時空管理局 特務機関NERV 主計科経理員 グリフィス・ロウラン二等陸士

 偉大なる母の足跡を追う形で管理局キャリアの道を歩む秀才。将来は兵站のプロとして辣腕を奮うことが期待されている。
 品行方正を絵に画いたような少年で、趣味を仕事にしたことで目を輝かせている幼馴染のシャーリーとは違った意味で仕事の虫。
 NERVへは縁故採用であることが明白だが、親の七光と言わせてたまるかと静かな闘志を燃やす頑健な向上心の高さも好ましい。
 母親譲りの女顔にまつわる逸話としては女性と勘違いされた経験数知れず。中性的な眼鏡男子というスペックは女性人気が高い。だが男性人気はもとより女性人気に関しても凛々しいことこの上ないレティママの後塵を拝し続けているようだ。当人はまったくもってどうでもよさそうだが。
 目下のところ、仕事が恋人といって差し支えないようだ。嫌な十三歳だな。