメシっていうかカレーです。 ドラゴンボールの代わりにカレーを求めてそうさ今こそアドベンチャー漫画です。伝説のドラゴンカレーボールです(違 |
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■メリークリトリス!!!!! 先日届いたのが凄まじい物量だったことで、完全に「今年のクリスマスプレゼントすごかった! ありがとう! サティスファクション!」と思っていたら、昨日も頂いて「あ、そうか今日がクリスマスだった!!」となったワダツミです。ふぃーれだんけ!!!! 今朝のご飯は右のローストオニオンカレーでした!!! ・Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ イリヤスフィール・フォン・アインツベルン Prisma☆Klangfest Ver. 1/7スケール このエロフィギュア! エロフィギュア! いやらしい格好で誘ってきおって!!!! 淫部丸見えで大変なことになってしまってるね!!!!(病気 これは暫くリビングのテーブルに鎮座ましましてもらわないといかん……!!! ……ふぅ。 ・魔法使いたちの料理帳 様々なファンタジー作品に登場する料理の「現実で可能なアレンジレシピ本」である。 ドラゴンの卵料理も載ってるが当然レシピ上は鶏卵(笑) Falloutシリーズに出てくる料理のレシピ本も存在していて、あっちは「ウェイストランドで作られているアトミックなレシピのベースとなった、崩壊前の時代の料理」としてのレシピが載ってたけど、どっちも面白い。 指輪物語で一番「食べてみたい」と思われてそうな料理は当然収録されている。 レーズン苦手な僕はそうでもないんだけどね!!(身も蓋もない だが別のドライフードで代用したやつをお弁当にして旅行はしてみたい。 当然ダンジョンズ&ドラゴンズからも複数収録。 こういった料理を誰かに作ってもらって食べる会を開催したいです(私利私欲しか無い発言 この手の本は基本的に海外作品しか網羅されてないのが相場なんですが、ここではゼルダが日本を代表して参戦。 でもハイラルの秘密の洞窟から水を汲んでくるのハードル高いね!!!!! ・ファンタジー世界の街の地図を描く 箱庭ゲーム好きがニヤニヤするタイプの本なわけですが、シティビルド知識と同時に絵画テクも指南してくれる。 村の基本的な構造や、こーいう設備が必要ですよーという初歩的な知識から伝授してくれるぞ。 正直TRPG部で出てくる村々も一つ一つキッチリマップデザインしたいと思ってるんだけど、流石に負担がデカ過ぎるんで大雑把な概要図しか用意できてないんだよなー。シナリオ運びに対する認識として参照はするが、雑過ぎてプレイヤーには見せたくない地図(笑) 網羅されてる施設は一般的な鍛冶屋とか神殿とか港などにとどまらず、巨大ロボ工房まで(笑) これでこそファンタジー世界ってものよ!!! |
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12/24 | ||||||
■“真実は見えるか”キャンペーン 第1回 チャプター9 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。 チャプター0 チャプター1 チャプター2 チャプター3 チャプター4 チャプター5 チャプター6 チャプター7 チャプター8 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)レベル4 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)レベル4 レーグネン 神官戦士(クレリック)レベル4 クラウス 魂刃士(ソウルナイフ)レベル4 ダスティ 巧者(ローグ)レベル4 ダスティ「え、貴族への襲撃や略奪……? 貴族じゃなくなったからか……?」 アルブレヒト「散々甘い汁を吸っていた貴族が今更逃げ出すとか……許さん! かも」 スポット参加プレイヤー「レジェンド・オヴ・エイファスってそんな本を読んでたんですか?」 アルブレヒト「エイファスは伝説の大魔導師で、彼らとは無関係だからね。あいつら、エイファスってつけておけば格好いいって思ってるんだよ」 クラウス「城を襲ったのコイツラじゃないですか?」 モニカ「めっちゃそんな感じする!」 スポット参加プレイヤー「さっきの人さらいのおじさんも繋がってそうですね」 クラウス「確定ですよ。犯行はノイエ・エイファス」 アルブレヒト「馬鹿な、何を言っているんだ。我々ヴィーリオン貴族がノイエ・エイファスごときに城ごと燃やされるなんてことがあるはずがない」 DM「みんなのヒーロー、ノイエ・エイファス!! ダスティ、〈真意看破〉で判定してみて」 ダスティ「23ですね」 DM「君はノイエ・エイファスに話を持っていったわけよ。ヴィーリオンを完全に捨てて、バーンで身を立てたいという貴族を亡命させたい、バーンの国益にもなりますよ、と。最初はありきたりな話だとでも思ったのか、あまり芳しくない反応だったんだけど、モニカやアルブレヒトの名前を出した途端、彼らの反応が好転したように思った」 レーグネン「さすがお兄様」 モニカ「さすがお兄様です」 DM「この二人の名前を聞いて好意的な態度に変わったかな、と“君は思った”」 ダスティ「これはいけそうですね」 DM「『俺達が護衛してバーンまで連れて行ってやるぜ』」 ダスティ「願ってもないことです」 クラウス「ということは、圧制者側の貴族に虐げられた、という見解なのかな……」 DM「私には答えられません」 ダスティ「話はまとまったわけですね」 DM「ノイエ・エイファスへの謝礼は銀貨300枚です。お金を減らしておいてね。ダスティは4日で準備を整えました」 クラウス「おぉ、早い! 有能だ」 モニカ「アクションポイント使ってくれたダスティのおかげだよ、これは」 ダスティ「やったね」 どうなんでしょうねぇ(笑) ちなみにD&Dを「普通のルール通り」にプレイすると、基本的に様々な難易度が「5きざみ」になります。達成値次第で段階的に成功度合いが変動する場合だったら、達成値15、20、20、25って感じに設定されているのが一般的です。なのでプレイヤーはメタに「5単位になるように数値を調整する」ようになったりもします。例えば「出目10だと達成値24だから、ガイダンスの呪文を唱えて+1してから判定しよう」みたいに。 そして僕はそーいうメタな要素は好きではないので、基本的に5きざみにはしません(笑) 例えば段階的に13、17、19、23、27、30とかで上げ幅も不規則にするのが基本仕様です。 アルブレヒト「なに!? この部屋から解放されるのか!」 DM「寝てない(笑) 何がヤバいって、寝るとか以前にこの部屋から出られないからね」 アルブレヒト「本があってよかった!」 モニカ「かいかい」 DM「だいぶ消耗したね。クソ寒いし」 レーグネン「いま何月ですか?] DM「2月です。さすがに凍えるんで、ダスティに服を買ってきてもらったとしよう。君らの格好目立つし」 モニカ「助かりますね」 この辺のやり取りもいわゆる「プレイヤーが行動宣言しなくても、キャラクターは普通やるよね」案件だね。 なにも、プレイヤーが気付かなかったらなんでもかんでも『だって宣言しなかったじゃん』となったりせずに、こーいうことも普通にやってますよー。シナリオの分岐っぽい場所で印象が強いと、偏ってるように見えるだけでーという、DMからの切実な「俺は無実だ」アピールでした。 DM「山越えで何があるかわからないから、ここで背負い袋や道具一式も必要だね。キャラクターシートの冒険道具はここで買い揃えられました」 ダスティ「安心してくれ。亡命の準備は整った」 モニカ「本当ですか! 良かった!」 ダスティ「しかも想定より早い。4日で出発だ。ただ、君達は難色を示すかもしれないが、落ち着いて聞いてくれ。信頼は出来る。ノイエ・エイファスが君達を助けてくれる」 モニカ「……え?」 ダスティ「逆に考えて欲しい。今の君達にとってこれほど力強い味方はいない。わかるか?」 アルブレヒト「……だが、ノイエ・エイファスは我々貴族を目の敵にしているクソみたいな連中だ」 ですよねー(笑) ダスティ「いやいや……」 DM「まぁそうだよね。凶悪な強盗殺人犯集団だからね、貴族から見たイメージは完全に」 アルブレヒト「よりによってエイファスの名を騙るような略奪集団だぞ」 ダスティ「ただ、お兄さん。ここで私と契約するといいましたね。覚悟を決めると」 モニカ「本当に信用出来るのですか?」 ダスティ「信用して欲しい」 アルブレヒト「我々が彼らの庇護の対象となるというのか?」 ダスティ「そのとおりです」 アルブレヒト「貴族への反逆を掲げる彼らが?」 ダスティ「現状を考えて欲しい」 クラウス「一つ確認したい。城を襲ったのはノイエ・エイファスではないのだな?」 ダスティ「それは私には確かめようがない」 モニカ「お父様やお母様の手がかりはなにか掴めましたか?」 DM「ダスティ〈情報収集〉で判定を」 ダスティ「25です」 DM「どうやらヴォルフェンビュッテル子爵領で火事があったらしい。以上」 モニカ「握りつぶされている……」 ダスティ「それ以上のことは何も。これだけ隠蔽されているということは、裏で手を引く誰かがいるとか推測することはできますか?」 DM「でも本当にただの火事かもしれないじゃない?」 ダスティ「えーー(笑)」 アルブレヒト「情報が入らないのはもどかしいな……まだ公式な発表がないのだろうか」 ダスティ「私は今回の件に何か圧力みたいなものが働いているのではないかと思っています。ノイエ・エイファスについては、信じていただくしかありません。これを逃したらチャンスはもうないかもしれないのです」 DM「この話を無しにするなら、また探さないといけないしね」 ダスティ「もし新しく探すとなると、今度は一週間じゃ済まないかもしれません」 アルブレヒト「わかった、信じよう。よくやってくれた」 DM「みんな口には出さないかもしれないけど、この生活は辛いよね。レーグネンも男爵家の出だし」 レーグネン「なれない環境にフラフラでしょう」 DM「教会でそれなりに質素な暮らしを経験していたとしていても、ものには限度がある(笑) ダスティ「ご理解いただけて感謝いたします」 アルブレヒト「だが油断は禁物だ。モニカが売られるようなことになっては大変だ」 ダスティ「その心がけは大事ですね」 DM「では君達はノイエ・エイファスの部隊と合流する」 アルブレヒト「さすがの私も、そこへ行く前に買ってきた本は売ります」 スポット参加プレイヤー「お~」 DM「涙をのんで……」 モニカ「お兄様……」 アルブレヒト「この本を背負っては……いや、背負わせては山は越えられない……非常に残念だが、この本はバーンでまた買い直すよ」 ダスティ「良い心がけです。きっとまた買えますよ」 レーグネン「ハンディ・ハバサックさえあれば……」 54キロ分の荷物まで収納出来る四次元背負い袋です。銀貨2000枚。 アルブレヒト「しかし本とは一期一会……いや、大丈夫だ……売る前に3回は読みかえしたからな!」 ダスティ「まぁ、待っている間暇だったでしょうからね」 DM「では、『無駄話は無しだ。迅速に行かせてもらうよ』と、むこうの隊長みたいな人が君達に告げる。『我々が先導護衛するから、ついてくれば良い』で、国境の山を越え、谷を越え、僕らの街にやって来る。アルブレヒト様がやって来る」 クソでっかいアーエイト山脈の南端部分を越えるのだぜ。 まともにやったらそれだけでシナリオ数回分の大冒険である。 DM「まだまだ序盤、山に入ったばかりの国境を越えたと思しき辺りでバーン側から迎えがやってきて合流します。大柄な男が君達を迎える」 男「バーンへようこそ!」 アルブレヒト「よろしく頼む」 レーグネン「よろしくおねがいします」 男「これからしばらく俺達があんたらの面倒を見させてもらう」 モニカ「よろしくお願いいたします」 ダスティ「さらばヴィーリオンって感じですね」 DM「家が燃えたからね。炎の旅立ちってやつだね」 DM「鋼の錬金術師でも、ロードス島戦記でも、旅立つときは家が燃えていたよね」 レーグネン「オープニングで毎回燃えるんですね」 DM「相手の大男の喋り方や態度からは悪い印象は受けない。気さくそうで好印象」 ダスティ「名前とかはわかりますかね」 DM「知識判定で物凄く高い目を出せば『もしかしたらあの人かな?』となる可能性はなあるが……まぁ聞けばいいんじゃない(笑)」 ダスティ「俺はダスティ、これからよろしく頼むぜ」 男「あんたがダスティか。知ってるぜ。もともと皇帝の分け前で密輸をしていたんだろ?」 ダスティ「知られてる(笑)」 念の為書くと、別にダスティが有名だからではない(笑) ●皇帝の分け前 ヴィーリオンはバーンを国家ではなく地方貴族の大規模叛乱としてしか扱っていない。ゆえに交易などの経済活動の対象に成り得ない。 これがヴィーリオンによる認識である。 だがバーンは違った。バーンはヴィーリオンを国と認めている。戦争状態ではあるが、戦う以外に利用出来ることがあるならば思う存分利用してやろう、という気概に満ちている。 ゆえにヴィーリオンとの交易を商人達に認めている。やれるもんならやって利益を上げなさい。 その結果、「やらないか」と持ちかけるバーン商人に対し、国家の体面よりも危険だが大きな利益を追求したいと考える一部のヴィーリオン商人が呼応。利率の高い希少品に限定される形で密貿易ルートが幾つも誕生した。 彼らは表向き国内での商いを装っているが、途中で国境付近に待機するバーン商人と接触するのだ。 両国にまたがるアーエイト山脈を隠れ蓑としたルートはもっとも交易量が多い。 バーン国境の二つの街、アイゲートとロートヴァルトを繋ぐ山道には闇商人だけが知る秘密の横道が存在し、活発な密貿易が行われている。通称「皇帝の分け前」である。 ヴィーリオンにとってこれは犯罪であり、それを狙う山賊が罪に問われることはない。ゆえにヴィーリオン側に本拠を置いた山賊にとっては格好の獲物。商人側もそれは承知で厳重な護衛を配している。 その山賊の中でもっとも有名で脅威なのは「風鳴」と呼ばれるライカンスロープを主力とする集団で、彼らに襲われた商人の多くは撃退出来ずにいる。 (フローラントwikiより抜粋) DM「『組織が壊滅しちまって大変だなぁ』とバンバン肩を叩く」 ダスティ「なに、今回の稼ぎででかいことやってやるさ」 DM「皇帝の分け前での密輸自体にはバーンやノイエ・エイファスは好意的なんだよね。敵対するヴィーリオンに損害を与えて嫌がることをしているわけだから。ゆえにヴィーリオンでは違法として取り締まるわけで」 国境警備隊24時とかで特集されたりするぞ! 嘘だけど! 続く!!! Don't give up justice, I want to get truth! ●プレイヤーズコメント ・アルブレヒト まーた、ノイエ・エイファスか!(嬉しそう) 待望の新刊のタイトルがまさか伏線だったとはしてやられた! ここを書いている今、ようやく気づいたんだけどね。なんで助けてくれるのか、とてもとても気になる。 しかし改めて地図を見ると、大移動。一大逃避行。並のボンクラ貴族だったらとうに死んでるかもしれない。さすがはタフガイ、アルブレヒト。出来る男。 ・モニカ ノイエ・エイファスでざわつく貴族たち。この集団はキャンペーン毎に印象変わりますね。モニカ視点、わりと本気で怖かったです。 ・レーグネン いや、ほんと。ノイエ・エイファスのお世話になる日が来るとは(笑) これに尽きますねー。 ・クラウス 怪しさ満載だけど証拠はない、しかし助けてくれる。となるも勘ぐってしまう疑心暗鬼感。むずかしい。本は、売った! ・ダスティ 思わぬ大物が現れてドキドキしたけど、なんとか話がまとまって一安心。最初の大きな仕事を無事にこなせてホッとしました。おめでとうダスティ! おめでとう私! アルブレヒトからも「よくやってくれた」と感謝され、いい感じにパーティーに入れたのでは?と思ってました。 フローラント大陸ヴィーリオン王国中心地図 上記地図四角枠内拡大簡略図 解放歴730年度版 |
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■友人が経営するBARで、まどろみバーメイドに出てくるカクテルを作ってもらった 料理漫画に出てくる料理を「トランペットボーイすることは日常茶飯事なわけですが!! ってわけで「この漫画に出てくるこれ飲みたい」と軽率に言えば作ってもらえることに気付いて、頼んだ(笑) ワダツミは基本的に酒が「苦いから」飲まないのですが、ここの店長はそれを踏まえて甘いやつを作ってくれるんで、ジュース感覚で飲めて楽しいのであった。というわけでこれらもレシピ通りではなくワダツミ向け。 ボードゲーム持ち込んで遊んでもいいって言ってたから、今度ここでオフ会やろうぜ。 閲覧者で最低5人くらい集まれれば開催したい(笑) |
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■独りのクリスマスもこれで寂しくない……寂しくないんだからね!!! 普段Amazonからの荷物は置き配指定でガスメーターボックスの中に置いてって貰っているのだが、昨日外出中に「キョウニモツオオクテー」(いつも来る外国人の配達員さん)とのことで「ドアの前に置いといてください!」と返事して帰ったら、想像を遥かに超える多さで吹いた(笑) 大量のねんどろいどが入ってるダンボールだけでも「スゲェ! 欲しいものリストに入れてなかったのもメッチャ入ってる! イエッフー!!」と最初からクライマックスだったところへ、別の段ボール開けたらまたねんどろいど入ってて「メリーニトクリトリス!!! 聖夜にリトルデーモンばんざい!!」と意味のわからないテンションになった。 萌えフィギュア! ファンタジーフィギュア! ファンタジーの本! 歴史の本! アメコミ! アニソンCD! アニメカレンダー! カレー! スパゲティ! ……俺の好きなものがしこたま詰まってやがったぜ!! これはもうクリスマスぼっちでもしょうがない!! 必要経費だな!!! ありがとう! リアルサンタクロースの皆本当にありがとう!!! |
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12/21 | ||||||
■“真実は見えるか”キャンペーン 第1回 チャプター8 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。 チャプター0 チャプター1 チャプター2 チャプター3 チャプター4 チャプター5 チャプター6 チャプター7 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)レベル4 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)レベル4 レーグネン 神官戦士(クレリック)レベル4 クラウス 魂刃士(ソウルナイフ)レベル4 ダスティ 巧者(ローグ)レベル4 ダスティ「ここで手を引いたらまるまる損だ!」 DM「単なる善意の人(笑) 1年分の稼ぎとかぶっぱなしての」 アルブレヒト「主家のロットナー伯爵家に駆け込んでも、話がついていて逆に消されてしまうかもなのだよね」 DM「そうかもね。そこと話がついているからこそ、やれたのかもしれないって考え方は出来る」 基本的にこの手のDMの「同意」は、「可能性の一つとしてそう考えることは不自然ではない」「世界設定との矛盾は無い」って程度のニュアンスである。 アルブレヒト「普段から政治とは関わらないようにしているせいでさっぱりだ……困った」 DM「そしてモニカの方は意図的に政治の舞台とは隔離されていたのである」 ダスティ「もしかしたらモニカ目当てなのかもしれない」 DM「あの美姫を奪え! オルドじゃオルドじゃー! まぁ史実でもこれで戦争起きてるからね(笑)」 ダスティ「私も乗りかかった船だ。もうここまで来たら覚悟は決めましたよ。……初期投資も大きかったし(ボソ」 DM「いくら払ったの?(笑)」 ダスティ「700ちょいです。少しはアジトに残ってたりしません?」 DM「じゃぁいいよ、靴の中に隠していた銀貨5枚ね」 ダスティ「最後の最後の賄賂用か。さて、やりますよ」 アルブレヒト「覚悟か。『このまま負け犬として生きていけるか! 絶対に復讐してやる!』って気概も特にないんで……」 ダスティ「ないんですか!」 モニカ「本の仇はー」 DM「一時的にせよ、恒久的にせよ、バーンに亡命するのは悪い手ではないとダスティも思う。ただ、どちらにするかで、話を通すべきバーン側の受入組織が変わってくるね」 アルブレヒト「なあ、モニカ。お前はどうだ?」 モニカ「私はお父様やお母様、上のお兄様達が生きているのか、せめてそれだけは知りたいです」 DM「普通なら数日も待てば公式に何らかの発表はあるだろうね(この町までそれが伝わるのにかかる時間はさておき)。あくまでも常識的に考えれば、だけど」 モニカ「生きているのなら帰りたいです」 ダスティ「そうですね、生きていればいつかまた逢うことも出来るでしょう」 DM「内心は『生きていたら、ねぇ……』って(笑) 常識的に考えれば殺さないはずなんですが、すでに非常識な事態が起きているんですよ」 ダスティ「情報を集める必要がありますね」 クラウス「襲った連中のことは知りたいですね」 アルブレヒト「待てば相手から知らせてくれるだろうが……それにしてもどうバーンで身を立てていけばよいかな」」 レーグネン「モニカ様……!」 モニカ「はい」 ★Yuukiさんの冴え渡る仕事ぶり! DM「え、モニカ様をアイドルにする!?」 レーグネン「モニカ様、やアルブレヒト様ほどのご器量をお持ちならバーンでも身を立てることは可能でしょう。……英雄になるのです!」 DM「英雄なればこそ出世出来る国バーン!」 スポット参加プレイヤー「竜を倒しに行けば……!」 アルブレヒト「まぁ私と、モニカほどの才能があれば確かになぁ!」 クラウス「乗せられたー!」 アルブレヒト「バーンなら剣一本あれば貴族にもなれるというし、私ほどの魔導師ともなれば引く手も数多だろう」 モニカ「そうすればなにかわかるでしょうか」 レーグネン「はい、我々が身を立てることができれば結果はついてくるしょう」 モニカ「考えた上で……はい、わかりましたと」 ダスティ「やべぇ、なんかこの人達チョロい……! やべぇぞ。これ俺がしっかりしないと相当ヤバいぞ」 アルブレヒト「いっちょ名をあげるのも悪くないかもなぁ」 ダスティ「だけど、この人達ならやってのけるかもしれないなぁとか思ってもいます。あの音に聞こえしモニカ様だからねっていう」 DM「なるほど、『売ればさぞ高かったんだろうな』と今になって理解するダスティであった 悪魔のダスティが囁くぞ。『今からでも売っちまえば大儲けだ。銀貨1万枚はくだらないぜ』と(笑)」 ダスティ「小心者なんで、そんなことしたら一匹狼の私はあっさり相手組織に殺されちまうんじゃないかとビクビクと」 アルブレヒト「ダスティの組織は人身売買はしないんだ?」 DM「ダスティは最近プロダクションから独立したんで、一人事務所状態。ちなみに今日運転資金をすべて吐き出しました」 モニカ「何とか回収するしかないんですよ」 レーグネン「一発で自転車操業に」 ダスティ「もう厳しいでしょうねぇ」 DM「シナリオの都合とか関係なく、1500払って2000の稼ぎでざっくり500の儲けでも、そこまで悪くない話なのよ」 ダスティ「ではお金の話ですかね。請求額が2000と考えて良いのです?」 DM「実はまだルートを決める前で、まだこれにルートを仲介する相手への支払いとかもかかるので、必要なのは2000以上だね」 ダスティ「なるほど……」 DM「さらに先に値段を言うのは素人だからね」 ダスティ「確かに。では、今後の活動における経費の指針のためにも、いまどれくらいお持ちかお伺いしても良いでしょうか?」 DM「財布の中身をすべて明かすことの危険性が君達にはわかるかな? 〈知識:地域〉で判定してもらおうか」 アルブレヒト「いやぁ、わからないんじゃないかなぁ……」 モニカ「わからなそうですよねぇ」 アルブレヒト「まぁでも交渉は必要だし」 DM「そのためにこの手の相場を知っているかの判定になるね」 アルブレヒト「あ、高い……26だ」 DM「闇金ボウメイくんで読んだことがある」 ダスティ「そんな本が(笑)」 モニカ「けっこう俗な本をお読みなのですね(笑)」 アルブレヒト「ものの本によれば一人500ちょっとあれば良いとか。もちろんそれくらいの用意はしてある」 ダスティ「も、物知りだな……」 レーグネン「もちろん必要なら頭金をお支払しよう」 ダスティ「ありがたい。それは是非」 DM「500から積むほど安全度も上がっていく感じだからね」 アルブレヒト「これをお渡ししよう。棒を机に置きます」 DM「……棒(笑) マジックアイテムだから金の延べ棒みたいなものだね」 ダスティ「こ、これは?」 アルブレヒト「売れば2500は下らないものだ。いやまぁぴったり2500なんだけど。なにもない宙にがっちり固定出来るという魔法の品だ」 DM「夢のダンジョンで獲得したアイテムだけど、なんでアルブレヒトがそんなもん持ってるのかっていう(笑)」 アルブレヒト「家にあったんだと思うけど」 DM「普段窓から脱走するのに使っているんだよ(笑)」 ダスティ「確かにやりそう」 アルブレヒト「色々重宝しているんだよ」 レーグネン「本読むときに台にしたり」 ダスティ「高いところの本をとったり」 アルブレヒト「まぁ、脱走に使うのがメインなのは間違いない」 ダスティ「売ってしまって良いので?」 アルブレヒト「現物で申し訳ないが、よろしく頼む」 ダスティ「では頂戴いたします。この時点で黒字ですね」 DM「後は彼らを置いてこのまま逃げれば完璧ですよ」 ダスティ「いやいやいや」 DM「彼らその危険を全く考えていないから」 ダスティ「これをぽんと出せるってことはもっと……」 DM「ほんとボンボンだよね。残りは成功報酬だって頭金だけ渡せば良いものを全額渡してるから」 ダスティ「まだ上行けそうな気もしてきますね」 アルブレヒト「バーンについてから成功報酬であとこれだけだって言えば払いそう(笑)」 モニカ「確かに」 レーグネン「本にあったより高いなぁ」 ダスティ「わかりました。頭金としては十分なので取り掛かりましょう」 DM「頭金じゃねぇよ(笑) 一括で全額前払してるよねこれ」 アルブレヒト「一人500で2500だからな」 DM「手間賃も含めてだいぶ大盤振る舞いだよね」 ダスティ「だいぶヤバそうな案件なんで、これくらいはもらわないと」 DM「だって、700払って2500だから、既に1800だよ」 ダスティ「まだこれは上積み出来るんじゃないか、なんて夢見てます」 DM「ここから必要経費でどれだけ消えるかだけどね」 ダスティ「まぁ、それはそのときで」 DM「追い詰められた者の弱みで彼に見捨てられたら終わりって君らと、このヤマを失敗したら商売も続けられなくなるダスティと」 ダスティ「そうなりますね」 DM「このまま逃げれば丸儲け……!」 ダスティ「いえいえ……とりあえずは、今日はここで泊まってもらうと」 DM「ここは君が借り上げている安宿の一室だからそれで大丈夫だね」 アルブレヒト「では、我々がバーンへ行くまでの手はずは任せたよ」 ダスティ「了解です。交渉成立です。よろしくおねがいします」 モニカ「お腹すきましたね」 アルブレヒト「そうだな、今日はもう遅い。我々を宿へ案内してくれないか」 DM「ダスティは『何を言っているんだコイツは』って思った(笑)」 ダスティ「え、お兄さん、お兄さん、あなた、だって、城が燃えたって、事の重大さを認識しているんですか」 アルブレヒト「一体何を言っているんだ? この物置部屋から早く我々を連れ出してくれ」 モニカ「道具小屋かなにかですね」 DM「レンタル会議室に泊まるという発想がない(笑)」 ダスティ「ちょっとお待ち下さい。まずは、状況の重大さを理解してください。あなた方は追われています」 アルブレヒト「うむ、だから安全な宿に逗留せねば」 ダスティ「だから……安全な宿、まぁそうですね」 DM「安全な宿、はある。こんな街なんで豪商や金持ちが泊まるような秘密厳守を謳った宿が。最低でも1人1泊銀貨50枚はするけど」 ダスティ「……ひとり50」 アルブレヒト「ダスティの見立てでは、どれくらいの日数を見込んでいるんです?」 DM「ダスティの判定次第だけど、準備は2日や3日で終わるようなものじゃない」 アルブレヒト「そうか、明日には連れて行ってもらえるような気持ちでいたけど」 DM「彼にはこれからいくつかの組織を渡り歩いて当たりをつける大事な仕事があるので」 レーグネン「明日にはバーンだー」 DM「キミらはそう思ってるかもね(笑)」 ダスティ「お兄さん、申し訳ないがバーン行きの手はずを整えるのには日数がかかる」 アルブレヒト「ああ、構わんよ」 ダスティ「お兄さんが言っているような宿に泊まると、一人50はかかる。計算わかります?」 一同爆笑 ダスティ「4人で200で、1週間くらいかかるかもしれない」 アルブレヒト「君は一体何の話を始めたんだね?」 ダスティ「要するに、結構お金がかかるということなのですよ」 アルブレヒト「別に最上級を求めてはいないのだが……」 DM「アルブレヒトにとっては、50ってなんなのって話なんですよ。1泊銀貨20枚の比較的上等な宿、彼にとってはごく普通の宿に泊まれれば」 ダスティ「なるほど……普通の宿屋では無理です。あなた方の身の安全を考えたら、そのような宿に泊まらせるわけには行きません。どこにあなた達を狙っている者の目や耳があるかわかりません」 モニカ「余計にかかるのですね」 アルブレヒト「なるほど。ではその君が言う宿に泊まるしかないのだな」 ダスティ「(苦笑) ……だだし、そうするとお金が尽きてしまうのです。この隠れ家に泊まっていただくしかありません。難しいですか?」 DM「彼らにとってはだいぶつらいだろうねぇ。でも無理ではない。ここは我慢してもらうしかないんじゃないの」 ダスティ「申し訳ないが、ここに泊まっていただくことに……」 DM「ダスティ、『ここの宿代なら俺が払うが、いい宿に泊まりたければ自分の財布で泊まれ』って言っていいんだよ」 ダスティ「あー……、ご自分でお支払いになるのでしたら、そちらにご案内しましょう」 アルブレヒト「ふーむ……なるほど……。……クラウス?」 クラウス「私は初日に買ったこの本を売るかどうか悩んでいます。これをまとめて売れば宿代の足しになるのではないかと」 一同爆笑 アルブレヒト「……な、そ、それは……」 モニカ「荷物になりますしね」 レーグネン「本は重いですからね」 DM「全部売れば銀貨200枚くらいにはなるね」 レーグネン「一泊分」 アルブレヒト「せ、せめて読み終えてから……私の軍資金は本屋で使い果たしたからな……手元にはそんなに残っていない……だが……ここは人が泊まる場所ではない……」 皆笑いっぱなしであるが、キャラ視点ではこんな感じである。笑い事ではない(笑) アルブレヒト「モニカをこのような場所に泊めるわけにはいかない」 ダスティ「あぁ……」 アルブレヒト「自分自身のためじゃなくて、モニカのためを考えてのことなんですよ。いや、私は構わないのですけどね、と理論の正当化が(笑)」 DM「モニカが完全にガルパンのマリーさんみたいな立場になってるからね」 ダスティ「あぁ、たしかに(笑) しかもマリーさん超有能」 DM「あのポジションになってるからね、身体能力半端ないしね」 アルブレヒト「金はない。一週間は無理だ」 DM「1400枚!」 アルブレヒト「銀貨1400枚程度のことで困ることになろうとは……」 クラウス「宿のランクは諦めましょう。これからの逃亡生活、どこでお金が必要になるかわかりません。今は節約するときです」 アルブレヒト「そうか……(部屋を見渡して肩を落とす)。このシーツは、替えてもらえるのだろうか……」 ダスティ「もちろんそれくらいはやりましょう」 DM「替えたシーツがどれだけのものかはわからないけどね」 アルブレヒト「ぐぬぬ……」 レーグネン「まぁ馬小屋や野宿でないだけましと思いましょう」 アルブレヒト「だがモニカ一人分くらいなら出せるかもしれないな……」 ダスティ「そこはお兄様の心意気次第です」 クラウス「わかりました、モニカ様の宿代は本を売ってきましょう」 アルブレヒト「あ、いやいやまて、二人分にしよう!」 面白い兄ちゃんだな(笑) クラウス「ですから散財は……」 レーグネン「これからのことを考えると分散するのも得策とは言えないでしょう」 モニカ「皆で川の字に」 アルブレヒト「モニカ、大丈夫そうか?」 モニカ「どうなんですかねぇ……」 DM「正直……無理だよね。まぁ本当に無理かどうかはともかく、ここは寝られる環境じゃないなとは思った。まぁ、ここ最近の野宿も大概だったけどね」 繰り返しになるが、キャラ視点ではこうである(笑) モニカ「虫歩いてる……体は洗える場所はあるんですか?」 DM「ダスティは、自分の寝泊まりしている所をボロクソに言われているわけですが」 ダスティ「まぁ、相手がモニカ様ですからね……例えば橋本環奈が来て、私の部屋をつかってもらうってなったら、えっこの部屋を……ってなりますし。隣の部屋もご用意しますので、お使いください。先程も言ったとおり、ご自身お支払いになるのでしたら違う宿をご案内します」 モニカ「お兄様がここで寝られるのでしたら、私も同じところにいるしかないですよね。私もお兄様だけ粗末な部屋に泊まらせて、自分だけ良い部屋には行きません」 DM「お兄様は一刻も早く野営のための呪文を覚えないといけないね」 アルブレヒト「あれはレベルが高くてまだなぁ……」 DM「だめだ、巻物を買うより宿に泊まるほうが安かった(笑)」 モニカ「そういうわけで、ここで大丈夫です」 DM「大丈夫でもないんだけど、我慢するしかないっていう」 モニカ「我慢します」 DM「ダスティは貴族の亡命あるあるだとは思っている。前に仕事で同じようなやりとりあったなぁと」 ダスティ「限界が来たらそのときはまぁ、なんとかしますということで……仕事にかかります」 DM「では、組織との交渉がどれだけはかどったか〈情報収集〉で判定してみて」 ダスティ「19か……アクションポイントを使おうか」 DM「お、技能判定でってのはなかなか珍しい」 ダスティ「まずいですか」 DM「いや、いいんだよ。今まで技能判定に使う人があんまいなかったから新鮮だなって思って」 アルブレヒト「高いほうが良いだろうってだけで、1だけ足りないとか、明確に目標がわかってるわけではないからね」 ダスティ「なるほど、19から20になれば大きく結果が変わるってものでもないわけですね」 アルブレヒト「そういう場合もあるけど、今回の場合は0か1かっていうような結果にはならない……ような気がするな。これは推測だけど。いや、もちろん我々のために頑張ってくれるのならば大歓迎だけど!」 モニカ「歓迎します!」 ダスティ「ここは大事な場面の気がする……ダイスを追加します」 DM「彼の人生かかっているからね」 ダスティ「ぐはー、1しか上がらない。20!」 DM「20ですか、ふむ……」 アルブレヒト「駄目だ、とても寝られそうもない……私は本を読んでいよう」 DM「また徹夜!」 アルブレヒト「寝落ちしてしまえばよいのだ……」 DM「ダスティが色々手を尽くした結果、君達は少なくとも表面上は不退転の決意でヴィーリオンを出るわけなので『なに、あのクソなヴィーリオンを捨ててバーンに来る? ならば手伝おう』と、恐ろしいことにあのノイエ・エイファスの助力の申し出を取り付けることに成功した」 ●ノイエ・エイファス ヴィーリオン王国内で活動している反政府組織。義賊を自称する。 王都ファイハイトの西(至永久の森)から北(至北海)にかけての極めて広大な地域で活動。 その組織名は“解放者”エイファスから由来するのは明白で、構成員も普段は単に「エイファス」と呼称している。 活動内容は「貴族、商人に対する襲撃、及び財産の略奪」を主とする。 世間に対しての名目としては「圧政者への反逆」「悪徳な商人への制裁」となっており、民衆の味方、代弁者を標榜。 つまり「竜に取って代わった、現代社会の支配者による圧政と搾取からの“解放者”」というわけである。 一度“彼らの価値観”によって「悪」と認めた存在に対しては徹底的な攻撃を加えることで知られ、襲われた商家は逆らう者は皆殺し、あらゆる財産の略奪、家屋への放火と容赦が無い。さらに女子供は奴隷目的で誘拐されることも、珍しいことではない。 為政者側としては、彼らによって奪われた財産の補填として再び民衆から徴税しなければならない状況が往々に起こる。ゆえに「貴様達が奪えば奪うだけ民衆に皺寄せがいくのだぞ」と諭そうとする者は多い。 しかしそれに対する彼らの返答は「圧政を改めればいい」「貴族や商人が民衆を食い物にして不当な利益を得なくなるまで、何度でも奪う」である。 これは私腹を肥やす意図がなく、純然たるアクシデントを乗りきる為の徴税のつもりでも、それに耳を貸すことは稀で、結果として果てることのない抗争に発展する。 構成員は極めて狂信的であり、貴族と悪徳商人を根絶する為なら命も捨てる。 その中でも戦闘専門の実動部隊は極めて危険で、手練の冒険者の如く統率された戦術を駆使し、術者をも擁する。 これらは明らかに訓練された者の動きであり、術者の数も高位の魔導師が私的に教える限度を超えている(術者としての技量は然程高くなく、幅も偏っているとはされているものの)。 ヴィーリオン王国は「バーンが教官となる人材や設備を提供している」とし、その活動資金の供給源も同様と断定している。が、ノイエ・エイファスはそれを否定し、あくまで自らの意志で民衆の為に立ち上がっていると主張。バーン帝国も関与を公言することはない。 また、民衆の味方を標榜するだけに、下記活動も行なっている。 ・一般市民に害をなす生物の討伐。 ・竜の勢力への敵対。 組織を挙げて積極的に討伐軍を繰り出す、といった規模には至らず(非現実的ではある)、各地の支部単位での活動。 ヴィーリオン王国の見解としては「民衆に対する人気取り」でしかない。だが過激な活動内容にも関らず支持者が多いという現実は、動かしようがないのも事実である。 フローラントwikiより抜粋だぜ! 続く! Don't give up justice, I want to get truth! ●プレイヤーズコメント ・アルブレヒト 『私の知見のおかげで、主導権を確保したままダスティとの交渉をまとめることができたぞ(満悦)』そんなふうに考えていた時期が一瞬だけありました。 ダスティが基本良い人でなんとかなっているが、一瞬魔が差したりしても面白かったかもしれない(笑) 宿の問題に限らず、我慢するのはキャラであって、それを宣言するプレイヤーではないという現実は確かにあるのだけど、きちんとキャラに寄り添っていきたい。 明日の保証もない冒険者が、酒も遊びも美食もなしに1日10ガメルで暮らすようなことは慎まねば、と切に思う。おまえら修行僧か。 ・モニカ 前金という名の一括払いを持ち出してそのまま逃げないダスティはいいひとですよね。 そしてここでノイエ・エイファスを引き当てる力の持ち主ですよ。これは楽しみですね。 ・レーグネン ダスティ、苦労してる。持ち逃げ対策のために前金のはずなのに、ひとかたまりのカネ(棒)しか無かった。 でも持ち逃げないダスティはとんでもなくいいヤツなのでは。 ・クラウス 笑い事ではない! 本は売るしかない! キャラ視点は笑い事ではない! 本は、売るしか、ない! ・ダスティ ほぼ全財産をはたいてしまいどうなるかと思ったけど、思わぬ大金を渡されてビックリ! 「組織との交渉」での〈情報収集〉判定は、みんなの期待に応えなければ!という思いと、これに失敗すると酷いことになるかも?と思ったので、アクションポイントを使ってがんばりました。1しか増えなかったけど……。 |
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■フェイトグランドオーダー 僕知ってるよ。 それも僕知ってるよ。 ところで先日久々に謎の円盤UFOのオープニングを見たわけですが、やはりシャドウボーダーのご先祖様はシャドーモービルなんだろうかなぁと改めて思うのであった(笑) そっからさらにこの辺に系譜が続いた先にシャドウボーダーがある感じで(笑) キャプテンがプレイアヴル化してもまぁ流石に彼女が再臨コンバートとか霊衣で出るとは思えないのだが、それはそれとしていいね君。 ヤンデレルートのバッドエンド画面。 主人公が女性だと普通にレズになるというシャルロットさん。 冒頭の召喚シーンからして裏切るんだろうなぁと思いつつ今か今かと身構えていたら、意地を見せてくれたね!!! ノータイムで「FGOで一番キライなサーヴァント」だったイアソンですが、今回の大活躍で「普通のサーヴァント」に評価爆上げですよ!! 日頃からちゃんとしているサーヴァントより評価が上回るようなことはないが、-100から0になるって凄いことですよ!!! 途中までは「指揮能力にしてもたいしたことねーなほんとシナリオの都合感だけで持ち上げてんなー」と思ってたんだけど、決戦時の采配で「有能じゃん!!!」となるのであった。まぁそれで日頃の言動をリカバリーするカリスマを感じるかというと別問題だが、それでも「死にかけなの隠して虚勢張っていた」は素直に格好良かったぜ、お前……!! あー、これ女の子だったら絶対好きになってる性格だわーめんどくせー可愛いーと思いまくりながらプレイしていた(笑) そして「これ主人公が女の子だったら、友達とかじゃないだろこの関係」とも思ったね!!! デュランダル継承からの漢イベントぶりは泣けた。 お ま え さ ん グ ラ ン ド ア ー チ ャ ー だ っ た の か よ ! ! ! 思わず即座にI-Ⅳに「オリオン、グランドアーチャーなのかよ!!」と言ったら「あれ? そうなんですか?」と本人も驚いた返事が来て吹いた。 同じ衛星軌道上に居座る星の防衛機構といえど、アルテミスの首飾りよりも遥かに手強いメカテミスさんでしたが、愛の力でバグらせるという王道を貫き、「お前を落とせるのは俺だけだーっ!」とこれまた「お前が好きだー! お前が欲しいぃぃぃぃ!」ばりのラブアタックが炸裂であった。お前そこまで言い切ってんならマジで浮気やめろ。本気で印象悪いから。 いいか! 舐めプなんてしないからな! 絶対だぞ!!! はい、見事に舐めプして負けました。 この辺は舐めプVS舐めプという話の都合が今回も健在で、序盤こそ「カルデアに戻ってきてるサーヴァントが少ない」という縛りが納得要素だったのだが、今となってはイベントでもオールスター状態なもんだから、「最初からギルと百貌のハサンとイスカンダル連れてけ。相手がゼウスならテスラは特攻確実だな(その他皆さんの最強サーヴァントを適宜入れてください)」とか思ってしまうわけですが。今回は「現地で呼んだほうが強いしー」という説明がされたものの、「それで多少補正働いたってさー。今まで自前で呼んでたのが弱体化してるわけでもなし」みたいに思ってしまうわけでもあり。取ってつけた感がどうにも。 重ね重ね相手の強力な布陣を強調されるだけされたけど、結局舐めプで攻め手が温く、手強い相手をそれ以上の機転で出し抜くカタルシスは特になかった上に、それはそれとして最高に盛り上がったアルテミスとの決戦と比べて圧倒的に「え、これだけ?」なポセイドン戦のギャップも気になる。 てーか相手が手強い手強い言われても結局サーヴァントの数はいつも通りでそんな直接戦いもしないから、基本相手は「モブの群れ」でしかないし、味方戦力が「超強力な戦闘力で無双する」わけでもないんで、竜頭蛇尾感が凄い。オリオンがグランドでアルテミス相手に凄いのは動かしようがない事実だが、じゃあそれ以外の戦闘シーンで圧倒的な強さ描写だったかというとそうでもないし。アキレウスは戦力7割減だそうだし。マンドリカルドはそもそもあんま強くないし。千代女ちゃんは斥候枠だし。 オリオンよりヘラクレスの方が強い扱い(ヘラクレスならタイマンで倒すケルベロス相手に袋叩きにしないと無理な程度の強さと評される)は、どのヘラクレスと比べてんだろうねぇ。この世界に召喚されたヘラクレスのクラスが気になる。バーサーカーヘラクレスってヘラクレスの中でも最弱だろうし。 ……とは言ったものの「カルデア側のサーヴァントに話の都合による妥協が一切なく、相手も伝説の英雄レベルの知略で迎え撃つ」なんて話を描く難易度の高さを考えると、「まぁそりゃ大変だよね……」みたいな気持ちにもなるのよね。劇場版ドラえもんも、ドラえもんの道具をアンリミテッドフル活用すれば一瞬でどうとでもなるけど、それじゃ話にならないので「敢えて使われない道具が出る」みたいなもんで、カルデア側のサーヴァント全員から自由に選抜したら「出てくるサーヴァントの半分以上が毎回同じ」みたいなことになるし、それをやらせないために強サーヴァントが本編で片っ端から戦死してくことになると、それはそれで切ないことに。 というわけで「一番見せたかったであろうシーンは最高だった」けど、贅沢を言えば「他はどうにかならんかったかなー」でございました!!! ……で、ピックアップされたのに一文字たりとも出番がなかったサーヴァントがいるんだって? そして冬コミの新刊の表紙は当然のように彼らなのであった( ・`ω・´) |
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■クリスマスプレゼントありがとうございます!! アーカムホラーの拡張だーっ!!! これは重ゲーなので来年のボードゲームぶで遊ばせてもらいたい!!! そしてメガドライブミニ!! これは年末に友人集まった時に盛り上がれそうだ!!! 宇宙カタン!!! 実は長年カタンとは意図的に距離を置いた生活をしていたんですが、今年10年ぶりくらいに人生二度目のカタンをプレイしたら、これがまぁ面白くて(笑) これは改めて向き合うほうが楽しい人生を送れるのでは……と思った次第なのですよ!!! そしてD&Dのアメコミ翻訳三連発!!! これが売れたら他のも翻訳して貰えるらしい!!! 真ん中のは、バルダーズゲートの仲間キャラとしても有名なミンスクが主役だ!! 仲間にできるキャラが沢山いるバルダーズゲートの中でも群を抜いた個性で人気の高いレンジャー!! 相棒のハムスター、ブーも最高にキュートだぜ!!! 眼を狙え!はゲームの方でも使われた名台詞で、コミックでも当然使ってくれて大喜び(笑) |
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■“真実は見えるか”キャンペーン 第1回 チャプター7 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。 また、プレイ内容で色々と「気に入らないこと」があったとしても、プレイグループ内では合意を得て楽しんでいるものとご理解頂けると幸いです。 チャプター0 チャプター1 チャプター2 チャプター3 チャプター4 チャプター5 チャプター6 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)レベル4 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)レベル4 レーグネン 神官戦士(クレリック)レベル4 クラウス 魂刃士(ソウルナイフ)レベル4 ダスティ 巧者(ローグ)レベル4 レーグネン「いつもギターを手放さないローグ」 DM「バードじゃねーか。ヨルン(豊作キャンペーンのバード。レーグネンと中の人が同じ)がやってろよ(笑)」 クラウス「第一声いいじゃないですか『やめな!』」 モニカ「キャラが」 スポット参加プレイヤー「かっこいー」 DM「その後どう続けるか決めておかないと、噛んでかっこ悪いからね」 ダスティ「どうやら、この町に来たばかりのようだが、これから宿を決めるんだったら、この俺の話を聞いてからでも……」 DM「(実際に喋ってる口調が)なんか宮内洋みたいな演技だな……(笑)」 ダスティ「なんかノリですな。このまま続けるかどうかわからないけど第一声は」 ディルク「おいおいなんだオマエ。余計な口を挟むんじゃねーよ」 ダスティ「肩を引いて距離をとって……まぁまぁ、待ちな兄弟。よく見てみろよ、あいつら。身なりもボロボロだぜ。きっと訳ありだぜ。大した稼ぎにならない上に、厄介事に巻き込まれるのは確実だ」 ディルク「おまえの目は節穴か! 連れている女を見てみろ。最高の上玉(魅力度18)じゃないか。あれだったら裸でも高値で売れるわ!」 ダスティ「いやぁ、そうかも知れないけどよ……」 一気に弱気に(笑) ダスティ「首が飛んじまったら元も子もないだろ」 ディルク「それが怖くてこんな商売出来るかっ」 ダスティ「で、少しお金を掴ませます」 DM「いくら?」 ダスティ「どれくらいでしょうねぇ……」 DM「首尾よく行って、彼らが着ているプレートアーマーを売るだけで銀貨2000枚近くになるのよ。たとえ中の人が金にならなくても」 ダスティ「それはそうですねぇ」 DM「加えて、モニカはとびきりの上玉とくれば」 クラウス「その盗賊を説得するより、お兄様達の信頼を得るなり、そいつの正体をばらしたほうが分がいいかも」 ダスティ「確かにそっちのほうが早いかぁ」 ディルク「ほら、旦那ほどのオーラを出していると、すぐこういう輩が寄ってくるんですよ。気をつけましょう」 ダスティ「どちらが信用を勝ち取るかってことですねぇ」 モニカ「ダスティ、がんばれ! 私(プレイヤー)達はあなたの味方だよ」 DM「ダスティ、身代金を安く見誤るの巻」 ダスティ「訳ありだから、それで諦めてくれると思ったんですよねぇ」 DM「相手が上玉過ぎた。もう見た目だけで」 アルブレヒト「訳ありのほうが、つけ込み易く売った後の心配がないのかもしれない」 ダスティ「ううむ」 アルブレヒト「いやぁ、私のオーラにこう人が集まってしまうのだなぁ。ふはは」 モニカ「お兄様が嬉しそう」 DM「お兄様の承認欲求が高まる」 モニカ「お兄様を言いくるめたら良いですよ」 DM「それよりは最初から疑いたい人達を言いくるめるほうが良いよ。君らは、お兄様を褒めちぎる彼をどう思ってる? 君達のアルブレヒトへの評価が実は元から低いのなら、彼の言うことを疑い易いけど」 レーグネン「町に入るなり声をかけられたのはちょっと怪しんでいますけど」 DM「でも君ら目立ち過ぎるくらい目立っているからね」 レーグネン「まぁ、たしかに目立っているのは事実ですね」 クラウス「アルブレヒトは何度も勝手に城を抜け出すし、大事なお客様をど忘れするしで、そのへんは評価低めですね」 DM「クラウスはド忘れだと思っているけど、アルブレヒトは忘れたとかじゃないから。どうでもいいって一顧だにしてないだけだから(笑)」 クラウス「より酷い!」 DM「でもアルブレヒトは、それが彼の兄のためだと思っているから」 アルブレヒト「私のような天才がいると、場の注目を持っていき過ぎるのさ。それでは兄上の立場ってものがなくなってしまうのだ」 DM「兄上は立場上来るなとは言えないから、ちゃんと出ろというけど……みたいな」 クラウス「自分が気を利かせていると思っていると」 DM「まぁでも、クラウスは日頃から手を焼かされているのは間違いないから」 クラウス「やっぱ評価低めですかねぇ」 DM「アルブレヒトはあんなだけど、知力18と魔術師としての才能がずば抜けているのも事実。『賢者の学院を主席で卒業したんだって』みたいな。死亡フラグみたいだけど。ただまぁやはり日頃の行いは良くない。ハチクロの森田みたいな。天才だけどフリーダム」 レーグネン「貴族ですから、急に話しかけられて褒められるのが怪しいって感覚がないですよね」 DM「あたりまえの日常なんだね」 レーグネン「この三人、箱入りなんで」 クラウス「え、レーグネンも!?」 レーグネン「レーグネンも貴族ですので」 クラウス「孤立無援!」 レーグネン「特に彼を疑う理由はないですね」 スポット参加プレイヤー「詰んだ!」 DM「これはダスティ厳しい状況です」 アルブレヒト「我々、バーンへ行きたいんだがなんとかなるかね?」 DM「お、兄様がきっかけを」 ディルク「バーンですか。任せてください。最適のルートを握ってますので」 ダスティ「いやいや、バーン行きでしたら私の専売特許ですよ、お兄様」 アルブレヒト「お兄様と呼ばれる筋合いはない!(笑)」 レーグネン「なかなか自信があるようですね」 ダスティ「餅は餅屋ってやつで……だからゴメンな、兄弟」 クラウス「我々はたしてどっちを信用するのか」 ダスティ「信用を得るために、ちょっと専門家ならではのルート情報とかをぼかしながら言ってみます」 DM「そこはプレイヤー知識が足りないので、俺の方から補足すると『あんただって知ってるんだろう? バーンとの……皇帝の分け前ってやつを』」 ダスティ「あー、なるほど」 アルブレヒト「ほう? 皇帝の分け前か。なるほど!」 DM「皇帝の分け前ってのはバーンと国境を接するこの地方独特の国外密輸ルートのことで、ヴィーリオン側としては摘発に手を焼いているということを君達は知っている」 ディルク「何言ってんだてめぇ、横槍入れやがって」 ダスティ「そうはいってもね、選ぶのはこのお客さんがただから」 ディルク「ヴィーリオンの貴族の皆さんに皇帝の分け前の関係者だと仄めかすなんて随分大胆じゃないか」 ダスティ「そうなんですか?」 DM「皇帝の分け前の密輸ルートはバーンでは合法だけど、ヴィーリオンじゃ非合法だからね。ヴィーリオン貴族の前で反社会的勢力だと宣言しているようなものだね」 ダスティ「なるほど」 DM「でもそれはそれとしても、バーン側へ行きたいってアルブレヒトも言っているので、それを仄めかすことは決して悪い手じゃない」 アルブレヒト「あえてそれを口に出す度胸、いいね」 DM「バーンに亡命したい貴族なら、今更ヴィーリオンの法律のことで咎めて来はしないだろうという判断したわけだね」 モニカ「貴方を選ぶ利点ってなんでしょう?」 ダスティ「あの男について行ったらお嬢さん、貴女はもう……バーンどころか、口にも出せないような大変なところに連れて行かれちゃいますよ」 DM「急にダスティのキャラが立ってきたんだけど! チュートリアルのダンジョンハックの時ではよくわからなかった彼のキャラクターが立ち上がってきたよ(笑)」 モニカ「ちょほいとまちなはから」 DM「こんなお調子者だったとは……」 ダスティ「こんな美しい貴女がそんな、なんてもったいない。自分の体は大事にしたほうが良いですよ、お嬢さん」 DM「うさんくせー! うさんくささ対決だ(笑)」 モニカ「お兄様、どうしましょう」 アルブレヒト「どちらにするのが良いかねぇ」 ダスティ「信じてください……じゃあ、行きましょうか」 ディルク「俺だってバーンくらい連れて行けるよ!」 ダスティ「わかったわかった。もう大丈夫だから、いいよ」 ディルク「なに全部終わったような雰囲気出しているんだよ!」 ダスティ「イケるかなぁっと……(笑) おい、急いだほうがいいぞ」 DM「〈はったり〉かい?」 ダスティ「えぇ、こんな目立つところにいつまでもいると、トラブルに巻き込まれますよ。行きましょう」 DM「キャバクラの客寄せみたいだな」 スポット参加プレイヤー「決定打が必要なんですよね。それさえあれば決まるんですが」 ダスティ「売られちゃうよ? まぁ、自分としては皇帝の分け前とか具体例出したりして勝負かけたつもりなんですが。」 DM「相手も売り飛ばすのはお前のやり口だろうとか言い返すだろうし、ほんと、決め手にかける難しい状況ではあるね」 アルブレヒト「私の人望が厚過ぎるばかりに助けがこんなに集まってしまって……どちらに頼んだものか困ったものだなぁ。いやはや!」 ディルク「さっきも言ったとおり、悪いやつも引き寄せてしまうのですよ」 アルブレヒト「だが、モニカを売り飛ばすとか聞き捨てならないな。本当かそれは?」 ディルク「本当ですぜ。あいつが、売るんですけどね」 アルブレヒト「なんだと……」 ダスティ「いやはや、こんな法螺言うやつなんですよ、こいつは」 ディルク「お前から言い出したんだろう!」 アルブレヒト「我が妹だけにモニカは美人だからな!」 レーグネン「わかりました、こうしましょう。お二人ともに頼みましょう。お金はお支払いします」 スポット参加プレイヤー「それは、分け前半分で二人とも来るか、満額もらいたいからどちらが受けるか決めなってこと?」 レーグネン「どちらが信用出来るか判断もできないし、二人分払って二人とも来てもらおうかと」 アルブレヒト「二人分払う!?」 レーグネン「そっか、金が足りないか……」 アルブレヒト「そういうことじゃなくてな(笑)」 DM「二人で協力して俺達を逃がせって?」 ダスティ「神官さん、あんたはいい人だねぇ。でもさっきから言っている通り、俺があんた達を連れて行くのはバーン、あいつがあんた達を連れて行くのは……んん。うまい言葉が」 レーグネン「地獄へ真っ逆さまだぜ!」 ダスティ「そうそう!」 DM「ダスティ、ちょっとキャラシー見せて。……ふむふむ、だよねぇ。知ってた」 ダスティ「えええ、なんですか」 DM「今、ダスティが過去に過ごしていた戦勝神資本な孤児院での経験やつながりを武器にできないか確認したんだけど、やはり〈知識:宗教〉が0ランクだったから、こいつそこで何も学んでないんですよ(笑)」 一同爆笑 スポット参加プレイヤー「売り飛ばされた記憶しかない」 ダスティ「そうそう、そういう子だったんですよ」 DM「ご飯の盗み食いしか学んでないわけですよ」 スポット参加プレイヤー「私はランクありますよ」 DM「聖衛士(レンジャー)でなかったら大問題だよ(笑)」 しかし流石にこの境遇で「知力はかなり高いのに、宗教のこと全然知らない」のは、特別な事情があって意図的に断固として避けた設定でもない限り不自然なので、プレイ後に技能取得させられることに(笑) ただしこの時点では「俺は世話にはなるが絶対にお前らの教義なんて受け入れない!」という意味のわからない恩知らずです。いや、恩知らずどころか両親が信じてた宗教(だから孤児になっても保護して貰えた)すら完全に拒絶して生きてきたという、最早特殊能力の領域……。 これはもう完全に「プレイ前にキャラシートチェックして不自然さを指摘して改修指示しなかったDMのミス」ですね。申し訳ない。 ダスティ「やはり、ここじゃなんだし、一杯奢るから俺の馴染みの店に行こう」 モニカ「怖いよー」 スポット参加プレイヤー「終電後の新宿駅みたいなことになってますよ」 ダスティ「これで引き下がってくれないかなぁ」 DM「大丈夫です。このマスターちゃんと考えています」 ダスティ「ほう」 DM「この状況は見越しています。そこは任せてください。では〈視認〉でチェックを」 闇業者相手の言いくるめバトルはハードルが高いので、それでもロールプレイで上手いことやれたらそのまま行けてヨシ、無理でもどうにかなる前提の展開でした。 ダスティ「……12」 DM「ふむ。では、ディルクが見るからに挙動不審になります。ダスティはまだ気付いていないんだけど、どうやら向こうからシティガーズが歩いて来るようだ。無論ダスティもクリーンかと言われると微妙なところである」 視認に失敗している以上教えないでいい情報なのだが、サービス。 ダスティ「まぁ、そうですけどね」 ディルク「わかったわかった、1500。それで手を引いてやる」 ダスティ「無いです……使っちゃったんだよなぁ」 スポット参加プレイヤー「もうちょっと……それか、『なんで今ま1500払わなくちゃいけないんだ』とか言って時間を」 DM「最初に金で手を打とうとして、それで相手がわかった金で手を打ってやろうと言ってきたのをゴネることになるんだよね」 スポット参加プレイヤー「『いいんだぜ、別に金払ってやらなくもない』とか言って、『おっと、あれは?』みたいな感じで」 DM「そういう手も打てはしたんだけど、失敗しているんですよ、〈視認〉に」 スポット参加プレイヤー「なるほどなるほど」 DM「ここで言い値で払うかどうかは君の判断だよ」 ダスティ「じゃ、すまんがこれでなんとか……500で」 DM「それで有り金全部なんですかねぇ……〈はったり〉を」 皆「ジャンプしてみな!」 DM「ジャンプしろよ! ……コロコロ……あー(真意看破でとても高い目)」 ダスティ「21……(DMのダイスの目を見て)うあぁぁ……」 ディルク「おい、出せよ限界まで! 金がねぇっつったら限界まで払えよ! それが俺みたいな有能な人間と手を切らせる旦那への誠意ってもんだろう」 モニカ「これはお兄様の命の値段ですからね!」 ダスティ「あぁもう、もってけ泥棒! 有り金全部を渡します」 ディルク「よし話はついた。後腐れはナシだ。じゃぁな!」 ダスティ「よかったのかなぁ、これで。赤字じゃないのか……とか思いはじめたり」 DM「全体で見ればそこまでは損をしていないと思う。君は貴族をバーンまで送れば一人500枚は取れると思っている」 レーグネン「だから赤字にならない1500枚って相手も言ったんですね」 古谷徹「フローラントの銀貨1枚は、現代の日本円に換算するとおよそ1000円である」 DM「そうそう。まぁ、ディルクはキミらを売ればもっと儲かるんだけど(笑)」 ダスティ「今は完全にすっからかんではありますが、なるほど了解です」 アルブレヒト「ふむ、話はついたのか」 ダスティ「円満に……ちょっと涙目になりながら、ええ、円満に解決しました」 アルブレヒト「なんだかすまんなぁ」 クラウス「随分渡していたようにみえたけど、大丈夫なのか?」 DM「財布まるごと投げてたよね、多分。『これもだ!』って服の裏に縫い付けていた隠し金とかも(笑)」 ダスティ「まぁ、べっぴんのお嬢さんを助けることができたんだから、あれくらいははした金さ」 アルブレヒト「じゃぁ行こうか。人の献身を受けるのが普通の人なので」 DM「まぁ、君らにとっては店の客引き同士の話が決着ついたようなものかもしれないね」 ダスティ「私にとってはだいぶ痛い出費だったけど……未来への投資ということで前向きに行こう!」 DM「そう強く自分に言い聞かせて」 ダスティ「心の中でぐっと」 DM「裏通りに一本入ったところにある建物の一角にダスティの根城、依頼人と面談をしたりするような部屋がある。そこに皆を連れて移動してきた」 ダスティ「その前に、我々が後をつけられていないか確認しておきます」 DM「じゃ皆も〈視認〉で判定を……大丈夫なようだ」 まぁこれ、別に「そんな宣言しなかったから警戒なんてしてなかったよ」なんてことは無いんだけどね。罠探知の〈捜索〉と違って〈視認〉や〈聞き耳〉は常時発動型のパッシヴスキルなんで。それでも振らせるのは様式美に近い(笑) ダスティ「では……皆様はバーンへの亡命を?」 アルブレヒト「私の名はアルブレヒト。よろしく頼むよ」 ダスティ「なるほど、はいはいお隣の領地の……ふむふむ」 DM「偉そうな外見とか、名前とかを知識と照らし合わせると、確かに合致する(笑)」 モニカ「ダスティの名前まだ聞いてないよまだ」 ダスティ「ああ、そうね。申し遅れましたダスティと申します」 アルブレヒト「一応名前返してくれるのずっと待ってたんだよねぇ……モニカが指摘しちゃったか(笑)」 DM「『貴方のお名前をまだお伺いしてませんわね』くらい言ってしまったのかもね」 モニカ「お兄様が先に名乗ってしまったからちょっと、と思ってしまったんですよね」 レーグネン「頭が高くない?(笑)」 DM「お兄様もっと偉そうにしてよ。『名乗れ』って(笑)」 モニカ「頭が高い!」 DM「もっとギルガメッシュみたいに『名乗ることを許すぞ雑種』」 ダスティ「そこまで! 超印象悪いんですけど(笑)」 DM「まぁでも貴族だしねぇ。フレーゲルまで行かなくても……行ってもいいか」 ダスティ「いいんですか(笑)」 アルブレヒト「そっちから名乗るまで待つべきだったかー」 ダスティ「もう言っちゃいましたけどね」 DM「まぁ好意的に解釈するかもしれないよ。『下賤の溝鼠が名乗れないのは仕方ない』とか『別に下民の名前なんてどうでもいい』とか」 クラウス「ひどい(笑)」 DM「さっき、彼らは自分が違法な密輸業者だと明かしているわけだから、内心どう思っているかによる」 アルブレヒト「私はちゃんと名乗って、相手が何も言わないなら、ふーんって感じですかね」 DM「まぁやっぱり彼らにそんな礼儀はないんだね、と思っちゃうかもしれない」 モニカ「それに対して『貴方は名乗らないのですか?』って言っちゃう」 DM「モニカは真面目だから言っちゃうんだろうね」 ダスティ「こいつは失礼しました。私の名前はダスティと申します」 DM「ダスティは〈交渉〉技能伸ばしてるから、礼儀作法はわきまえているはずなんだよね。彼もショックな事があって取り乱していたんだろう(笑)」 クラウス「有り金が……(笑)」 DM「動揺していたんだろうね、きっと(笑)」 ダスティ「少しは家に残してないのかな……」 アルブレヒト「とはいえダスティって偽名っぽいよね」 ダスティ「たぶん通り名なんでしょうねぇ」 DM「だってまんまスペルもDusty(ゴミ野郎)だよ。本名じゃないでしょ」 ダスティ「そうなりますか」 DM「ローグっぽい通り名だな、って思ってたよ。ゴミ野郎は言い過ぎで、『くすんでる」『埃っぽい』だったとしても、親が子供にそんな名前つけるのか、と(笑)」 ダスティ「では改めて、ダスティです、と」 DM「みんな『偽名だ』『偽名に違いない』『偽名ね』『偽名か』って(笑)」 アルブレヒト「格好いい通り名だな」 レーグネン「お兄様が褒めた」 モニカ「お兄様が褒めた!」 ダスティ「小説の主人公にダスティって名前があったのかもしれない」 DM「光り輝く俺アルブレヒト、そして、くすんだ男!」 ダスティ「なにぃ……」 DM「アルブレヒトって『高貴な光』って意味だからね」 ダスティ「その対比は逆に面白いかもしれませんね」 レーグネン「ダスティって名前からバーン側の人なんだなって判断出来ます?」 DM「ここらへんは国境だし、元々同じ国だったのが地域で分かれてただけなんで、多数派かどうかってだけでどっちの国にも英語名は居る。土地柄バーン本土は英語圏、ヴィーリオンはドイツ語圏でキャラの名前付けるのが一般的で推奨されるけど」 幼女戦記のターニャ・デグレチャフは、国が思いっきりドイツ語圏なのに名前はロシア語だったりするわけだけど、まぁ欧米じゃ「ドイツ人だけどフランス語の名前」とかそーいうの割とあるってもんよ。 モニカ「私はモニカです」 ダスティ「良いお名前ですね」 モニカ「ゴマをすっていく(笑)」 DM「モニカ(Monika)ってもちろん全然悪い名前じゃないんだけど、ものすごくオーソドックスだよね。超絶的な能力パラメーターを誇るモニカの構成要素の中で、一番普通なのが名前」 モニカ「そうだねー」 DM「それに対してクソ派手なのがお兄様。アルブレヒト(Albrecht)ってのも実在する名前なんだけどね。神聖ローマ帝国皇帝や他の王侯貴族にもいるっていう」 レーグネン「レーグネン(降雨)です」 クラウス「クラウス(勝利と人々)です」 ダスティ「よろしくおねがいします」 アルブレヒト「先程も言ったとおり、我々は訳あってバーンへ行く方法を探しているのだ」 ダスティ「ええ、それはお引き受け出来るかと」 DM「訳あって。ここはお互い腹の探り合いだからね」 ダスティ「ここは詮索しないほうが良いのかな……」 DM「聞いておいたほうが採るべき選択肢が増やせることではあるね」 ダスティ「訳あってですか……そこはこの後のことを考えると、あなた方にとってなにが危険で、行くべきところ、行ってはいけないところがどこかを知るためにもお話を聞かせていただきたいところです」 DM「それよ! まさに言って欲しかったのは(笑)」 アルブレヒト「私達はお察しの通り、ヴォルフェンビュッテルの縁ものだが」 レーグネン「凄いよね、家名を出せばわかるだろう、っていう」 アルブレヒト「……逆に聞かせてもらうが、ヴォルフェンビュッテルの城についてなにか話は聞いていないだろうか?」 DM「今やるってわけじゃないけど、ダスティは〈情報収集〉と〈知識:地域〉で判定」 ダスティ「〈情報収集〉は低い……10」 DM「知らんぷい」 ダスティ「〈知識:地域〉は20」 DM「兄の方はともかく、話には聞いていた隣国の美しい姫君が目の前のモニカ様か、と合点がいった」 モニカ「お兄様だって天才ですー!」 アルブレヒト「故あって目立たぬよう振る舞っているのだ。能ある鷹は爪を隠す。仕方ない仕方ない」 ダスティ「なるほど、あの有名な」 DM「音に聞こえし美姫」 ダスティ「アイドルに会ったような感じですかね」 DM「そうだね、美人だとは聞いていたけど、まさに」 スポット参加プレイヤー「橋本環奈が目の前に」 ダスティ「マジ? あのモニカさま? え、マジ? みたいな(笑)」 アルブレヒト「まぁ彼女は、この私の妹でね(ドヤァ」 DM「保安官エヴァンスの嘘で、エヴァンスの功績を全部自分に結びつけて自慢する師匠思い出しちゃったよ。『あいつを育てたのは私でね』みたいな」 アルブレヒト「これは二日前のことになるのだが、ヴォルフェンビュッテルの城が激しく炎上するのを見た我々は彼女を連れて……、私の先導のもと、ここまでやってきたわけなのだが」 ダスティ「な、なんだってー! な出来事」 アルブレヒト「そうか、ここにはまだ伝わっていないか……」 DM「伝わっているのかも知れないが、ダスティの達成値が低過ぎる(笑)」 アルブレヒト「正直、まだ誰が城を攻めたのかも全くわからない状況で、隣接する諸侯や場合によっては主家のロットナー伯爵が敵ということすらも考えられるのだ。我々にも追手がかかっている可能性がある以上、一旦はバーンへと亡命して身の安全を確保しようと考えている」 ダスティ「なるほど、お話はわかりました。考えていた以上に、とても大変な状況のようですね」 アルブレヒト「我々も持て余している状況なのだ」 レーグネン「荷が重いかもしれないが……」 アルブレヒト「なんとか君の力を貸して欲しい」 ダスティ「わかりました」 DM「ダスティ、〈知識:歴史〉で判定して」 ダスティ「15ですね」 DM「貴族がバーンへ亡命する場合、一時的な避難でバーンへ行って戻ってくるのと、すべてを失って覚悟を決めてバーンへ行くのでは全然状況が違い過ぎるので、そこは確認しなくてはならない、と思った」 ダスティ「ただ、あなた方のような御身分の方がバーンへ逃れるということは、二度と故郷の地を踏まない覚悟が必要になりますが、その覚悟はおありですか?」 ……しばし沈黙……耐えきれずに笑い出すプレイヤー達。 アルブレヒト「内心では、ちょっと逃げるだけのつもりだったんだけど……(笑)」 DM「じゃぁ、〈知識:歴史〉か〈知識:貴族〉でみんな判定ね」 コロコロ。 DM「達成値の低いモニカはポカーンとしているけど、仮に国内の貴族同士の勢力争いでいきなり城燃やすレベルだと、正直この後まじヤバいと思っている。ヴィーリオンの貴族同士の争いで、いきなり城を燃やすのって、吉良上野介の屋敷に討ち入りして皆殺しにするレベルでヤバいのよ。普通じゃない」 アルブレヒト「つまり相手は、そんな過激な手を使っても大丈夫だ、という自信があるってこと?」 DM「そう考えることも出来る。いきなり殺意が高過ぎるっていうか」 アルブレヒト「そんな一線を越えた手段をとっていても、自分達の立場が危うくならないようにあらかじめ手は回してあると」 DM「そうやって収まりをつけるつもりでもないと、とても恐ろしくてできないくらいの蛮行。対外的な争いと仮定した場合、小競り合いを越えたここまでの事態はそうそうないね」 アルブレヒト「よほど後始末に自信があるのか、暴走してしまったのか……」 ダスティ「私も理解して良いんですね」 DM「達成値の低いモニカだけがわかってないね」 ダスティ「らしいっちゃらしいですね(笑)」 モニカ「みんないい人ですわ」 DM「生き馬の目を抜く政治の世界をわかっちゃった方々と、わからない方」 レーグネン「これは覚悟が必要なようですな」 ダスティ「戻れるものなら戻りたいというお気持ちのようですが、それは厳しいかと思います」 DM「身代金の支払いとか政治交渉で戻れるような期待が持てないからね。どんな理由があるにせよ並大抵の覚悟で出来るような謀略じゃない」 ダスティ「こりゃ、相当ヤバい人に声かけちゃったぜぃ……でももう有り金はたいちゃってるから退くにも退けないぜー!」 倍プッシュだ。続く! Don't give up justice, I want to get truth! 放蕩TRPG部は皆様イラスト投稿をお待ちしております( ・`ω・´) ●プレイヤーズコメント ・アルブレヒト ディルクとダスティの会話で、我々の価値を改めて認識するのであった。 だが妹の美貌や、部下の鎧の資産価値ばかりが評価されるのがいささか不満である。 まぁ、叡智というものはそうそう理解できぬものか、仕方ない。 それはそうとして、魔導師を捕らえるともれなく呪文書がついてくるのだが、これがめちゃ高価だったりするぞ。 しかし、振り返るといったい何の意図でダスティの名前を褒めたのか、まったくもって意味がわからない。解せぬ。 DM補足 なお、ルール上では冒険者のウィザードが普通は常に携帯している呪文書(これが無いと毎日呪文を準備できないから)って壮絶に高価なんだけど、この「常に携帯している」ってのが極めて厄介で、冒険中のトラブル次第(攻撃呪文へのセーヴにファンブルした挙げ句にランダムロールで背負い袋がビンゴして消し飛ぶとか、酸のプールや溶岩に落っこちるとか)で不運にも失われるだけでも恐ろしいのに、「ルール上、『背負い袋を部位攻撃』が可能」なので、DMが容赦しなければかなり現実的な確率でピンポイント破壊できてしまう。もちろんウィザードが全力で「荷物を守る」ことにリソースをぶっ込めばそうそう壊れたりしないのだが、それで汲々として継戦能力がガタ落ちとか異様に経費がかかるってのもゲームとして楽しくないってことで、アンタッチャブルな領域にするのが一般的なのですな。 すなわち「不運が重なって失うのは必要なリスク、ゲームバランスのうちだが、故意には狙わない」という紳士協定。まぁプレイヤーがマンチキンなこと臆面もなくやり出したらこっちも考えるけどね、みたいな。 でまぁTRPG部の舞台であるフローラント世界(別にD&D専用の世界としてデザインしたわけではない)では、そもそも「呪文書がないと呪文が使えません」ってタイプの魔導設定ではないってのもあるので、敵は「呪文書が高価」なんて認識なく襲ってくるという体でプレイしています。ゲームシステム上は必要なゲームバランスなんで所持しているし、ファンブルで壊れて大惨事は起こり得るのだが(笑) 仮に呪文書をロストするような自体に陥った場合、ロールプレイ上は「魔力的な障害を負って行使能力が喪われた」といった表現になる。高位のドラゴンのブレスは精霊力の純度が高過ぎて身体に強く残留し、再生能力や回復呪文を阻害する設定なんかは昔からあったりしたので。 ちなみに「呪文書」ではなく「魔導書(単なる魔導の技術書もあれば、それ自体が魔力を持ち、機能を有してたりする本もある)」は存在し、超絶お高い。 ・モニカ 有り金を全て叩いて我らの身を案じてくれるダスティが、悪い奴なわけがない。とても頼もしい。ですが、お兄様への礼儀は正しくあるべきなのです。そこは譲れません。 ・レーグネン ダスティ、(懐が)薄氷の勝利! おかげに売られずに済みました。 モニカの天然真面目っぷりが炸裂しつつ、お兄様の大物っぷりもすごい。 ・クラウス やめなあ。なんとかダスティに助け舟的やりとりをと心がけるも貴族というハードルに止められたり。是非もないネ。 ・ダスティ せっかく、あ~る君……というか小林旭のように登場したのだから、ビシッ!とかっこよく解決したかったのだが、やはり映画のようにはいかない。結果、あり金をはたくことになってしまったが、「そこまでしたのだから」が、アルブレヒトたちについていく理由にもなったので、結果オーライ? |
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■プレゼント沢山ありがとうございます!!!! サンタクロースは実在するんだ!!!! 普段から好きなジャンルであることは間違いないのだが、TRPG熱が高い時はことさらこーいうジャンルの本が読みたくなってしまうってものじゃないですかね!!! パラパラ眺めただけでも面白そうだったので読むの楽しみだ!!! ところで日本人の名前をドイツ語にするとどうなるか……左だけ見てる分には普通なんだが……!! 幾つかピンポイント絵抜粋すると……お気付きになられただろうか!!! 最初気のせいかと思ったら気のせいじゃなかったよ!! 怪獣ボードゲーム!! 日本を防衛しちゃうぞ!!! 今度ゲームの地球防衛軍のメインプログラマーの人呼んで遊ぼうかしら(笑) ミリタリー尽くし!!! イエッフー!!! こがしゅうとさんは高校生の頃から同人誌買ってるサークルさんというのが最初の出会いであった。 ところでアメリカ軍の装備の本も冒頭だけ読んだんだけど、やはりD&Dの一般人は凄いな!! 平均筋力が10の場合、100ポンドまで装備してても8時間行軍までは疲れないからな!! アメリカ兵の倍もキャパシティがある!! 全員農作業で鍛えてるとかじゃなくて平均値!! マッチョ民族!! D&D3.5版系統の追加モンスターデータ集( ・`ω・´) 幾つかピックアップして紹介しよう! ペストアローを撃っていたルーク・ダイモンさんと同族のエロ・ダイモンさん!!! Wiliting Kissはカリスマダメージを受ける模様。 地獄の支配者、いわゆる魔王のアークデヴィル達のデータが多数収録されているのだぜ。 バールゼブルさん。ベルゼブブとか言われてたりもするあの超有名悪魔なわけですが。 3版の時代にアスモデウスに反逆したものの返り討ちに遭ってナメクジにされてしまったので、D&D世界ではご覧の有様ですが、Pathfinder世界では格好良い(笑) これが1版の頃の姿なんで、在りし日の姿を取り戻したって感じでしょうな!! これまた地獄の魔王の一人、メフィストフェレス。悪魔くんもビックリの強さである。驚異度30はエンシェント・ドラゴン・ロード以上ですよ。 もちろん「エンシェント・ドラゴン・ロードの若手」と比べてなので、より年齢を重ねたドラゴンは負けてませんがね!(謎の対抗意識 驚異度30は魔王の中でも更に強い存在なのです。まぁここまで来ると皆凄まじい軍勢を従えてる統治者なので、個体の強さは誤差みたくなるっちゃなるんだが。 エウリュアレも載っていた。 これまた圧巻の驚異度20。エンシェント・ドラゴン級の強さです。 当然ながら石化能力を使ってくるのだぜ。 ヨグ・ソトースの化身なウムル・アト=タウィルなんてー恐ろしい邪神も収録。 当然ながら滅茶苦茶強いな!? まぁD&Dはダゴンが魔王の一人だったりもするしな!! 当然ながら不死身です。時間も停めます。 明らかに元ネタがキングギドラだーっ!!(笑) まぁ流石に引力光線ではなくファイアブレスだけど。 怪獣はこの本以外にも色々載ってるんで、リクエストあったらまた紹介します。 こっちはヘドラだな(笑) 巨大なスライムの怪獣とのこと。 例の歌を流して戦いたい(やめろ ユーレイは……多分これ、いわゆる「ゴースト」ってよりも、貞子とかそっち系のイメージでデザインされてるな(笑) 顔見たら死ぬ能力あったり、掴まれたらスゲーダメージ来たりとか。 |
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