■“海洋”キャンペーン 第5回(パーティーレベル7) 前編

・ライザー ファイター5/レンジャー2
・ダス インヴィジビル・ブレード2/ローグ3/レンジャー2
・アウリス クレリック7
・リッツ ウィザード5/レンジャー1
・フォルカー ファイター7

 重傷のフォルカーを治療してもらう為、信仰する神の神殿に訪れたアウリス。
 冒険者を生業としつつも、日頃から教会との繋がりを軽視することなく精励して来たので、高レベル呪文による治療を単なる外来者の場合よりも遥かに早く施して貰うこととなった。
 天井の高い中庭に面した廊下。 そこに差し込む陽と柱の影の中、司教へ今回の顛末を報告するアウリス。
司教「そうか……。昨今、奴らの動きが活発になっているのは、他の情報と照らし合わせても明白だ。今回は大変だったようだが、今後も民を守る為にがんばって欲しい」
アウリス「ハッ。全力を尽くします」
(『動きが活発』『他の情報』になにか引っ掛かった様子だが、『いや、なんでもないです』と口をつぐむプレイヤー)

 リジェネレイトをかけて貰い、退院するフォルカー。
フォルカー「手足があるって素晴らしい〜!! パンツ一丁で走り回るぜ!!」
アウリス「恥ずかしいから止めておけ。違う病院に連れてかねばならぬぞ」
DM「拷問で壊れて精神を病んだ人が……」
ダス「黄色い早馬が!」


DM「君達二人が帰ってくると、仲間達の姿が無い。そして村民達の態度が妙に冷たい……のは前からそうだったが、さらに冷たい気がしないでもない」
アウリス「あれ? 何処行ったんだ? って状況が悪化まで!?」
DM「そこへ熱い漁師が駆け寄ってくるね」
漁師「オイオイ、大変なことになっちまってるぜ」
アウリス「いったいどうしたというんだ?」
漁師「『海賊共は俺たちがぶっ倒した』と大嘘ぶっこいちまってよー。今は『やっぱり違いました』と謝って回ってるみたいだぜ」
アウリス「なに!?(笑)」(やりとりをプレイヤーは横で見てたので、どうしても笑ってしまう)
フォルカー「なんだそりゃーっ!?(笑)」(皆爆笑)
リッツ「漁師だけはまだ好意的なんだね。他の人から見たら最悪だが」
DM「そりゃ一緒に戦った戦友意識があるからな!」

 暫く待ってようやく全員集合。
 フォルカーが拘束中に得た敵側の情報を整理し(といっても僅かだが)、今後の作戦を錬る。

リッツ「で、ダスは子爵にどういった報告をしたんだい(笑)」
 そして発覚する重大な言い忘れ。
ダス「訂正の懇切丁寧な手紙を書かねば! 『後から思い出しました』『伝え忘れていたことがありました』……ダメだーっ!」
リッツ「AP使い果たしてたんで、口出せなかったんだ! すまん!」
(その場にいないキャラが口出しする場合は、APを使用しないとダメというハウスルール)
DM「交渉の全体としては、ちゃんと立派に言えてたんだよなぁ。数字的な言い間違えも無かったし」
ダス「すいません、敵のことは完全に忘れてました!」
リッツ「『奴らに関する他の情報は無いのか?』って聞かれて『無いです』って答てたもんなぁ(笑)」
ダス「じゃ、じゃあ『敵に囚われていた仲間から改めて得た情報』として報告すれば……あと作戦のこともちゃんと書いて送ります」
DM「嘘で護魔化したーっ!?(笑)」
リッツ「ところであの穴の奥だが、あれ大事だったのか。そうか……約束してしまったのなら、とりあえず行かねばならないが」
DM「子爵相手には、パーティーの総意としてあそこが怪しいと確信したことになってるからなぁ(笑)」
アウリス「島の外に船が無かったのは怪しかったよなぁ」

 とまぁ色々揉めつつも、子爵には素直に謝罪(ぶっちゃけたとも言う)の手紙を送り、その翌日……。
DM「子爵の使いが君達に届け物を寄越したね。なんと中身は銀貨5000枚」
全員「なにぃぃぃ!?」
リッツ「これは子爵の恩義に全力で報いなければならない……!!
DM「一方、数日後に君達の『手紙』を受け取った子爵はきっと……」
子爵「『忘れてました』だと……誰か支援金を取り返してこい!!」
DM「ってなる気がしないでもないな(笑)」
全員「ぎゃああああ!(笑)」
DM(まぁ拷問にかけられて沿岸地域の戦力配置吐いちゃったのも報告してないわけだが……)

 資金があるのならば、買い出しである。近場にあるそれなりの規模な街に繰り出す一行。
 各人が思い思いの買物を行なう中、一人ぶらつくダス。
DM「君が歩いていると、10歳くらいの女の子が近付いて来て、君の服の裾を掴んだね」
ダス「なん……だと……? 視認します」(このキャラは幼少期のトラウマが原因でロリコンという設定)
DM「ダイス目20かよ! 瞬時に視姦しやがった!!(笑)」
アウリス「完璧過ぎる……(笑)」
リッツ「さすがロリコン……抜け目が無い……」
少女「あの……わた……わたしを……あの……」
全員「おいおいおいマスターっ! なんつー展開を!!(笑)」
DM「せっかく考えてくれたキャラの設定はキッチリシナリオに反映する……それが俺の流儀」
ダス「OK……OKOK。言わんとしていることはわかる。わかる……!!」
少女「わたしを……」
ダス「ま、待て。わかった」
 しばらくの間、慌てふためくダスと囃し立てる外野という構図が続く(笑)
ダス「いやいやしかし買うわけにはいかん……いかんぞ……!!」
アウリス「どうしたどうした! ヤるのかヤらないのか!!(笑)」
リッツ「法的にも別に犯罪じゃないんだよね?」
DM「うむ。娼婦は合法だな。まぁ少女買う趣味となると、現実ならロリゲー大好きですくらいの世間体になるけど(笑)」
ダス「……マスター、娼婦の相場ってどのくらいですかね」
DM「ここらだと銀貨20枚くらいだろうか」
ダス「じゃあ銀貨10枚を彼女に渡します」
少女「…………え?」
ダス「君を買うわけにはいかないが、これを受け取って欲しい」
少女「……いいんですか?」
ダス「ああ。こんなことしかできなくてすまない。それじゃあ……」
少女「あ、ありがとうございます」
DM「やせ我慢を決めて少女の声を背中に受け、立ち去ろうとするダスだったが……人が殴られた音と、少女の悲鳴が」
ダス「なにぃぃぃ!?」

 
親方「媚びて巻き上げるのは、その後だろうが!! 順番勘違いしやがって!!」
少女「ごめんなさい……ごめんなさい……」
ダス「ダッシュで戻って銀貨を拾い集めるの手伝います」
親方「おやおや、やっぱり買う気になってくれましたかな?」(ククク……戻って来ざるをえんよなぁ……!)
ダス「貴様……」
親方「ややや、すいませんねぇわざわざ拾ってもらって」(手を差し出しつつ
ダス「これは彼女に渡した金だ。アンタにではない」
親方「おい、お前が金を落とすからネコババされちまってるぞ!? 返して貰ってこい!」(バキィっ
少女「ひっ……」
親方「そいつの金ってことは、私の金なのでしてね?」
ダス「ぐっ……彼女に渡します」
親方「それで、お買いになられるので? そうでないのならば他の客を探さねばならないので、お引き取り願いたいのですが」
ダス「ぐぐぐっ!!」
 それにしてもこのDMノリノリである。一瞬の澱みもなくスラスラと親方の外道台詞が出てくるぜ! 外野のボルテージも高まる一方だったが(えー
ダス「わかった……買おう」

 ダスのアライメントは善。その自覚が彼の最後の砦(笑)
 奥の部屋に通され、少女と二人きりになる。

ダス「だが抱かないぞ! 横で寝るだけだ!!」
DM「一緒のベッドで寝ることは寝るんだ(笑)」
ダス「いやぁ……ハハハ」

 しかしまぁなんだかんだで誘惑に負けてコンバインしちゃうんですがね!
 別にその辺生々しくロールプレイしたわけではないので、とっとと朝になったよ!(笑)
 ちなみにダスよりも、野次を飛ばす外野の発言のほうが圧倒的に多かった!

 閑話休題。
 無断で朝帰りのダスが白々しくからかわれつつも、英気も養ったところでいざ出撃。
 ウォーターブリージングを多目に用意して、行けるところまで行ってみよう作戦発動。

 
 アンブッシュを警戒し、洞窟手前から件の穴がある空間に踏み込むところまでを、非常に慎重に調べつつ進むダス。
DM「というわけで到着。どうする?」
アウリス「ウォーターブリージングを唱えます」
ダス「では穴を調べます」
 無造作にフィギュアを水辺に動かす。
リッツ「あっ、それはあまりにも軽率な!!」
ダス「え?」
 通常、敵との遭遇が予想される場所を探索中は、口頭で「移動した」とかではなく、実際に用意されたマップ上でフィギュアを動かした通りに、処理されます。もちろん端折る時もあるけれどね。
 これは「後ろに追従してるつもりだった」「そこに立ってるつもりでした」「思いついて口にはしたけど、まだ本当に移動するつもりじゃなかった」という個人の認識との齟齬で揉めることを回避する為です。即ち……。

 
DM「じゃあ君は視認だ」
ダス「視認11です」(ちなみに彼のほぼ最低値)
アウリス「ボーッと昨日のこととか思い出してたんだろ!!(笑)」
リッツ「なんだよ、視姦の時との落差!!(笑)」
DM「ならば奇襲された。高けりゃ近寄る前に気付けたかもだが……」
ウォーターエレメンタル「置いてけ〜置いてけ〜」
アウリス「ホントだよ! 置いてけ掘だよ! 怖い!」
リッツ「なんか警戒しなくてもいい場所では慎重で、警戒すべき場所でさっさと進んじゃうんだよねぇ。無造作だったもの!」
ダス「な、なんだこいつら!?」
リッツ「どーっからどう見ても、ウォーターエレメンタルです」
DM「一斉に組みついてくるね。立ちすくんでるから、接触成功。対抗ロール……こっちの勝ち」
 次々と組みつかれるダス。
DM「ダスが輪姦されている……」
ダス「ああ、ヤバい……昨日のことが走馬灯のように……」

 急にスポットライトが当たったのは死亡フラグだったのか! 続く!


●プレイヤーズコメント

・リッツ
 世界の設定や描写にこだわるDMを傍に、洞窟の中をいかに攻略するかに夢中で、世界を見渡す余裕のないプレイをしていた我々。
 最近は効率重視以外のところや、個性にも目をやれるようになってきたかなぁ、と思います。
 色々とそういうところにもこだわってプレイを広げていきたいですね。
 まぁ、まさかこの設定を拾ってくるとは思ってもいませんでしたが(笑

 ミッション進行に関しては、ほんと公開されること自体が羞恥プレイなんじゃないかと……。
 ミッションはこれからが山場。いい結果を出すべく頑張ります!
 ダメなフラグをすでに何本か立ててますが……。



・アウリス
 今回はなんと言っても、ダスのイベントでしょう(笑)
 外野は楽しい限りですが、自分が同じ目に遭ったらうまくヤれるかどうか……。
 そして、因果応報が!
 油断と慎重の差が激しいのはどうしてだろう?

 ただ、個人的には寺院のシーンがあったので満足な回でした。
 いかにもな場面に、知識・宗教が活かせて良かった。



・ライザー
 ダスがいい意味でも悪い意味でも大活躍の回でしたね(笑)
 迂闊に移動して取り囲まれる、の図は自分もやらかすので笑うに笑えませぬ……。状況が酷すぎですけどね!(えー



・フォルカー
 手足を再生して心機一転!!って所ですが、装備を失って再出発です。
 ……ガンバロウ。

 ダスが大活躍!!
 キャラの持ち味が生かされた感じです。仲間の活躍は喜ばしい事。
 ……なんだけど、まさか行ってしまうとは(笑)
 エレメンタルの遭遇は私も同じことをやっていたかも、です。
 迂闊に飛び込んでしまって痛い目に遭うのは今までに何度やってしまったことか……。



・ダス
「おにいさん、苦しそう……(さすりさすり)」だぜ? 我慢できるわけ……ないじゃないか……! おっと、別に子爵のお金で少女を買ったわけじゃないんだからね!
 少女にはクリティカルを、そして敵にはほぼファンブルを。 穴まではしっかり調べたんですが、無造作に突っ込んでしまいました。迂闊にもほどがあります。申し開きできなく、反省です。

 大寺院のシーンは、前後と状況を鑑みずにいれば、とても爽やかなシーンでした。まさにごきげんようの世界。

 子爵から援助、期待に応えたい気持ちが積み重ねられました。頑張りたいと思います。
 いや、ほんとに。

■“海洋”キャンペーン 第5回(パーティーレベル7) 中編

 3体のウォーターエレメンタルに袋叩きにされつつ、陽光棒の明かりが消火されてしまう。
ダス「くぅ! ククリで斬ります……あ、水中で斬撃武器だからダメージが半額だ!!」
DM「半額!? 半額サービス!?」
アウリス「斬新だ。だが全然お特じゃない(笑)」
フォルカー「マズいな、水の中か……」
ダス「まぁやらないよりはマシなんで……」
アウリス「水の中行くってわかってたでしょ!?(笑)」
ダス「まだ陸上だったんで……うっかり」
 ダメ元で振り回したククリは、視界が利かない為にそもそも当らない。
DM「暗闇の中でレイプされるダス」
アウリス「ホントだね。(少女買いに対して)因果応報だね(笑)」
DM「インガのインが……淫乱の……」
ライザー「変換ミスみたいなことに(笑)」

 ダスは水泳技能が高くないので、ダイス目の低さも手伝って溺れたりで大ピンチ。

リッツ「脅威度3だしなぁ。殴ってれば勝てるかなぁ。一応ダスにグリースだ」
ダス「グリース貰えたのなら、脱出を試みよう」
DM「敵は片方のダイス目がかなり高かったなぁ」
 複数に組みつかれている場合、その全てに対して勝利しないと「全員から負けた」ことになり、まったく振りほどけないのだ。
DM「今度はウォーターエレメンタルの番だ。組みつき対抗ロール」
アウリス「ふるわんね……」
ダス「一桁ですね……」
 グリースの支援を受けたことで状況はかなり有利な筈なのだが、ダイスは無情であった。3匹がかりの組みつきに屈し、水中に引き込まれるダス。ドッポーンと皆の視界から姿が消えてしまう。
ライザー「ここまで移動して、待機アクション寄らば斬る」
フォルカー「7、8、9歩……ここで終了」
リッツ「なんか、皆仲間がさらわれた割には悠長だな……つーか、ヤバい……」
アウリス「ヤバいね……とりあえず全員飛び込むしかないか……」
DM「次のラウンド。ダスは視界の外なんで何が起きているか君達はわからない」
ライザー「まぁ飛び込みましょう……荷物持ちっぱなしは不味いんで、背負い袋を外して飛び込みます」
DM「うむ。飛び込んだら、ダブルスピアで両手が塞がってるから、泳げないことに気付く……」
ライザー「しまったー!? 溺れるーっ!?」
リッツ「いや、このままじゃ溺れるって気が付いて思い留まったったってことでいいんじゃないかなぁ……」(とても心苦しく言い辛そうに)
DM「んー、じゃあ戻ってストップでいいよ(笑)」
ライザー「改めて、ダブルスピアを左手だけで持って飛び込んで、水泳と」
 ライザーだけではなく、フォルカーも両手持ち。さらにはダスも二刀流と、実は自力で泳ぎながら戦うとメイン武器を使えない前衛達。
リッツ「ライザーにスイムをかけます」
 しかし仮に泳げても所詮は「人間の水泳」な以上、機動性が劣悪過ぎる為、巡航ではなく戦闘は呪文で対応が基本である。将来的に水泳技能がさらに高くなれば、移動速度の低下は軽減できるのだが。
 泳ぐ為に片手を空けるのが基本スタンスというのは攻防力が大きく低下するので、趣味の問題を除けば呪文で対応が効率的と言える。

 
 結局諸々の初動の遅れが致命的となり、水の中にさらに存在したウォーターエレメンタルによって袋叩きに遭ったダスは善戦虚しく死亡する……。
リッツ「くそっ、最初の時点でファイアボール叩き込んどくべきだった! ダス巻込んでもまだそっちの方が目があった!!」
 身かわし能力を持つローグならば無傷で回避出来た可能性は高いし、そうでなくてもウォーターエレメンタルの方がHPが低い為に、より致命的な損害を与えて撃退を狙えたかもしれない……と後悔するリッツ。

 だが戦いは終わらない。水中戦に加勢する為に、アウリスも白兵戦にシフトする。
アウリス「飛び込みます」
DM「スイムかかってたっけ? 武器はスピアだよね?」
アウリス「スイムはかかってません……ああ!? 両手塞がってる!!」
DM「君にできることは今すぐスピアを捨てるか、そのまま沈んでいくかだ(笑)」
アウリス「捨てます捨てます!!」
リッツ「両手武器使ってたら泳げないっての……完璧に皆忘れてねぇ!?」
DM「以前の水中戦の時もそうだったのに(笑)」
リッツ「前は足ついてたからよかったんだけど」
アウリス「そうねー。海底を歩いてるの多かったから」
DM「あとスイムポーション持ってたし」
アウリス「仕方無いのでサウンドバースト!!」
リッツ「3ダメージ、と。これはダメージ狙う呪文じゃないよなぁ……。朦朧化がメインで」
DM「そしてエレメンタルは朦朧化しない」
アウリス「だって武器が無いからこれしかダメージ与える手段無いんだもの!(笑)」

 しかし一人が身動きもままならまいまま集中的に攻撃されてるわけではなく、正面からのぶつかり合いとなってはウォーターエレメンタルに勝ち目はない。半数を打ち倒すと残りは逃げていった。

リッツ「(蘇生費用の確保に)なにを売ろうか……」
 水底へ降り、ダスの死体を確認しつつ傷の治療をしていると……。
DM「リッツは視認振って」
リッツ「視認は高いから安心したまえ…………ほぅぁ!?」
全員(ダイス目に苦笑い)
アウリス「言ったが為に変なフラグが……(笑)」
リッツ「12です……ヤバい、このままでは……APを使って……しかし何故俺だけ視認を……そうか、夜目があるからだ! ……AP使って18」

 
DM「ナイス判断。それで見えた。複数の蛇のようなクリーチャーが忍び寄ってくる。お互いを視認してる敵とリッツだけでイニシアチヴ」
ダス「これはヒで始まっちゃうような……」
リッツ「知識判定は31」
DM「ヒドラだねぇ。その中でも水中戦が得意で、毒を持つタイプのようだ」
リッツ「ウェヴ唱えて撤退かなぁ……」
DM「逃げるのかい……? 倒さないと蘇生費用出ないよ?(ニヤリ」
リッツ「はぅあ!?」
アウリス「よしガンバローっ!!」
リッツ「なんという……」
フォルカー「他のキャンペーンに出た時もたくさん稼がせて貰ったなぁ……」
リッツ「マスターの凄い悪魔の囁きが!!」
アウリス「いや、でも、何も居なかったねっていうよりは」
DM「逃げてから俺が『倒せば蘇生費用出たのに……』って言うのとどっちが良いのか(笑)」
アウリス「今だと思います!」
リッツ「今ならまだ『それでも逃げる』という選択肢はあるからな(笑)」
 というわけで覚悟完了して迎撃の用意無しのまま戦闘開始。
 隅に追いやられた状態の為(縦穴の底にいるから)、非常に身動きが取り辛い。
DM「これはウェヴで動き止めて、強化呪文唱えてから迎え討った方が良かったなぁ」
リッツ「ウェヴで逃げるという選択肢しか思い浮かんでなかった……時間を稼ぐというのがあった。何の為に俺はAP使ってまで……」
フォルカー「攻防一体フル、防御的戦闘で攻撃」
 ファイターが必死に戦線を支える。ヒドラの攻撃回数はハンパでは無い為、防御重視の重装戦士がいないこのパーティーではこれが最大のディフェンスオプションである。代償として攻撃力は殆ど失うのだ。
フォルカー「お、ダイス目がいい。攻撃ロール-9で17は当たりますか?」
DM「17は当らない」
フォルカー「次はクリティカルロール……は失敗で普通に命中。10ダメージ」
 俺さっきの説明文で攻撃力失うって書いたのに!
リッツ「なんか1人の死亡で済んでいたものを、3人4人に増やしてしまった気がする俺の行動……(苦笑)」
アウリス「ウェヴね……(笑) とりあえず自分はヒドラの攻撃範囲から撤退……と」
DM「次はヒドラの攻撃。フォルカーを」
フォルカー「ACは23」
リッツ「16しかないのか基本で!?」
フォルカー「チェインシャツと敏捷度で」
DM「身ぐるみ剥がされてミスリル鎧からなにから全部失ってるのが痛いなぁ」
 だが危ういダイス目にAPを使用して毒に抵抗しつつ、どうにか凌ぐフォルカー。
ライザー「5フィートステップして、全力攻撃するよ。メッチャ突くよ。4回攻撃で14点、12点」
 しかし次のヒドラの攻撃で毒を2度喰らい、筋力が13まで低下。
ライザー「頑張って突くよ。逃げたいけど。12点、クリティカルチャンス……失敗で通常命中7点、次もクリティカルチャンスで、今度は成功。17ダメージ。最後も怒りのクリティカル!」
 さらに次のターンでは……。
ライザー「命中9点、クリティカルヒット31点、クリティカルチャンス……失敗で7点、次もクリティカルチャンス……AP使って命中」
DM「死んだ死んだ。12回攻撃してクリティカル4回ってバカじゃないの!?(笑) しかもクリティカルチャンスだけなら6回だし」
リッツ「クリティカル特化キャラじゃないから20以外クリティカルじゃないのに(笑)」
 ライザーのクリティカルは20面体で20を振らないとクリティカルチャンスにすらなりません(ロングソードだと19〜20、シミターだと18〜20みたいに武器によって違う)。攻撃ロールで20を出し、そこでもう一度命中ロールを振って命中すると、クリティカル成立。外れたら単なる自動命中。19とか18は自動命中じゃないので、ダイス目はクリティカルチャンスだけど命中しなくてクリティカル不成立なんてこともある。
 で、つまりライザーは12回20面体を振って6回20を出したというチートみたいなダイス目だった(笑)
 ミラクル逆転ファイターぶりに沸き立つ仲間達。これを売れば蘇生費用を賄えるぜ!!
 起死回生に成功した冒険者の明日はきっと葬らんホームラン!!

 後編に続く!


●プレイヤーズコメント

・リッツ
 密集した敵に味方のダスもろともファイアーボール、は最初から考えてはいた。
 しかし一歩間違えれば味方をさらに窮地に追い込むかもしれない攻撃である。
 他の救出手段があるうちは取るべきではない……で回避。
 (他のキャンペーンでは容赦なく味方を巻き込めるキャラも使っているのだが(笑))

 結果的にその判断は間違っており、「死ぬとわかってれば、ファイアーボールうってたのに!」
 後悔の先に立たず。

 ダスの無造作な移動からはじまり、遭遇後の味方の緩慢な対応など、パーティー全体の危機感の低さが招いた失敗。
 危険を承知で先行させている斥候を見殺しにすることは、信頼関係を揺るがしかねない失策だと言うことを肝に銘じていきたい。



・アウリス
 どうして勇気を持って飛び込まなかったんだ?

 プレイ後は不思議に思う行動も、何故か最中は無頓着。
 いい加減、この辺りを直さないと本当に取り返しのつかないことに……。
 って、早速水中戦闘できないし!

 ヒドラと戦う理由も「蘇生費用の確保」でなく、「海の平和を守る一環」としたい。
 これじゃあ、前回寺院シーンが台無しだ……。



・ライザー
 水中にて斬撃半額サービス……これは流行る!(えー

 自分の待機アクションはアレ過ぎて恥ずかしいですね。あと両手武器保持したまま水中に飛び込むと溺れる事を忘れてるのもどうかと……その初動の遅れのせいでダスがorz

 ヒドラ相手にトランザム発動は自分が一番驚きました。なにせ普段の出目がシステム問わずにアレなので(笑)
 そして次第に噂され始める私の死亡フラグ……。いやだー、死にたくなーい!



・フォルカー
 ん〜エレメンタルに囲まれている図はとても怖い……。
 何だろう、パーティメンバーが一人、また一人と怖い目に遭うように、運命の歯車のような物が回っているのでしょうか?
(他メンバーの恐怖体験をちょっと想像……)→(涙)
 水中における戦闘は未だ慣れていないせいか、位置取りが難しいと思いました。
 5フィートステップも出来ないんだよね……キビシイ。

 ライザーの活躍に助けられました。
 殆ど一人でヒドラを倒したようなものですね。
 私も前衛職としてライザーのように頑張ろう。
 活躍の後にとても怖い体験をする……、まさか次はライザーが?!!
(これまでフォルカーとダスが活躍後痛い目に遭った……)



・ダス
 見事なまでに淫果応報! そして後半は持ち直したものの、全く応えてくれないダイス。出目は少女に全て使い果たしてしました。
 妄想してフラフラしていたばかりに……(マテ。仲間には迷惑を掛けてしまいました。
 そして、写真が怖すぎる(笑

 海洋キャンペーンなのに、水中戦はなかなか慣れれませんねえ。今度こそ。

 トランザムライザー回! これはきびしいな、自分はもう死んでるけど……とじりじりした状況に差し込んだ一筋の光! 正に怒涛、同時にフラグもビンビンです。

■“海洋”キャンペーン 第5回(パーティーレベル7) 後編

 大都市に戻ってダスを蘇生して貰い、
ダス「どうもご迷惑をおかけして……」
アウリス「あんまり突っ込むなよ、昼も夜も(笑)」
ダス「知ってるの!? てかキャラ変わってる!?」
DM「アウリスが毒されて来ている……プレイヤーに(笑)」
アウリス「ダメだーっ!(笑)」
リッツ「じゃあ挽回するぞー!」
ダス「今度は迂闊なことしないぜ!!」
リッツ「慎重にな……」
DM「突っ込め突っ込め突っ込めヘイ……♪」

 再びアタックする冒険者達。

ダス「今回はいないようだな……(ドキドキ」
 厳重に警戒しつつ縦穴を潜り、海底洞窟を進む冒険者達。
 単調な景色に飽き飽きした頃……。

 
DM「大型のウォーターエレメンタルが渦となって狭い洞窟内を猛烈に撹拌しながら突っ込んでくるぜ!!」
リッツ「この前の奴の凄い奴か!」
DM「まぁ脅威度5だけどね(笑) というわけでここまで一気に移動」
ダス「うぉぉぉ!? 速ぇぇぇ!?」
フォルカー「津波だぁぁぁ!!」
 洗濯機に放り込まれたような状態で少量のダメージを継続的に受け続ける中、適当に空間を攻撃すればダメージ自体は普通に通るので、各自反撃する冒険者達。
 ダイス目次第では脱出も可能なので、どうにか離脱するキャラもいたのだが……。
アウリス「いかん、渦に飲み込まれた組がさらわれていく!! キュアが届かない!!」
DM「さらに90フィートこっちに移動」
アウリス「これヤバいっしょ!?」
ダス「完全に分断された」
ライザー「とにかく全力で攻撃するしかない!! 強打3点! 命中して21ダメージ! 二撃目も命中……お、いいぞ。20ダメージ」
DM「これで死んだ。潮流変化解除してリッツ殴っときゃ殺せてたな(笑)」
リッツ「あははは(苦笑)」
アウリス「そう。キュアも飛ばせやしないし(笑)」
リッツ「まぁ死にはしないかもしれない」
アウリス「昏倒はするけど(笑)」
DM「ダメージの期待値は28点くらいかな」
アウリス「死んじゃうじゃん!(笑)」
リッツ「…………ちょっと甘かったな」
アウリス「ちょっと!?(笑)」
ダス「ふぅ、とにかくライザー格好良過ぎるぜ……」

 傷を癒し、さらにススメ〜ススメ〜モノド〜モ〜。
 二回目のウォーターブリージングに切り替え、さらに進んだ頃。
DM「どうも水が汚くなって来たね。そして臭い。これは腐臭だ」
ダス「す、進みたくねぇ」
リッツ「嫌だなぁ……」
DM「ウォーターブリージングで呼吸してるということは、エントリープラグ内のように水を吸い込んでるわけだから……君達はこの汚水が肺に満たされ……」
アウリス「ひぃぃぃぃ!!」
DM「で、その腐臭がドンドンとハードになっていき、衣服もすっかり腐汁カクテル漬けになったところで上り坂&出口のようなものが。あとその辺に肉片とか衣服の切れ端とか色々散乱」
リッツ「……なんだ? まさか海賊達の死体ってことはないよな?」
アウリス「さらわれた村人の遺体だろうか……」
 水を出た先になにかが待ち構えてることを想定し、幾つかの強化呪文をかけて進む冒険者達。一歩一歩慎重にフィギュアを進めていく。もうすぐ水面から顔が……。

 
DM「では先頭の……偶数だったんでフォルカー。濁った水の向うに何者かの姿が見えたと思ったら、水面をぶち破って触手が君を襲う!! 不意討ちラウンド。触手攻撃命中で13ダメージ。さらにつかみ強化発動で、組みつき対抗ロール」
リッツ「む、あの触手は!?(訳:部分的知識ロールしていいよね)」
DM「知識はダンジョン探険で」
リッツ「うあ、2振っちゃった。13で」
ライザー「12」
DM「タコかイカか!?」
フォルカー「うぉぉぉ、なんだぁぁぁ!?」
DM「組みつき成功。君は水面にかっさらわれた(笑)」
アウリス「なんだってー!?(笑)」
ダス「フォルカぁぁぁぁ!!(笑)」
 ピンチの、ピンチの、ピンチの連続〜でも皆は基本的に大笑いします(笑)(良いこと
DM「ではイニシアチヴ」
ダス「よし、トップだ。移動しよう……水泳判定失敗。もがもが」
リッツ「準備段階でヘイスト唱えておくべきだったかなぁ……」
DM「イニシアチヴ14で敵の攻撃。二発目だけ当たりで16ダメージ」
リッツ「ヘイスト唱えて、泳ごう……おおっ、失敗しちゃった」
ライザー「泳いで上へ」
DM「敢えて全員の視界に入るまでは『触手が四本で大型のモンスターがいる』ということで。下手にフィギュアを置くと、キャスターのプレイヤー知識が邪魔をするんで(笑)」
リッツ「知らないふりとか、敢えてバカな行動しないといけなかったりで困るから、知識判定完全に失敗してるから、フィギュア無くてもいいんだよね(笑)」
DM「ライザーの眼前には食い散らかされた屍肉とよりディープな腐臭」
ライザー「強打3点……いや普通に殴ろう。しかしダイス目が3」
DM「うむ。外れた。見えない力で弾き返されたね。反発ACのようだ」
リッツ「反発!?」
フォルカー「脱出を試みます。24」
DM「こっちは32」
ダス「水泳を試みます。失敗しました。もがいてます」
リッツ「こ、この貴重な序盤の動きにもがもがいってるだけとは!! 俺もだけどな!!(笑)」
DM「二人揃って(笑)」
リッツ「しまった。AP使えよって突っ込もうと思ってたけど、俺も使ってなかった!(笑)」
 一方、水泳判定に成功したアウリスがフォルカーにキュアを唱えた時だった。
アウリス「34点回復」
DM「はい、回復しました。敵も」
フォルカー「さて……」
アウリス「へ?」
DM「敵の傷も同時に癒されていっているようだ(笑)」
アウリス「敵も!? なんだってー!?」
ライザー「俺が削った分が!!」
フォルカー「俺の身体と同化しているのか……おそらく?」
リッツ「神様そんな奴癒しちゃダメですよ!」
フォルカー「攻防一体を限界まで利かせて防御的戦闘、スパイクトガントレットで殴りますが、外れ」
DM「じゃあ敵の番だ。傷が癒っていく、と」
ライザー「さらに回復するのか!?」
リッツ「ようやく水面に顔を出せた……とりあえずマジックミサイル」

 謎のキュア便乗の正体が皆目見当付かないまま、試行錯誤する冒険者達。

アウリス「組みつきから外れたんだから大丈夫か!? キュア」
DM「ゴチ」
リッツ「じゃあ機会攻撃範囲から離れて……」
DM「元気イッパーイ」
 糸口が掴めないまま、どうにかジリジリと攻撃を続けていたのだが……時が経つにつれてリソースは先細るもの。
アウリス「ダメだ! キュアが尽きた! 撤退しないと!!」
リッツ「…………ていうか引き時を完全に見誤った。明らかに泥仕合なのに尽きてから撤退じゃ遅い!」
 遅過ぎる撤退の決断を自覚しつつも、全滅するわけにもいかない以上、出来る限りの努力をして後退し始めるパーティー。
DM「どうやら水の中までは追って来ないみたいだね」
全員「た、助かった……追撃されたら何人死んでんだ……」

 有り金叩いて準備をし、リトライゴーゴゴー!

 
リッツ「今回はエレメンタルに遭わなかった(笑)」
DM「途中まではこれといったアクシデントも起こらないそろそろ出口って所まで到着。あとは好きに接近して強化呪文とかの準備もしてOK」
 呪文は効果時間が数時間や数十分と長いものから、数分、数十秒と短いのもある。分単位あれば戦闘中に切れるのを心配する必要は殆ど無いが、数十秒だと影響が大きい。強力な呪文(ヘイスト等)ほど、効果時間は短いのだ。ゆえにギリギリまで近付いてから唱えたいのが人情。
アウリス「シールド・オヴ・フェイスを二人にかけて、ディヴァインプロテクションも……」
リッツ「前衛にマジックウェポンで、グリースかけながら……」
ダス「この任務が終わったら、彼女にまた逢いにいくんだ……」
アウリス「死んじゃうじゃん(笑)」

 前回と違い、フルパワーで強化呪文を唱え始めるのだが……。

DM「で、どこまで近付いた上で、その準備を始めてるんだっけ?」
リッツ「えーと……ここかな」
 前回触手攻撃が飛んで来た一歩手前までフィギュアを移動させる。
DM「んむむ。となると、最初にそこに移動した時点で敵の攻撃が飛んでくる。明かり持って近付いてるから、存在はバレバレだよ〜」
ライザー「おおおお!?」
リッツ「しまった!! もっと手前でやるんだった!!」
DM「済し崩し的戦闘は危険だぜぇ……」
 あれだけ準備した呪文が、実は一つもかかっていない状態で戦闘に突入してしまう。最初の戦闘ではそれなりに強化呪文がかかっていた上で敗北した事を考えると、極めて不利だ!
ライザー「どうにか不意討ちは凌いだが……!!」
DM「不意討ちラウンドが終わり、イニシアチヴ22だからこっちが最初に動く。今度はフォルカーに全力攻撃。命中し、組みつき対抗ロール」
ライザー「どっかで見た光景がぁぁぁ!!」
 前回の再現の如く、触手に捕まり、釣り上げられるフォルカー。
リッツ「ううう……選択の余地は無い! GO!!」

 2ラウンド後。
フォルカー「昏倒……!!」
DM「じゃあ背後に捨てよう」
リッツ「やはり済し崩し的に戦闘して勝てる相手じゃない! 撤退して出直そう!!」

 しかし敵がフォルカーを「自分の背後に捨てた」ことによって本隊と分断され、退くに退けない状況に陥ってしまう。
アウリス「とにかく傷を癒さないと! キュア!」
DM「まったく傷付いてなかったはずの敵だが、さらに元気になったようだ」
アウリス「初期HP以上に回復するっていうのかい!?」
 さらなる能力に驚愕する冒険者達。
 奴を倒さない限り、フォルカーを救い出すことは不可能! キュアを飛ばす事はできるが、回復した瞬間栄光のダウン攻撃を受けてレスキルさせるのは明白だからだ!

 こうなったら最後の手段、全員が次々と背後に抜けるのだ!! 死中に活!!(写真
 最後にダスが軽業を駆使して突破し、洞窟の奥へ全力ダッシュ!
DM「敵は追って来ないね」
フォルカー「昏倒した時に武器を落としてきてしまった……」
リッツ「さて、これからどうするか……」
ダス「彼女は元気にしているだろうか……」

 遂に退路を断たれてしまった冒険者達の明日はどっちだ!?



 解散際、ダスのプレイヤーが爽やかな笑顔でDMワダツミにこう言った。
ダスプレイヤー「ワダツミさん、今日は最高でした。ありがとうございます!!」

 いやぁ、なんか前中後編とか1日のプレイの割にえらい長くなった!
 レポ書くの、プレイ時間よりかかってる(笑)


●プレイヤーズコメント

・リッツ
 さぁこまった。洞窟の奥へと追い込まれてしまった。
 いきなり攻撃されてしまったので、正攻法で強化したらどこまでやれるか、さっぱりわからないのが痛い。
 再戦、となったとき「やっぱこのやり方じゃダメだ!」となったら、逃げられるかどうか。
 こんなことなら、蘇生を行った都市まで魔法の早馬を出すなりして、詳しい情報を調べておくんだったか……。



・アウリス
 いかん、自身に影響されエロいクレリックになりつつある……。
 気をつけねば。

 今回ほど、せつない回復呪文は無かった。味方を癒すことが、同時に敵の回復に繋がるとは……。
 泣きながら呪文唱えていましたよ。

 海は魔物とよく言ったもの。やはり我が信仰の力をもって、征服せねばなるまい!
 新たに誓うアウリス。
 まあ、進退窮まってますが(笑)



・ライザー
 洗濯機アタックは怖いぜ怖すぎるぜ、後衛組が拉致られてたら……(震)

 そして嫌なお約束になりつつある強敵とのなし崩し戦闘。
 今回は脅威のキュアただ乗り野郎参上、何がどうしてただ乗れているのか皆目見当が付かないぜ……。
 しかしなんとしてでも奴を倒さねば明日はない! 主に復路的な意味で!



・フォルカー
 ライザーの活躍がズゴイぜ!
 足場の悪い処でも無問題な感じ。
 波のクリーチャーも撃退、カッコ良さが上昇していますな!

 回復力旺盛なクリーチャーに遭遇?!
 周囲の状況から生命体を捕食してエネルギーを得ているみたいだったが、捕らえたクリーチャーの回復に合わせて自身も回復するとは!
 プレイ中私は撃退方法がまったく思いつきませんでした(汗)
 何とか突破したものの、この後が不安。
(この危険なのを放置していいのかどうか?)

 手足を失ってから復帰後、何だか私は臆病になったかな。
 次こそ大旋風でスランプを吹き飛ばすぜ?!!



・ダス
 というわけで、復・活!  いや、ほんとご迷惑おかけしました。
 大型ウォーターエレメンタル! ここぞとばかりに反応セーブを発揮できましたが、仲間が巻き込まれたまま逃げられそうになった時はヒヤリとしましたが、ここでライザー。前回から引き続き大活躍!
 フラグがさらに強固に(ぉぃ

 腐臭が肺に、などはもう想像の及ばない気持ち悪さ。タバコ害なんてレベルじゃないぜ。とそんな事を気にするまもなく、謎触手に絡め取られる! この魔獣の超回復がまた厄介で(笑
 決め手も無く、再戦も虚しく、奥へ奥へ……。さて、一体どうなる事やら。

パーティーデータ(第5回終了時)
 ハウスルールの導入により、公式ルールとの矛盾・差違が発生した場合は本記述を優先します。

・リッツ
クラス:ウィザード6/レンジャー1 属性:秩序にして善 信仰:破邪神
種族:エルフ 年齢:25 性別:男 身長:162cm 体重:137lb

筋力:16 敏捷力:15 耐久力:14 知力:18 判断力:8 魅力:12
HP:42 AC:16 イニシアチヴ修正値:2 移動速度:30フィート
セーヴィング・スロー:頑健6 反応6 意志4

武器:ランサー(高品質、冷たい鉄)、ロングソード、ロングボウ

技能:水泳7、隠れ身4、忍び足4、精神手中11、捜索11、知識(貴族)5、知識(建築)5、知識(次元界)6、知識(自然)11、知識(宗教)9、知識(神秘学)9、知識(地域)5、知識(地理)5、知識(歴史)5、知識(ダンジョン)9、聞き耳8、視認8、生存6、治療4、動物使い4
特技:呪文持続時間延長、上級使い魔、戦う使い魔



・アウリス
クラス:クレリック7 属性:中立にして善 信仰:海洋神
種族:人間 年齢:22 性別:男 身長:186cm 体重:186lb

筋力:14 敏捷力:14 耐久力:14 知力:14 判断力:18 魅力:12
HP:63 AC:20 イニシアチヴ修正値:6 移動速度:30フィート
セーヴィング・スロー:頑健9 反応5 意志10

武器:ショートスピア、モーニングスター(冷たい鉄)、ライトクロスボウ
鎧:ミスリル・ブレストプレート
盾:バックラー+1
外套:クローク・オブ・レジスタンス+1

技能:水泳7、精神集中12、知識(次元界)9、知識(宗教)12、治療14、平衡感覚-3
特技:イニシアチヴ強化、退散回数強化、信仰の後見人、治療呪文増幅



・ライザー
クラス:ファイター5/レンジャー2 属性:中立にして善 信仰:剛毅神
種族:人間 年齢:20 性別:男 身長:183cm 体重:220lb

筋力:18 敏捷力:17 耐久力:16 知力:13 判断力:14 魅力:11
HP:73 AC:20 イニシアチヴ修正値:3 移動速度:30フィート
セーヴィング・スロー:頑健8 反応7 意志4

武器:レイピア、ショートソード、ショートソード(錬金術銀)
鎧:ミスリル・ブレストプレート+1
盾:バックラー

技能:隠れ身6、聞き耳8、視認8、忍び足6、水泳10、生存5、捜索5、知識(自然)6、知識(ダンジョン探検)6、知識(地理)6、跳躍7、登攀7
特技:ダブルスピアスタイル、追跡、特殊武器習熟:ダブルスピア、武器熟練:ダブルスピア、強打、バックラー防御強化、二刀流、二刀流強化、武器開眼:ダブルスピア



・フォルカー
クラス:ファイター7 属性:混沌にして善 信仰:なし
種族:人間 年齢:23 性別:男 身長:189cm 体重:221lb

筋力:18 敏捷力:14 耐久力:14 知力:13 判断力:10 魅力:8
HP:74 AC:16 イニシアチヴ修正値:2 移動速度:30フィート
セーヴィング・スロー:頑健7 反応4 意志2

武器:ヘヴィピック、ウォーハンマー、スパイクトガントレット、ダガー×2
鎧:チェインシャツ
技能:軽業5、騎乗3、水泳13、跳躍13、登攀13、平衡感覚5
特技:武器熟練:グレイヴ、回避、攻防一体、強打、強行突破、武器開眼:グレイヴ、一撃離脱、大旋風


・ダス
クラス:インヴィジブル・ブレード2/ローグ3/レンジャー2 属性:混沌にして善 信仰:流動神
種族:人間 年齢:19 性別:男 身長:171cm 体重:135lb

筋力:13 敏捷力:16(18) 耐久力:14 知力:14 判断力:13 魅力:15
HP:52 AC:20 イニシアチヴ修正値:4 移動速度:30フィート
セーヴィング・スロー:頑健6 反応10 意志3

武器:ククリ(高品質)、ダガー(冷たい鉄)、ダガー(錬金術銀) 、ライトクロスボウ
鎧:ミスリル・チェインシャツ+2
眼:ゴーグル・オヴ・マイニュート・シーイング 手袋:クラヴズ・オヴ・デクスタリティ+2

技能:解錠10、隠れ身7、軽業14、聞き耳11、交渉9、視認9、忍び足4、情報収集3、真意看破7、水泳3、生存2、捜索16、装置無力化13、知識(自然)6、知識(宗教)3、知識(地域)4、知識(地理)3、跳躍8、手先の早業7、登攀3、縄使い6、はったり11、平衡感覚11、変装3
特技:会心の一打、早抜き、武器の妙技、武器熟練ククリ