素性の殆どが謎に包まれたNERVの技術科主任。
NERVが有するテクノロジーの多くを掌握していると言われ、ハードウェアに関する独自性・先進性は彼の存在なくしてありえなかったというのは、機関の技術に携わる者全員の共通認識である。
しかし些かエキセントリックが過ぎる言動が目立つため、イマイチ人格面での信頼を集め辛い。
超大型複合デバイス「ユグドラシル」を実用段階に持っていったのも彼であり、曰く「天才を知るものは、また天才なのだよ」とのこと。
また、様々なプランの中から選ばれた「シュベルトクロイツ・ヴィーゴ」もやはりこの男の設計で、「どうだい、お姫様にピッタリな実に素敵なドレスだろう?」と自信満々に言切ってはやてを格納庫に呼び付け、いわゆる浮遊車椅子のつもりでいた彼女を唖然とさせたらしい。ちなみに様々なプランの内、「あの手」のデザインの発端はこの男で、それに乗せられた他の技官が一緒に暴走した結果との噂である。
その他、ジャミングフィンガーに誘導弾発射装置に浮遊型結界展開装置エトセトラエトセトラ、挙げ出すとキリがないほどのハードが彼の手によるもので、人間性はともかく天才なのは間違いないようだ。
一応付け加えるなら、ドクターという呼び名のとおり医療技術もズバ抜けてはいるし「そっちが本業。他は遊び」とも公言しているのだが、皆の評価はマッド・サイエンティスト。
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