■“ファヴ傭兵隊”キャンペーン 第2回

 まったくパーティー編成を説明してなかったなぁ。
・ナイト4 脅威の判断力4を誇る天然娘。物理的な防御力は高いがセービングスローはカンベンよ。
・フェイヴァード・ソウル4 戦勝神に愛されし自称勇者。回復そっちのけで攻撃に燃え、それが悪い方向に転ばない天運を持つ。
・ダスクブレード4 必殺雷撃斬(ショッキンググラスプを剣に込める)がトレードマークの魔法戦士。
・侍2/忍者2 記憶喪失の謎多き男。侍の剣術と忍者の隠密力が生み出す姿無き刃が敵を斬り捨て御免。
・スカウト4 脅威のイニシアチヴ修正値+10を誇るスーパー斥候。だがダイス運の無さも際立つ不運な男。
・ウーイァン4 故郷を滅ぼした火竜に復讐を誓うが、敵を見るなりファイアボールでお宝を吹き飛ばす伝説。
 んーと「コアクラス無し」「オリジナル世界設定」「ハウスルール色々」「禁止呪文・特技・アイテム多数」「モンスターデータも改造しまくり」っつー実に非スタンダードな環境なので、運用や裁定をあまり深く考えないで読むと幸せです(笑)

 
 エンラージパーソンで大型化し、これで武器が届くぜーっと息巻く冒険者達。
 だがしかし、段差による部分遮蔽と防御専念の合わせ技が生み出すAC+8の壁が堅い堅い。
 フェイバード「おかしい! 準備万端だったのに! こ、これは勝てないぜ!」
 撤退という選択肢が脳裏を過りつつもどうにか一匹は仕留めたところで敵の方が撤退。

 
 よろしい、ならば追撃だ!!
 と一本道を抜けた先には妙な魔獣が。刹那パーティーを襲う高周波!
 DM「というわけで金属破壊音波です。各自セーヴを」
 PC「な、なんだってー!?」
 阿鼻叫喚の地獄絵図。特に弓は無事だが矢尻が吹き飛んでスカウトが無力化されたり魔法の脇差が粉砕された侍が切なさ炸裂。
 魔獣の正体はデストラカン。様々な音波を広範囲に駆使して戦う恐怖のマップ兵器砲台。獣じみた外見とは裏腹に高い知性と狡猾で残忍な性癖を持ち、音波で無力化した相手を嬲り殺しにするのが趣味。食べる為ではない。それが楽しいから狩るのだ。
 ナイトが「あなたは悪です! これ以上はやらせません!!(ビシィッ」と突撃したら、落とし穴に誘い込まれて華麗に落下。写真のオハジキがそのマーカー。皆で爆笑。
 さらに後続のダスクブレードも落とし穴ゾーンに踏み込むが、華麗に反応セーヴ成功。だがしかし目玉野郎に突き飛ばされて敢え無く落下(笑)
 フェイバードが咄嗟にサイレンスを唱えて無力化すると敵はさっさと引き上げていくのであった。

 
 追撃せずとりあえず置いといて……と別のルートに進行したら今度は蜘蛛。
 イニシアチブ争いに負けたスカウトが全力攻撃を受け、敢え無く昏倒。さらにスパイダースウォームが後続に群がるぜ群がるさ群がるとも。
 ナイトは女の子らしく蜘蛛嫌いなようで、毎ラウンド頑健セーヴに失敗して吐き気状態。まいっちんぐ。
 そして蜘蛛といえば毒。そりゃもうスウォームに群がられたキャラは片っ端から毒への頑健セーヴを要求されて大変。さりとてこんな群れに武器を振り回しても効果が無い。
 ウーイァン「錬金術の炎あるけど、他の皆は火持ってる?」
 フェイバード「松明あるけど火打ち金はさっき壊された!」
 ナイト「火起こし棒はあるけど松明無いです!」
 結局松明を持っていたのはフェイバードだけ。つまりまぁ陽光棒やコンティニュアルライトといった「便利な灯」に頼り過ぎてて、性能の悪い松明が行き渡っていなかった(ランタン投げ付けると既に気絶してるスカウトを燃やす)。結果「とりあえず大物を倒そう」と大蜘蛛を倒しきる頃には壮絶なまでに毒が回りまくり、自重を支えきれずに倒れる者や倒れる寸前続出。
 全てが終わった時にはパーティー全体で受けた毒による筋力ダメージの合計が三十点を越えていた(笑)

 こんな莫大な能力値ダメージはとてもじゃないが自力で癒しきれんってことで、とにかく一度街に帰って態勢を整えることに。装備も補給。

 
 一週間のブランクを経て蜘蛛がいた先へズンドコド。
 落盤とともに現われたフックホラーから逃げ惑う一行。
 幸い相手も移動力が20フィートなので追い付かれず。引き離せないけど。
 ちなみにフェイバードはエンラージパーソンのポーションで巨大化して例によって一瞬でのされたスカウトを抱えて逃げてます(笑)

 
 開けた場所で迎え撃つぜ!!
 と思ったがそれだと天井が高いから一方的に攻撃されちゃうじゃん! 作戦変更!
 と、やっぱり通路でガチバトル開始。
 脅威の剛力武器破壊によって片っ端から武器や盾を粉砕され、ナイトが丸腰に。
 続いてダスクブレードも丸腰にされたが、そこから「俺は剣が無くても戦えるぜ!」と素のショッキンググラスプが硬い外皮を無視してダメージを与る……だが怒りの全力攻撃による組み付き強化からの噛み裂きをモロに受け、ダメージ合計47点。あっという間に瀕死に。こいつはヤバいぜヤバくて死ぬぜ!
 しかしそこに迸る一条の稲妻。ウーイァンが必中を期して放ったトゥルーストライク+ライトニングブレードのコンボがまさかの出目20。つまりクリティカルロールも当然確定。30ダメージを叩き出す。すかさず侍が追い打ちをかけ、勝利。

 辛くも拾ったビクトリーに安堵するも、フェイバードソウルが一言「ゴメン。君(スカウト)の弓、向こうに置きっぱなしだった」と。
 拾いに戻った一行が見つけたのは、明らかに音波で粉砕されたコンポジットロングボウ+1の無惨な姿であった。チーン。
 恐ろしい勢いで装備を失い、大赤字確定なパーティーの明日はどっちだ!?

 
 そしてカレー。例によってシェフだらだらさん作で、俺一人用。うむ。