8/27 | ||||
■ゴブリンスレイヤー #7 ゴブリンスレイヤーはオッパイ(が大きい娘を性的に)スレイヤーでもある( ・`ω・´) TRPGネタ解説ですが、ゴブリンスレイヤーTRPGのことではありません。D&Dと関連付けて勝手に語るだけです。そしてワダツミが何の説明もなく「D&D」って書いた場合、3.5版かそれ以前のことです。たまに4版や5版の話もしますが、そのときは注釈します。多分、気がつけば。他のTRPGの場合は、流石にそのことを書くはずです。きっと。恐らく。 あと「D&Dでこうだからゴブリンスレイヤーの描写はおかしい」という意図は一切無いので誤解して怒り出さないようにね!! 明らかに朝チュン。 D&Dは武器防具に硬度や耐久度といったデータは存在するものの、「武器破壊攻撃を受けた」や「酸や高熱などを身にまとっている敵を攻撃した」や「範囲攻撃に対してセーヴィング・スローでファンブルした」といった特殊な条件時に置いて損耗の可能性が出てくるものの、普通に戦闘している分にはノーダメージで、メンテナンスの必要も無い。 ……のだが、TRPG部では「自分が使う武具関係の製作技能を全く取得してない場合は、日々のメンテナンスすら出来ないと判断するからねー」となるのであった。大抵のクラスは「製作技能」が得意技能に入ってるんで嗜む程度は簡単に取れるのだが、「特に戦闘や冒険に役に立たない」ので、ワダツミのように細かいことを言い出すマスター相手でもない限り軽視されるファクターでもある。 ちなみに「製作技能」はこれ一つで何でも造れるワイルドカードではなく、特定ジャンルを絞る必要があり、サンプルデータでもガッツリ細分化されている。 一口に「アクセサリーの職人やりたい!」と申しても、金細工、銀細工、銅細工、宝飾細工、宝石細工等々(他にも真鍮細工や白蝋細工や角細工等色々載ってる)を色々と網羅しないといけなくて大変である。日本の漫画家は1人で全部こなすが、アメコミは分業制なので取る技能が少なくて済むのか……みたいなことを考えたりもした! なんにせよ細分化が半端じゃないので、ルールで明言されているわけではないのだが、TRPG部としては「狭く絞れば絞るほど、同じ達成値でも質の高い仕事ができる」ものとしている。画像のサンプルでも「車大工」と「棺職人」が同じ「木工」になってたりで、結構曖昧だからな! どっちも木工の基礎は学んでるだろうけど、車大工に棺桶は造れても、棺桶職人に(ちゃんとした)車は造れなそうである。 D&Dのサードパーティ製サプリメントにもビキニアーマーに特化した本が存在するのだが、通常の鎧と同等のアーマークラスと、遥かに軽量で身軽さを活かせるという意味のわからない強さなものの、そのアーマークラスは肉体美の幻惑で得ているものなので、「裸に興味がない相手には通じない」「視力を持たない相手にも当然通じない」という、一般的なモンスターには基本通じない上に、デミヒューマン相手でも適用範囲は限られるという極めてピーキーなシロモノである(笑) 金貨10枚で新米冒険者数人を雇うことが出来ることを考えると、ナイフで金貨4枚は高いんだか安いんだか……とか考え出したところで、「ゴブリンスレイヤーTRPGのデータ見れば一発なんだろうな」と思い至って、考えることを辞めた(笑) ちなみにリアル中世の場合、ちゃんとした武器はかなり高いです。新米冒険者が剣一本買えずに困るのも納得なレベルで。ドラクエ1で頑張ってお金貯めて銅の剣を買い、鋼の剣は更にお高いってのは、案外そんな感じなのです。 ゴブスレ関係の拍手コメントにお返事( ・`ω・´) >そんな経済的余裕がない>冒険者に高い金出して雇えるのなら余裕があるのでは? 熟練した冒険者を高い金出して雇えないので、新米を送り込んで全滅してるんだと思うわけですよー。 作中でもこんな感じでしたし。 一般的な村の経済事情としてはこれが普通で、ゴブリンスレイヤー世界に限らず一般的なTRPGでも「十分な金を払えない村人の願いを無碍に出来ない、善良なPCパーティーが(他の冒険者がやらないので)苦労を買って出る」って流れはお約束な感じですし。 「金はあるんだ!! 腕の良い冒険者を連れてきてくれ!!」っていう「普通の町村」ってシチュは例外的なんじゃないかなー。 あと「冒険者を雇う金はあるじゃないか」っていうのは(作中描写的には無いんだけど、有ると仮定したら)、「トラブルが起きたら外注して対処する」のと「平時から常にコストを支払い続けて自力対処能力を維持する」のは同じことじゃなくて、後者の方が金持ってないと出来ないことなんですよー。冒険者と同等の戦闘力の自衛戦力を常備することになるわけですから、「必要な時だけ雇う」よりもトータルコストは跳ね上がります。 >さらに村から飛び出したその辺の若者が剣という高価な武装していたりするわけですから >村で武装がないということはないと思います。 新米の経済状況に関しては、ゴブリンスレイヤーがTRPG世界のメタネタで構成されていることを踏まえるなら、「これがこの世界の一般庶民の平均的な経済力です」じゃなくて「冒険者になろうって思えるくらいには、余裕のある庶民」ってことなんじゃないかと思っております(描写されてない設定は知らないんで、間違ってたらすまぬ)。 一般的な中世の庶民は、日々の生活をこなすだけで精一杯なもんなので。村中から現金を集めて金貨10枚なんてことを考えても、「小綺麗で装備も(新米なりに)整ってる」のは、やはり恵まれた環境で育ったゆえの選択肢を与えられているのだと思うのです。それでも金持ちではないので、一度躓くとキャッシュフローが消し飛んで困窮する悪循環に陥るわけですが。 >そもそも本格的な武装とはどういうものでしょうか? >狩猟につかう弓や、作業に使う鉈や斧やハンマー、それどころか棒や棍だって自衛レベルなら本格的な武装だと思うのですが? 個人的には「武器として使うことも出来る」のと「本格的な武装」は大きな隔たりがあると思っているのですが、それは置いといて。 より明確に差が出るのは、金がかかるけど効果も絶大な防具をちゃんと用意できるかどうか、ですね。なにもプレートアーマーやチェインメイルなんてクソ高価な鎧じゃなくて、もっと安価(それでも高い)なリングアーマーやスケイルアーマー着てるだけでも大違いです。 庶民が「普段着+粗末な槍」程度の武装で自衛しているのと比べたら、雲泥の差になってしまう。 |
||||
■バルダーズゲート2エンハンスドエディション TRPG部の冒険者達を恐怖のズンドコ節を踊らせまくったことに定評のあるガウス先生の群れ。 このゲームに於いても様々なビームを連射してくる難敵なので、このあと次々と混乱や麻痺をしてかなり苦戦することに(笑) この遭遇以外にも立て続けに群れを相手にすることになったので、結局画面外の遠距離から範囲攻撃呪文で焼き払うことにした(えー ビホールダー。 あれ、昔はビホルダー表記だった記憶なんだけどっていうかビホールダー表記なんて初めて見たわ(笑) こちらのレベルも上がってきたので、単体で遭遇する分にはヘイスト掛けて一瞬で間合いを詰めて袋叩きにすると瞬殺できてしまう。防御は脆いのだ。……まぁそれでも運が悪けりゃ一瞬の反撃で放たれた即死ビームで被害出るけど!! 絶対にノゥ!!という確固たる意志を感じる4に笑った(笑) ヴィコニアがまた殺されかけていたので助けた(笑) 最終的には各地の有力者と友誼を結べたドリッズトも、最初は大変だったしな……!! 他人になり済ませる能力を持ってるってのは事前の調べでわかってんだよぉ!! コイツは実に怪しい殺人教唆だぜぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! どっちを殺すか、今決まったぜぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! ……ホント身も蓋もねーな、ディテクトイービル(笑) エロゲーだったら回想シーンが入るところだわ!! 任せろ。迷うことなく1を選択するぜ!!! 2だ! ノータイムで2だ!!! 喰らえバスターライフル!!! このあと島を牛耳る強制売春組織も壊滅させた。 |
||||
8/27 | ||||
■乙女怪獣キャラメリゼ #3 内気でネガティヴなヒロインが、感情が昂ぶると怪獣に変身してしまう恋愛マンガである( ・`ω・´) そしてそんな彼女に、事情を知らないスーパーサンシャイン系イケメンがグイグイくる。 隙あらば天然ジゴロ火の玉ストレートなラヴワードを投げ込んで来て、ヒロイン即昇天。 南くんの恋人(身長数十メートル)。 そう、この3巻時点でもう付き合っている……!! 「もう付き合っちゃえよ!!」って段階は超えている!!! 安心してください、別にこの拒絶でこじれたりしませんよ!!!! そして今回から登場の新キャラなスーパーフレンドリー系ギャル。 もしこれでヒロインが眼鏡っ娘だったら最強に恐ろしい展開ってやつだな!!! それはさておき、この「素材良いのに」ってのは作品的に重要で、「作画の都合上」や「フィクションだから」とかじゃなくて、本当に作中の感覚でも可愛い女の子なんだねぇって明言されるは、結構安心感があったりする。「つまりどーいうことだってばよ!?」と全然伝わってこない作品珍しくないからなー。自称:地味で平凡な女の子(作画上かなり可愛い)とかな!! っておぃぃぃぃぃぃぃ!? サティスファクションゴリラゴリラゴリラ!? ヒロインが怪獣に変身する能力持ちに対して、こっちはゴリラに変身!? 宇宙猿人ゴリなのだ!? 助けてスペクトルマン!? ……そんな風に考えていた時期が私にもありました。 よもやムーンプリズムパワーメイクアップだったなんて……!! 話自体は素晴らしいものがあったのでなんら問題はないのだが、この変わりっぷりはただただ驚いたわ(笑) 作者的にもヒロインという前例から来る先入観を利用したミスリードだったんだろうか……と思ったのだが、そうだとしたらヒロインが一切そーやって誤解するシーンはなかったんで、その意図は無いのかなー。 |
||||
■機動戦士ガンダム0083 REBELLION #13 OVAの話数と同じ13巻ということで、今回で終わるもんだと思ってたらあともう1冊か!!(問題無い 最終的に生き残るかどうかはともかく、取り敢えずは現状生きてるケリィさんと、流石にこっから死ぬことは無いだろうルセットさんという前例があるからして、シーマ様も生き残ってくれていいんですよ!? うぉぉぉ、一見ジムⅢの肩部ミサイルポッドと思いきや、スタークジェガンの対艦ミサイルポッドだ!!! 本来は対艦攻撃部隊として用意されたんだろうけど、大推力と実弾兵器という組み合わせは、Iフィールド持ちのノイエ・ジールを相手取るにマッチした組み合わせだな!!! 似ているようで結構違う、ジムⅢとスタークジェガンのミサイルポッド( ・`ω・´) 緊急時ゆえの「こまけぇことはいいんだよ!」の精神でジオンの軍人を戦力に組み込む、という危うい爆弾を抱えたままだったのが、遂にハジけてしまった。 アニメ版のコウもついカッとなってビームライフルを連射しちゃったけど、そもそもなにかを直接狙ったわけじゃなくて、気分的には頭上に向けて撃ちまくっただけって感じだったのと大違いだーっ!! でも小説版じゃ射程外を承知の上でバスクにぶっ放してたんで、漫画版はそのネタを拾ったんだろうにゃー。 ソーラーシステムのコントロール艦をぶち抜くための切り札がヨルムンガンドという、IGLOO好きへのファンサービスは今回も熱いぜ( ・`ω・´) |
||||
■バルダーズゲート2エンハンスドエディション 危ないからしまっとけっつー当然の要求である。剣みたいに鞘に仕舞える武器はともかく、ポールウェポンとかは剥き身で持ち歩いている作品が……というか、ライトファンタジー作品全般に言えることなんだけど、作画の都合もあろうが、鎧も含めてフル装備で「酒場で飲み食いして寛いでいる」のって多いよねー。 貴族の可愛いお嬢様に助けを求められたのでホイホイ助けにやってきた俺たち。 だがいざ囚われの家来たちを救出すると、お嬢様の評判が芳しくない(笑) 3を選んで問い詰めると、どーもいわゆる「世間知らずのお嬢様が(平民から見たら)独りよがりの善意で周りを振り回しがち」みたいな扱いらしい。 だが城が占領されても放り出さずにお前たちを助けようという気持ちは本物だったんだぜ……!!! だが叔母さんがテンプレクソ貴族ぅぅぅぅぅぅ!!! 思わず4を選びたくなったが、グッと堪えて2を選ぶ俺である。 クソ貴族ぅぅぅぅぅぅ!!! まぁでも普通の貴族なんてこんなもんだよね。 クソ貴族ぅぅぅぅぅぅ!!! 3を選びたい欲求がスパーク! 衝動がエクスプロージョン仕掛けるぅ!!! なお、もちろんイービルプレイならばマジで3選んでもちゃんと話は進行する。 って城の地下にモビルスーツが!! もとい鉄人兵団が!! いやさゴーレム部隊のハンガーが!!! トロールに攻め込まれて落城したって話だが、なぜこれを使わなかった(笑) こいつらのパゥワーをもってすれば余裕で蹴散らせただろうに!! トロール以外にもなんか地下から侵入してきてるじゃんよー! でもこれもゴーレムなら混乱攻撃通じないから倒せそうだよ!! アイアンゴーレムなら魔法の武器以外通じないしな!! というわけで大好きなモンスターであるアンバーハルクさんですが、こんなそれゆえにその恐ろしさを熟知しているワダツミは、こんな大量の彼らを相手にする恐怖に戦慄した。 ゆえにクラウドキルをぶっ放した後に扉を閉めることにした(笑) これがTRPGだったら地面を掘って幾らでも逃げられてしまうんだが、流石にこのゲームはそこまで手広く挙動を網羅してないので、バルサン攻撃に為すすべがない模様。 ちなみにお嬢様はこんなお顔。洋ゲーの濃い顔が並びまくる中でかなり可愛い。 そして政略結婚をぶち壊す大胆過ぎる提案に笑った。ショートカットがアグレッシヴ極まりない(笑) 貧民向けの安宿の中に隠し扉を発見してしまったので「ヒャッハー、お宝の予感!!」と飛び込んだらとんでもない想定外が待ち受けていた。 そーいやオリジナル版プレイしてた時も同じことしてぶっ殺されたわ!!! セーブはしてあるし、と試しに襲いかかってみたが案の定全くこれっぽっちも一切手も足も出ずにボコられた。 タイムストップからのメテオ!! そして時は動き出す!! 別のシナリオ。 悪辣な罠にハメられ、罠を承知で敵の待ち受ける遺跡に突入している我々に、恐ろしい名前のコボルトが立ち塞がる!! やめろー! 自爆に巻き込んで私に酷いことする気でしょう!? ミュータントスィーサイダーみたいに!! 飛び道具で応戦したら、クリティカルヒットで大爆発(笑) こっちが唱えるファイアボールよりもデカいダメージが炸裂で怖過ぎる。 ビビビビビビビビビホルダーだぁぁぁぁぁ!? ってビジュアルで焦ったけど、名前を見たら下位種のディレクターであった。見た目違うモンスターなのにグラフィック使い回してるもんだから実に紛らわしい(笑) 実際には右画像のように目玉の数が少なくて、触手が生えている。 そして黒幕登場ってレッドドラゴォォォォォォォォン!!! なにせ前回クリアしたのが約20年前。「あ、そういやそうだったー!」とはなっても、先の展開を見通すほど覚えていない。新鮮に驚けて気持ちいいぜ!!!(笑) 当然リッチよりも強いんで全く歯が立たないのであった(取り敢えず襲いかかってみた ブレスのダメージで即死だったよ!!! ちなみに後々無茶なクエストを命じられて戦うことになる(笑) 本当に終盤じゃないと無理だけどな!! 安宿の隠し扉の向こうにリッチがいたと思ったら、こっちもボロ家の地下にリッチがぁぁぁ!! 幸いこっちは前提条件を満たしてないと出現すらしないので安心だ。なにせ作中最強クラスの一角。呪文抵抗やセーヴィング・スローの余地なく確定で即死……いや即死ならまだしも、バシルーラ的に「地底深く強制転移させて封印する」最強の遠隔単体攻撃呪文「インプリズンメント」を連発してくる恐ろしい敵なので、戦うのはレベル30超えてからだな……(笑) この呪文、自分も使えるようになるんだけど「倒したら手に入る筈のアイテムごとふっ飛ばしちゃう」ので、使えないんだよなー。同様の理由でディスインテグレートもプレイヤーはおいそれと使えない。 フクザツナカテイカンキョウダナァ……。 ワイルドなら仕方ないか!!! ワイルドじゃな!!! 相変わらず恋愛関係への助言にパワーファイター過ぎる選択肢が混ざるゲームである( ・`ω・´) ノリが完全に野望の王国(笑) 連続殺人の犯人と疑われて困り果てている平和主義のオーガと愉快な仲間たちが、村人と共存共栄したいという願いを聞き届けたい( ・`ω・´) 問答無用で殺すことも当然可能だが、そんな誰でも出来る解決策はスマートじゃないぜ!!! 「根は悪なんだからいずれ問題が起こるに決まってるぜ」みたいな不安は、オーガ達よりもむしろ人間の邪悪さのほうが心配である。 貴族のお嬢様を護衛するミッション。 迎えに来た騎士が本物かどうか訝しむの巻。言葉だけじゃ渡せねぇなぁ!! これは単なるRPGじゃなくて、D&Dなんだぜぇ!? あるよ! 直感力あるよ!!! コイツは嘘をついている味だぜぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! 袋叩きにしろーっ!!!! |
||||
8/23 | ||||
■ゴブリンスレイヤー #6 TRPGネタ解説ですが、ゴブリンスレイヤーTRPGのことではありません。D&Dと関連付けて勝手に語るだけです。そしてワダツミが何の説明もなく「D&D」って書いた場合、3.5版かそれ以前のことです。たまに4版や5版の話もしますが、そのときは注釈します。多分、気がつけば。他のTRPGの場合は、流石にそのことを書くはずです。きっと。恐らく。 あと「D&Dでこうだからゴブリンスレイヤーの描写はおかしい」という意図は一切無いので誤解して怒り出さないようにね!! 外れた矢は50%の確率で回収再利用が可能である( ・`ω・´) そしてちょっとレベルが上って初歩的なマジックアイテムに手を出せるようになると、異次元収納矢筒を装備するように。矢を60本収納可能……というとそんな大したことがないのだが、それに加えてジャヴェリン18本、弓を6本まで収納出来るとか言う意味のわからないキャパシティを誇る。 「現実的にどう持ち歩いてるかは無視して、重量制限内ならどんだけ持ち歩いても良い」というルールでプレイしているならこんな恩恵なぞ大したメリットでもないのだが、我がTRPG部では「実際にそんだけゴテゴテ全身に装備して冒険してるものと処理するね」となってしまうので、身長ほどもあるロングボウの予備を3本もとか、矢を100本とか、ジャヴェリン15本とかを装備して狭苦しいダンジョン内部入り込むのは非現実的である。 束ね撃ちだ! 束ね撃ちがいい!! この持ち方で動いてる目標に全部当てるってのが地味に超人的な技量で好き。 なおD&Dの束ね撃ちは単一目標に集中射撃する能力なので、マルチショットする場合は普通に複数回攻撃ルールで個別射撃することになる(笑) 昔々ソード・ワールドで「フォーリング・コントロールは落下速度を自由にすることが出来る。つまり限りなく0に近付けて空中停止状態に出来る。……では逆にしたらどうだろうか?」と考えたプレイヤーがいたそうな。 プレイヤー「マスター、石を相手に投げつけてフォーリングコントロールで超加速したいんですが」 GM「……は?」 プレイヤー「コントロール出来る範囲に制限が無いようなので、理屈上は光速まで加速可能ですよねこれ? 敵に直撃しなくても着弾点に大爆発起こせるレベルの運動エネルギーに達してくれれば、それでいいんですが」 ソード・ワールド完全版では倍の速度までしか増やせなくなったそうな。 ちなみにソード・ワールドのフォーリングコントロールはエリアエフェクトではないので、落石の雨すべてを加速って使い方は無理である。 ガイギャックス!!! TRPGというゲームそのものを創り出した、D&Dの作者の1人がゲイリー・ガイギャックス。 彼が著したTRPGの指南書には右画像の文章が書かれており、要は「お互いが楽しめるように気を遣い合った方が双方幸せになれるよ」ってことで、それを身も蓋もない物言いをしているのが実に素敵なわけですが。 実に実に「ゴブリンスレイヤーさん、これを真っ向から無視している」ことがよくわかる(笑) これで(嫌だなぁと思いつつも)意地悪なマスタリングしないこの世界の神の慈悲が底なしってだけで、普通は嫌われるよっていうネタですね( ・`ω・´) ああ、振り仮名が小さ過ぎて読めない(笑) えーと「一刺し」にわざわざ「スティング」とルビが振ってあり、その後に「かみきり丸」って言葉がすかさず出てきているのは、指輪物語で主人公のフロドが使う魔法の短剣「スティング」の日本語訳名が「つらぬき丸」だからっつーネタなんだろうね、と。 |
||||
■バルダーズゲートエンハンスドエディション 回復呪文をかければ一発で回復するのに怪し過ぎる看護人だぜ……!!! 政府の要人が予算不足で寝てるしかないなんてことはありえないしな!!! そういった意味では、騙す方はなに考えて怪しまれないつもりだったんだか(笑) 俺も殴り込んだ敵の基地でドヤ顔で「俺が原因でな!!(ドッギャーン」って言いてぇぇぇぇぇ!!!(笑) ながーい直線でライトニングボルト連発されるのが実に厳しい!! プロテクション・フロム・ライトニングをかけて突撃するしかないぜ!!! って思ったらファイアボールまで飛んできて酷かった(笑) D&Dの8レベルパーティーがゴブリンと戦ったらどうなるか教えてやるぜ!! ……ってお前もミスるんかーい!! だがこのあとメチャクチャゴブリンをスレイした。50匹以上いたけど無傷。 あ、ここからバルダーズゲート2エンハンスドエディションです(笑) オチューだオチュー。 汚物大好きモンスターだから近接戦闘したくないぜー。 4番の選択肢が無慈悲過ぎて笑った(笑) まぁ俺はそんなことしないよと脱出するまでの同行を許可したら、裏切って襲って来たんで4は結果オーライ的な判断なんだけど!! 流石にパラディンがいきなり4選んだら俺がDMなら赦さん。 |
||||
8/21 | ||||
■ゴブリンスレイヤー #5 TRPGネタ解説ですが、ゴブリンスレイヤーTRPGのことではありません。D&Dと関連付けて勝手に語るだけです。そしてワダツミが何の説明もなく「D&D」って書いた場合、3.5版かそれ以前のことです。たまに4版や5版の話もしますが、そのときは注釈します。多分、気がつけば。他のTRPGの場合は、流石にそのことを書くはずです。きっと。恐らく。 あと「D&Dでこうだからゴブリンスレイヤーの描写はおかしい」という意図は一切無いので誤解して怒り出さないようにね!! D&Dは3版でPCとモンスターのシステムデータ上の垣根が取り外され、共通のフォーマットでデータが成立していることは以前にも書いたわけですが。成長の仕方に関してだけは一つ大きな違いが存在し、モンスターの多くは成長するとサイズも大きくなる。ドラゴンが成長するとどんどんデカくなってく様に、パープル・ワームだってアンバー・ハルクだってアボレスだって~みんなみんな生きているんだ巨大化す~る~ぞ~。 もちろん例外は存在し、プレイヤーキャラクター用種族の様にどんだけ経験値貯めようがサイズは固定というのも存在する。人型種族の多くがそれに該当し、既に成体に達した人間がどんだけ身体を鍛えてゴリマッチョになろうと、体積はともかく身長は大きく変わらないように、ゴブリン、コボルト、オーク、ジャイアントなんて有名所もそうで、割と「人型モンスターは大体そう」とまで言い切るには例外が多いけど、まぁかなりそうだよねっていう微妙なラインである。あとアンデッドはあんまサイズアップしない。 というわけでD&D的にはレベル10ファイターのゴブリンだろうとサイズはあくまで小型だったりするのだが、このチャンピオンさんは大型サイズはありますな。やはりこの世界のゴブリンは強い。 ちゃんと装備を固めた格上の冒険者に対し、雑魚モンスターの群れはどんだけ手数が多かろうとろくに攻撃が当たらないのが現実である。 例えばD&Dのゴブリンは近接攻撃ボーナスが+2。レベル1の雑魚傭兵と同等であるが、非力故にダメージは2/3程度。 これに5レベルのファイター(PC)が立ちはだかったとして、そのアーマークラスはプレートアーマー(+8)、シールド(+1)、敏捷度ボーナス(+1)だけで20に達し、そこにレベル相応の+1クラスのマジックアイテムや1レベルの防御呪文が加わるだけでゴブリンはもう出目20の自動命中でしか当たらなくなるし、たまに当たってもカスダメージ。 こうなると数の優位もへったくれもなく鏖殺されるのを待つのみになってしまう中で行われるのが、「組み付き攻撃」である。 組み付き判定は装甲防御を無視した「接触命中判定」を行った上で、「組み付き対抗ロール」を行うことになるのだが、なんせアーマークラスが半分になるもんだから命中率は5%から40%前後に跳ね上がり、組み付き対抗ロールは「体格差」と「技量差」が存在するので大幅に不利にしたってD20という振れ幅の大きな乱数を使用する以上、5%の命中率でかすり傷負わせることに期待するよりはだいぶマシ。一度組み付かれてしまうと、軽い武器しか使えなくなる上に、2体目からさらに組み付かれる確率も上がるというデススパイラルに突入するので、数の優位が活きて来る……って寸法。無論あくまで「5%でしょぼいダメージ与える」ことと比べたらマシって程度の話で、「これをやれば順当に冒険者は押し負ける」なんてことはこれっぽっちもないのだけれど(笑) 前も書いたけど、ゴブリンスレイヤー世界のゴブリンの士気の高さは尋常じゃなくて。 「ボスが戦う気を失わない限り、どんだけ味方に犠牲が出ようが刺し違え上等な特攻を繰り返し続ける」なんて勇猛果敢さは、モンスターデータの戦闘指針に特記されて然るべきレベルの強力な特殊能力。「弱いが自分が死ぬことを一切躊躇せずに数の暴力で襲いかかる」のは知性を持たないモンスターの専売特許であるからして。 今までもしばしば言及してるけど、「回復呪文は物語を展開する上でとても邪魔」問題(笑) 回復呪文で大怪我バシバシ治せる世界では「古傷」「隻眼」「隻腕」といったお約束の歴戦のツワモノ感は「本人がわざとそうしている」限り無理になってしまうというキャラクター設定上の「お約束殺し」だし、ストーリー上も消耗させるために邪魔なもんで「仙豆はもうこれしか無い」状態にするほうが楽なケースが多い。 かくいう自分もTRPG部で使用しているオリジナル世界では「蘇生呪文は存在しない」設定で、それでもプレイ上は蘇生呪文使っていいよという、無理のあるダブルスタンダード状態。なにせ冒険者にしてみれば一番安い「レイズ・デッド(完全な状態の死体が必要)」の呪文の必要経費で約5000かかるのすらたまったもんじゃない大出費で、リザレクション(死体の一部が必要)の約10000、トゥルー・リザレクション(何もなくても蘇生可能)の約50000なんて言うまでもないのだが。なんらかの組織と敵対して幹部をようやく殺したと思ったら、「組織規模的には特に無理ではない」ってことでさらっと復活されてちゃったら困るだろうしなーという(笑) ただこういった方針が打ち出されたのはだいぶ昔であり、今の認識としては、蘇生を妨害する様々な手段は(半殺しにした上で主観的な時間停止状態で封印、肉体を滅ぼした上で魂を封印する等)存在するので、少なくとも死体を完全に始末すればリザレクションまでは防げるし、トゥルー・リザレクションは流石にそう簡単に使えるもんじゃなくて、これが可能な組織と戦うくらいなら、魂封印くらい出来ていいでしょうって意味で、世界設定的な蘇生解禁をするつもりではある。ダブルスタンダード状態はどうしてもロールプレイ上邪魔だったのだ( ・`ω・´) 精密機器で「一箇所だけ壊れてるように見えて、実はフレーム全体が歪んでる」とかそういったわけでもなく、単純に破損箇所の鎖だけ繋ぎ直せば修理出来るチェインメイルで「買い替えたほうが安い損傷」ってどんなんだろう、と思ってしまった(笑) それともこれは「駆け出し相手にボッタクろうとしているシーン」ってことなのかしら? 額面通りに解釈したら「初心者なんだから無理しないで~。コスパ良いプランを提案してあげるよ~」ってことなんだろうけど。 ちなみにどーでもいい豆知識ですが「メイル」はそれだけで「鎖帷子」って意味だったりするよ。だからプレートメイルは「鎖帷子を下地に板金で補強している鎧」ってことになるよ。 昔、オリジナル世界における魔法の武具の設定を、その世界設定を舞台にした小説を書く相棒と相談してた時。 「魔法の武具と言えば特殊な素材や強化の魔術で軽量化されるのはお約束なのだが、防具はともかく武器が『軽くなってしまう』のはメリットなんだろうか? 軽くなればそれだけ運動エネルギー的に不利では? 人間殺すだけの威力が確保できれば後はどんだけ軽くなってもいい現実とは違うじゃん? それでも速度が大幅に増すなら切れ味で戦う武器ならばそれもありかもしれんが、鈍器はどうなるん? 運動エネルギーは増しても重量が減っては慣性の面であーだこーだ……」 って話題で盛り上がって面白かったことがありまして(笑) まぁ結局「軽くなって失われる分の威力を補って余りある切れ味強化が為されてる」とか「慣性制御機能で扱い易くなってる」等、武器によって様々な方向でエンチャントされているので、そこに鍛冶屋の個性、得意分野が出るって感じに落ち着いた。 D&Dは当然ながら様々な「ファンタジー金属」が存在し、その代表選手が「アダマンタイト」「ミスリル」なのだが(大人の事情でそれぞれ『アダマンティン』『ミスラル』だったりするけど)。アダマンタイトは武器として使えば「アダマンタイト製の武器以外の物理攻撃によるダメージを減らす」という一部の異様に頑丈なモンスターへの切り札となり、防具に使えば純粋なアーマークラスによる防御に加え、アダマンタイト製武器以外からの物理攻撃を軽減するようになる。一方ミスリルは大幅な軽量効果が際立つ強さで、防具の素材にすることで「重量が半分」「重量カテゴリーが一段軽くなる(重装鎧なら中装扱い)」、「鎧を着た際の秘術呪文失敗確率が減る(魔法戦士がより重い鎧を着れるように)」と、戦闘以外のシチュエーションでも随所でその軽さが活きて来る垂涎の逸品なのだが、武器にした場合は「重量が半分になる」以外のメリットがない。武器はそもそもそんな重いもんではなく、それで命中率にボーナスが得られるわけでもないので、わざわざクソ高い追加料金を払って買うものではない。 ただ俺は個人的にミスリル銀という存在が大好きなので、ミスリル銀製の武器にロマンを託して宝箱から手に入る強力な魔法武器として「ミスリル銀製のグレートソード」とかそーいうの出したいと常々思っている( ・`ω・´)(出したこともある D&Dのビホルダー、名前自体は一般動詞なのでヤバいのは「デザインと名前の一致ぶり」だったりします。 ご覧の通りゴブリンスレイヤーに登場するこれはデザインを若干変えてきているので、ぶっちゃけこの名前でビホルダーだったとしても特に問題なかったんじゃないかな(笑) それはさておき。D&Dと比べて大幅に冒険者が弱く、モンスターは大幅に強い(と描写からは思える)ゴブリンスレイヤー世界のパワーバランスなのですが、その例から漏れてこのビホルダーは極端に弱体化している模様。 弱体ポイント1:ビホルダーは極めて狡賢い。 作中のような機械的な自動砲台じみた与し易い相手ではないので、陽動にあっさり釣られたりもしない。 弱体ポイント2:光線の命中率はもっと高い。 光線が遠隔接触攻撃扱い(つまり装甲の上だろうがどこに当たろうとOK)なので、ネームレベルの冒険者にもコンスタントに当てる。 弱体ポイント3:背後を取ることは不可能。 ドワーフさんが背後から隙を突いて呪文攻撃してたけど、全周囲視界持ちな上に視認スキルが極めて高いので的になるしかない。 弱体ポイント4:光線の種類がメッチャ多い。 分解以外にも、石化、即死、念動力、魅了、恐怖、睡眠、減速、衰弱を的確に使い分けることが可能で、それぞれ6秒に1発発射できる。射角は周囲180度ごとに3種類まで撃ち込める。作中では極端に命中精度が低く一発も当たらなかったけれど、実際に戦おうものなら当然何発か被弾することになる。 弱体ポイント5:少なくとも粉塵爆発如きで即死するような軟弱さではない。 レベル10ウィザードが更に威力を底上げしてぶっ放したファイアボール喰らっても即死しない程度にはタフ。 レベル帯を考えたら打たれ強い方ではないんだけど、若手ドラゴン並の外皮を持つし、HPもヒル・ジャイアント級である。 ってーわけで古のTRPGあるある「粉塵爆発」ネタが文字通り炸裂だーっ!!(笑) 旧世紀のまだインターネットでなんでもすぐ調べられるわけじゃない時代に、軽く聞き齧って知った粉塵爆発で敵を爆殺しようとするプレイヤーがおったそうな!! そしてマスターは「粉塵爆発? なにそれ?」な人はもとより、「鉱山とかで起きたそうだね」くらいは知ってる人も「そんな簡単にできるもんじゃない」ってことまでは知らない人が殆だったので、押し切られて爆発を許してしまったそうな!! これは現代人としての知識をゲームに持ち込もうとするプレイヤーに対し、「プレイヤーのお前は知ってても、キャラはそんなこと知らねーよ!!」問題の例題的な面も持っており、プレイヤー知識とキャラクター知識の分離問題に於いて必ず語られるネタだったりする。 ってーわけで身も蓋もないことを言えばこのゴブスレのもやはり「そんな簡単に粉塵爆発は起きないよ」ってシーンではあるのだが、「ダンジョンを攻略せずにショートカット」と並んで「困ったちゃんネタ」として外すわけにはいかないよなそりゃ!!(笑) 昨日那須へ日帰り旅行した帰りに寄った宇都宮の駿河屋で見かけて衝動買い(笑) 統合版のルールサイクロペディアは持ってるんだけど、ボックスシステムの方はTRPGやらなくなっちゃった時期に全部処分しちゃってたんだよなー。 ってわけで特に実用性はないのだが、懐かしさのあまり買い戻してしまった。 改めて見てもシーフの使い物にならなさが酷い(笑) 当時の自分はアッサリと「なんの役にも立たないので強化します」ってやっちゃったもんで、世間の皆さんがどうやってまともに運用してたのか不思議でしょうがない。 罠を見つけて、解除成功する確率が1%! レベル3でも4%!! もちろん罠の難しさに応じて「簡単なんで+30%」とかボーナス貰えるんだが、「簡単な罠」ばかりじゃなくなる9レベルとかになっても発見50%解除46%しかないからねー。 |
||||
8/20 | ||||
■ゴブリンスレイヤー #4 TRPGネタ解説ですが、ゴブリンスレイヤーTRPGのことではありません。D&Dと関連付けて勝手に語るだけです。そしてワダツミが何の説明もなく「D&D」って書いた場合、3.5版かそれ以前のことです。たまに4版や5版の話もしますが、そのときは注釈します。多分、気がつけば。他のTRPGの場合は、流石にそのことを書くはずです。きっと。恐らく。 あと「D&Dでこうだからゴブリンスレイヤーの描写はおかしい」という意図は一切無いので誤解して怒り出さないようにね!! ファミコン版のD&Dとして最も高い完成度を誇り、ゲームとしても素晴らしく面白いことに定評のあるファイナルファンタジー1なわけですが。 ……いやマジで! 公式に「ファミコン版のD&D」も「ヒルズファー」「プール・オブ・レイディアンス」「ヒーロー・オブ・ランス」「ドラゴン・オブ・フレイム」と4作も移植されているんだけど、アクションゲームだったり、アドベンチャーゲムだったり、ちゃんとD&DしてるRPGなんだけど低レベルで打ち止め(連作の1作目しか移植されてない)だったりで、武器防具モンスター戦闘呪文どれをとってもD&Dなファイナルファンタジー1が「駆け出しから魔王を倒すまで冒険できるD&D」として一番エミュレートできている印象なのよねー。つーか洋ゲー移植のは小学生には理不尽に難し過ぎるってのもあったけど。 で、そんなオフィシャル製品よりもD&Dしているファイナルファンタジー1なわけですが、「回復呪文を使うクラス」の性能が違ってて。D&Dのクレリックはいわゆる「十字軍の戦士」みたいなイメージなので、刃物は装備できないけどウォーハンマーやメイスを振り回しプレートアーマーとシールドでガッチガチに完全武装した上で呪文まで使える「強力な魔法戦士」だったのに対し、ファイナルファンタジー1は皆さんご存知の白魔術師さん。HPは高い方だけど、攻撃力や防御力は後衛職。ドラクエ3の僧侶の方がD&Dスタイルなのね。 そんなわけでRPGには魔法戦士型と、後方支援型の2パターンに分派することになるのであったわけですが、呪文があまり強くない(プロテクションは異様に強いが)世界だと、確かに「もうちょっと体鍛えた方がいい」のかもしれん(笑) プレイヤーが洞窟の入口で火を炊いてあぶり出して攻略することに味をしめて繰り返そうとすると、マスターは次第に「それを見越して通風孔がある」と設定し、プレイヤーが「迷宮の壁を呪文で突破して一直線にクリア」すれば、マスターは次から「壁の間に毒ガスが充満してるダンジョン」でそれに対応し……と、血を吐きながら続ける悲しいマラソンをすることになります(笑) これを「せっかく考えたのにマスターはズルい!!」と思う向きもありましょうが、「マスターが攻略して楽しんでもらうために手間暇かけて用意したダンジョンを身も蓋もない方法で無視しようとするプレイヤーも大概である」ってことでもあり、「プレイヤーはなにをしても許される。プレイヤーの奇襲に対応できずに簡単にクリアされるシナリオやマスタリングが悪い」と思うようではいかんのである。 マスターはプレイヤーに献身的に尽くす責任があると勘違いしているプレイヤーにありがちな考えなので、実際には「お互いが楽しませる責任を持つ」と認識し、「努力、知恵を絞る方向」を間違わないようにしたいよね( ・`ω・´) あ、もちろん「なーにまともに攻略しようとしてんだかー(ニヤニヤ」みたいなマスターも、「搦手をとらせるように十分な示唆を与えなかった」場合は落第である。 ソード・ワールドの推理系シナリオで「このシナリオは至高神の神官がパーティーにいると、センスイービル使われて破綻するんで、いないパーティーで遊んでね」って注意書きがあったのが(笑) D&Dでも「ゾーン・オヴ・トゥルース」を筆頭に様々な占術、心術が取り揃っているので、「公的権力がガチで調べようと思ったら、もう絶対抵抗できない。そのうち屈する」ことになる。もちろん「それに対する偽装系、打ち消し系呪文」も存在するのだが、偶発的に起きた探り合いで威力を発揮するものであり、「捕まって念入りに調べられる」状態にまで陥ってたら、「容疑者が高レベルで、実力が隔絶している」や「田舎でろくな術者がいない」とかじゃない限り詰みである。 ……が、冒険者の場合は「偶発的な探り合い」がメインとなるので「ゾーン・オヴ・トゥルースの影響下で嘘ではない結果となったけど、偽装呪文で誤魔化されただけかもしれない……」って疑念は中々晴れないことになり、結局確かな証拠を積み重ねる方が無難になることが多々あるのであった。 一方の「宝のネコババ」はねー。 往々にして「被害を分散させるためにしょうがないよねー」って宝箱の近くにローグだけ行かせて、他のメンバーは遠くから見守ることになるわけなんだけど。 これ、宝箱の中身を「ローグのプレイヤーにだけ教える」ようにすると、パーティーメンバーの態度がガラッと変わって面白かったことが(笑) キャンペーン始まって間もない、お互い信頼関係がまだ無い状態から「お前盗賊なんだからそれ当然」って態度してるとしたら、ネコババされてても割と文句言えないことを自覚するようになるのよね。 小学生の頃は「酒で酔うのも毒の効果を受けてるのと同じ」という認識がなかったので、ウィザードリィの小説で二日酔いを解毒呪文で治すシーンがあった時、「なるほど!」と目から鱗だった記憶がある(笑) D&Dでも解毒呪文を使えば二日酔いも麻薬中毒も一発で完治するので、健康を損なうリスクが一切無い以上、悪い金持ちって現実よりも遥かにカジュアルに麻薬に手を出してそうなイメージが有る。 割と忘れがちなのが、「ルールブックに掲載されているカタログスペック通りの装備が当たり前のように手に入る」ことは、決して「当然なこと」ではないってことよなー。ソード・ワールドのエレミアなんて「安定してカタログスペック通りの商品が手に入る、とても凄い都市」って設定だもんな。 もちろん世界設定次第なことではあるんだけど、「スタンダードな中世風世界です」だとしたら、安定しているわけがないという。そういった意味で、ライトファンタジー作品で「普通に品質が安定している世界描写」をされると「この世界の技術水準はとても高いんだな」と思いがちであり、だが作者としては別のそんな意識はないってことは幾らでもあるんだろうな(笑) |
||||
■バルダーズゲートエンハンスドエディション 触るなよ! 絶対に触るなよ!!! 漂着した先の島で深きものどものならぬライカンスロープの魔の手に!!! 彼らも島で平穏に暮らす派と、外に討って出る派で揉めている模様。 出たぜ、俺の大嫌いな「ルール上あらゆる毒を治す解毒呪文は存在するけどシナリオの都合上この毒には効かないぜ! 特に理由はないがな!」だーっ!!(笑) これがまぁギリシャ神話のヒドラの毒みたいに、もはや神レベルの呪いに近い威力の毒とかならわかるが、チンピラが使える程度の毒でそんなことやられても興醒めである。 都市の下水道にゴブリンならぬキャリオンクロウラーを率いるオーガメイジが。 流石にこんなのに「ネズミ退治」が精々な新米冒険者が送り込まれても死体が増えるだけだな!! これ原文どうなってんだ!? マジで元から快傑ズバットみたいなやりとりしてんだろうか気になる(笑) 犬が迷子だって!? それは大変だ! 今すぐ私達が見つけてこようじゃないか!! ってことで引き渡したわけですが。 オイィィィィィィィィィ!? 普通の犬だったよねええええええええええええ!!! ヘルハウンドかなんかだったの!? 都会育ちを鼻にかけやがって!!! ちなみにウォーターディープはこの世界最大の都市で、「壮麗なる都」と讃えられる大都会。 高レベルのキャラが大量に暮らしてるんで、エンシェントドラゴンが5匹くらい同時に攻めても返り討ちに遭う気がするくらいにスゲー都市。 ところで先日、ちょっとD&Dの調べ物をしてたら、たまたま「ロードス島戦記のカシュー王とアシュラムをクラシックD&D上のデータで戦わせたらどうなるか検証」をしている記事が目に付き、カシュー王大好きワダツミさんとしては非常に興味深く読み始めたら「ソリッド・スラッシュの相手の防御点無視する効果はクラシックD&Dには無いので、取り敢えず対ドラゴン時に威力が増す強力な魔法剣にしておこう。アシュラムが着ている鎧は魔法のスーツアーマーだから極めて防御力が高いので、カシュー王の攻撃は半分も当たらないなー。アシュラムのソウルクラッシュの精神力吸収効果もクラシックD&Dには無いけど、エナジードレイン能力にしておこう。カシュー王に勝ち目無いなー」となってて「……は?」となったワダツミです。こんにちは。 ソリッド・スラッシュは装甲防御(鎧に留まらず生来の外皮も)を無視するチート魔法剣なんだから、鎧によるAC強化を無視する能力にすればいいじゃん!! |
||||
■久々にデュエルをしたので 今ナウなヤングにバカウケなタピオカ召喚した(違 フィールド上でもっとも高い攻撃力を持つモンスター+100の攻撃力を常に維持し、相手は2ターンの間魔法・罠を発動できない邪神である。 隣の2枚は、攻撃力3000で、魔法・罠の効果を一切受けず、10未満のレベルとランクのモンスター効果も一切受けず、どんな耐性を持つモンスターだろうと一切無視して絶対に1ターン1体は墓地送りにする能力と、特殊召喚されたモンスターは攻撃力が500ダウンする能力を持つモンスターです( ・`ω・´) |
||||