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■“真実は見えるか”キャンペーン 第1回 チャプター2 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。 チャプター0 チャプター1 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル 魔導師(ウィザード)レベル4 モニカ・ヴォルフェンビュッテル 神寵者(フェイヴァード・ソウル)レベル4 レーグネン 神官戦士(クレリック)レベル4 クラウス 魂刃士(ソウルナイフ)レベル4 ダスティ 巧者(ローグ)レベル4 アルブレヒト「馬車を馬車で追っても一生追いつけない……(ボソっ」 DM「ということに気づかずに、君達は出発してしまうわけですね?」 モニカ「ということに気づかない?」 DM「いえいえ、なんでもないです。じゃあアキレスと亀じゃないけど、お兄様が10キロ進めば、君達も10キロ進むわけです(笑)」 結果として追い着けないまま陽が暮れた。 スポット参加プレイヤー「馬車より速い移動手段ってあるんですか?」 DM「そもそも馬車は運搬力が高いだけで、自動車輸送みたいに速くないんです」 積載状態の馬車の巡航速度が時速7.2キロ、軽装の旅人の巡航速度が時速5.4キロ。通常1時間ごとの小休止が入るので、実際の移動速度はもっと減る。 モニカ「乗馬か! 普通に馬に乗っていけば良かったのか!」 クラウス「あぁ……そういうこと」 DM「……そういうことです」 モニカ「そこはでも気付くんじゃないんですか?」 DM「(現に君達は)気付かなかったんです」 スポット参加プレイヤー「気付かなかったんですー」 モニカ「なるほど」 DM「ここはね、テーブルトークRPGの難しいところなんですよ。俺はマスターシーフだから気付くよ、をどこまでやるかというね」 モニカ「わたしそういうのないから、気付かないです(笑)」 ・キャラクターは自分と違って知力や判断力が高いし、冒険者として経験も積んでいるので、そんな初歩的なミスはしない筈だ。 ・キャラクターはテーブル囲んでるだけの自分達と違って実際に行動しているんだから、こっちのイメージしきれずにスルーしたことにも気付くのが自然な筈だ。 こういった主張はどんなTRPGでも起こり得ることで、「一理ある」ことも間違いありません。 だけど逆に「実際にその場にいない人間だからこそ受けられるメリット」も存在することは忘れられがちです。劣悪な環境で汚物にまみれることもなければ、巨大な鉄球が転がってきても、悪夢のようなおぞましい存在と対峙しても、プレイヤーが生命の危険を感じてガチで正気を失い慌てふためくことはありません。 D&Dをモデルにした架空のTRPGをプレイし、「あるあるネタ」を繰り広げる映画「The Gamers」に於いてもその光景は繰り広げられます。 そう宣言してダンジョン内の一室に入り込むシーフのニンブル。 罠に引っかかって即死します。 DMとしては「部屋に歩いて入る」としか宣言してないんだから、当然罠が発動したってだけなわけだけど。 プレイヤーとしては「いちいち宣言してなくても察しろよ」と抗議。 仕方なく巻き戻しを認め、部屋に入るところから「彼の言うように、忍び込ん(ムーヴサイレントリー)だ」結果、やはり罠に引っかかって即死します。 俺はマスターシーフなんだから「歩いて入る」って言ったらそれは「忍び込む(ムーヴサイレントリー)」って意味だし、「忍び込む」となったら、それは「罠を探す(ファインドトラップ)」ってことなんだよと抗議。 呆れたマスターは好きにさせます。 どうやら彼の「歩いて入る」は「危険な場所なら1インチ先の罠を警戒しながら匍匐前進で入っていく」という意味なので、その程度のこと最初から察しろということだったようです。無論、危険な場所であるかどうかも一々言わせるな、で。 議論をしていたら次々に後出しで情報が加わり、「お前絶対最初からそう思っちゃいなかったろ」ってことはよくあることなのと同じ(笑) もちろん「服を着るなんて宣言しなかったんだから、お前は全裸で町に飛び出したよ」なんてことではないわけで、なんでもかんでも「宣言してないんだからしてないってことだろ」なんてされたらたまったもんじゃない。だから「普通言わなくてもわかるよね」となるわけだが、その明白な基準が存在しないケース・バイ・ケースゆえの「古より続く定番のトラブル」なのよね。 野営の見張りを立てる宣言をせずに就寝宣言して夜襲をされたら「いや普通見張り立てますよねわざわざ言わなくても。プロなんだから。キャラ視点なら警戒しないとかありえないじゃないですか」ってなもんで、人それぞれの様々な「キャラクター視点なら絶対そんなことしない筈」を受け入れていたら、際限がないことになっちゃうんですな。もちろんプレイヤーには思い付き難そうなことを「君のキャラのプロの視点で、○○だと思った」なんて情報をDM側から与えることはあるけど、プレイヤーがあらゆる場面で「プロのキャラクターの判断でオート行動取ります」ってやりたい放題では、話が違うのでした。 DM「例えば30分前のバスで出かけた人を、数本遅れの同じバスで追いかけてしまうこともあるわけですよ、人間焦っていると」 モニカ「そうですよ。焦っているとしちゃうかもです」 DM「傍から冷静に見ている人、普通はタクシー使うだろって思っちゃうわけだけど」 クラウス「「いやぁ従者なんで単純に移動手段は快適な方がいいと思って、追い付けないのは承知で馬車を手配しました」 モニカ「しょうがないですよ」 DM「でも2時間くらい経ったあたりで気付きます。全く追い着く気配がない」 モニカ「途中で気付くんですね」 この辺で気付いたことにするのが、落とし所かなという次第( ・`ω・´) DM「最初から承知のクラウスはともかく、モニカは『間に合え、間に合え』と必死に思っているわけだけど、『あ、帰りの時間を考えるともう無理なんじゃね……』という限界点を過ぎてしまったことに気付きます」 クラウス「時間がわかるんですか」 DM「冬だから暗くなってきてるしね。時計があるわけではないけど、日没タイミングの体感でだいたい」 モニカ「……もう真っ暗ですわ」 アルブレヒト「そんな君らの馬車の横を、普通に馬に乗った人が軽やかに追い抜いていったりするわけですよ」 DM「そうそう、急ぎの早馬とかが(笑)」 全員『あはははは(笑)』 モニカ「そこでようやく気付くんですね(笑)」 スポット参加プレイヤー「今ならまだ間に合う……!」 クラウス「……もうダメだな」 全員『あはははは(笑)』 モニカ「でもでも、お兄様を連れて帰らないと……! 連れて帰らないと!」 アルノー・ヴォルフェンビュッテル男爵「馬鹿な、アルブレヒトはともかく、モニカまで居ないだと……!」 アルブレヒト「『アルブレヒトは最悪居なくてもなんとか出来るが、モニカが居なくてはどうにもならん……!』という評価だと思われます(笑)」 DM「人間の心理として連れ戻すまでに3時間のタイムリミットがあれば、2時間進むまでは『まだ急いで戻れば間に合う』って思いがちなわけですよ。で、今がその時です」 クラウス「暮れてきた空を見ながら『駄目だな』と」 モニカ「……でもお兄様を連れ戻さないと、お兄様がお父様に叱られるのです!」 DM「そして横を通り過ぎる早馬」 モニカ「クラウス、馬に乗っていきましょう。ようやく気付くわけですね」 クラウス「良いのですか? 快適とは言い難いですが」 モニカ「大丈夫です。お兄様のためですから。行きましょう!」 DM「まぁ、モニカは騎乗スキルもあるから、スキル無しの人よりは乗り慣れているしね」 クラウス「馬を借りられる場所はあります?」 御者「後1時間もすれば宿場町に着きますから、そこで借りられますよ」 モニカ「馬車の馬では足が遅いんですよね?」 御者「これに乗っていかれてはこれから夜だってのに馬車が立ち往生ですよ。勘弁してください」 クラウス「……そうだった!」 スポット参加プレイヤー「おぅ、その馬を寄越しな!」 クラウス「……現地徴発って、鬼だ!(笑)」 モニカ「これが貴族の無茶振り……! まぁ、先の町で馬を借りるしかないですね」 DM「君達が宿場に着く頃には陽は完全に落ちています」 クラウス「もう間に合わないと察してはいますけど、連れ帰るという目的だけは果たさないと……(笑) 『かの身勝手を捕まえてやろう』と」 モニカ「『懲らしめねば』と(笑)」 DM「そうねぇ。お兄様は、もっと先の宿場で今頃寝てるから(笑)」 アルブレヒト「そんなに先でしたか」 DM「なにせ6時間は先行しているからね。ぶっ続けで移動しっぱなしでないことを考慮した馬車(ヘヴィ・ホース)でも30キロ以上進めてしまう」 アルブレヒト「追い付くなんて、最初から無理だったんだ!」 町で情報収集せず即座にライト・ウォー・ホース(230ポンドの重さまでは速度低下しない)に乗ってかっ飛ばせば追い着けたよ!(笑)(だが晩餐に間に合うとは言ってない モニカ「クラウスが悪いわけじゃないから……」 クラウス「じゃぁ、馬に乗り換えていきましょう」 ここで借りられるのはライト・ホース。ライト・ウォー・ホースよりも非力なので、荷重150ポンドから速度低下する。 結果として、ヘヴィ・ホースの巡航速度が時速6.3キロに対して、ライト・ホースが時速7.2キロから更に速歩モード(ドンドン疲れてダメージ受ける)で倍の時速14.4キロで追いかけることになる。 宿場の馬屋主人「え、もう夜ですけどこれから行くんですか?」 クラウス「モニカ様、どうしまょう?」 DM「クラウスには〈騎乗〉スキルが無いので、夜の暗闇で馬をまともな速さで進ませるのはまず無理だとわかる。というかモニカだって高いわけじゃないんで厳しいな」 クラウス「うーん」 DM「ヘッドライトも街灯もない世界で、未舗装の道を行くのだ。しかも熊どころじゃないモンスターが徘徊している危険もあるかもしれない。まぁヒグマってデータ的にはオーガより強いんだけどね! オーガは攻撃力の割に打たれ弱いのでヒグマと削り合いをしたら先に死ぬ」 クラウス「モニカ様、夜の馬での旅は危険です」 モニカ「……お兄様は朝は遅いですから、早朝に発てばなんとかなるかもしれませんね」 DM「オタクは普段どんなに寝坊助でも、コミケの朝は早いけどね(笑)」 モニカ「その情熱はモニカには推し量れない域にあるので……」 アルブレヒト「朝一番の馬車に乗れば、それだけ早く本屋に着くのだ……!」 クラウス「では、朝まで休んで夜明けとともに出発します」 モニカ「馬は借りられるんですね」 DM「それは問題ないね。まぁ借賃は些細な額なんで領収書切れば落ちるよ」 モニカ「では経費で」 クラウス「請求書の宛名はアルブレヒトでお願いします」 アルブレヒト「……えっ!?」 翌日 DM「馬で追いかけると、その日の午後には馬車に追い着くね。前の馬車、止まりなさい!」」 クラウス「そこの馬車!」 御者(スポット参加プレイヤー)「ひぇ~な、何でございましょうか?」 クラウス「改めである!」 モニカ「御用だ! 御用だ!(笑)」 御者(スポット参加プレイヤー)「お慈悲を、お慈悲を……!」 DM「ではお兄様、もうすぐ目的の町に着く頃合いに、馬車が騎士に止められたよ」 モニカ「お兄様! 馬車の扉を開けます」 アルブレヒト「おぉモニカにクラウス、こんなところでなにをしているんだ?」 モニカ「お兄様ぁ!」 クラウス「何かお忘れでは?」 アルブレヒト「なんだ、私は町まで本を買いに来ているだけだが……」 モニカ「お兄様、昨夜は大事な用があったんですよ!」 アルブレヒト「……まぁ、昨日の話だし」 モニカ「お兄様!?」 アルブレヒト「しょうがないじゃないか、本が入荷したんだから」 モニカ「お兄様、我慢しろって言われませんでしたか! たった1日ですよ!?」 アルブレヒト「……」 クラウス「言葉に詰まった(笑)」 アルブレヒト「たった1日じゃないんだよ。思い立ったが吉日という言葉があってな」 モニカ「……まぁ博識ですこと」 DM「ヒノワのことわざ(笑)」 放蕩TRPG部のリプレイを読むのが初めての人向けに説明すると、この星は700年以上昔に地球人の移民船団(超光速技術は持たないのでめっちゃ時間をかけたコールドスリープ状態)がやってきておりまして。以下はフローラントwikiより抜粋。 地球人、いわゆる星渡りの民がこの星に辿り着いた直後は科学技術を駆使できたので、その知識を利用しての文明基盤が存在しておりました。 が、精霊力を自在に操る竜とその眷族達にかかれば、魔力による制御がまったく行われていない核融合炉はそこらの焚き火と同じレベルで干渉が可能で、暴発させられまくり。 当然戦艦のエンジンだって魔法対策皆無だし、レーザーライフルなんて火竜には効きゃしない。 こうして科学兵器を備えた地球軍(宇宙各地に散ったうちの一つ)は善戦虚しく駆逐されます。 僅かに生き残った人々は解放者エイファスが伝えた物理魔導の力に頼り、現地の人間達と共同戦線をとっていくことになるのだけど、その際に「科学技術は無力だ。物理魔導で制御しないと危険過ぎる」ということで、科学は封印されます。結果数世代を経る内に急速に忘れ去られ、今では完全にロストテクノロジーとなっているって寸法。 魔導機械は色々あるのに蒸気機関などが存在しないのもその為。敵がボイラーの自爆スイッチ握ってるようなシステム、怖くて無理。 というわけで単純な機械と比べればコストパフォーマンスは悪いが、精霊力による干渉に防御力を有する魔導機関のみが発展したのだ。 で、ヒノワは日輪と書いて、東の方にある日本人の末裔達が暮らす国。 アルブレヒト「なに、大丈夫、町はもうかなり近い。本はすぐ買えるさ」 モニカ「お兄様、帰りますわよ。ぐいっと」 アルブレヒト「え、え、だだって、町はすぐ、そこ、そこ……」 DM「確かに十数時間(移動時間はそこまで長くないけど)ここまで馬車に揺られて来て、夕暮れには町に着くってところだからね」 アルブレヒト「いや、もちろん戻ってもよいのだが。……本をまだ買っていない」 モニカ「御者さんに心付けを渡して戻ってもらいましょう」 アルブレヒト「乗合馬車だから! 戻れないから!」 モニカ「じゃぁ、お兄様を引っ張り出しましょう」 アルブレヒト「待て待て待て、ほんと、ここまで来たんだから」 モニカ「クラウス、貴方からもなにか言ってやってください!」 クラウス「アルブレヒト様の熱意を知っているので、説得は無駄だな、と傍観します」 DM「この執事ポンコツ過ぎる。やっぱりクラウス1人で連れ戻しに来ても駄目だったじゃないか(笑)」 モニカ「お兄様、その本はまた今度でいいでしょう? 帰りましょう!(ぐいぐい」 アルブレヒト「いやいや、今買わないと2週間も待たなくてはならないんだよ。本屋はすぐそこなんだよ。」 DM「もう会食はとっくに終わってるのにね(笑)」 クラウス「今から帰ってもお客人はとっくに帰られている……」 アルブレヒト「ここまで来たんだ、一緒に町まで行こう」 御者(スポット参加プレイヤー)「あのぉ、わしら、そろそろ行ってもいいでしょうか?」 DM「痴話喧嘩とかじゃないから、領主様の一族が相手には、こっちから口は挟めないねー」 クラウス「アルブレヒト様、旦那様への言い訳は考えておいでですか?」 アルブレヒト「いや、別に……。帰って怒られればいいんでしょ?」 モニカ「お兄様、ちゃんと覚悟はされているんですね」 DM「もしかしたらお兄様は、罰則というのはそれを支払えばやっていいってことだ、って考えの人なのかもしれない(笑)」 スポット参加プレイヤー「罰じゃなくて対価なんですね」 アルブレヒト「わかった、わかった、帰ったら叱られてやるから、今は本を買わせてくれ」 クラウス「モニカ様、馬車には他の方も乗っていらっしゃいますし、ここはもう町まで行って目的を叶えさせてしまったほうが……」 DM「モニカは思った。やっぱりついてきてよかった。クラウス1人では絶対押し切られていたに違いない、と」 モニカ「思った。では、大きくため息をついて、わかりました」 クラウス「何度も繰り返される脱出劇に、クラウスは諦めの境地に達していまして。ここでゴネられ続けるより、本を買わせてすぐに引き返したほうが早いと」 DM「でも、本を買わせるとまだ数時間かかるよ。陽も落ちるから結局町で1泊だし」 モニカ「そうですね、引き返すのと町まで行くのではかなりの差ですね」 クラウス「でも、ここで無理やり戻させても、どうにかして抜け出て町へいこうとしますよ、絶対に」 アルブレヒト「そりゃ、その隙があればそうなるのは仕方ない」 クラウス「しっかり見張らねば」 モニカ「それこそ縄で縛って……」 アルブレヒト「さすがにモニカとクラウスの2人から逃げ切れるとはおも……インヴィジ!」 DM「だいぶ行けそうだな!?」 アルブレヒト「クラウスはちょろいし」 モニカ「クラウスっ(笑)」 レーグネン「魔法使いだからいくらでも手段はありますしね、やりかねない」 DM「皆、ちょっとまってくれ……。テーレレーレーテレレー」 トランスフォーマーのアレと共に続く! Don't give up justice, I want to get truth! ●プレイヤーズコメント ・アルブレヒト まさか本を買いに出かけるのがこんなに楽しいものだとは。 放課後に図書室で本を借りたり、本屋や古本屋、時には古本市を巡っていたのを思い出してワクワクしてきました。 皆には追いつかれてしまったけれど、なんとか皆を言いくるめて、アルブレヒトの本懐を遂げさせてやらねば! ・モニカ クラウスはアルブレヒトに若干諦め癖があるようですが、いつもいつも懲りずに脱出するお兄様のお相手となると、諦めたくなるのも分かります。 モニカはお兄様の身を案じているだけです。 ・レーグネン マスターシーフは寓話。 追い付けないうちに無情にも刻限は過ぎ去るのでした。ここまで来たらお兄様にサティスファクションしてもらった方が早い可能性は確かに高そうですが(笑) ・クラウス はやる気持ちと裏腹に快適な馬車の旅。 ごねられた分だけ時間がかかるという経験則ができあがり、あるラインを超えると本購入という目的を遂げさせたほうがよほどスムーズに連れ戻せると悟りを開いたクラウス。 ・ダスティ 「プレイヤーは〇〇すると宣言していなくても、キャラクターは普通に考えれば〇〇するはず」は、自分も経験がある……というか、TRPGをやっていれば、様々な状況で必ず出てくる問題。そこをどう扱うか、というのを最初に話し合えたのは良かったかと。 >大陸のサイズってどれぐらいなんでしょう。 永久の森と虚無地帯にはさまれた国境線(××××)の長さは何キロぐらいなのか この地域の大まかな地図はこんな感じになっております!! ヴィーリオン王国、バーン帝国ともにかなり広大な版図を持っており、魔導文明ブーストも相まって全盛期のローマ帝国よりも強大な国力があります。 最初にこの世界を創ったとき(30年前)はもっと縮尺が大きい、狭い範囲だったんだけど、次第に「中世ヨーロッパ級のしょっぱい国力じゃ、モンスター側勢力と渡り合えん……!!」となり、TRPG部でのプレイに使用され始めた時点でだいぶクソでかくなりました。 永久の森は西の画面外にも広大な範囲に及んでおり、この地図に出てるのはバルジのような出っ張り部分。 というわけで感想お待ちしております! ちょっとでもいいから! 一言でも!! 世界設定への質問とかも嬉々として答えるよ! オリジナル世界のこと聞かれたオタクなんて超チョロいから!!! てかいつも顔出してるチャットでも感想ねだったが見事に誰も一言もくれずにスルーされて地味に凹んでる!! |
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■将来的に死んでくれ #2 直近的には脱いでくれ、みたいなことでもある。 いきなりスーパーマニアックな提案だなブラザー!? 最初からそんなムーヴを繰り出せるとか恐るべきプランナーぶりよ……!!! あと菱川は歯ブラシオナニーしてても何の違和感もないよ。 菱川、資金作りに援交とかしてそうとか思ってごめんとか謝ったことあったけど今はちょっとだけ「やっぱいざとなったらお前……」って感じになってきてる……ね……? ところで眼鏡っ娘が可愛い漫画でもあるわけなんですが、太眉キャラ好きとしてもパワー+5000って感じで嬉しくなる寸法。 となると、この扉絵の困り顔も嬉しい。きっとエロいお願いされて「しょーがないにゃー」って言ってるんだ(病気です これ、「弟の方と純粋に遊びたくて、家に呼んで一緒にレトロゲームしちゃう」って可愛いなぁなんて思いもしたんだけど、性別逆だと一瞬でコミックLO風味が激増するな(えー ……いや、ホモなんだけど妹ちゃんとも仲良し、みたいな構図ならばそうでもないのか。普通に微笑ましいな。 普段鬱陶しそうに相手してるけど、本気で不愉快なことには容赦無く突っ込める姿勢……そこにシビれる! 憧れるぅ!!! やっぱこーいう「決して流されない勇姿」があるからこそ、二人の空回り気味な恋愛模様が愉しめている気がするぜ!!! |
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■欲しいものリストからプレゼント頂きました。 もはや12月も近いからクリスマスプレゼントの先取り感がなくもない。 っておいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!! リストに入ってたみゃーもりと、入れてないなんか凄いのが付録で同梱されてるよぉぉぉぉぉ!? くっ、なんだこの無関係な取り合わせは!!! SIROBAKOに登場してたのはイデオンもどき(うちの相方がデザインしてたぞ!)だったが、ネオジオング!!! 全然関係ないじゃないかぁぁぁぁぁ!!!!! だが贈られた心意気を受け止め、エンジョイ&エクサイティングしてこその俺だろう! ワダツミよ!! つまりこうだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! フェードイーン! フェードイィィィィン!! たっちまっちあふれるサイコなちかぁらぁぁぁぁぁ!!! BB戦士は子供の頃大量に組んだけど、スミ入れなんて初めてしたわ(笑) こんにちはー。スタジオクメンはこちらですかー。 なお、デカ過ぎてねんどろいど棚に収まらない模様(笑) あの度し難い悪魔に対抗するにはこの力を得るしかない!!!! ンナージオング!!!! そして「これで巨人共を一掃してやるさー」と息巻く人。でもそれ気円斬とかじゃないから。 「凛ちゃーん! 新しいテント買ったんだー!!!」 「おいバカなんだよそれ」 「乗り心地抜群やねー」 ドーナツとホットケーキでおやつにしよう!!! ムギのパンツが見えるのがポイントです。 |
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■“真実は見えるか”キャンペーン 第1回 チャプター1 ダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版をベースに「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータ改造しまくり」の独自環境なので、運用や裁定が公式ルールと矛盾した場合も仕様です。厳密なことはあまり深く考えないで読むと幸せ。 チャプター0 アルブレヒト・ヴォルフェンビュッテル ウィザード4 モニカ・ヴォルフェンビュッテル フェイヴァード・ソウル4 レーグネン クレリック4 クラウス ソウルナイフ4 ダスティ ローグ4 DM「では、アルブレヒトお兄様、ドラクエⅢの冒頭みたいに起きてください。テーレーテーレーテッテッテー♪」 アルブレヒト「ん、もう朝か……」 DM「そうすると、召使いが君に手紙を持って来る。アルブレヒト様、さきほどこのようなお手紙が」 アルブレヒト「おっ、もしやこれは……!」 DM「馴染みの本屋からの、君が注文していた本が近日入荷することを伝える手紙だ」 アルブレヒト「おお、ついに!」 DM「ちなみにお兄様がいつも注文している本屋はこの町にはない。待っていればそのうち届くけど」 アルブレヒト「むぅ、すぐは読めないのか……!」 DM「配本予定は2週間後になりますと、そんなことを伝える速達の手紙だったわけだ」 アルブレヒト「2週間なんて、とても我慢できない……。すぐに買いに行かねばっ」 DM「なおアルブレヒトは『今日は大事なお客様が来るから、絶対に出かけてくれるなよ』と上の兄からきつく言いつけられている。絶対にだぞ!」 アルブレヒト「ふんふんふーん♪」 レーグネン「意に介してない」 モニカ「絶対にだぞ!」 クラウス「ホワンホワンホワン~な」 DM「もしかしたら、ホワンホワンホワンすらないかもしれん(笑) そのくらいの勢いかもね」 アルブレヒト「とうとうこの知らせが! この新刊を1年待ったんだ! 今すぐ読みたい!」 DM「レジェンド・オヴ・エイファス第8巻!」 モニカ「続きもの?」 スポット参加プレイヤー「続きものなんだ(笑)」 今回のプレイだけ参加の人が一人混じっています(笑) アルブレヒト「1日でも早く読んで堪能したい、自慢したい! 誰かそんな同好の士はいるのかな?(笑)」 DM「レーグネンはレジェンド・オヴ・エイファス好きかもよ」 レーグネン「……コロコロ(ダイスロール)」 DM「お前は今、なんの判定をしたんだ(笑)」 レーグネン「いやぁ、レジェンド・オヴ・エイファス知ってるのかなと思って」 アルブレヒト「もしかしたら前の巻とかを貸しているかもしれない!」 DM「布教(笑)」 アルブレヒト「あ、でも2人は知り合いだったっけ?」 DM「ヴォルフェンビュッテル家の家臣なんだから顔見知りってレベルじゃない(笑)」 レーグネン「なるほど」 DM「ノリ的にはヒストリエの主人公かな。本屋に何度も何度も通っては『アナバシスの新刊届いた? 届いた?』って聞いては届いてないねーってやり取りしてて(笑)」 こんなんです(笑) アルブレヒト「では早速着替えよう」 DM「旅装に(笑)」 アルブレヒト「『レジェンド・オヴ・エイファス』だっけ」 DM「歴史書というよりは伝記小説だね」 プレイのときは英語のタイトルにしてしまったが、今思えばここはドイツ語だろうにゃー。「リーゲンデ・フォン・エイファス」。舞台であるヴィーリオン王国はドイツ語圏なのだ。 アルブレヒト「明日には着くかな? よし、道中に読む本も持ったし完璧だ」 DM「というわけで……道中用の本!? まぁそうだよねぇ。そういうわけでアルブレヒトは本屋に行くことになるわけで。その本自体は南の方から届くんだ。なので、流通経路に先回りして受け取ろうとしているわけだ、この人は。宅配便の流通センターに行っちゃうような。配達待ちなんてしてられっかー」 ダスティ「……そこまで(笑)」 DM「原本は都会の方の作家さんとかが書いていて、ここはだいぶ離れているからね。えっちらおっちら運ばれてくるんだけど」 アルブレヒト「本屋へ先回りして入荷の馬車を待ち構えよう(笑)」 DM「ところでアルブレヒトは移動用の馬を持っているの? 途中で本読むって言ってたから馬車に乗るのか」 アルブレヒト「移動中に本を読みたいから、馬車だね」 DM「酔いそうだけどね。サスペンションもないからダイレクトに揺れるし」 レーグネン「お兄様の鍛えられた三半規管が」 DM「冒険者たるもの、頑健セーヴに成功すればよい、と。頑健低いウィザードだけど」 ダスティ「道がものすごく整備されていれば……」 DM「されてないよ!」 ダスティ「そりゃそうですね」 アルブレヒト「追加サプリにスカラーズ・タッチっていう、本を一瞬で読めるって呪文があるんだけど……」 スポット参加プレイヤー「じゃぁ、本持っていかなくてもいいんじゃ?」 アルブレヒト「本に手を置くと頭に内容が入ってくるって、読書の楽しみを台無しにする呪文だからねぇ(笑)」 DM「この世界にそんな野暮な呪文は無いよ! ダーク・シュナイダーだって本読むからね。あいつなにげに一度ならず本読んで勉強してるシーンあるからね」 スカラーズ・タッチが掲載されているのは日本語環境最後期のサプリメントで、インフレして強い追加ルールばっか掲載されていた時期なので、サプリメント自体が「原則導入しませんが、ロールプレイ上必要な場合はご相談下さい。許可する場合もあります」扱いなのだ。 アルブレヒト「学術書とかならともかく、小説だとどうなんだろうね」 DM「ドキドキもワクワクも一瞬で通り過ぎるから面白くないと思うよ(笑)」 アルブレヒト「……あ、もう読み終わった。いろいろもったいないな」 DM「内容を知っている、って結果を得るだけで、本を読んでいる体感時間が時間圧縮される効果じゃないだろうからね」 アルブレヒト「それじゃ、やはり本を選んで荷物に詰めて、早速出発だ。乗合馬車組合に行ってビジネスクラスの馬車に乗るぞ」 DM「手慣れたものだね(笑)」 アルブレヒト「誰かに見咎められないよう、インヴィジビリティと、正体がばれないようにディスガイズ・セルフを」 レーグネン「魔法を使ってまで出ていくってことは、ちょっとは悪いと思っているので?」 アルブレヒト「いや、悪いとは思ってない」 DM「効率がいい、と(笑)」 スポット参加プレイヤー「だいじ、だいじ」 アルブレヒト「止められたら元も子もないからね」 モニカ「『しょうがないじゃん!』って(笑)」 アルブレヒト「まぁ、私が客の歓迎に出てしまうと、兄の影が薄くなってしまうからね、丁度いいのだよ」 彼は100億%本気でそう思っています。 DM「それでは……お客さんをお迎えする時間になったので、クラウスはお兄様を迎えに行ってください」 クラウス「アルブレヒト様、時間ですよー(ドンドン)」 DM「シーン……」 クラウス「アルブレヒト様ー……。ドアの前に守衛とかいるんですか?」 DM「いるよ。衛兵というか、この場合は見張り。アルブレヒトの兄が見張らせているんだけど、あの人もう逃げてったから……」 スポット参加プレイヤー「衛兵さんかわいそう……。窓からカーテン結んでとか?」 DM「いや、窓からレヴィテートの呪文とかで降りてるでしょ(笑)」 アルブレヒト「普段はドアの前までは衛兵はいないんだろうけど、『今日は絶対に逃がすな!』と(笑)」 クラウス「じゃ、衛兵に……」 スポット参加プレイヤー「わたし衛兵やります!」 クラウス「アルブレヒト様は外に出られたのか?」 衛兵(スポット参加プレイヤー)「いえ、ここは人っ子一人通っておりません!」 クラウス「ドンドンドンドン! アルブレヒト様! アルブレヒト様!」 DM「ここは警察じゃないよぉ~」(わかる人にだけわかる) クラウス「……まさか! ドアを開けます! ガチャ」 DM「多分呪文でロックが掛かってるよ(笑)」 クラウス「ガチャガチャ……!」 衛兵(スポット参加プレイヤー)「……開かないっ! なんて小賢しい!」 クラウス「ま、まさか……いつものか!」 衛兵(スポット参加プレイヤー)「またやられたー!」 DM「ドアは開かない。まぁ、やりようはいくらでもあるんで頑張って(笑)」 クラウス「では、衛兵と一緒にいつもの逃走経路をおさえに」 衛兵(スポット参加プレイヤー)「わかりました! ……いつものって(笑)」 クラウス「アルブレヒト様が逃げた!」 衛兵(スポット参加プレイヤー)「また、アルブレヒト様が逃げたぞー!! またですー!」 アルブレヒト「あ、机の上に手紙置いてあるから」 スポット参加プレイヤー「そういう気は遣ってくれるんですね」 DM「まだ部屋には入ってないからわからんけどね」 スポット参加プレイヤー「入れない……姑息な(笑)」 衛兵(スポット参加プレイヤー)「2人がかりでドアを破りますか」 クラウス「衛兵には窓の下を見てきてもらうよう言って、自分は隣の部屋の窓からこっちに入れないか試します」 衛兵(スポット参加プレイヤー)「わかりましたー!」 DM「さすがにバルコニーってわけではないので、窓から隣の窓へ跳ぶのは無理だね。壁走りの特技とか使えば?」 クラウス「チュートリアルプレイ後に調整したので、その特技は違うのに変わってて(笑)」 今回はアルブレヒト(傭兵隊のルカの中の人)と、レーグネン(海洋/彷徨のダスの中の人)以外の3人が未経験かそれに近い初心者ということで、チュートリアルとしてダンジョンを一つくぐり抜けて貰っています。 突破するのに3度のプレイ、トータル24時間超えてる気がする死闘を経てのレベル4スタートなのです。 DM「そうかー、じゃぁその時手に入れた、空中に固定出来るロッドとかを足場にすれば……って、お兄様が持っているのか」 宝箱の中身は全部財宝ロールのガチャだったので、普通なら意図的に出すことはないであろうこの「空中に固定することが出来るロッド」を1本持ってるんですよ。ええ、1本。レヴィテートのスクロールが150、フライのスクロールが375、ディメンション・ドアのスクロールが700で買えるんですが、このロッドは1本5000です。そりゃ使い減りはしないけど。 ……たけーよホセ!!! なんだよ1本5000て! 複数手に入れてこうやって使いましょう、じゃねーよ!!!(笑) 空間に固定される効果はそりゃ色々と使い道が思いつきそうだが、それにしたって5000て! +1の武器とプレートアーマーが一組買えてしまう!! というわけで半ばというかほぼ「半額の2500で売れる金の延べ棒」みたいな扱いでキープされているのであった。 クラウス「では……お兄様の部屋は何階ですか?」 DM「何階がいい?」 アルブレヒト「日光避けに地下ってわけにはいかないだろうから……」 クラウス「まさかの地下!(笑)」 DM「この地下は湿気まみれでジメジメしてるからなー」 家屋設備に投資しまくるタイプな貴族の城館だとその限りではない。魔導空調みたいなのはある。 アルブレヒト「本の保存を考えると、湿気よりは日光のほうがまだいいかー」 DM「窓も最小限にね。『ヤメロ、本が傷む!』って」 アルブレヒト「じゃぁ、高いほうがいいかな?」 DM「3階くらいってことにしておこう」(あまり高くなかった)) クラウス「何フィートくらいです?」 スポット参加プレイヤー「……何をしようと?」 クラウス「得意のジャンプで……」 スポット参加プレイヤー「ジャンプ!」 DM「うーん、城だから造りは結構高い。〈跳躍〉では厳しい。〈登攀〉で?」 クラウス「〈登攀〉!」 スポット参加プレイヤー「いいねー」 DM「鈎つきロープとかでシュッと」 スポット参加プレイヤー「ルパンみたいでいいですね」 モニカ「うんうん」 クラウス「うーん……」 衛兵(スポット参加プレイヤー)「クラウス様、いつもの鈎つきロープを用意してきました!」 DM「〈縄使い〉の技能はどう?」 クラウス「あります……ランクは1」 DM「まぁ、最低限だね。身軽に見えて、高いところは案外苦手っぽい(笑)」 スポット参加プレイヤー「ふふ……ギャップ(笑)」 DM「ロープはとりあえず引っ掛かった。判定は……こちらで振るので数値は秘密」 クラウス「まずはぐっと引っ張ってみます。大丈夫そうですか?」 DM「腕力で引っ張る力には耐えられている。実際に登ってみないと、体重を支えきれるかどうかまではわからない」 クラウス「じゃ、登ります」 DM「無事に3階窓まで登れた」 衛兵(スポット参加プレイヤー)「クラウスさまー! いかがですかー?」 クラウス「アルブレヒト様! 窓から部屋に入って……居ない!(笑)」 衛兵(スポット参加プレイヤー)「やっぱりですか!」 クラウス「やっぱり!」 DM「居ない!」 クラウス「じゃ、部屋を目星で」 スポット参加プレイヤー「あははは」 DM「それはクトゥルフRPGだから!(笑)」 ネットで見かけた話題に「部屋に入ったら、KPとしては机の引き出しを調べるとか本棚を調べるとか宣言して貰いたいのに、思考停止で『取り敢えず〈目星〉で』と宣言する雑なプレイが問題だ」みたいなのがあって、その流れのネタ(笑) D&Dでは〈視認〉から然程大きな情報は得られず、1.5平方メートルの平面毎に6秒かけて〈捜索〉しないと「部屋全体を調べる」ディティールは得られないので、総当り的な捜索を常に行うと時間経過が無視出来なくなる。 クラウス「では、机の周囲などを見回して脱出の理由などを探します。どこに行ったのか」 DM「机の上に手紙が広げてあるのが見つかる」 クラウス「本を買いに行った! いつもの! また我慢できなかったんですね、アルブレヒト様は!」 モニカ「7巻のときもね(笑)」 DM「『こうしちゃおれん』と出ていく姿が、君にはありありと思い浮かぶ(笑)」 スポット参加プレイヤー「これまで7回あったんですね」 DM「7回どころじゃないと思うよ(笑)」 アルブレヒト「他のシリーズでも同じことしてるよ(笑)」 クラウス「衛兵にそれを伝えて、馬を確認しに厩舎に向かいます」 DM「それではモニカ。なにやら衛兵やクラウス達が大騒ぎしているよ」 モニカ「クラウスを見かけて『何をしているの?』と聞きます」 クラウス「モニカ様! アルブレヒト様が、いつものです!」 モニカ「まぁ……!」 クラウス「どうやら、数ヶ月前に続き、本を買いに、あれ、いつでしたっけ」 アルブレヒト「んー、3ヶ月、いや……先月だな」 クラウス「先月出た本の続きを買いに……!」 DM「先月出た本の続きが今月て。週刊漫画の単行本よりハイペース(笑)」 アルブレヒト「他の本を買いにいってるってことで」 DM「何かしらの本を買うのに月イチくらいで勝手に抜け出してんだよ(笑)」 クラウス「また本を買いに抜け出したようです」 モニカ「まぁ……いつもの事ですわねぇ」 ダスティ「動じない」 クラウス「動じないですね。では今から自分は追いますので」 DM「『絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、絶対に居ろ』ってお兄様が言われているのをモニカは知っているよ」 モニカ「……そうでしたね。そういえば絶対に居なくてはいけないんですよね」 クラウス「結構ほんわり系ですね」 DM「判断力に不安が(笑)」 モニカ「……判断力は17あります(笑) スポット参加プレイヤー「察し過ぎて悟っちゃっているんです」 DM「動揺してないよね(笑)」 レーグネン「能力値が高過ぎて紙一重に(笑)」 モニカ「では、連れ戻しに行かねばなりませんねぇ!」 クラウス「今から行ってまいります!」 モニカ「ひとりで? これはお父様に知られてはなりませんよね……いつ頃出られたか判りますか?」 DM「まだ温かい……! 遠くへは行っていない! とか?(笑) ……どうなんだろう、そんなついさっきとかじゃないと思うんだよね」 モニカ「朝食には来ていたんですよね? 朝には居たってことになりますか」 DM「普通は一同に会して食べるからね」 アルブレヒト「夜ふかしして本を読んでたりしてて、寝坊の常習犯だったりするかも(笑)」 DM「引きこもりみたいに部屋の前にお盆にのった食事が(笑)」 モニカ「お兄様は大丈夫なはずです!」 DM「じゃ、今朝は食事に出た?」 アルブレヒト「うーん……どうかなぁ」 モニカ「居ました! 居たってことでいいですよね!」 DM「まぁ普通、朝食前の時間に手紙は来ないと思うしね」 モニカ「今って何時なんですか?」 DM「恐ろしいことに……もう午後なんですよね。15時」 モニカ「夜の絶対にいなくってはいけない時間というのは……」 DM「夕食の時間なのですよ。今から2時間、限界まで引っ張っても3時間しかないわけですよ(笑)」 モニカ「この時代って、お昼は食べるんですか?」 DM「普通は朝夕の二食」 モニカ「じゃぁ……連れ戻さないといけませんね」 クラウス「今から馬番に何時頃発ったか聞きに行きます」 DM「まさか、昼食で一同に会さないことがこんな事態を引き起こしてしまうとは……(笑)」 レーグネン「くっ、昼食さえ食べていれば……!」 モニカ「このことがお父様に知られてしまっては、きっとお兄様は……!」 クラウス「あ、着いてくるのですか」 モニカ「もちろん着いていきますわ」 クラウス「間に合いますかね、今から……」 モニカ「間に合わせねばなりません……!」 クラウス「アルブレヒト様が居ない上に、モニカ様まで間に合わなかったとなれば、事は……と、説得します」 モニカ「駄目です! お兄様は私が取戻……連れ戻さねばならないのです!」 スポット参加プレイヤー「モニカ様の言うことしかきっと聞かないんですよきっと(笑)」 モニカ「と、着いていきます。ブラコンなんで」 DM「まぁ、所詮は平民のクラウスだけではアルブレヒトには強く出られなくて、いつも結局連れ戻せていないね(笑)」 レーグネン「確実に連れ戻すためには……」 クラウス「1人でも多いほうが!」 モニカ「お兄様は我儘なんですから!」 クラウス「モニカ様、お願いいたします」 モニカ「内密に、内密に」 DM「朝のうちにいなくなったなんてわからないしね(笑)」 モニカ「場所はわかりますよね?」 クラウス「放り出してあった手紙に書店の名前がありましたから」 モニカ「お昼前に馬車でお兄様がでかけたとか、そういう目撃情報とかわかりますか?」 DM「情報収集の判定なんだよね。そして君達の2人そんな技能持ってないので平目で振るしかない。そして目撃情報は無いまま、町の乗合馬車屋へ到着」 モニカ「まったく、どうして馬車を貸してしまったのです!」 馬屋(スポット参加プレイヤー)「も、申し訳ございません……」 DM「さすがにそれはなぁ(笑)」 クラウス「理不尽な叱責!」 モニカ「そこは、上からの人間なんで……(笑)」 馬屋「そう言われましても……」 クラウス「馬番の肩をそっと叩いて……処す? 処す?(笑)」 モニカ「責任転嫁……(笑)」 アルブレヒト「あ、城内の馬車は兄上の手が回っていた可能性があるので、町の乗り合い馬車に乗っています」 DM「呪文で変装した人を見分けて止めるなんて(単なる馬屋には)不可能だしねぇ」 モニカ「お兄様のお顔をご存知ではないのですか(ぷんすか)」 馬屋「いえ、少なくともアルブレヒト様はご利用されておりません! お顔を存じておりますが、お見かけしておりません!」 モニカ「まったくぅ!って言うしかないですね」 クラウス「モニカ様をなだめて……。モニカ様、早く追わないと!」 DM「『ケッ、我儘お嬢さん好き放題言いやがってよぅ!』とか思われるやつだこれ(笑)」 クラウス「城下での人気がドンドン下がって……(笑)」 DM「まぁ、呪文で姿を変えてることは予測出来るから、馬車を貸したのは責められないことはわかっていていいよ(笑)」 魅力度高いお姫様キャラがこんなどーでもいいことで評判を落とされてはDMとしても困るのだ(笑) モニカ「じゃぁ、行きましょうか」 クラウス「馬車を借りてきました。モニカ様どうぞ」 お気付きになられただろうか? 続く! Don't give up justice, I want to get truth! ●プレイヤーズコメント ・アルブレヒト あの放蕩リプレイが帰ってきた! 私もとても嬉しい。 キャラメイクでダイス目がとてつもなく走った結果の天才キャラ。 どんな目が出てもウィザードという役割は決まっていたものの、まさかこのダイスを余裕で超えていくキャラがいるとは皆すごい。 魅力的なキャラ設定に負けない、楽しいロールができればいいな、とドキドキものです。 ・モニカ はじめまして、ようやくリプレイになる程に膨れた物語のキャラクターとして始める事ができました。未経験に近いプレイヤーですがモニカがんばります。 ・レーグネン あらゆる意味で最高のロケットスタートをキメるお兄様! 初回にして早速のクラウスの苦労させられっぷりに、今までの罪状が思い浮かぶようです(笑) ・クラウス 執事ですが、気分は銭型のとっつぁんが脳裏をちらほら。ばっかもーんやつがアルブレヒト様だ! ・ダスティ チュートリアルを経ているから、初めからヴォルフェンビュッテル家の中でのノリが出来上がっていて楽しげな感じ。特にアルブレヒト”お兄様”! ただ、チュートリアルとは違い、ダスティは最初から仲間ではないため、同じノリでは入っていけない。出番はまだなので、どうしたもんかなぁ、とかちと考えてました。 やる気に繋がるので、皆様の感想をお待ちしております! 一言でも嬉しいですよ!!( ・`ω・´) |
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■D&D2版のドラゴン本を読んでて Google翻訳のリアルタイム画像翻訳が実に「未来に生きてるわー」感があって楽しいものの、翻訳精度はお察しである。 つっても一々辞書引く必要が激減するんで便利なことは間違いない(笑) |
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■ドラえもん0巻 色んな雑誌で掲載された1話のバリエーションが収録されているんだけど、その一つに「そりゃ甘やかされまくりならああもなろう」という納得がいってしまった(笑) というか「こんなにもらっていいのかな」なんて言えちゃうあたり、一般的なのび太よりもマシなのでは感すら。普通なら速攻で買い物に飛び出すイメージである。 |
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■真面目でメガネなおっぱい達 このどストレートなタイトル、そして表紙。 となると、袖口からチラる腋も嬉しい。 ってわけで全員真面目かどうかは疑問の余地があるものの、8作中7作が眼鏡っ娘ヒロイン。 ってあんまりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! 過去形かよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!! これが人間のすることかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!! からのギリギリなプレイが炸裂だーっ!!!!! 完全にビフォアーのほうが可愛いことは動かしようがないが、主人公がライン際目一杯のところで踏み止まる発言……!!! ふぅ……これがなかったら「ざけんなこのタイトル詐欺がぁぁぁ!!!」と荒ぶる魂バーニングソウルするところだったぜ……。 あとオチは可愛かったです。ええ。認める!! |
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■ヴィクトリーガンダム TwitterでVガンダムがいかに凄いモビルスーツであるかを讃えるツイートが幾つか流れてきて。 その中の一つに「町工場でも生産可能なのが凄い」みたいな趣旨のものがあり。 Vガンダムってコストに目を瞑って開発されたハイローミックス(Vガンダムとガンイージ)な次世代量産機で、各パーツ自体は高性能の必然として高価格且つ整備性が低いけど、ユニット丸ごと交換することで整備環境が劣悪でも無理矢理再戦力化が容易(つまり金はめっちゃかかる)なところが凄い。資金力でぶん殴るアメリカンスタイルって認識だったんで、「え、町工場で生産できるの? ちゃんとした工場から運び込まれたユニットを組み立てることが出来るってだけ(これはこれで凄いんだけど)じゃなかったの?」と驚いたわけですよ。 で、Twitter検索してみたら「町工場で生産できるから凄い」旨の発言が幾つも出てきて。 これ「いやそれ間違ってるよ」じゃなくて「え、マジでそうなの?」って意味で、設定知ってる人教えて!! ちなみに「部品を生産する工場が分散してて、各地で製造したものを集めて組み上げる」のは大抵の兵器がそうなので、Vガンダムが特殊なわけではない(そこを褒めてる声もあった)。いや確かにモビルスーツ工場で一貫して製造しているイメージあるけど(笑) |
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11/25 | ||||||||||||||
■邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season3 うーんマンダム(かなり違 以下ファイナルウォーズ好きの冷静さを欠いた主張が弾けてるので、自己責任でお読みください。 何度でも主張するのだが、ワダツミは一番好きなゴジラ映画を問われたらゴジラファイナルウォーズと即答するくらいには大好きなので、「世間では馬鹿にするのが当然だよね」っていう前提で話題を振られることが今まで一度ならずあったけど、愛想笑いの裏で内心メッチャムカついてたからな!! というわけで昭和ゴジラの怪獣プロレス全盛期作品で育った(と言っても全部生まれる前の映画だが)身としては(無論それで育った人間が全部そうだとは言わない)、その集大成的ファイナルウォーズはサティスファクション。一緒に劇場へ行った同級生の友人と共に「最高だったな……」「ああ……ありがとう、ゴジラ」と感無量で帰路に着き、その足でゴジラ対メカゴジラをレンタルして鑑賞会に突入。「歌が長ぇ!!」とまた盛り上がったわけですよ。 平成ゴジラと毛色が違うのは大いに認めよう。そして「そのつもりで観に来た人」にとって「コレジャナイ」ことも認めよう。初代ゴジラと大違いなことも認めよう。それ言ったら他のゴジラ作品も全部違うってくらい超別格のレジェンドであることはおわかりですかとも言いたいが認めよう。 その上で一番本数が多い(1作目を除いた)昭和ゴジラの血統としては見事にそれを体現していることは否定しなくてもいいと思いません!? ていうかゴジラ対ヘドラやゴジラ対メガロは認めててファイナルウォーズは駄目ってどーいうことなの!?(落ち着け 俺が一番好きな対決シリーズはゴジラ対ガイガンだーっ!!!! その意味でもいいぞ邦キチーっ!!! でもメカゴジラも大好きだよーっ!!!!(だから落ち着け ドン・フライ、船木誠勝と役者が強い場合キャラも強い映画。 船木絶対死んだと思ったのに、全員ぶっ倒して生きてんだもんなぁ。怪獣相手に(ゲームの方の)地球防衛軍じみた戦闘力で渡り合うミュータント部隊相手に! 常人なのに! というわけでドン・フライはマジ最高。ゴードン艦長がいなかったら人類終わってたわ。やっぱり常人なのにミュータントを圧倒!! あ、でもバイクアクションと格闘シーンが異様に長いところだけはマジで「いやうん、もっと怪獣の出番増やそうか?」と思ったよ!!! ああ……うん……そうね……。 ほんとね……そうね……。 今この映画観ながら書いてんだけど、本当に通り魔映画過ぎて酷い。文字通りの「誰でも良かった」ぶりである。ヤクザだろうと容赦無く襲いかかるぞ。特に理由なく!! ガチでヤバいんだが、煽ってきた高校生を容赦無くボコボコにするところは痛快(笑) ちなみに今、彼のバーサーカーぶりに惚れ込んでコバンザメ始めた菅田将暉が女子高生にいきなり襲いかかってボコボコにしながらスマホで動画撮影してます。「一度女を思いっきりぶん殴ってみたかったんですよー」と絶望的なまでもクズっぷりで、助けて仮面ライダーW状態。 あ、キャバクラの送迎車襲撃して拉致った。助けて仮面ライダーアクセル!!! ネタにした以上ネタバレには一切躊躇しないことに定評があるような気がしていたこの漫画でも、ここまでが限界なのか(笑) 俺、この映画公開当初に行きつけの店の店員に「ドラクエⅤ大好きなんで楽しみなんですよー」と言われたときの気まずさを思い出したよ。 FGOを楽しませてもらっている身としては、海外で日本作品がどんだけ無茶なアレンジされてても文句を言えないと思ってはいる(笑) まぁうん、これはこれで観たくなっちゃうよね。わかる。 |
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■大量のシュライヒ エルドラドシリーズを頂きました伝説アドベンチャー 大量に届いてビビった。ありがとうございます!! というわけで楽しい楽しいお人形遊びの時間イエッフー!!! 腰にぶら下げてるのはマジカルグレネードなんだろうか(笑) 商品説明では「マジカル兵器」となっていて面白い。 バトリングラムドラゴンに挑む5匹のネズミ勇士達( ・`ω・´) ブレスは吐かないが突進力がヤバいらしいぜ。ちゅーよく剛を制すのだ。 アイススパイダーの巣穴に突入だ! ミニチュアの種類が偏っててキャスターがいないがまぁパラディンくらいはいるだろう!!(えー 今度はフロストモンスターが相手だ5匹のネズミ勇士達!! 俯瞰で見ると巨体感が際立つなぁ(笑) 2パーティー合流してのアイスグリフォン戦!! ここならヤツは機動力を活かせない!!(という妄想人形遊び てかアイスグリフォンの「好物の冷凍イカを手に入れるためならすべてを投げ打つ」って設定が面白過ぎる(笑) ファイアーライオンだーっ!! 熱いぜ~熱くて死ぬぜ~!!! レイアースでも召喚しそうなビジュアルである。 溶岩風呂気持ちいいです。 実際にD&Dで出そうとしたらかなりの高レベルバトルになりそうだ(笑) |
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■サイクル野郎 >提示されている場面だけ見ると、暴言を吐いている女性に対して、諫めるような感じの発言に見えますけどねぇ。 >実際のその女性が生意気とかじゃなく、暴言を吐くようなよろしくない性格に見えますし。 最初の会話からしていきなり喧嘩売ってるんで、そりゃまぁ友好的な態度なんて取れないよねーっていう話ですな!! このあとも主人公が間違った知識ではしゃいだり、施設の中で飛んだり跳ねたりで遊んでる様子を見て、ドンドンと印象が悪くなっていくという(笑) それをちゃんと嗜める玉本さんで、シッカリ主人公否定されるのがこの作品のバランス感覚。 |
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■“真実は見えるか”キャンペーン 第1回 チャプター0 何度も復活をほのめかせてはフェードアウトしていく放蕩TRPG部ですが、今回はマジだ!! マジなんだ!!! 続きが再開するわけではないのは申し訳ないのだが、続投しているプレイヤーはちゃんといるので!!! あと臆面もなく「作業メッチャ大変なんで、リアクション欲しいです!!」と主張することを躊躇しない! よろしく勇気!!! というわけで今回はチャプター0として、各PCのハンドアウトからキャラ設定部分を先行公開。 だいたい数行程度のキャラ設定をワダツミに投げると、色々世界設定に落とし込んでこの文量になって「こんなキャラでどう?」と返ってきます(笑)
フローラント大陸ヴィーリオン王国北西国境地帯簡略図 解放歴730年度版 Don't give up justice, I want to get truth! 次回更新から連載開始!! |
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11/22 | ||||||||||||||
■本田鹿の子の本棚 続刊未定篇 なんか今回はやけにエロシーンが多いな!? もはや説明なしに貼られてもまったく意味がわからないが尻がパチパチするほど叩く元気玉!! スパンキング!!! アーッ!!! 炸裂する投影魔術(笑) 今までも「そーいう漫画」ではあったんだが、一際スゲーことに。 言っちゃったよ!! 技の名前言及しないようにしてたのに!! 結局言っちゃったよ!!! 投影魔術!!! そしてテーマが実に興味深い!!! シュタゲはまゆしぃ選んであげてよぉ!!! てかこれ、ガチで統計取ると勝率どんなもんになるんだろうね。自分が印象だけで話しちゃってたりしないか心配になってきた。 おもむろに眼鏡をかける展開に「ウホッ……いい導入……」となったりもしたが、取り敢えず羨ましくてイラッともきた(えー 俺もこんなクソくだらねーイチャイチャタイムしたいよまったくもぅさぁ!!!! とかモキモキしてたらクソ重い展開になった。 一方でこの反撃の耳なし芳一は熱くて痛快だった(笑) アンデッド軍団に対してバードとクレリックの逆襲が始まったぜ……!!! あと世のすべてのメシマズヒロインの皆様にこの漫画を読んでもらいたいと思いました。 味見、大事!!!! |
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■サイクル野郎 この漫画の好きなところとして、「人間関係が生々しい」ってのがありまして。 基本的に皆「特に優しくない」のだ。子供が日本一周していることに「凄い!」「偉い!」と褒めてくれる人もいれば、それと同じくらい「遊び回ってんじゃねーよ穀潰し」と罵ってくる人もいるし、「気に入った! 泊まっていけ!」と招待されても、十中八九家族には嫌がられるという(笑) 初対面はもちろんだし、昔は歓迎されても事情が変われば迷惑千万っていう、「人の気持ちはケースバイケース」ぶりがこれでもかと展開される。「招かれて家に行ったら、家族は超迷惑そう」なんて、普通は一度やったらもうやらねーだろうなっていう「辛いやりとり」が長い旅の間に幾度となく繰り返される。無論、家族を上げて歓待してくれる一家の話もあるし、頭ごなしに延々と説教され続ける話もある。実にいい。 女性キャラのスポット参戦も度々あり、割と毎回フラグを勃てるのだが。 地元には今も主人公のことが好きな女の子がずっと待ってると思うと全く応援する気にはなれない。 ……そんな気持ちで見てても、一際「うわっ、辛ぇ……」となったのがこれ。 病気でぶっ倒れてた女の子を助けてあげまして。 案の定惚れられてしまうわけですよ。 仕方ないですね。体調悪そうな自分を心配して色々気にかけてくれたのに、散々冷たい態度をとって遠ざけていたのがですね。命を助けられて、恩着せがましいこともなんも言わずに旅立たれてしまったわけですからな。 まぁ主人公は「学がある女なんて生意気でムカつく」っていう「実に昭和なクソ野郎」なんだけど、そこは別に知らない一面だしね!! ちなみに張り合って嘘吐いてるだけで主人公は高校受験全部落ちたんで日本一周を始めた中卒である。 なお、隣ののたり松太郎みたいな人はこの漫画屈指の聖人です。「漫画的に美化し過ぎない」ことに(俺の中で)定評のあるこの漫画の登場人物は基本的に「友達に欲しくない」ってタイプが殆どを占める中で、無条件で「いい人」という稀有な存在。まぁ優し過ぎるから、暴言を繰り返す主人公を「やめなよー」と軽く嗜めるだけで「怒鳴りつける」とかは出来ないんだけど。 なんせ主人公の相棒(すぐに喧嘩して別行動してはまた一緒に、を延々と繰り返す)が「この漫画で一番性格の悪いキャラ」と言っても過言ではない。いやもちろん単発の犯罪者キャラは多々いるんでそれと比べたらマシっちゃマシなんだが(笑) 主人公含めてレギュラーキャラ三人(一人は以前言及した大男)は「誰か一人が不在になれば、残りの二人が陰口を叩く」がド鉄板のお約束シーンで、隙あらば貶めて自分を良く見せようとするムーヴを取るものの、それでも主人公は比較的マシで、このタヌキが最も酷い。虚栄心と利己心だけで生きてるので、「極々々々稀にいいこと」をしても特に成長せずに30巻以上の長丁場を駆け抜ける剛の者。2年近く自転車旅行してても自分の自転車のホイールサイズ知らないし、ギアを適切にシフトする知識も皆無っつー恐るべき学習能力のなさ。先々のバイトでも常に「役立たず過ぎて損害ばかり出るから、出てってくれて助かった」と言われ続ける逸材。 繰り返すが、コイツと比べれば主人公はかなりマシなのだ!!! 落とし穴目線だけど!!! で、話を戻すと。 主人公は途中で人助けをした結果、目に怪我を負って(こーいうことは躊躇なくやれる男)失明の危機に陥るのだ。 医者は「安静にしないと駄目だぞ。絶対だぞ。マジだぞ。旅なんてとんでもない。目を使うな。失明するぞ」と言ってるんだけど、「医者は何でも大袈裟に言いやがるからな」と軽視して飛び出し、案の定ヤバいことになるわけですが。この辺昭和なので「怪我なんて気合で治る」と無茶し続けます。 で、目が見えなくなる瞬間が度々起こる状態で、件の女の子と再会するわけなんですが。 ここでこの仕打ち! スゲェよ! だが、それがいい!!! 人が冷たい仕打ちしてくる経験豊富な主人公にしても流石にこれは辛かろう!!! まぁこのあと後悔して引き返し、意識朦朧のまま自転車こいでガードレールから転落した主人公を助けてくれるんだけどね!! |
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11/17 | ||||||||||||||
■将来的に死んでくれ #1 ところで百合とレズの明確な定義違いを未だに把握してねーなと思ってググっても「ワタシはこう考えてます」以上のことがわからなかった……。いや、昔は「レズ=百合」だったのはわかるんだが、今ってどうなんだ……みたいな。 開幕火の玉ストレート!!! いきなりド直球な性交渉を求める交渉が繰り広げられたのは想定外だったが嫌いじゃないぜ……!! 微妙な駆け引きをする作品が当たり前の中で……!! これはこれでいい!! ギガショックエクスプロージョン!!! あとオレ、本当に申し訳ないんだけどこの「身体を許したりしないから」って発言を読む前は、金の調達手段を……その……ふふ…………1回10万払うだけでいいならともかく、継続的な事言ってるんだとしたら……とか考えちゃうと……へへへ……。 処女じゃないことに穢れ思想があるんじゃなくて、単純に「羨ましくて嫉妬!!!」って気持ちはわかる(笑) 子供の頃、初めての「オタク的に大好きだったヒロイン」が版権絵で朝チュンしている絵を見てショック過ぎてのたうち回ったが、それも完全に「羨ましいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!! だから男がムカつくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」だったしな!! 友人「おい、アニメディアの付録見たか?」 オレ「どうしたの」 友人「アニスがどう見てもエロいことした後の絵なポスターが付録だぞ」 オレ「はああああああああああああああああ!?」 この当時のアニメヒロインでもトップクラスの人気キャラ(未成年)の版権絵(+最大手アニメ誌)でこれをやるのスゲーな。 ガキだったんで世間のオタクの反応とかは全然知らないけど、大きなお友達からはどう受け止められてたんだこれ(笑) 何年か前にキャラデザである菊池道隆(麻宮騎亜)先生と飲み会した時の会話。 オレ「あの時は本当にショックで……(笑)」 先生「自分がアイディア出すわけじゃないからなぁ(笑)」 オレ「それはもちろんわかっているんですが!!!(笑)」 交渉力!!!!!! 釣りの条件を提示した後、それを緩和することで利があるように思わせる交渉術……!!!!(笑) これはきっと大洪水ですよ!! ノアもびっくりの!!! 具体的になにが大洪水なのかはともかく!!!! 触られるのは嫌だが触るのは平気だそうですよ!! 触られた方はもうそりゃ大変なことでウハウハザブーンでしょうけど!!!! 昨日ボードーゲームしながらゆるキャン流してる時に、しまりんがナデシコの姉ちゃん(外見はライダーだが名前は桜)を見て美人だと評するシーンを見て、初見の友人が「ああ、この人は本当に美人なんだね」と言ったときも思ったわけだが。 、この「キャラクターが作中で評価しないと、そのキャラの外見可愛いのかどうかわからない」のは不便で困るよな!(笑) もう法律で、キャラクター登場時にAPP(外見レベル)を表示するよう義務付けて欲しい。 話を聞かない押しかけ女房系キャラってあんま好きじゃないんだが、この漫画は面白く読めたな(笑) 迫られてる側が基本的に自分が強くてハッキリ物言うタイプで、不本意に流され難いのと、迫る側が押しは強いが打たれ弱い面もあるのが可愛げに感じる気がしてならない。あとまぁ理不尽暴力がない。大事。 |
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■プレゼントありがとうございます( ・`ω・´) ・ねんどろいど SSSS.GRIDMAN 新条アカネ いただきましたー! イエッフー!! 眼鏡モードの時は素足なのだが、俺はタイツが好きなのでこうなる!!! そして写真撮るなら怪獣も並べないとね!!!! せっかくだからアントラーサーの姫になってもらいもした。 これだけのアントラーが護衛しえたらスペシウム光線弾き返しまくりだぜ( ・`ω・´) さらにアントラー棚のセンターに鎮座ましまして頂きもした( ・`ω・´) うーん、実に素敵な眺めではないかねアカネ君!!! |
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■ボードゲーム部 ・どうぶつの戦場 プレゼントしてもらったゲームをプレイ!!! ミニチュアは付属しません!!(当たり前だ ポストアポカリプスの世界で繰り広げられる、動物たちのチームによる抗争を扱ったゲーム。 チームごとに若干の能力差があるけど、総合力的には同等な感じの手札を駆使して、場にあるカードを勝ち取るゲーム。 ゲームシステム的には「手札のお金で市場のカードを競り落とす」ってやつだね。3戦で1マッチで、その間は手札補充が出来ない。それを2マッチ行う。 各バトルは「1枚ずつ戦力を場に出すが、勝負を諦めて早く降りたチームから先に、場にある戦力強化カードを手に入れる」ことが出来て、最後に勝ち残ったチームは勝ち点の高い「土地」を手に入れることが出来るって寸法。戦力アップを狙うか、勝ち点を狙うかで判断を求められる。最後に2人残って負けると、場にアイテムもなければ勝ち点も手に入らないという最悪の結果に(笑) 一度でも出した戦力カードはもうマッチ終了まで戻ってこない(戻す能力やアイテムはあるが)ので、中途半端に戦力投入して得るものが少ないとマジでヤバい。 ボトルキャップでキャプテン・アメリカなのが吹いた(笑) キャップ大好きだから利害を捨てて取りに行ってしまったぜ。 で、「降りたチームから先にカードを手に入れる」と言ったわけだけど、戦力強化カードにもそれぞれ左下に勝ち点が設定されていて、強力なカードほどこれが低い。超強いやつは-1とかもある。場の写真では「犬」が最高戦力かつ耐性持ちかつ勝ち点-1という最強カードである。そして早く降りるほど「勝ち点の低いカード」から順に手に入れることになる。自由に選べるわけではない。 なので「あのアイテムが欲しいけど、それより勝ち点が低いこっちのカードは要らない……誰か降りるまで待ちたい……」って状況は往々に発生し、貴重な手札を小出しにしながら誰かが降りて不要カードを引き受けてくれるまでジリジリと待つ、なんてこともある。 基本的に勝ち点低いカードは強いんだが、手持ちの戦力や状況と噛み合わない能力だったりすると「割りに合わない」ことがあったりもする。 ・バベル 高さが5段階ある壁を上手いこと2枚ずつ組み合わせて塔を建設するゲーム。 各プレイヤーは手札3枚の中で、数字が同じなら段差がなくて、近ければ段差が少ない壁を「親1枚、子1枚」で組み合わせることになるのだが。子側は数字を直接口にしちゃいけない縛りの中でカードを伏せて出すので、親はプレゼンを頼りに誰と組むか選ぶことに。そしてプレイヤーの中には1~2人(ランダム)の裏切り者が存在するのがミソ。「これ絶対オススメっすよ!」と言ってるの信じて選んだら罠でした、とかあるよー。 そして別に同じ数字同士だったとしても油断はできない。 ワダツミが裏切り者かつ親だった時に、子のカードは同数を選んでしまったのだが。 写真のように際どい積み方をすればやはり大迷惑なのだ(笑) ・Betrayal at Baldur's Gate D&Dのボードゲーム。ランダムでタイルめくってイベント遭遇し、お宝ゲットしつつキャラを育てて、中盤ランダムで発生するクエスト(ランダムで何かしら発生する。めっちゃ種類多い)を一つクリアしたら終わりのゲーム。 クエスト発生時点で「裏切り者」が一人選ばれて、残りのプレイヤーと戦うことになるのが基本パターンなのだが、逆に「一人を残して全員が裏切り者」とか「誰も裏切らない」なんてパターンも存在する。 ゲームシステム自体は遊んでて楽しいこのゲーム、一つ難点が存在する。「プレイヤーが何人だろうと、人数に応じた難易度調整が無い」ので、プレイヤーが多いほど「孤立してプレイすることになった側がボロ負けする」のだ。 これまでプレイした経験上、少数側が勝てたのは「ランダムなダンジョンタイル配置の幸運で、メッチャ有利だった」とか「プレイヤー側のダイス運が異様に悪く、殆ど数の利を活かせてなかった」の2パターンのみである。プレイングで接戦を制した感皆無!! なので今までは4人プレイ、5人プレイだったけど、次は3人プレイしてみる(笑) |
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■サイクル野郎 先日ネタにした困った男、惚れっぽくてよく振られるのだが。 決して作中キャラからは読んでるこっちと違う評価をされているわけじゃない、というのが面白いところ(笑) もはやどの辺が「いい人」なのかと言われれば「女の子の気を惹こうと全力で空回りする」ことに悪意がないことはわかってもらえてる、ということなのだろう。男に対してはもっと身勝手で酷い行動しまくるし。 この女の子の家の仕事をバイトで手伝ってるんだが、とにかくバカ&学習能力皆無なので仕事の足を引っ張ることしかしないもんだから「気が利かなくてへまばかり」も的確な評価であった。 このあたりは、どう見てもクソな行動してるのになぜか作中では突っ込まれないタイプの作品よりも好み。 別のエピソードでは奇行が過ぎて精神病院に強制収容され、主人公が助けに入るという危険なシーンも。フォローの言葉が凄い(笑) |
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