いちめどー |
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イラストレーターである僕とは違う畑のヲタクであるフィギュア師を扱った本作。
一昔前ほどではないですがまだ色々と謎の多いフィギュアの世界を、どこか謎の多い玄人の主人公(フィギュア造形師)と初心者のヒロイン(読者)に置き換えて描写してあり、我々フィギュア初心者が持つ疑問などを比較的丁寧に解説してあります。
ストーリーとしての出来もなかなか良く各キャラの個性も立っているため、ホビー雑誌に載っている模型制作漫画などを除けば、フィギュアに関する事に触れるいい教科書になるのではないでしょうか。
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ゴルゴ31 |
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軽い雰囲気を漂わせながらも、作者自身がワンフェス参加者だけにガレージキットに関する知識、事情は凄いリアル。それでいて読む前までガレージキットにあまり興味が無かった私に興味を持たせた本当に良く出来た作品です。
それに人形に魂が宿るという設定で安易なオタク作品になることは無く、その設定を上手く使ってあくまでもガレージキットに特化した作品になったことが良いですね。それに雛子ちゃんの存在も大きい。素人な彼女がガレージキットの世界にのめり込んでいくからこそ読みやすくて感情移入しやすい作品になったはずです。
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月咬 |
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フィギィアが実物に!!!とかいうモデラーにとっては夢のようなシチュエーション(ホントか?)もさる事ながら、
細かい描写がリアルで「そーそー単純な物ほどバランスが難しいんだよね〜」と納得してたりフィギィアの顔を鏡映してショックを受けたりと古傷がえぐられたりしてました(笑)
その辺がしっかりしてるから形だけのネタ漫画で終わらずにちゃんと模型漫画としていいものになってます。あ〜また何か作りたくなってきた〜〜〜。
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羽澄葵 |
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フィギュアを動かしてみたい、生きてるみたいなフィギュアを作ってみたいそんな願望を抱きながらフィギュアを作ってた頃を思い出しました。こういう願望をちゃんとテーマに出来ているのはとても感心させられます。
とまあこういった御託はさておき、何も知らない女の子がおたく色に染め上がっていくのは大好きなシチュエーションです。純粋に心からオタクになろうとしてる(ちがうちがう)雛子ちゃんが健気で……あの真剣な眼差しを持ったままフィギュア道を極めて欲しいです。
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れ |
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フィギュアに模型、ドールにトイ。立体ものは多種あるけれど趣味のお人形製作から急転直下!オタク向けフィギュアモデラーを目指す。
雛子的には目標にむけて登っているつもりでも、読者的にはオタク道に堕ちていってるというギャップが面白い物語。
ところで……いくらイベント会場とはいえナンパする目的でエロフィギュアを大量買いする人ってのはホントに居るのか誇張されたネタなのか、気になって夜も眠れない。
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檸檬来夢 |
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この話、めずらしく一般人だった女の子が逸般人へと道を転がり落ちる物語。
とはいえ、目的は人形愛みたいな部分があるので、一概にオタクになっていきます、という話ではない。フィギュアを作る上で原作のアニメをみてちゃんとポイントを抑えようとする様なんかは、やはり物を作る上では原作等への愛が必要不可欠であるという様を見せ付けられているようで非常に好感度が高い。私はフィギュアは作ったことは無いし、作れるとも思えないのだが、作れる人を尊敬する。手を出したらディープそうというのもあるが、食玩レベルで抑えておくのが自分のためでもあろう。
裏表紙の立体になったドリーマーレイも必見ですね。
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ワダツミ |
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