時空管理局 特務機関NERV 戦術科 フェイト・T・ハラオウン三等空尉
 
 希代の天才魔導師「プレシア・テスタロッサ」の血脈を受け継ぎし少女。
 闇の書事件では時空管理局の切り札としてクロノ・ハラオウンに先駆けて第97管理外世界に赴き、母の遺してくれた大いなる英才を以って事態終息の立役者の一人となる。
 事件後はリンディ・ハラオウン一等空佐の養女として迎えられる。そこで温もりと友愛に満ちた、同年代の少女が理想として与えられるべき幸せをちからいっぱい受け止めつつも、引き続き時空管理局の嘱託魔導師として働くことは辞めなかった。
 暫くし、NERV旗艦スキーズブラズニル艦長として転属したリンディの希望により嘱託から正規の魔導師となる。
 親友にして戦友の高町なのは三等空尉がミッド式の理想体現ともいえる「砲撃スタイルの天才」ならば、彼女は「万能の天才」である。
 遠距離砲撃こそなのはに譲るものの、中距離以内では凌駕しており、お互いの短所(と評すのもはばかれるが)を埋める最強のコンビとして時空管理局の双璧と謳う者は多い。
 アームドデバイスと見紛うばかりの威容を誇るインテリジェントデバイス「閃光の戦斧バルディッシュ・アサルト」は、並のインテリジェントデバイス十本分の資金が投じられていると噂されるほどのハイエンドデバイスであり、さすがは“大魔導師”の使い魔が採算度外視で造り上げた逸品だ。
 その力は当然規格外で、ミッド式でありながらベルカの騎士と真っ向からの近接戦闘を可能とする力をフェイトに与えている。シグナムに敗北したことは、そもそもミッド式対ベルカ式のクロスレンジ頂上決戦のような相手だった為に遅れをとっただけと言えよう。

 余談ながら、上半身のフィット感と股間の際どさと絶対領域を併せ持ち、さらには腋まで披露するバリアジャケット姿のせいかどうかは不明だが、NERV内「『おにいちゃん』と呼ばれたい同僚ランキング」のトップであると、情報科のロングマン一等陸士は語る。