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■ゴジラ キングオブモンスターズ

 映像の凄さ100点満点、ストーリー65点って感じだったので、事前の期待通りであった(えー

 どーにも「怪獣は生態系の権化であり、人間の手に負えるもんじゃねー」ということを念頭に置いて、畏敬の念をイメージして貰いたいような感じがセリフや演出の端々からこれでもかとアピールされているのですが。
 オーパーツとか未来技術とか宇宙技術とか超能力とかそーいうの一切関係なく、普通に個人レベルで開発しちゃった小さな機械で割と制御されちゃってるんで、「自然現象の如き制御不能の存在」といった印象は持ちようがない。

 でもまぁ昭和ゴジラの怪獣って宇宙人に操られるし、操られてなくたって怪獣島で飼育されてたりだもんで、違和感は全然無いのよ。平成ゴジラのイメージとはかけ離れてても、全シリーズの半分近くを占める昭和ゴジラの怪獣ってのはそーいうもんだった。
 もちろん平成ゴジラの怪獣にしても意思疎通や制御できてるケースはあるのだが、それは「なんか心が通じ合った」的な超能力じみた現象であって、「機械操作すれば誰でも制御できます」って類いではないので、マジでなんでこんな簡単にどーにか出来てしまう要素を設定しちまったのかわからねぇ。
 ただただ「自然の化身」「神の如き存在」といった意図と噛み合ってない。

 そういった食材同士の絶望的な食い合わせの悪さ以外のところに目を向けると、映像は本当に凄い。最高。素晴らしい。怪獣プロレスシーンだけで十分なサティスファクションを得られる勢いである。欠点は量が物足りないことくらいだ。

 キングギドラがモゲた頭を再生した時は、「生えてきた!? ワハハハハ!! すげーぞキングギドラ!! すげー生命力だ!! かっくいーっ!!」と大興奮したし、再生直後でまだ顔に被さってる羊膜を真ん中の首がとってあげる光景は可愛くてどうしようかと思った(笑)
 モスラの扱いは完璧にモスラであり「わかってるなぁ」ぶりが半端なかった。見事なまでに「これがモスラですよ」な活躍が描かれていた。


 そして無駄にゴジラ熱の高まりを見せてしまったので、唐突に歴代ゴジラの強さ語りをする( ・`ω・´)

 強く意識する点としては、映像上の強さ描写を無視するわけではないが、それよりも設定上の強さを重視するよ。映像描写の派手さとか後発作品が一方的に有利になるだけなんで。ガンダムだって同じ一年戦争を描いてても、ファーストと21世紀になって作られたゲームのムービーシーンとじゃ、見た目から感じる強さ雲泥の差ってなもんですわけですからして。

 全ゴジラ入場!!

 ……を脳内から文章としてアウトプットすると明日になってしまうので、ベスト4を発表したいと思います。

 どりゅどりゅどりゅどりゅどりゅ…………だん!!

 第4位 バーニング・ゴジラ
 平成ファンからのブーイングが聞こえてきそうですが、これはしょうがないのです。
 基本的に平成ゴジラは昭和ゴジラが持っていた荒唐無稽さを排除し、SF的ではあれどリアリティに寄せた緊迫感のある作品が主流となっているため、必然的にメチャクチャなことをやりづらいのです。いやタイムワープとかしちゃってるけどさ!!
 そんな中でもVSシリーズのラストを飾ったバーニング・ゴジラはブッチギリのヤバさと強さを誇り、非常識なまでのタフネス及びインフィニット熱線の超絶的な破壊力は上位ランクのゴジラに対しても驚異となることは疑いようがない。問題は、それによって得られるのは勝利ではなくあの世への道連れなことだが。ファイナルブラスターテンペスト!!!


 第3位 2代目ゴジラ
 ゴジラの逆襲からメカゴジラの逆襲まで、様々な怪獣たちとの死闘を演じてきた歴戦の怪獣王。
 映像的・物語的な強さ描写としてはバーニング・ゴジラに及ぶべくもないのだが、なんにせよ「超光速技術を持つ宇宙人が、ドヤ顔で侵略戦力として投入してくるキングギドラやガイガン、そしてメカゴジラ」を相手に渡り合った事実は極めてデカい。この時点で地球人が造った兵器と同じ土俵で戦っていた平成ゴジラの多くは、非常に厳しい。メカキングギドラやスーパーメカゴジラは未来技術が使用されているといっても、誤差の範囲。
 そもそも昭和ゴジラのノリが、「高度経済成長期だし技術の進歩もスゲーぞ」っていうスピリットを下敷きにした「荒唐無稽なテクノロジーレベルの高さ」を誇ってしまうゆえ、地球人の技術レベルすら無闇矢鱈と高いのだ。宇宙怪獣を相手にしないといけないウルトラマンの防衛組織が現実よりも遥かに強力な兵器(歩兵携行兵器なのに怪獣倒せるとか、飛行機が簡単に宇宙まで行っちゃうとか、外宇宙の惑星吹き飛ばせる超光速ミサイル持ってたりとか)を装備しているのと同じことである。ジェットジャガーなんて個人開発のロボなのに、何の説明もなく巨大化能力まである上、非戦闘用のくせに宇宙人が造ったサイボーグ怪獣のガイガンと渡り合えるんだぜ。やったぜジャガー。
 とどのつまり「昭和と比べて荒唐無稽さが及ばない平成ゴジラ」は真面目過ぎるゆえに分が悪いのだ。


 第2位 ファイナル・ゴジラ
 ミレニアムシリーズの最後を飾り、無双しまくった最強のゴジラ……だった(過去形
 昭和のノリに回帰した結果、「超光速技術持ちの宇宙人の戦力相手に渡り合う」というラインを超え、2代目ゴジラが長年かけて倒してきた歴代の怪獣たちを連戦に次ぐ連戦で片っ端から打ち破るという桁違いのパワーを見せつけた。宇宙空間まで到達するハイパースパイラル熱線を通常攻撃感覚でぶっ放せるだけでは飽き足らず、轟天号との合体技であるバーニングGスパーク熱線は恐らく全ゴジラ中最強の威力。後者は単独で撃てないから強さ比較としては安易に加味しづらいのだが、「G細胞の活性化で復活した際のパワーアップで会得したんで、これからは独力でも撃てますよ」な可能性も普通にありえる。てかゴジラは割と「ピンチの時に降って湧いた『その時不思議な事が起こった』で逆転勝利する」ことが多いよね(笑)
 2代目ゴジラなんかも、メカゴジラに手も足も出なかったのが磁力パワーで勝利し、パワーアップしたメカゴジラⅡ相手は磁力パワーに助けられることなく善戦してたことを鑑みるに、戦歴を重ねることで着実にパワーアップを繰り返していると考えて然るべきであろう。
 ところで10万トンのカイザーギドラを宇宙空間まで吹き飛ばすエネルギーってどんなもんなの……(怖


 第1位 ゴジラ・アース
 アニメゴジラのゴジラですよ。ぶっちゃけ「正直好きでもない作品のゴジラが最強ってのも、なんだかなー」って気持ちもあるんですよ。ええ。はい。
 ……が、アニメ版の前日譚を描いている小説版は最高に面白く、そこで繰り広げられる強さ描写がもうガチでマジでヤバいんで、それを推すというならば納得できるってもんよ!!!
 あらゆるゴジラ……というか東宝怪獣映画をリスペクトしまくり、内包したのが怪獣黙示録及びプロジェクト・メカゴジラなので、是非とも読んで貰いたいぜ( ・`ω・´)
 そんなわけで「妖星ゴラスを熱線で迎撃するファイナル・ゴジラ」をリスペクトしているので、こっちのゴジラも小説版でやっちゃうんですよ。射程何十万キロだよっていう超長距離射撃を。ただ完全に同じではなく、ファイナル・ゴジラが隕石を装ったカイザーギドラを迎撃したのに対して、ゴジラ・アースは直径30キロ且つ月と同等の質量という意味のわからない超高密度隕石。これの迎撃・粉砕のために数年間エネルギーチャージしてたので、比較が難しい。なんにせよ他のシーンでもスナック感覚で地形変える(ヒマラヤ貫通、プレート溶解)のは勘弁してください。
 防御力も「非対称性透過シールド」 なんつーA.T.フィールドが障子紙に思えてくるレベルの理不尽極まりない力場で常に包まれており、あらゆる攻撃を無効化する。まともに攻撃が通じている描写がなくて、地形を粉砕して生き埋めにして時間稼ぎとかそーいうのしか無理。アニメは「主人公だけが無敵バリアを破る方法に気付けたんだぜ! 全人類が死力を尽くしても無理だったけど!」というお話なので、切ない。
 そんなゴジラ・アースを圧倒したのがキングギドラなのだが、チートコマンドで無敵してただけで(物理法則の異なる別世界から一方的に干渉してる)、それ解除されたら瞬殺されたことを鑑みるに、拍子抜け感が拭えないのであった。


 番外 シン・ゴジラ
 作中の「怖さ描写」としてはトップレベルのシン・ゴジラさんなんですが、冷静にその戦闘力を分析すると、他の平成ゴジラシリーズに輪をかけてリアル寄りになっている為、通常兵器でダメージを受けまくる。映像的なインパクトに押し切られてしまいがちだが、蹴りの一発で怪獣を何十メートルも吹き飛ばすような怪獣プロレスを繰り広げた昭和勢の超パワーの前には、電車爆弾程度で転倒する「真面目さ」はいかにも非力である。
 平成ゴジラですらスーパーXを筆頭に様々な超兵器が投入され、それらを退けてきたのがゴジラである。バンカーバスター程度跳ね返してくれないようでは比較にもならない。
 ……が、問題は最大のウリである超強力な再生と進化能力。第4形態ですら初代とエメリッヒ・ゴジラを除く他のあらゆるゴジラ相手に勝ち目がない程度の戦闘能力なのだが、「倒した後に再生・進化」されることまで勘定に入れると大変なことになる。中途半端な瞬殺(不思議な表現だ)では殺しきれないので、最終的は手に負えなくなりそうなのね。
 だが言及した最強グループのうち2代目ゴジラ以外は「跡形もなく焼き尽くせるだけの火力」を備えているので、「手に負えなくなるまで漫然とした攻撃を繰り返す」といった想定をしない限り、彼らには及ばないと判断。
 あ、シン・ゴジラ観ながら「機龍のアブソリュート・ゼロがあれば瞬殺なのに!」と思った人は多いハズ( ・`ω・´)
 なんにせよ「無限に進化するので無限に強くなれて最強です」という評価もありましょうが、それ言い出すと「他のゴジラに成長の余地が無いとでも?」といったことにもなるので、あくまで劇中で戦った強さのみで判定です。

 以上! 異論があるのは大いに認めるが「おかしいですよ!」と言われるのは受け付けておりません!!!! 堪忍してつかぁさい!!!
5/29      
  あゝ我らがミャオ将軍 #1

 
 お隣の国の人に読ませたらどういった感想が出てくるのか、気にならないと言ったら嘘になる。

 
 ちなみにどう見ても世襲制にしか見えませんが、北朝鮮は世襲制じゃないです(真顔
 それはさておきマジレスすると、子供がスナック感覚で押せる状態にしてる大人に責任があるよね、これ……(笑)
 というわけで当然ながらギャグ漫画のつもりで買ってるし読み始めたんだけど、フロニャルドみたいな平和な世界でアホな国がほのぼのコメディしてるわけじゃなくて、一応現代の地球に存在しているという設定ってのは、覚悟以上に「これで振り回されて困るのって国民なんだよな……」って雑念が俺のハートをデモンズチェーン!! ぐはー!!

 
 さすが眼鏡っ娘だ! 側近たちが言えないことを平然と言ってのける!  そこにシビれるあこがれるゥ!!!
 まーでも(本人も言ってることだが)、いきなり世襲させられた上、ご丁寧に実権までキッチリ与えられて「働け」と命令される子供ってのは十二分に被害者なんだよな!!

 
 可愛い(笑)
 猫好きだよ! 犬派だけど猫だって好きだよ!! 同居するの大変そう過ぎて自分じゃ絶対ムリだと思ってるけど、無責任な立場で可愛がれるシチュなら大歓迎だよ!!(猫好きと認めてもらえそうもない発言

 
 これはまったくもって立派に仕事を果たしている(笑)
 替え玉ミネバ様みたいなことさせようとしてる側近たちに問題がある(えー

 
 あ、無能な人間を厚遇して国家存亡の危機に陥るっていう、人類の歴史において幾度となく繰り返されてきた伝説の亡国ルートだ(笑)
 傀儡にせんとする側近経由で得られる「外の情報」を信じ込んでる皇帝とか、こんな感じだよな(えー

 
 などと、マジ目線とギャグ目線のせめぎ合いでそこはかとない秩序と混沌と愛しさと切なさと心強さがする中、「お、おいマジかよ……国民の真実知っちゃいまSHOWが始まっちゃうのかよ……!?」と電流走る!!!

 
 うんうん、そりゃ辛いよな(もらい泣き
 よかった……こーいう展開入れてくれるんだな……!!
 これで心置きなく続きも買えるよ!! そして最後こうなることを知って雑念が払拭された状態で読み返したらより楽しめたよ!!!
     
  アスペル・カノジョ #4

 
 右下だけ不穏。

 
 切るところが正しい場合でもこうなることって割とあるよね(笑)

 
 横井さんの父親が普通に嫌過ぎる。
 ここまで執拗じゃなくても、「一緒にアニメや映画観てたら野暮なツッコミばかり(ツッコミながら楽しむタイプの作品じゃないのに)」ってだけで距離置いたことあるもんなー。
 それ以上の存在と生まれたときからずっと暮らすの無理過ぎる。

 
 横井さん、オカズがガチ過ぎるよーっ!!!
 彼女と付き合う上で常に「現実的なレベルの素晴らしいムーヴ」を繰り返す見事な主人公ぶりを披露することに加え、匂いフェチ。SSA。
 実際問題、もしセックスするレベルの関係でも「使用済みの靴下ください」とか頼んだってほぼ断られるであろうって意味では、かなりのお宝だな(真顔
     
   ■エボニー・ブレイド!!!

 
 MCUのキャラをサーヴァントに当てはめようとすると、セイバーいねーよなぁみたいな話のアレ。
 アベンジャーズにはブラックナイトがいるけど映画には出てないしなーと思ってたんだけど、一応公式で映画化する旨の発言あるのねー。知らなかったよー。
 円卓の騎士パーシヴァルから、マーリンが造った魔剣エボニー・ブレイドと鎧を受け継いだ正義の騎士って設定からしてFateにお似合いだな!!!

 ……まぁランサーもいないんだけどね!!!! オコエでいいか!!!!(えー
     
5/23      
  監獄実験―プリズンラボ―

 
 こんにちは。イジメを扱った漫画はものすごぉぉぉぉぉぉぉく苦手なんですが、それはいわゆる「イジメに負けずに健気に生きるうちにイジメっ子も反省して……」といったタイプの「反省に至るまでに繰り返されるイジメ描写」が無理であり、既に散々虐められたところから物語が始まり、話のメインが復讐劇ってやつならば大丈夫なワダツミです。

 
 そんなわけで初っ端から闇のゲームの始まりな本作はまるで問題なく読み始められたわけなんですよ!
 が、ルール説明がされるとどうもおかしい。

 
 1週間ごとに名前当てターンがあって、そこで正体がバレたら1000万の罰金で敗北ってルールなわけだけど。
 画像でも言ってるとおり「たかだか1000万払うだけで、殺人を犯しても闇の組織が揉み消してくれる」っていう、「恨みのある相手を監禁相手に選んでいる側」にしてみたら、なんのデメリットもないのよな。「殺したら負け」ではあるんだけど「殺す以外はなにしてもいい」というアグレッシヴなルールなんで、ご覧の通りな拷問し放題。
 さらにヤバいことに、「拷問して喋れない状態」にした場合は、名前当てターンに名前を宣言できないので監禁者側の勝ち判定されるっていう理不尽ぶり。

 
 明らかに「ゲーム」として破綻しているところから、「こりゃー額面通りの話じゃねーな」とは主人公も読者も気付くわけなんですな。

 ……って感じでフックされて一気読みしたんだけど、次々に明かされる情報の連続攻撃に「マジかよ!?」「「おいおい……」と見事に踊らされ、最終巻である10巻が出る半年後の俺に向けて人間関係のメモを残します(笑)
 なのでこっから先はオモクソネタバレなので、「ネタバレされたら読む気失せるわ」って人は絶対に読まないでね! 「逆に興味持って買っちゃうわー」ってタイプの人は読んでいいけど!!! あ、「ジャンル的に絶対無理だけどダイジェストなら怖いもの見たさある」って人もいけるか!!! 無論、もう読んでる人は一緒に盛り上がってくれ!!!

 ちょうど表紙がメインキャラを網羅してるんで、その順序で書いていく。
 一人目はネタバレ要素低いから、うっかり読んでもそこで引き返せよ!!!


 
・江山藍都
 主人公。本来はかなりの善人。気弱な読書好きとして特に誰に迷惑をかけることもなく隠者的ムーヴで中学生活を送っていたら、モテモテヒロイン彩ちゃんにひょんなことから気に入られ、相思相愛もうこのまま付き合っちゃえよってな空気に至るのだが。ある日いい雰囲気になったので彩に告白したら、その現場を撮影されて「ストーカーしてたキモいやつ」として以後イジメの対象にされる。
 本人的にはもうなんで自分が突然イジメられてるのかサッパリ意味がわからずに、壮絶な理不尽な日々の始まりである。なにせマジで別にストーカーじみたキモムーヴなんてしてない、人畜無害なやつだったのだから。
 ある日突然監獄ゲームの招待状が届き、ここぞとばかりに恨み積年な彩をターゲットに指定。さぁ、闇のゲームの始まりだぜ!!!
 気弱な善人だったのが、スタンフォード監獄実験よろしく冷酷な拷問マンに変貌していく様が物語の骨子の一つ。まぁうん、途中まで彩の態度もマジで悪いんでしょうがねーよなってやつだけど。

  
・三崎由乃
 この作品で一番ヤバい人。両親が家を開けがちな過程で育ったことで他人への関心が薄く育った……ってそれでこうなるのが普通でたまるかーってレベルの、環境で加虐癖が芽生えた? 違うね! こいつは生まれついてのサイコパスだ!
 ってわけで子供の頃から生き物の解体が大好きで、成人しても人の気持ちを想像する能力が致命的に欠如している人。
 といっても理不尽な理由で監禁対象を選んだわけではなく、自分を捨てた不倫相手をチョイス。合法的に拷問できるぜーっと大興奮。愉悦。
 日常生活内では制御できてるタイプのサイコパスなのだが、目的を達成する為の必要経費としての殺人という行為には微塵も躊躇がない。
 ……と書くとかなり厄介な敵みたいな印象だが、幸い主人公に惚れている上にヤンデレではないのと、闇の組織は共通の敵なのと、敵と認識されなければ人懐っこいので、味方側のターミネーターのような存在。頭はキレているがキレる頭脳もあるので妙に頼もしい。処女(本人談)。

 
・勝又誠二
 この作品で一番の被害者。とにかく気の毒。善人。
 普通に幸せな家庭を築いて暮らしてたのだが、闇の組織が「人格に優れた非の打ち所がない善人も1人ゲームに参加させたい」という理不尽な理由により、会社に手を回されてリストラ、娘は輪姦され、妻は騙されて寝盗られた末に麻薬漬けにされて風俗に売り飛ばされる。
 ゲーム参加理由は娘の治療費であり、監禁対象は接点が薄くて自分であることがほぼバレないのが条件でチョイス。拷問しないんでとにかくタイムオーバーまで我慢してくれ。
 ……だったのだが、途中で追加された「他のプレイヤーの監禁対象からより多くの個人情報保引き出せたほうが勝ち」というゲームの勝利特典の一つに「娘を輪姦した犯人の情報」なんてのが含まれてたもんだから、事情が変わる。なにもしないでいるつもりだったのが、なんとしてでも個人情報を聞き出さねばならなっちゃったよー。
 が、幸い主人公も「無関係な人間を痛めつけるのはわざわざやりたくない」ので「金を積めば自分のパートナーの個人情報を手に入れることができる」というオプションを使用し、お互いがそれを見て答えて引き分ける(と、特典の数は減るけど1個は貰える)談合に応じてもらえる。

  
・桐島彩
 メインヒロイン。主人公の藍都をイジメていたグループのボス。自分では直接手を出さずに、手下を扇動していた。
 でまぁなんの罪もない藍都をイジメ出したかというと、輪姦されたショックで気が動転したからとした言いようがねぇ。
「弱いままだとろくなことにならねぇ」と確信したので、大好きな藍都が弱いままだといけないと思って、千尋の谷から突き落として鍛えるつもりで逆境を強いたということが物語の中で明かされるのだが、荒療治過ぎる。
 というわけで輪姦されたショックが凄過ぎた、という被害者。そんなことさえなければ優しい女の子のままでいられたのに。

 勝又さんが談合で手に入れた彩の個人情報の中には彩を輪姦した人間の情報も記載されており、その中にはなんと娘の輪姦を通報した男の名前が。勝又さん、「あの野郎、レイプの前科持ちかよ! じゃあ娘のこともレイプしたに違いねぇ!!」怒り心頭。そりゃそうだ。激怒のあまりゲームを放り出してアヴェンジャーズアッセンブル(1人)。

 
・勝又幸
 輪姦された上に頭を強く打って腹を刺された怪我で入院中の、勝又さんの娘。父親同様に完全なる被害者。
 輪姦されてる最中に、レイプ犯が母親の不倫相手だったことが判明し、「てめぇの母親はお前を捨てたんだよ!」と言われたことを拡大解釈して「このレイプも母親が仕組んだことなのか」と勘違いしたまま、なにもかも嫌になって病院の屋上から投身自殺。

 
・倉科エリカ
 勝又さんの監禁相手。学生時代の特に親しくない同窓生。
 金持ちお嬢さんで、家の決めた相手と結婚して社長夫人となるが、夫は別に彼女のことは全然愛してなくて、子供さえ生まれたらあとは用済みとばかりに愛人宅通い。さらに離婚の口実づくりにスティンガーを送り込んで、不安な日々を過ごすエリカを籠絡させて不倫の既成事実を作られる。辛い。優しいお嬢さんなのでスティンガーが罪悪感で「実は俺……」と任務をバラしちゃったので余計辛いことに。
「不倫」が勝又の地雷だったこともあって詳しい事情を知らないうちは揉めることもあったのだが、最終的には和解して二人ともゲームからリタイアして帰ろうとするのだが、施設を出たところで「勝又が怒りのあまり飛び出してゲームを放り出しちゃってた」ペナルティにより二人とも銃殺。そーいえば負けた側は得られなかった個人情報の数に応じてペナルティが下されて、最悪殺されるんだったね……。個人情報見た瞬間記入もせずにブチ切れて飛び出してたね……。とんだうっかりだわ……。

  
・新村
 黒幕(身も蓋もない
 後述の原川が好きなあまりおかしいことになってるヤンデレ。
 良き理解者であり味方サイドと思いきや実は敵でした、というアレ。
 でも真の黒幕に人生を狂わされた被害者でもある。

  
・原川愛途
 組織側の、カイジで言うところの「黒服」ポジションだが、第二の主人公。
 気のいい兄ちゃんなのだが心に闇を抱えている。けどやっぱり気のいい兄ちゃん。
 新村が彼の心の中に眠るモンスターを呼び覚ましたいというクレイジーな願望がすべての原因。
 思い通りになってたまるかーと抗う気のいい兄ちゃん。
 全ては新村の仕組んだ罠にハマり、クソ親父から逃げて施設に保護されていた彩の姉を強姦殺害したことがある。完全に騙された被害者なので罪はない。

 
 原川のモンスター呼び起こすためには、過去の再現が必要。だから姉に似ている妹の彩も強姦する必要があったのさー。つまり彩が強姦されたのもその結果お前がイジメを受けたのも全部原川が原因なんだよ、とおっしゃっておられるわけですが。
 そりゃそう突っ込みたくなるよな!!!

 
・長峰透
 黒服随一の善人。闇があるとかそーいうこともなく、ひたすら優しくていい娘。
 闇のゲームの運営サイドではあるが、本人も言われるがまま従ってるだけで裏をなにもわかってない。孤児だったのを育ててくれた施設の命令だから従っているだけ。
 ただ振り回される「良識のある人」だったのが、次第に成長して格好いいことになる。

 
・津上奏太
 彩を輪姦した人間の1人。クズ。
 クズではあるが、自分が犯した罪を後悔もしていた。まぁクズだけど。じゃあとっとと自首しろや。
 勝又の娘である幸は顔見知りということもあって輪姦には不参加で、事後に通報。参加してないだけで未然に防ぐ努力はしていなのでどの道クズ。

 
・谷崎
 輪姦グループのリーダー。クズオブクズ。彩を輪姦したのも幸を輪姦したのも勝又さんの奥さんと不倫して売り飛ばしたのもコイツ。
 もともと犯罪者予備軍のロリコンだったのだが、「エリート人生台無しにしたくないしなー」と踏み止まってたのが、新村が「犯罪にならないように全部こっちがお膳立てするから犯っちゃいなよ!」と焚き付けて犯行に及ぶ。つまりクズ。
 画像は闇の組織の力を利用して輪姦してる最中の動画(幸は当然隠す)をネットにばらまかれたところです。最終的に死にます。バンザイ。

 
 谷崎を警察に突き出す為に動こうとしたところで処刑された勝又さん。
 その無念も上乗せして藍都が谷崎ぶっ殺し宣言をするシーンは、この物語屈指の「さすがは藍都だ! そこにシビれるあこがれるゥ!」です。
 なお、この時点ではまだ新村が黒幕であることは誰もわかってない。

 
・九字間
 表向き首謀者を演じている影武者。
 ドヤってるけど全部演技で、金が貰えるから従ってるけど「気の毒だなぁ」と思うくらいの感情は持っている。長年ただただ翻弄される原川に何もしてやれないのが歯痒かったので、最後は一緒に組織へ反逆してくれて、貴重な情報を遺して殺される。

 
・彩の父親
 クズのDV親。画像が全てを物語る。
 コイツに「娘を一晩売れば10万で買ってやる。処女なら更に10万だ」という話を持ちかけた元凶も新村。
 当然二度と近寄らないわけがなく、味をしめてまた売春させようとするところを抵抗され、刺される。怖くなった彩は現場から逃げ出し、親父は「お役御免」と射殺されて闇に葬られたので、お咎め無し。

 
・秋山奈美
 彩に騙されて藍都をストーカーと信じ込んでイジメていた相棒。
 三年間イジメ続けるという、いくらストーカーと思い込んでたって過剰な制裁ぶりであるが、特に疑問に思わず延々とイジメ続けていた。
 ……とはいうものの、彩が唆さなければそもそもイジメ行為には手を染めてなかったって意味では負の連鎖の被害者。まぁどうにも「別件のなんらかで唆されてもあっさり尻馬に乗りそう」という危うさはどうしてもあるけれど。
 典型的な「自分が正義だと思いこんでるので残虐になれる人間」である。
 物語的には和解して終わりそう。

 
・入瀬都
 彩の姉。
 クソ親父から妹を救うには、自分のいる施設に保護してもらうしかねーと「騙され」て、原川イジメを仕組んでいた。
 元来善人なので、闇の組織が「お前が消えた代わりに妹が暴行されてるぞー」と吹き込んで止む無く実行。完全に被害者。
 組織に踊らされた原川に拷問された末に死亡。
 正気に戻ってからの原川はこのことをメッチャ後悔している。
     
5/21      
  世にも危険な医療の世界史

 
 機械・道具や、色んな技術って、現代と比べても凄いと思えることが割とあったり、そうでなくても「現代の効率や精度には及ばないが、それでも昔なら十分これで便利だったろうね」と思えることが多々あるわけなんですが。
 医療技術に関してだけは「100年前ですら怖くて無理」と常々思っていたワダツミです。
 いやもちろん実際に効果のある医療行為もそりゃ当然ながらあったわけなんですが、「そうでない場合」のリスクがヤバ過ぎて、自分の体をベットする医療ガチャと思ったら、危険がデンジャラス過ぎるっつー。
 そんな認識を前提として読み始めたので「ですよねー」となりまくる本(笑)

 
 なにも太古の怪しげな呪術とか、医学的な裏付けのない民間療法だけがヤバいわけじゃないのが本当にヤバくてヤバいのよな!
 紀元前から18世紀まで「医学の常識」扱いで日常的に行われまくった狂気の治療法「瀉血」だーっ!!!!
 いわゆる「とりあえず血を抜けば、悪い血が排出されるんで大抵の体調不良は治る」というデスコンボ。
 そりゃ「瀉血しなくなったら死者も減る」ってもんだよ!!!

 
 プラセボや単なる本人の体力や体質や幸運で「稀に回復するケース」を「治った」として盛大に喧伝するもんだから、分母を知らない人々は騙されてしまうんぢゃよーっ!!!!
 昔はスナック感覚で人が死にまくってたことは先日もセフィーロ絡みの記事で書いたわけですが、医療行為という名のダウン攻撃でトドメ刺されて死ぬ人の多さも一因ですよ。
 なお、この本に掲載されている医療行為でもっとも効果を発揮した方法は「たくさん水飲んで、頻繁に水浴びをする」という「水分を十分に採って清潔にする」んだから手堅いよねってことを、「奇跡の水で元気になった!」と喧伝するやつです。中世は入浴頻度が月イチの人間が「綺麗好き」扱いされるくらいには衛生観念がぶっ飛んでるんで、効果は覿面だぞ!!

 
 なんの意味もない治療どころか悪化させる行為しかしてないけど、当人的には大真面目で悪意なんて欠片もない医者が「治った」と思い込む理由が納得でき過ぎて怖い。
 俺だって拷問から逃れるために治ったふりしまくる自信がある……!!

 
 ところでFGOでもしばしばヤバいムーヴをすることに定評のあるパラケルススさんですが。

 
 当然ながらこの本にも頻繁に登場し、様々なデンジャラスムーヴを披露してくれます。水銀絡みだけと思ったら大間違いだぞ!!!
 てか昔の人、「万能薬」という存在に希望を持ちまくりなもんだから、その実在性を疑わずにホイホイ騙されていく。疑う人もいるんだけど、大多数の「実在して欲しい」という願望に押し流されてしまう。「空気読めよ!」ってなわけだ。
 だがこれを「昔の人間は無知だなぁ……」なんて思ってしまうのは早計で、現代だって怪しげな代替医療に踊らされる人はたくさんいるわけで、エビデンスがあろうがなかろうが「人は信じたいものだけを信じる」という前提の前には関係ないのだよな。エビデンスの有無といえば、ダルビッシュのツイートはマジで「こんな人だとは知りとうなかった……」と悲しくなったぜ……。
 でまぁ今でこそ「科学的な根拠」に対して信頼性が存在していると判断が下せることにかなりの安心感があるわけだけど、昔だって「お医者様」「学者様」が「絶対に効果がある!」と断言して流布・施術しちゃってんだから、本やネットで調べたりセカンド・オピニオンなんて無理な時代にしてみたら信じるしかないもんな。
 TRPGやファンタジー世界の治療スキルが原則的に身体に良い影響を与えるのは奇跡ですよ奇跡(笑)

 
 現代医療で使われる薬だって身体に良いことばかりじゃなくて、当然ながら「副作用」ってもんが存在する中で、いい塩梅に調合されたりしてるのを投与するわけですね。「100ダメージ受けるけど1000回復出来ます」ってなもんで。
 だがこの本に出てくる医療行為の殆どは「1000ダメージ受けますが、回復した気になったほうが良いです」だったり、良くても「300回復するけど1000ダメージ受けます」みたいなもんばっかなんだよな(笑)
 そもそも治す方の姿勢が「簡単に人って死ぬもんだから、取り敢えずそれを回避さえ出来れば、他の犠牲はしょうがない。はい腕切り落としましょうね~これで30%の人は助かってますよ~」なので、飲むだけで何でも治る万能薬に痺れる憧れるのもしゃーねーよなー。
 なんせ「それが悪化だろうがなんだろうが、体調に変化が出た時点で『治療効果が出た!』と判定される」という、スーパーポジティヴな認識の世界だからな!!

 
 
 というわけでホームズがパラケルススになにを融通してもらっていたかどうかは全くもってこれっぽっちも全然一切鏖殺英霊剣豪ってなもんですが!!!
 これがわかった人は世紀の名探偵だね!!

 
 今じゃ蛇蝎の如く……どころか過剰反応レベルで忌み嫌われて、無益な風評被害を引き起こすレベルな存在となってる放射性物質が、Falloutシリーズでブラックなネタにされてるように、ちょっと前まではかなり甘く見られて……ってレベルじゃない時代がありまして!!
 子供向けの学習玩具でポロニウムやウランが売られてたなんて恐ろしいわけですが、健康目的で体内に採り入れようとしてたとか狂気の沙汰じゃよー。

 
 テイスティングの結果がそのまんま過ぎて爆笑した(笑)
 ローマ人も鉛の盃でワイン飲んだり、催吐作用のある毒物使ってリバース&イートの無限コンボをキメてたりと無茶しまくりで(当人たちは健康的なことしているつもり)、つまるところ死ぬ。

 
 スナック感覚でドラッグ気分!!
 ドラッグショップでドラッグが買えたと書けば至極自然な文章なわけですが、メガネドラッグは別にそんな危険な意味では(支離滅裂な文章
 もはやあらゆるシチュエーションでアヘンだコカインだとぶっ込んでくるもんだから、19世紀の欧米人は皆ラリってんじゃねーのかという気になってくる(風評被害

 
 皆もこれで安心しようぜ!!!
     
  ■あなたの鼓動を見させて。

 
 先の方まで読んでる人にお聞きしたいのですが、夏川くんは「ペットの連れ去り事件」を「下らない話」と思ってるタイプの人間であることが裏付けられる描写をされるんでしょうか。それとも単純に作者が描写をミスってるだけなんでしょうか(´・ω・`)
     
5/16
  地球移動作戦

 
 とどのつまり妖星ゴラス。献辞も記されている。
 巨大な天体が地球との衝突コースに乗っていることがわかったので、地球を移動させて回避するぞーっ!!!
 爆ぜろグラビテーション! 弾けろタキオン! Movement Th!s Earth!!!

 サイバーナイト、サーラの冒険、ギャラクシートリッパー美葉、ラプラスの魔といった往年の山本弘作品のキャラたちがスターシステムで登場しているので、表紙以外のビジュアルが一切存在しない作品ゆえに全部それで変換してイメージされてしまう(笑)
  
 しかし冒頭から登場しているブレイドはサイバーナイト1の時だと右の渋いオッサン(挿絵担当は吉富昭仁)だったのが(なにせ宇宙艦のキャプテンだし)、2になってイラストレーター変わった途端急に若返り&画力低下、メカデザインもご覧の落差で正直酷いもんだったのが、本作では老化を遅らせる技術が存在することで「35歳だけど20代の若者に見える」という描写から、左のデザインで想像しないといけない苦行が……!!

 
 ちなみにヒロインも右が1のデザインで、左が2のデザインだぜ! 全然違う!!
 突然皆髪を逆立てたくなる衝動を強いられているんだ!!!

 それはさておき、サーラの冒険からはサーラ、デル、デイン、フェニックス、ジェノアが登場。
 デルとフェニックスはちょい役の人工知能で、メイン級の目立ちっぷりを披露するのはジェノアだけど。

 冒頭の主役はブレイドで、その後はギャラクシートリッパー美葉と、サイバーナイトのMICAのバディがメインを張ることに。
 ていうか冒頭のブレイドパートの面白さがかなりのもので、ここだけで「え、もっと読みてぇ」となっちゃったわ。
 パートチェンジ後の、いわゆる「馬鹿な人間相手にどうやって現実的なプランを遂行するか」も十分面白かったんだけど、「一番面白かったのはプロローグ」だったのは否定できない(笑)
 だがなんにせよサイバーナイトのSF描写にドキワクしまくった記憶が蘇る良作であった( ・`ω・´)


 
 
 先日Netflixで公開された「流転の地球」も「地球を移動させよう」って話なんだけど、こっちは太陽が異様に熱くなってきてやべーから逃げようぜって話で、衝突回避というわけではない。

 
 
 木星の引力に捕まってからの軌道変更が凄まじ過ぎて吹いた(笑)
     
  人狼ゲーム クレイジーフォックス

 
 出たー! たぶらかされてる論!
 まぁ実際、別の人にたぶらかされてたんですけどね!!(えー

 
「納得だァ!」がメッチャツボってしまった(笑)
 敵と勘違いされてるくらいのことがないと、大好きな多喜川くんが自分を疑うわけがないものね!! そりゃそーだ!! 納得だァ!!

 
 だがクレイジーなメンタルにも壮絶にハードな理由があったりもするわけで、同情はせざるを得ない。
 こういった極限状態故に「発揮できるシチュ」が与えられちゃってるわけだが、普段はどんな風に暮らしてるんだろうなぁ……。今までもヤンデレ炸裂で誰かに惚れては大暴走を繰り返してたかと思いきや、友達には変な人間とは認識されてないっぽいしなぁ。そういった意味では、こんな極限状態に陥らなければ、もしかしたら……という気もしてしまう。

 
 こんなやべー煽りシーンそうそう見れないね!?
 オイオイオイ。死ぬわアイツって感じの!!
     
  ■フェイトグランドオーダー

 
 紫式部好きだから、メインポジションであることは嬉しいんだけど。
 流石に脚本を誰が書くかって案件でシェイクスピア差し置いての抜擢にはなんらかの言及が必要だったんじゃないかな、とは。
 普通に「外道過ぎて無理」って断るだけでもいいからさー。
 あとだからなんで配役の人選に百貌さん入れないのかも説明欲しいんですけど。セイレムの時もそうだったけどー。

 なんでロマンが生きてるのにモリアーティや龍馬が普通に仲間なんだってのは、きっと種明かしされると信じている。
     
  那須おーくん ふれあい牧場

 
 セントバーナードを思う存分モフれるプレイスだ( ・`ω・´)
 ここのワンコはどれも「触りたければ好きに触ればいいぞ」って感じでマイペースにしてるスタンスなので、「モフりたいけどグイグイ来られるのはちょっと怖い……」みたいな人でも大丈夫。
 でも有料のオヤツを装備したらメッチャ群がられるからそのつもりでな!!!

 
 セントバーナードがメインだけで、他のワンコもたくさんいる。
 ゴールデンレトリバーちゃんはモフりまくってたらお腹見せてくれるし、手を丸ごと甘噛してくるのであった。可愛い。

 
 小型犬もいるぞ( ・`ω・´)
 チワワもミニチュアダックスもミニチュアシュナウザーもいるぞ。にゃんこもだぞ。