新城直衛
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天霧冴香
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皇国軍近衛嚮導連隊長。軍略に於いてその力は天才的だが、それ以外の面は様々な問題のある性格。敵に対してはまったく容赦が無いが、味方と認めた者にはその信頼に値する働きを怠らない男。
友人は極端に少ないが、急に女にモテ出した。
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新城直衛の個人副官。両性具有者。
心技体極めて優秀であり、あまり感情を表に出さない。
新城の情人（おんな）でもあり、忠誠と愛情の限りを尽くす。
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ユーリア・ド・ヴェルナ
ツァリツィナ・ロッシナ
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蓮乃
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元東方辺境鎮定軍総司令官。天才戦姫であり、皇国軍を圧倒。
新城との死闘を繰り返す内に一人の男として意識するようになり、六芒郭の戦いにて彼に降った後は情人となる。
当然、冴香とは恋敵。
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新城の血の繋がらぬ姉。
駒城家次期当主である駒城保胤の愛妾だが、正妻がいない為事実上の妻。
美しく気立ても良く、よき妻にしてよき母である。
が、新城が唯一頭の上がらない相手で、世界で最も大切と想うと同時に畏れている存在。同時に彼女も新城のことを愛し、怖れている。
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駒城麗子
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千早
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蓮乃と保胤の間に産まれた娘。駒城家の初姫。
政治的な目的で新城の婚約者となるが、非常に彼に懐いている彼女は無邪気に喜ぶばかり。
千早の事が大好きであり、「ちあや」と呼んで放さない。そして全ての剣牙虎も彼女を好むようだ。
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皇国軍主力戦闘獣である剣牙虎（サーベルタイガー）。新城とは幼少の頃から共に生きてきた。
戦場に在ればその力は銃兵の一隊を容易に粉砕する恐るべきものだが、新城や麗子の前では可愛らしい猫である。
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実仁親王
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天霧清香
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皇主の次男。その高貴なる生まれに反して類いまれなる軍事の才能を持つ優秀なる軍人。
新城のことも高く評価しており、彼に近衛を任す。
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実仁の個人副官。両性具有者。冴香の兄（あね）。弟（いもうと）想いである。
大人しい冴香と比して、社交的。
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クラウス・フォン・メレンティン
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笹嶋定信
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東方辺境領男爵。ユーリアの作戦参謀であり、幼い頃から守り役をつとめてきた爺である。
ユーリアに絶対の忠誠を誓い、父性と実力をもって成長を支えてきた。彼女に対しては好々爺だが、軍務にかけては一切の信頼を裏切らない優秀なる武人。
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皇国水軍中佐。
新城に絶望的な撤退戦の指揮を任せると共に、彼とその部下が生還する為に尽力をした義理堅い男。
自らの立てた危険な作戦・命令に対して常に責任を取ることを忘れない為、彼を信頼する者は多い。
新城を一人の男として評価している。
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アンドレイ・バラノヴィッチ
ド・ルクサール・カミンスキィ
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ゴトフリート・ノルティング
フォン・バルクホルン
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帝国男爵。没落した家系から、その端正な顔立ちと明晰な頭脳の全てを駆使してのし上がってきた。
誇り高き野心家であり、極めて優秀な軍人。
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帝国軍騎兵将校。理想として求められる武人を絵に描いたような男。
実直にして勇猛。上に立つ者ならば手駒に欲してやまない資質を有するが、その実、彼の人格の根幹は穏やかな優しさである。
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草浪道鉦
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守原英康
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守原家随一の知謀の持ち主。
当主である守原長康個人への忠誠心はあるが、守原家自体にはなんら心寄せていない。
その為私利私欲に走る当主代行の暴挙を快く思っておらず、働きは消極的。国家存亡には守原の政敵である新城の力が必要と考えている。
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守原家当主代行。
国家の存亡よりもただ守原家（衆民含まず）の保身のみを目的とした策謀を巡らせ、実質的なクーデターによって皇国の実権を一気に掌握せんとする。
が、その最終段階において事態を憂慮した草浪の銃弾に斃れる。
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守原長康
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丸枝敬一郎
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守原家当主。
草浪とは主従の関係ではなく、家族のような感情で繋がっている。
英康の専横に対して草浪が反感を持っている事を咎めず、むしろ自由にするがいいと諭した。
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皇国陸軍の補給担当将校。眼鏡がトレードマーク。
一度受けた命令は頑なに守り通す、生真面目極まりない（融通が利かない）男だが、凄惨極まりない戦況ですら任務を投げ出さなかった事を評価される。
天霧冴香を一目見たその時から女神の如く信奉しており、彼の軍隊における原動力は彼女に対する憧れである。
ちなみにキレると手がつけられない。
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佐脇俊兼 |
藤森弥之介
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駒城将家名門の佐脇家嫡男。
能力的にも立場的にも概ね他者と比べて見劣ることは少なく、むしろ優秀なくらいであった。
が、新城に対抗意識を持ってしまったのが運の尽き。
事あるごとに彼と張り合った末、その身を破滅させた。
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新城が新設される近衛衆兵鉄虎第５０１大隊を任された際の、首席幕僚。
背は小さいが、筋肉質。目つき悪し。
とにかく性格がよろしくなかった為、友人は少なく昇進も遅れている。
新城の下につきつつも、彼の事を嫌っており反骨精神旺盛なのだが、一向にままならない運命を嘆いている。
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